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安平町議会 令和4年第8回定例会 2022年9月20日

みずほ館同様に地下水を生活用水にしている守田、新栄、瑞穂、安平、緑丘、追分向陽の20世帯の人に飲料水について

2022年9月20日、安平町議会の一般質問で、内藤圭子議員が「みずほ館同様に地下水を生活用水にしている守田、新栄、瑞穂、安平、緑丘、追分向陽の20世帯の人に飲料水について」質問し、水道課参事 谷村英俊、税務住民課参事 熊谷泰裕が答弁しました。

質問者
内藤圭子 議員
答弁者
水道課参事 谷村英俊、税務住民課参事 熊谷泰裕

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 9番 内藤圭子

9番内藤です。通告書にしたがい安平町生活用水(特に水道未整備地域)について一般質問を行います。今回この問題を取り上げたのは私の関係する団体が活動拠点にしているみずほ館で弁当事業の許可申請するために水質検査をしたところ、飲料適用にならないという結果が出たことがはじまりです。そこで、みずほ館同様に地下水を生活用水にしている守田、新栄、瑞穂、安平、緑丘、追分向陽の 20 世帯の人に飲料水について聞いたところ次のような声が上がってきました。飲み水として適さないので飲料水を買っている。遠くまで飲料水を汲みに行っている。鉄分が強いので除鉄の浄水器を付けている。硝酸態窒素が出ているので浄水器を付けている。水量が足りないので出なくなるとしばらく溜めて使っているなど苦労していることがわかりました。また、水質検査はいつしたか覚えていないという声もあって全町民が安全な水を確保できているのか心配になりました。それから設備については、井戸が枯れて掘り直した、ポンプが壊れるという他に胆振東部地震で井戸が出なくなって掘り直したとも聞きました。以上聞き取り調査でわかった現状です。水は生活の基本インフラの一つにも関わらず水道未整備地域の住民はそれぞれが個人の責任で生活に必要な水を確保している現状がわかりました。さて、別の視点から水道未整備について考えてみます。安平町は新規就農者を積極的に誘致していて、その就農先は水道未整備地域の場合があります。彼らは水道が当たり前の都市部から田舎に来るわけで、彼らにとって安心して使える水の確保はごく当たり前のことです。新規就農という新しい生活に不安と期待を抱いて安平町に移住してくるのですから、できるだけ問題は取り払ってあげたいものです。今回新規就農者からの話を聞きました。その方は北広島まで週に2回水を汲みに行っているそうです。もう慣れたとは言っていましたが余計な苦労をさせているように感じました。それでは通告にしたがって質問します。まず町内の水道普及率について伺います。普及率は向上しましたか。

答弁 水道課参事 谷村英俊

安平町の水道普及率については、令和4年3月末時点で 88.55%です。地区別では早来地区が 84.63%、追分地区が 94.29%となります。年度別では令和2年度は行政人口 7504 人に対し、給水人口 6636人で 88.43%。令和3年度は行政人口 7351 人に対し、給水人口 6509 人で88.55%となります。以上のことから行政人口や給水人口の変動が水道普及率に影響を与えられていると考えられますが、令和3年度については井戸から水道に切り替えた件数が2件ありました。そのことも水道の普及率に影響していると考えています。以上です。

質問 9番 内藤圭子

わかりました。次に(2)の安平町水道ビジョンについて伺います。安平町水道ビジョンを読んだところ、安平町が水道に関して苦労していることがわかりました。また、水道未普及地域に新たに水道を整備する場合、安平、守田、瑞穂、緑丘は水源より高い地域なのでポンプアップが必要である。対象地域が広い、そもそも水が足りていない、本管から家まで水道を敷くための個人の負担額がとても大きくなるなどの課題があることがわかりました。それでも総合計画にも水道ビジョンにも水道未普及地域の解消と書かれています。そこで質問します。水道未普及地域の解消のための具体策はありますか。

答弁 水道課参事 谷村英俊

内藤議員がおっしゃったとおりの課題ですが、水道未普及地域の解消については、現在一番大きな水道未普及地域となっているのが早来地区の瑞穂、安平、緑丘、守田という地域となっています。こちらの地域については標高が高いということもあり、既存の水道施設から水道管を敷設するだけでは給水できないというエリアになっています。給水することとした場合には新たにポンプ場や配水池など水道施設の建設が必要となり、総事業費としてはかなり大きな事業費になると見込んでいます。これらの事情から、なかなか未普及地域の解消が進んでいないのが現状となっています。都市部と農村地帯を持っている自治体では普及率を比較するのは難しいと考えますが、未普及地域の方が安心して飲用水を利用できるようにすることは課題の一つとして捉えています。水道ビジョンの中でも具体策についてということで記載していますが、なかなか現実問題この経費の関係や水源の関係から進まない状況になっているということでご理解ください。以上です。

質問 9番 内藤圭子

わかりました。本当に大変だということがよくわかりました。次の質問です。町が行っている水質検査計画について伺います。どのように行っていますか。

答弁 水道課参事 谷村英俊

水質検査計画については、事業年度の開始前までに作成し保健所に報告をしています。実施については本計画に基づき毎月町内4か所で採水したものを厚生労働省登録検査機関に提出し水質検査を実施しています。尚、水道利用者への情報提供も求められていますが、現状では窓口配布のみとしていますので来年度からはもう少しわかりやすい内容となるように注釈を入れるなど工夫をしながらホームページへの掲載も検討したいと考えています。以上です。

質問 9番 内藤圭子

公表していますかという2番の回答もありがとうございます。未普及地域の水質の把握はしていますか。

答弁 税務住民課参事 熊谷泰裕(税務住民課参事は2023年3月まで)

水道未普及地域における水質の把握については、3月定例議会で工藤秀一議員からの一般質問においてもお答えしていますが町では把握していません。ただし、新栄地区においては近隣事業所による影響把握のための地下水の水質検査を年2回実施しています。また、守田地区においては産廃処分所建設計画予定地近隣におきまして地下水の水質検査を実施しています。以上です。

質問 9番 内藤圭子

わかりました。その他の地域はあくまでも自己責任ということですね。次の質問です。行政域を超えた水道の利用について協議していくとビジョンの中でありましたが、どのように行っていますか。また、何が課題になりますか。

答弁 水道課参事 谷村英俊

広域での水道利用については総務省ですとか北海道でも広域の推進というものが図られているところですが、現状では北海道が作成しています浄水場集約シミュレーションという基本資料をもとに北海道と協議を実施している段階でありまして、具体的な協議のところまでは至っていない状況です。以上です。

質問 9番 内藤圭子

わかりました。(理事者側協議)

質問 9番 内藤圭子

すみません。

質問 9番 内藤圭子

結果の公表。

質問 9番 内藤圭子

はい。結果の公表は一緒に答えていただいたので、

質問 9番 内藤圭子

はい。じゃあ結果の公表をしていますか。

答弁 水道課参事 谷村英俊

これは給水区域の、先ほどの水質検査の結果ということでよろしいですね。

質問 9番 内藤圭子

はい。

答弁 水道課参事 谷村英俊

検査結果については閲覧による公表と令和3年度の結果については町のホームページで公表しています。以上です。

質問 9番 内藤圭子

ありがとうございます。今行政域については答えていただいたので最後の質問にいきます。安平の生活用水について最後の質問に移ります。水道を維持していくには老朽した水道管を交換したり、地震の対策をしたり、水質を守るために細心の注意の上に検査が行われていたり、水道技術の継承が必要だったりと大変な労力とお金が掛かっていると今回水道について学ばせていただきました。町の総合計画や水道ビジョンには水道未普及地域の解消とこれまでずっと書かれています。北海道の場合も北海道の水道(令和2年)の中に未普及地域の解消は課題であるものの山間部と水道未普及地域全てに水道施設を整備することはコストの面からも現実的とは言えないことから、未普及地域における施設整備のあり方の検討が必要です。未普及地帯で飲用井戸等を利用している住民に対して安全な水の確保という観点から衛生対策の取り組みが必要ですとありました。安平町の水道事業特別会計を見ると水道事業費のうち水道料金では足りない分については国庫補助金、起債、一般会計から税金が投入されています。もし水道料金だけで水道事業を行うと水道料金は今の2倍になると聞きました。現在水道未普及地域の住民は自己負担と自己責任で全ての生活用水を確保しています。生活の基本インフラである水に関して同じ安平町民でありながら水道施設地域と水道未普及地域とでは負担に大きな差があると言えます。そこで負担の大きな水道未普及地域の住民に対して何らかの補助制度を整備することは考えられないか他の町村を調べたところ、様々な補助の方法がありました。例えばむかわ町はむかわ町簡易給水施設事業補助要綱があって、そこで井戸の整備1件あたり 200 万円まで。厚真町は新規就農者農業後継者育成事業で 50 万円を上限。空知管内月形町、井戸を新設する時の工事費3分の1、上限 50 万円まで。修理費、経費の2分の1、5万円まで。滅菌装置代8万円までという補助制度がありました。安平町も水道未普及地域に対して何らかの対策が必要と考えますがいかがですか。

答弁 税務住民課参事 熊谷泰裕(税務住民課参事は2023年3月まで)

未普及地域にかかる様々な補助制度についてですが、3月の工藤秀一議員の一般質問の時にもお答えしましたが浄水器の設置ですとか井戸の掘削など、あと水質検査の補助などについては議員がおっしゃいました他自治体の事例を参考にしまして検討して参りたいと考えています。以上です。

質問 9番 内藤圭子

今回読んだ水道ビジョンは平成 28 年に策定されたもので 29 年から水道が早来と追分が合体して状況も変わっているのですが、新しい水道ビジョンをぜひ策定していただいて、そこにこのように未普及地域に補助をしていきますみたいなきちんとした形で作っていただきたいと思います。以上です。間違えました。この件で質問は終わります。

質問 9番 内藤圭子

いいのですか。お願いします。

答弁 水道課参事 谷村英俊

水道ビジョンの見直しについて答弁させていただきます。3月の議会の中で令和4年度中に水道ビジョンの見直しをするという答弁があったとは思いますが、現状では水道事業の財政状況及び施設の更新について実際に将来的に何トンの水が必要なのかとか、どの施設にいくらぐらいの修理費用が必要なのかといった基本計画を策定中です。その基本計画をもとに水道ビジョンについては基本計画の結果をもとにして財政推計ですとか施設の更新計画または実施計画などにより、令和6年度以降に新たな水道ビジョンの見直しをしていきたいと考えているところです。以上です。

質問 9番 内藤圭子

わかりました。ありがとうございます。

出典:安平町議会 令和4年第8回定例会 2022年9月20日 議事録 PDF(76ページ) 間違いを知らせる