網走市議会 令和4年第4回定例会 2022年12月14日
ふるさと納税について
2022年12月14日、網走市議会の一般質問で、栗田政男議員が「ふるさと納税について」質問し、観光商工部長 伊倉直樹が答弁しました。
- 質問者
- 栗田政男 議員
- 答弁者
- 観光商工部長 伊倉直樹
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 栗田政男
-登壇- まず冒頭に、休憩中とは言いながら、昨日私も少し興奮をしまして、またまた不穏当な発言をしたことをおわび申し上げたいと思います。人間ですから、かっとなることもあろうかと思いますが、やはり公人である私たちがやっぱりそういう言動を発するというのは適切ではないのかなという反省を深くしております。また、ふだんから活動を行う上でも、私たちは再度襟を正して、今世の中でいろいろな問題になっているパワハラだとかセクハラだとか、そういう問題にも対応できるように行動、言動しなくてはいけないのかなというふうに、改めて痛感した次第でございます。恵庭市議会では議長が退任をされ、自衛隊では本当の幹部、エリート幹部が更迭をされた。そんな事案が最近特に出てまいりました。私たちはちょっと昔に育った世代なので当たり前のごとく行われたことが、今やはりこれは大変なことになるのだという、本当に認識をしなくてはいけない、そのように感じた次第です。昨日のことについて、僕はくどくど申し上げることしませんが、録音すること自体は私は問題はないと思いますが、隠れてやることのないように、それはしっかりと申入れをしたいと思います。正々堂々としっかり記録に残していただければ、私たちもそういう対応をしていけるというふうに思っています。それでは、通告の1項目め、ふるさと納税について質問をしたいと思います。私たち総務経済委員会では、友好都市であります天童市の納税の実情について調査をさせていただきました。大変優れた感性と、いい行いをやっているなということで感心した次第ですし、このコロナ禍で天童市も大変な感染者がいる中で私たちを受け入れていただき、本当に手厚く受入れしていただいたことに感謝を申し上げたいと思います。そこで、当市のほうも頑張っていると思うのです。まずは今までのふるさと納税、経過と実績について報告をいただきたいと思います。
答弁 観光商工部長 伊倉直樹(観光商工部長は2024年12月まで)
ふるさと納税制度につきましては、平成20年4月の地方税法等の改正によりまして、5月から制度が創設され、当市におきましては、平成27年度から返礼品の贈呈を伴うふるさと寄附を開始したところでございます。平成27年、28年度は企画調整課で業務を行っておりましたが、平成29年度から商工労働課へ業務を移管し、現在に至っているところでございます。実績というお話ですが、ふるさと寄附の実績につきましては、平成27年は寄附件数1万6,029件、金額につきましては、1,000円未満は切捨てでお答えさせていただきますが、寄附金額は5億 9,331万円、基金積立額が3億1,117万9,000円。平成28年度が寄附件数1万7,447件、寄附金額は7億3,542万9,000円、基金積立額が3億6,238万1,000円。平成29年は寄附件数1万3,772件、寄附金額が6億4,491万4,000円、基金積立額が3億5,713万7,000円。平成30年、寄附件数は5万1,613件、寄附金額が14億4,922万9,000円、基金積立額が7億4,075万8,000円。令和元年度、寄附件数が3万9,904件、寄附金額が13億501万8,000円、基金積立額が6億6,322万2,000円。令和2年度、寄附件数7万456件、寄附金額が19億4,439万2,000円、基金積立額が9億9,634万2,000円。令和3年度、寄附件数9万2,046件、寄附金額が22億4,379万1,000円、基金積立額が11億1,759万円。令和3年度末時点での累計になりますが、寄附件数は30万1,267件、寄附金額が89億1,608万3,000円、基金積立額としては45億4,860万9,000円という状況になってございます。
質問 栗田政男
時系列で大変詳しく、積立てまで僕も聞いてなかったのですが、それだけお金が残って、現在45億円そのまま残っているわけではないと思うのですが、それだけ貯蓄ができたということであろうかと思います。当市の、先ほどちらっと総務のほうから今の商工のほうに変わったということなのですが、組織体制はどういうふうになっているのでしょうか。
答弁 観光商工部長 伊倉直樹(観光商工部長は2024年12月まで)
ふるさと納税の寄附業務に係る体制のお話ですが、専任職員が1名、兼任職員が1名、会計年度任用職員2名の4名体制が基本で、繁忙期の11月から1月は会計年度任用職員を6名程度追加で雇用し対応しているところで、また、年末年始につきましては、商工労働課内の職員も業務の対応をしている状況となってございます。
質問 栗田政男
天童市、例に挙げるしかないのですが、直営で専門のスタッフを専従で置いているということなので、全部で6か8、ちょっと今資料向こうに置いてきたのですが、という体制で専従で専門にそれをやっていらっしゃるということなのですが、当市の場合、確実に数字が伸びてきているのですが、これだけの量をこなすとなると、本当にこういう片手間の職員と任用職員だけで、これからやっていけるのでしょうかね。ちょっとその辺が不安なのですが、どうでしょうか、原課として。
答弁 観光商工部長 伊倉直樹(観光商工部長は2024年12月まで)
現在の商工労働課内におけるふるさと寄附の体制のお話という認識でございますが、これまでこういった業務体制でやっておりまして、職員の努力と、それからあとポータルサイト、それからそこにお願いしている運営会社等の努力にもよりますが、そういった成果でこういった毎年ふるさと寄附が年々増えてきているという状況でございます。
質問 栗田政男
努力して増えているのは、それは成果として認めます。けれども、今後ビジネスライクとして考えたときに、ビジネス的に商売として考えたときに、このふるさと納税というのは相当力を入れないと大変かなという部分と、相手がいる話なのですよね。いろいろな寄附してくださる人たちがいてそれで成り立つという制度なので、その人たちのフォローも含めたしっかりとした対応が必要になってくるときに、この体制で十二分にできるのかな。今担当課で言われたように、外注している部分もあるというお話だったと思うのですが、天童市の場合はそれは外注しないで全て発送から発注、受入れから全てを自分のところでやっているということですから、手厚いフォロー、お客様に対するいろいろなことが評価され、着実に成果を上げているという状況でした。特に生もの、85%、天童市は果物が主体になっていたようです。そういう中では、生ものを送るわけですから、当然届くときにいなければ困りますし、すぐ傷んでしまう。もちろんそれに対するクレームも相当数あるそうです。それに職員がしっかりと対応しているということを聞いて、すごいなと、市役所もやればやれるのではないかと私は思ったのですが、原課として網走はどうですか。今の体制のままで十二分にやっていけそうなのでしょうか。
答弁 観光商工部長 伊倉直樹(観光商工部長は2024年12月まで)
商工労働課内の直営と位置づけられているサイトの部分というのも実際はございますが、この部分につきましては寄附金額全体の4.3%程度という状況になってございます。それで、今後につきましては、先ほどもお答えしましたが、各ポータルサイトを利用して寄附されることが当市の場合は多いというふうに認識してございますので、そういった専門的な運営会社とも連携をしながら、今後も取り組んでまいりたいと思っております。
質問 栗田政男
今の答弁を聞いていると、外注でしっかりやっていくという話だと思います。運営会社、ワンクッションそこに入って、もちろんそれは悪いことではないと思うのです。専門、それをなりわいとしている民間ですから、市役所にないものだとか、当然ノウハウがあってやってくれることだと思うので、それ自体は悪いことではないでしょうし、それを活用するのはいいのですが、果たしてそれで、この厳しい状況下、ふるさと納税はある面で自治体間の競争というふうに私は捉えています。みんなで競い合いながら、みんなで一生懸命頑張って成果を出していく。総務省としては珍しいいい事業ではないかと私は思っているのですが、隣町紋別市、私は金曜日行く予定だったのですが、ちょっと向こうのほうでトラブルがあったので私は遠慮して、紋別さんのほうは調査がまだ終わっていませんが、年内に行ってしっかりお話を聞きたいということで、皆さん原課の人も知っていらっしゃる、網走とほぼ同じものを扱いながら、100億円を超える成果を出している。その地域と網走市、今22億円ぐらいですか、この差は一体どうしてなるのか。これは市民もみんな永遠の不思議だと。それについて見解を。
答弁 観光商工部長 伊倉直樹(観光商工部長は2024年12月まで)
全体を通じてふるさと寄附の傾向といたしましては、例えば水産物であり、果物であり、そういった同類の返礼品であれば、価格や内容量、それから返礼品の評価、レビューを比較して選択している部分が非常に多いのかなというふうに思います。当市におきましても、実際農産物というのは人気が高く、高品質で低価格の返礼品をいかに多く用意できるかが今後のポイントとなるというふうに考えておりまして、そういった部分での差が出ているのかなというふうには考えてございます。すみません、失礼しました。先ほど農産物と言ったのは海産物の誤りです。申し訳ございません。
質問 栗田政男
原課のほうでは、近隣の市などがそうやっていても、それはあんまり隣の市だから関係ないと。我々は我々独自の体制でやっていくというような認識でいるということで、あんまりそっちのほうは勉強したり、そっちの調査をしたり、それだけ成果を上げている自治体の調査をしたりというのはあんまり考えていないということでいいのですか。
答弁 観光商工部長 伊倉直樹(観光商工部長は2024年12月まで)
ほかのまちが気にならないということはなくて、気にはしています。それで、例えば今お話が出たまちの産業構造につきましても、当市と似ていますので、そういった部分では、差が開いているなというふうには認識しておりますけれども、なかなか根本的な原因というのはちょっと正直わかりかねているというのが正直なところでございます。
質問 栗田政男
それは私も今わかりません。商売を長いことやっていますが、どうしてこんなに差がつくのかというのは、多分そうだろうということはわかりますが確固たることはまだわからないので、しっかりと調査をして、近いところにあるので、できるだけそれを当市に還元したいなというふうに思います。市長公約の中にも給食の無料化、これも議論で出ていました。この原資にしばらくはこの基金を使いたいということですし、恒久的にこれがなくなってもしっかり担保するようなお話も出ていました。この給食の無料化について私は今日やるつもりはないのですが、やはりすごくこれはいい制度なので、ぜひとも最大限活用して、実は本当にいつまで続くかわからない事業です。国もぽろっとやめたという可能性もなきにしもあらず。これは天童の職員の方々も言っていました。だから今できることを100%やる。天童は集まったお金はその年度内に全て使い切るらしいです。そういう主義で進めているということでありました。これを当市が当てはめるということはさらさらないので、当市は財政が苦しいですから、なるべくためられるものはためていただいて、しっかりと使っていかなくちゃいけないなという方向感はすごく理解をしています。町々いろいろな考え方があるのかなと思いますが、もうちょっと一生懸命やりませんか。これは市長にも言いたいのだけれども、力を入れてやると公約にも入っているのです。だったら、もっと専門のプロジェクトを組んで、ここに特化したチームをつくってしっかりとやれば、僕は成果が出ると思いますよ。実際出しているところはいっぱいあるわけですから。やはり力の入れ方の差がこの結果ではないかなというふうに私は思います。片手間でやるのと、それを専門にやるのとでは、結果はおのずと変わります。もちろん職員として雇う以上は、それがなくなったら違うことをしてもらわなくては困るというようないろいろな問題はあるかもしれない。でも、当座、そこに専従の職員が、スタッフがしっかりとやって、網走をPR、ふるさと納税は網走を売り込む最大のチャンスです。そして観光地網走に来てもらう一つのきっかけづくりになります。そういう発想を持って、しっかり経営という網走市、網走市の経営というものに意識、感覚をシフトしていただかないと。どうもその辺が弱いんじゃないかなというふうに僕は見えてしようがないのですが、これも長々としても見解の相違というものがあるでしょうから、それに関してどうですか。原課で、これに力を入れてやりたいとか、決意的なものがあれば聞きたいと思います。
答弁 観光商工部長 伊倉直樹(観光商工部長は2024年12月まで)
まずふるさと寄附における返礼品につきましては、農水産物をはじめ網走の魅力を伝える手段の一つでありまして、単に魅力的な返礼品を提供できるということにとどまらず、多くの方に網走を好きになっていただく、好意を持っていただくことにつながっているのかなというふうには考えられます。それで、他の自治体との比較というのはなかなか一概にはできないと思っておりますが、実際に昨年度は9万2,000件程度の寄附があったように、全国から一定程度の寄附も頂いているということで、大変感謝もしております。それで、今後、市内の大手の水産業者さんからもいろいろと御協力を頂けるというお話も聞いておりますので、庁内の関係部署とも連携しながら、より寄附者に選んでいただけるよう、返礼品の確保、提供に努めてまいりたいというふうに考えているところでございます。引き続き、寄附者ニーズの把握に努めながら、効率的、効果的に返礼品など、当市の魅力を高め、全国の皆様に応援していただけるよう努力してまいります。
質問 栗田政男
私たち議員のほうでもいろいろ調査して、いろいろな情報を集めて、その都度提言をしていきます。どうか聞く耳を持って、しっかりと聞いていただいて、政策に反映してください。そのために私たちここで議論しているのですから。ただ議論して終わり、出します、検討します、成果を出します。でも成果が出ていないのです、実際は。成果が出ていないということはやってないと同じなのですよ。何ぼ頑張っても成果出せなかったら駄目なのですよ。それは、僕は言い訳、ちゃんとしたことをちゃんとやってないから成果が出ないと、それしかないのです。物事はちゃんとやればちゃんと成果は出ます。そういう原理原則に基づいているので、ぜひとも原課は頑張ってやってほしいし、もっと庁内でここに力入れてほしいし、人が足りないからお願いしますというようなお話ができてないんじゃないかと思うのですね。もうちょっと強化してほしいと、そういう要望も、せっかく皆さんいらっしゃって、いろいろな会議やっていらっしゃるじゃないですか。部長会議でも、ここ力入れてほしいというのをどんどん声を上げてくださいよ。もし直接言いにくいのなら我々通してでも構いません。やっぱりそういうことが大事なのだと思いますよ。人がいなければ、そんなにそんなにできません。皆さんはこの天童のように、もし直接いろいろなことをやり出すと、すごい成長の糧になります。民間がこういうことをやって頑張っているんだということ、身をもって学ぶことができます。先ほど来、商工、答弁を聞いていると、関連商工会議所のお話を聞いて、そればっかりです。そこだけが商売をやっているわけじゃないです。そこに入ってない人のほうが多いです。そういうことも認識、何度も僕この席で言っているのだけれども、まだぴんときてないのかなという気がしてなりません。ぜひとも頑張ってやってください。必ず成果は出ますから。網走のために、もっともっと集めてください。それをやる材料がいっぱいあります。どうかお願いをしたいと思います。ふるさと納税やめます。