網走市議会 令和3年第3回定例会 2021年9月14日
ひきこもりについて
2021年9月14日、網走市議会の一般質問で、村椿敏章議員が「ひきこもりについて」質問し、健康福祉部長 桶屋盛樹が答弁しました。
- 質問者
- 村椿敏章 議員
- 答弁者
- 健康福祉部長 桶屋盛樹
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 村椿敏章
次の質問に移ります。3項目めは、ひきこもりについてであります。2018年の12月議会で、大人のひきこもりの人数について、健康福祉部長が答弁されておりますが、ひきこもりの人数は把握していないという答弁でした。ただ、生活サポートセンターへの相談で判明したひきこもりが平成27年度7名、28年度3名、29年度3名、平成30年度が2名と、合計15名。そして、生活保護受給者のうち、ひきこもりの方が現在8名と回答しておりました。対策については、ひきこもりの相談は本人、家族、民生委員、ケアマネジャー、保健師などから受けていると。その後、支援員が相談者の経済状況や身体状況に応じて関係機関と連携しながらつないでいるところであると。そして、今後は生活サポートセンターにおいて、ひきこもりの相談支援について対応していく旨のチラシをわかりやすく記載すると。そして、気軽に相談できる窓口があること、それを周知できるよう広報の手法を考えてまいりたいということでありました。また、2年前の質問の中では、市は今後ひきこもりの悩みを抱える世帯が増えることが推測されると答えておりました。今の現状はどうなっているのか伺います。
答弁 健康福祉部長 桶屋盛樹(健康福祉部長は2023年3月まで)
当市におけるひきこもりの現状についてでありますが、現在把握しているひきこもりの状態にある方は32人となっております。また、家庭児童・教育相談室への不登校に関する相談は、令和2年度で17件ありますが、過去2年間との比較で減少傾向となってございます。ただし、ひきこもりに関する調査を行っておりませんので、潜在的に相談に至らないケースもあるというふうに考えてございます。ひきこもりに関しましては、現状、生活サポートセンターや保健センターにおける相談業務、また生活保護のケースワーカーや介護保険のケアマネジャーの関わりから支援につないでおりますが、対応につきましては、ひきこもりの特性から電話・訪問による状況把握や家族に対する助言、柔軟にそれぞれの事例に応じて、定期的に支援をしているということではないのですが、その状況に応じた柔軟な支援を行っているというような現状でございます。
質問 村椿敏章
状況に応じて支援されているということですが、実際今の32名の方に対して、年間何回ほど支援をされているのか、その回数について伺います。
答弁 健康福祉部長 桶屋盛樹(健康福祉部長は2023年3月まで)
支援の回数といったことでございますけれども、ひきこもりについては、ほとんど本人に会えないことがほとんどであるため、定期的に支援するといった対応ではなく、家族からの相談ですとか、本人の状況に変化が生じた場合など、それぞれの内容に応じてケース・バイ・ケースで随時対応しているものでありますので、支援回数等をまとめた数字はございませんが、それぞれ個別に記録をしているというような現状でございます。
質問 村椿敏章
本人に会えないというケースがほとんどだということでありますが、ただ、その回数を何回やってますよというところも、今お答えいただけなかったのですけれども、やはり32名の方がいらっしゃるのであれば、そこに対して年に1回ほど程度連絡を取り合うとか、お元気ですか、その後のお悩みはないですかというような聞き取りぐらいしてもいいのかなとは思うのですけれども、どうでしょうか。
答弁 健康福祉部長 桶屋盛樹(健康福祉部長は2023年3月まで)
現在把握をしているひきこもりの方32名というお話をさせていただきましたが、内訳としては健康推進課が22人、社会福祉課、これは保護4、障がい1、それと介護福祉課5人というふうになってございます。社会福祉課の保護につきましては、定期的な家庭訪問がありますし、障がいにつきましても定期的に伺うこともあります。介護福祉課5人、これは介護関係ですのでケアマネジャーが定期的に出向くというようなこともございますが、健康推進課につきましては、やはりひきこもりの特性といったこともございますので、行くことが逆にマイナスになることも多々あるというようなことも伺っておりますので、現在のところ、これ全てを支援回数まとめたものはないですが、これも全て個別に記録をしているというような状況でございます。
質問 村椿敏章
現在の状況については理解させていただきます。ただ、今後、ぜひ声かけなども検討していただけたらなと思います。また、2018年の質問の中では、訪問型就労準備支援事業について取り組んではどうかとの質問に、市は「長期間ひきこもりとなった方の対応については、生活サポートセンターであっても生活保護受給者でもあっても、初めに相談者の自宅を訪問して面談を試みます。しかし長期間外部の方とコミュニケーションを取っていない方は初めは面談を拒絶することもあり、短時間の訪問を繰り返し、必要に応じて保健師を同伴させながら、徐々に信頼関係を築いていくこととなります」と言っています。「就労支援については、信頼関係を築いた後の次の段階にあると考えている。2018年度からは厚生労働省が始めた訪問型の就労支援事業について、当市で実施はニーズも含めて今後研究する」という回答でしたが、その後の進捗状況についてはどうか伺います。
答弁 健康福祉部長 桶屋盛樹(健康福祉部長は2023年3月まで)
訪問型ではないのですが、就労支援事業についてでありますけれども、この事業は生活困窮者自立支援制度における支援の一つとなりますけれども、相談者の状況に応じて作成する就労準備支援プログラムに基づき、日常生活自立・社会自立・就労自立に関する支援を行うものであり、当市では令和4年度の実施に向けて現在準備を進めているところでございます。議員御質問の訪問型就労準備支援事業につきましては、ひきこもりや中高年齢者などのうち、直ちに一般就労を目指すことが難しく、家族や友人、地域住民などとの関係が希薄な方を支援するため、通常の就労準備支援事業に加えて、訪問による早期かつ継続的な個別支援を重点的に実施するとともに、地域において対象者がなじみやすい就労体験先を開拓、マッチングする取組として、国も推奨しているところでございます。来年度における就労準備支援事業の実施に当たりましては、支援の対象となる方々の状況に応じて対応できるよう、この訪問型就労準備支援事業をやるということではないのですが、訪問型の支援の実施も含めて、この辺は柔軟に考えていけるかというふうに考えてございます。
質問 村椿敏章
来年度から訪問型の支援事業も考えているということですが、先ほど市のほうから声かけすることはなかなか避けていると。相談者のほうから来た中で受けてますよということですが、こういった場合、令和3年度に支援事業をする場合、相談がないとこの事業は始まらないというふうに考えればいいのでしょうか。
答弁 健康福祉部長 桶屋盛樹(健康福祉部長は2023年3月まで)
ケース・バイ・ケースだというふうに考えてございます。御家族から、また地域から、また御本人から、様々相談の手法はあると思いますが、そういった部分、柔軟に対応しながら取り組んでいければというふうに考えてございます。
質問 村椿敏章
今の御答弁だと、相談者のほうからやっぱり来ないと始まらないというふうにちょっと受け取ったのですけれども、市のほうからこの方はどうだろうということで働きかけるようなことはないのですか。
答弁 健康福祉部長 桶屋盛樹(健康福祉部長は2023年3月まで)
ひきこもり、先ほどもお話ししていますけれども、いろいろ特性がございますので、それはケース・バイ・ケース、状況に応じて、そういった市からのアプローチもあるかもしれないですし、また相談に応じて支援につなぐというような手法もあると思いますので、そこは柔軟に対応していけはればというふうに考えてございます。
質問 村椿敏章
わかりました。柔軟に対応していくということで、よろしくお願いします。また、2018年の質問では、家庭教育支援における訪問型アウトリーチの支援の取組について質問しています。「雇用の教育支援にはさらに地域の協力、支えも必要となります。支援については、コミュニティー機能の異なる地域においても、全国的な普及が可能か検証しているともお聞きしておりますので、その家庭教育支援について、議員の提案、アウトリーチの支援については勉強してまいりたい」と回答しております。その後どのような取組が行われているか伺います。
答弁 健康福祉部長 桶屋盛樹(健康福祉部長は2023年3月まで)
訪問型家庭教育支援につきましては、家庭で様々な課題を抱えつつ、相談の場に足を運ぶことが難しい保護者に対し、訪問により不安や悩みを聞いたり、必要な情報提供を行う支援であり、家庭の孤立化防止や課題の早期発見に効果があると考えております。当市では、子供や家庭、教育に関する様々な不安や悩み、子供の療育、発達に関すること、不登校やいじめ、非行などの学校生活に関すること、家庭環境に関することなど、家庭児童・教育相談室が相談に応じているところでございます。保護者や児童・生徒からの相談に加え、学校などからの情報提供に伴う相談にも対応し、必要に応じて関係部署や関係機関の連携により対応しているところでございます。また、相談方法につきましては、来室、電話、メールのほか、状況に応じて訪問対応を行う体制も整えておりますので、訪問型家庭教育支援と同様の効果が得られているのではないかというふうに考えてございます。今後におきましても、現在の相談体制を継続するとともに、学校や関係部署、関係機関との連携強化に努めてまいりたいと考えてございます。
質問 村椿敏章
わかりました。引き続き、よろしくお願いします。