安平町議会 令和5年第9回定例会 2023年12月19日
ラピダスに関わる町民の不安について
2023年12月19日、安平町議会の一般質問で、内藤圭子議員が「ラピダスに関わる町民の不安について」質問し、水道課参事 谷村英俊、産業振興課長 森池和哉、建設課長 塩谷慎嗣が答弁しました。
- 質問者
- 内藤圭子 議員
- 答弁者
- 水道課参事 谷村英俊、産業振興課長 森池和哉、建設課長 塩谷慎嗣
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 9番 内藤圭子
次、ラピダスに関わる町民の不安についてです。ラピダスの進出について企業の進出や労働者の移住など今後人の動きが安平町でも考えられますが、素朴な疑問として水に苦労してきた安平町の飲み水がきちんと確保されるのか、住民の方の心配の声を聞き私も同じ疑問を持ちましたので質問します。飲料水の確保について、安平川の苫東の工業用水として確保した枠の中で2万 4000 トンの水を下流で取水して千歳のラピダスに送るという計画だそうですが、安平川から取水している安平町の影響は町としてどのように考えますか。
答弁 水道課参事 谷村英俊
飲料水の確保というところについて答弁します。安平町が水源としているのは、まず追分地区は安平川水系普通河川安平川と一部湧水です。早来地区は安平川水系準用河川トキサラマップ川と一部地下水であって2級河川安平川の上流と支流になります。ラピダスが取水する水源については、安平町が水源としている河川の下流にあたる2級河川安平川となり、安平町の水源から取水するものではないということをまずはご理解願います。また、水利権については普通河川安平川で日 1399 トン、準用河川トキサラマップ川で日 1506 トンと必要な水量は確保されており、この水利権に加えて追分地区では湧水が日 200 トン、早来地区の地下水では日 580 トンが事業認可されていますので、ラピダスの取水による安平町への影響は無いものと考えています。
質問 9番 内藤圭子
苫東の工業用水として安平川の水利権が 10 万トンあるそうですが、ちょっと私が調べたのが遅くてどの地点の水量でその 10 万トンという計画をしたのかまだ私はわかっていません。私たちは産廃問題から川の水の調査を年4回していますが、水位はその時の状況で変わるということを知りました。そして流量が減っているという印象を持っています。最新のデータに基づいているのか確認したいと思っています。町としても数字上の安心だけでなく影響についてしっかりと調査して対応してほしいと思います。先ほども申しましたが、今年のような猛暑での水道水の利用量が増え続けた時にどうなるのかなど、今までの気候状況では想定できないことも起きる可能性を考えなくてはならないと思います。次に農業用水の確保について質問します。安平町では農業用水として安平川から取水しています。安平川下流で2万 4000 トン取水した場合、農業用水の不足について農民から心配な声がありました。今年も春先に水が足りなくて水田に水を入れるための確保にとても時間がかかりました。川の流量は変わっています。枠内なので安心という北海道の立場に安平町としては何かアクションはしましたか。
答弁 産業振興課長 森池和哉
まず農業用水についての基本的な考え方について説明させていただきたいと思います。まず水田かんがい用水についてですが、安平町土地改良区が2級河川であれば河川法第 23 条に基づき北海道から水利権の許可を受けています。普通河川であれば安平町普通河川管理条例第8条の規定に基づき安平町から水利権の許可を受けています。畑地かんがい用水についてはシューパロダムを水源とするもの、瑞穂ダムを水源とするものについて各々河川管理者から水利権の許可を受け農業用水を確保している状況にあります。既得水利権については優先されるものであり、今回ラピダスへ供給する水源は2級河川安平川を水源とする苫工水第2施設からの取水ですが、安平町よりかなり下流に位置していることから営農には影響が無いものと思っています。以上です。
質問 9番 内藤圭子
ありがとうございます。現状、今年のように田んぼに水が入るのがすごく遅かったのですよね。そういう川の水って多くなったり少なくなったりするということを踏まえてよく見ていかなくてはいけないのではないかなというのは感じたし、農業をやっている人たちの不安の声はしっかり受け止めるべきだなって思いました。安平川流域の環境の変化についてですが、安平川下流から取水した水を千歳まで送る管をこれから敷設されるわけなのですが、この大工事が予測されるのですが、これについて安平町に何か北海道から連絡はありましたか。
答弁 建設課長 塩谷慎嗣
苫東第2工水の方からラピダスに向かって苫東工水を運ぶという話ですが、11 月に北海道企業局さんが建設課の方に来られまして一応計画上こういう形になっていますと、これから 2027 年の開始に向けて工事を進めなければならないのだけれども、その時に安平町内の町道も一部使わせてもらいながらラピダスに持っていきたいというお話があって、それが年明けぐらいから事業を進めていきたいのだけども、その時に向けてまたそのルートを選定したり、そこで可能かどうかの相談をさせてほしいというお話はありました。
質問 9番 内藤圭子
そういう話を聞くと現実的に水の管が埋まってそこに運ばれるんだなというのが実感しました。今後長い年月取水されることになるのですが、その影響などを長い目で見ていかなくてはならないと思います。ラピダス関連町村で北海道を頭に組織を作って情報共有する場が必要ではないかと思いますが、そのような動きはありますか。
答弁 建設課長 塩谷慎嗣
昨日北海道の方から電話が来まして、どういう範囲でどういう内容でどのように進めていくのか全然わからないのですが、昨日電話来まして今日道庁に来てくれというお話がありました。私今日議会があるので出席できないので課長補佐以下担当の方に行ってきてほしいとお話をして今多分会議やっているのかなと思うのですが、その中でどのようなお話があるかはわからないですが、これから徐々にそういう情報共有が図られるのではないかなと思っています。
質問 9番 内藤圭子
まさにタイムリーでちょっと驚きました。水で苦労してきた安平町なので安平町の問題は北海道も把握しているのではないかなと思います。何度でも北海道に困っているというか問題に考えていることなどを伝えながら安平町の立場をしっかり伝えていかなくてはいけないのではないかなって感じています。私そういう広域な今どんな範囲がわからないとおっしゃったのですが、そういう中から水道の広域化という話もその関係の中から出てきたらいいのではないか何とか思ってしまったのですが、せっかくのご縁を大事にして安平町がいい方向にいけばいいなと今のお話から感じました。私の質問はこれで終わります。ありがとうございました。
質問 9番 内藤圭子
はい。