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網走市議会 令和6年第3回定例会 2024年9月10日

定員に対する入園率について

2024年9月10日、網走市議会の一般質問で、深津晴江議員が「定員に対する入園率について」質問し、健康福祉部長 結城慎二が答弁しました。

質問者
深津晴江 議員
答弁者
健康福祉部長 結城慎二

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 深津晴江

最後に保育料についてでございます。1年前に3歳未満児及び第2子以降の保育料の全面無償化の見通しを伺ったところ、利用希望者の増加が想定され、対応する施設の定員や保育士人材など、受皿を確保する必要があることから、保育料の独自の負担軽減策を継続していくとともに、国の動きにも注視をしながら、保育の質的な充実を図っていくと御答弁をいただきました。まず、現在の保育園、認定こども園、幼稚園の定数と在籍している乳幼児数、定員に対する入園率についてお伺いします。ちなみに、御答弁にありました保育の質的な充実は、どのようなことがなされているのか、併せてお伺いしたいと思います。

答弁 健康福祉部長 結城慎二

市内の幼稚園、保育所、認定こども園の8月末現在の利用定員及び在園児数についてでありますが、利用定員につきましては、教育認定を受けている満3歳以上の園児については390名であり、保育認定を受けている3歳以上の園児につきましては276名となっております。また、保育認定を受けている3歳未満の園児については146名となっております。これに対しまして、在園児数につきましては、教育認定を受けている満3歳以上の園児については249名で、定員に対する率は64%であります。保育認定を受けている3歳以上の園児につきましては247名で、率は89%となっております。また、保育認定を受けている3歳未満の園児については154名で、率105%となっており、3歳未満児につきましては、利用定員を超えて入所している状況にあります。保育の充実として、公定価格に基づく給付以外に、支援が必要な児童に加配する人件費の補助、また、職員のスキルアップを目的に子育て支援センターや子ども発達支援センターにて、関係職員向けの研修会を実施しているところでございます。

質問 深津晴江

やはり少子化は網走市においてもどんどん進んでおりますので、3歳以上については、1号認定、2号認定については定員を下回る。ただし、3歳未満では、定数が上回っている状況ということは理解いたしました。次に、網走市内の保育園、認定こども園、幼稚園における保育士及び幼稚園教諭の欠員状況などについてお伺いいたします。

答弁 健康福祉部長 結城慎二

市内の保育士及び幼稚園教諭等の欠員状況についてでありますが、現在のところ、一部の園において配置基準外の職員に欠員はありますが、配置基準上必要とされる職員については、いずれの園においても欠員は生じておりません。ただ一方で、現在、市立を含みます4園で次年度の職員募集を行っておりますので、園の実情としては、さらなる人材確保が必要な状況であると考えております。

質問 深津晴江

現在は欠員状況はないと。募集をかけているということは、来年度に向けて退職などの意向が出ているのかなというふうに捉えますが、よろしいでしょうか。

答弁 健康福祉部長 結城慎二

職員の募集の理由は、様々園によって違うと思います。御指摘のとおり、来年度退職の予定がある場合もありましょうし、また一方で、保育の質の充実を図るために人数を増やすと、独自に増やすというところもあると思いますので、状況はそれぞれによって異なると思います。

質問 深津晴江

理解いたしました。それでは、令和6年4月から、札幌市では独自施策としまして、保護者の収入や上の子の年齢等に関係なく、第2子以降であれば、全ての児童の保育料が無料となりました。さらに、今までは小学校になるとカウント対象外としていましたが、保護者と生計を一つにする子供であれば、世帯の最年長の子供から第1子、第2子と数えることになりました。網走市でも、現在小学校に入ればカウント外になってしまいますので、ここも大きな問題があるところでございます。また、令和6年9月からは、大阪市でも、誰もが安心して子育てできるよう認可保育施設を利用する第2子の保育料を無償化し、子育てに係る経済的負担の軽減が図られます。全国的に出生数の減少が加速している中、続々と保育料の無償化が実現されています。網走市においても、様々な経済的な子育て支援を実施されていることは承知しております。しかし、この3歳児未満及び第2子以降の保育料の全面無償化を実現しなければ、網走市が経済的に子育て支援をしてくれていると子育て世帯は思えません。さらに、保育料が高いため預けられないと、働きたい母親の就労意欲をそぎ、キャリア形成の機会を奪っているために、女性活躍に逆行することとなっております。無償化になったとしても、全員が保育園等を利用するとは限りません。大切なお子様を預けたいと希望する子育て世帯が、経済的にも安心して預けられる施策が重要です。再来年の令和8年4月から、こども誰でも通園制度がスタートします。現在は保護者が働いていないと子供を保育園に預けられることができません。ゼロ歳児から2歳児のうち保育園などに通っていない子供は約6割、全国では146万人というような報告もあります。子育て支援を目的として、保護者の就労要件を問わず、子供を預けられるようにする制度を始められることが本当に目前です。網走市においても、この制度に向けて整備が求められます。この機会にいち早く整備をすることが必要ではないかと考えます。医療費無償化になりました。給食費無償化になりました。ここをやらなければ、網走市の子育て政策は、私はまずは完了しないと考えています。ぜひ、保育料の無償化を進めていっていただきたいと考えます。網走市における全乳幼児の保育料無償化の展望についてお伺いいたします。

答弁 健康福祉部長 結城慎二

保育料無償化への展望についてでありますが、保護者の負担軽減のために、これまでも、北海道独自の多子世帯への保育料の軽減策や、網走市独自に保育料の階層細分化を行うなど、様々な負担軽減を行っているところでございます。先ほど質問の中で、網走市は兄弟カウントの年齢制限を撤廃していないというお話でしたが、第2子目以降、一定水準の所得階層までは兄弟カウントにおいて年齢制限を既に撤廃をしております。また、昨年度より給食費の無償化に伴い、3歳未満児の保育料を減額しておりまして、保護者の負担軽減に取り組んでいるところでございます。3歳未満児の保育料を全面無償化した場合、昨年の答弁の繰り返しになりますが、やはり現状定員を超過している中で、さらなる利用希望者の増加が想定をされます。無償化の実施のためには、待機児童の発生を防ぐ必要がございまして、そのために利用者の増加に対応する施設の定員や保育士の人材など、いわゆる受皿を確保する必要があると考えております。こうしたことから、現時点におきましては、保育料の無償化を行わず、独自の負担軽減策を継続していきたいと考えております。

質問 深津晴江

同じ御答弁ありがとうございます。それでは、網走は進めないということなのでしょうか。子供はこれだけ減っております。去年、昨年は150人、147人でしたか。さらに、多分引っ越しなどでいなくなっていらっしゃる方もいる、あるいは、転入ももちろんなさってはいて多少の増減はあるかと思いますが、その程度です。全員が預けるとは限りません、先ほどもお話ししましたとおり。となったときに、やはりここをしっかりとサポートしていくことが、すごく私は重要だと思います。ですが、やはりそこは変えないと。今現在もやっている。これで十分だ。これ以上進めるつもりはないという御答弁でよろしいでしょうか。

答弁 健康福祉部長 結城慎二

御承知かと思いますけれども、無償化には国による財源措置がございませんので、市としては、限られた財源の中で、より効果的な子育て支援策を進める必要があるというふうに考えております。このため、当市では子育て世帯全体に平等かつ長期にわたり負担軽減につながる、就学期を含めた給食費の無償化、あるいは医療費の無償化を行っているところでございます。保育料に関しましても、先ほども申し上げましたけれども、所得階層の独自の細分化や、市民税所得割額が16万9,000円未満の世帯につきましては、兄弟カウントにおいて年齢制限を撤廃して、第2子目以降となる場合には、保育料が無料となるなどの措置を既に行っております。仮に完全無償化を実施した場合に、利用規模が増える可能性があるというふうに御答弁申し上げました。さきに北海道新聞で全道的な状況を掲載されておりましたけれども、その中でもやはり札幌近郊の町でも、札幌に倣って無償化を実施した場合、受皿の確保が課題となるというふうに記事が載っておりました。当市としても同じ考えでございます。仮に無償化によって、待機児童が発生した場合、それ自体が子育て世帯に対する不利益となるというふうに考えております。このため、現在の保育料の独自措置や子育て世帯全体への支援となる給食費の無償化、あるいは医療費の無償化等を選択して実施しているものでございます。

質問 深津晴江

網走市は子育て支援、これについては諦めたというふうに、私は受け止めたいというふうに思います。既にいろいろな施策をやっていらっしゃることは、それはもう存じています。それは何もやっていないとは私は言っておりません。ですが、この部分は、いろいろな方たちからやはりすごく話が出ている部分なのですよね。そういうことを御理解いただきたいというふうに思います。

答弁 健康福祉部長 結城慎二

網走市が子育て支援策を諦めたというような認識は毛頭持ってございません。国に先んじて、他の自治体に先んじて、様々な施策を打っておりますので、そこは御理解をいただきたいと思います。

質問 深津晴江

いろいろな施策をしているのは存じています。全く何もしていないと私は一言も言っておりません。さらに、ここの部分に対しての支援が必要ではないかということですので、先ほどもちょっと話しましたけれども、こども誰でも通園制度がスタートします。これ国ですよね、国の制度です。国の財源措置、図られてくるかと思います。それを活用して、前倒しでやっていく。もうそれを想定した受皿づくり、もう始めないと、多分いろいろなことで間に合っていかないかなというふうに思いますので、ぜひこの部分についても御検討いただければというふうに思います。

答弁 健康福祉部長 結城慎二

こども誰でも通園制度につきましては、現在試行が行われていると承知をしております。これを実施するためには、まさに議員御指摘のとおり、当市においてもその受皿をどうするかという問題は出てきますので、これから国の状況、ほか自治体の状況を見ながら、当市の受皿的にどうなのかというところを、各園の方々とも御相談しながら考えていきたいと思います。そのことと、また先ほど申し上げた保育料全面無償化の話はちょっと別次元のお話だというふうに思っておりますので、保育料の無償化については先ほど申し上げたとおりでございます。

質問 深津晴江

別次元では私はないと考えております。受皿づくり、どのような状況でも同じかと思いますので、この点についてここで議論してもなかなか話は進まないかとは思いますが、やはり子育て世帯の経済的支援、ここについてもぜひ考えていただきたいですし、こども誰でも通園制度がスムーズに行くように期待しているところでございます。以上で、私の質問を終わらせていただきます。

出典:網走市議会 令和6年第3回定例会 2024年9月10日 議事録 PDF(28ページ) 間違いを知らせる