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網走市議会 令和3年第2回定例会 2021年6月22日

「志誠会の古田純也でございます」

2021年6月22日、網走市議会の一般質問で、古田純也議員が質問し、企画総務部長 秋葉孝博、市民環境部長 武田浩一、建設港湾部長 吉田憲弘、健康福祉部長 桶屋盛樹が答弁しました。

質問者
古田純也 議員
答弁者
企画総務部長 秋葉孝博、市民環境部長 武田浩一、建設港湾部長 吉田憲弘、健康福祉部長 桶屋盛樹

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 古田純也

-登壇- おはようございます。志誠会の古田純也でございます。通告書に従い質問いたします。令和元年12月、デジタル手続法、通称デジタルファースト法案が施行され、デジタル技術を活用し、行政手続の利便性の向上や行政運営の簡素化・効率化を図ることを目的に制定されました。また、デジタル社会構築に向けて、国が主体となり全自治体が足並みをそろえて取り組むために、自治体DX、デジタルトランスフォーメーション推進計画が策定され、自治体が取り扱う重点事項が明記されました。少子高齢化社会の到来や人口減少、インフラの老朽化等をはじめとした社会課題が深刻化する中、AI、ICT等の先端技術やデータ活用などデジタルの力を最大限に生かし、まちづくりや住民サービス、行政運営を進めていく必要があります。また、DXが地域及び自治体にどのような劇的な変化をもたらし、その変化が住民の幸せ、住民満足度の向上につながっていくのかという市としての考え方を市民や事業者と共有してDXを強力に推進していくためにも、網走市はDX、デジタルトランスフォーメーションをどのように取り入れ、具体的にどのような地域社会を構築したいのかという理念、ビジョンを示すべきだと考えますが認識をお伺いいたします。

答弁 企画総務部長 秋葉孝博

議員お話のとおり、令和2年12月総務省は自治体デジタルトランスフォーメーション、いわゆるDX推進計画を策定し情報システムの標準化・共通化や行政手続のオンライン化など、自治体が重点的に取り組むべき事項やスケジュールが示されたところでございます。当市におきましては、行政のデジタル化を推進するため本年4月にデジタル化推進室を設置するとともに、専門的な見地からデジタル政策への助言を頂くためデジタルフェローの委嘱とデジタル化推進参与の任用を進めているところでございます。今後、フェローや参与の支援、助言を頂きながら網走市におけるDX推進計画の策定に着手いたしまして、理念やビジョンにつきましてお示ししたいと考えております。

質問 古田純也

そこでちょっとお伺いします。道路の損傷や街灯不具合、鳥獣害、害虫発生など、市民の安全に密接に関係した困り事に関する情報収集を、ICTを活用して簡素化、効率化、充実する取組についての認識を伺います。いわゆる困り事の月の平均の相談件数及び市への連絡手段の現状は。また、受理から課題解消までに至るまでの一般的な業務の流れと平均的な所要時間をお伺いします。

答弁 市民環境部長 武田浩一(市民環境部長は2023年3月まで)

市民から寄せられる困り事の相談件数についてでございますが、令和2年度実績では道路陥没や除雪など道路整備に関する相談が407件、公園に関する相談が48件で、道路等整備関係の困り事相談件数は合わせて年間で455件となってございます。道路照明及び防犯灯に関する相談件数は、道路照明が17件、防犯灯も17件で、年間34件となっております。また、鳥獣、害虫などに関する相談件数は、ヒグマ、エゾシカ、キツネ、カラスの相談が合計で28件、スズメバチが305件、小動物の死体処理が98件で、年間で431件となってございます。さらに、ごみの不法投棄に関する相談は27件となってございます。市民からの連絡方法といたしましては、主に電話による相談が多く、次いで来庁による相談で、全体の約9割以上となっております。そのほかの相談方法としましては、ホームページのお問合せメールを活用しての相談、町内会などを通じた相談が全体の1割弱となっている状況でございます。次に、解決に至る所要時間でございますが、電話で市民から情報を受けるのに1件当たり5分から10分程度の時間を要し、対応については道路整備は1件当たり1時間から3時間程度、道路照明・防犯灯については1件当たり1時間から2時間程度を要してございます。さらに、鳥獣、害虫対応については、現地で対応するのに1時間から2時間程度を要している状況にございます。また、状況に応じて猟友会や委託業者に対応を依頼するケースもあり、その際は数日かかるケースもあるのが現状でございます。

質問 古田純也

意外と対応に、やはり親切に対応する場合は時間がかかるということがわかったので、そこで例えば道路損傷、日常的なパトロールとその人員の体制。人口減少に伴い市職員が減少する中で、職員の働き方改革も含めて、より効率的で効果的な情報収集の手法を確立することが必要だと考えますが認識はどうでしょう。

答弁 建設港湾部長 吉田憲弘(建設港湾部長は2021年12月まで)

道路損傷等の日常的パトロールとその人員体制についてですが、市が管理しております道路及び河川の維持管理については、市内を市街地区、郊外地区、河川及び全般に分け、3人体制でパトロールによる目視点検を行っております。市道の3分の2に当たる郊外道路については、パトロールを基本に区会、各地区の道路河川愛護組合との連携により情報収集を行っておりますが、市街地区については道路の損傷やごみのマナーに関する相談件数が多く、ICTを活用した情報提供は現場の状況や位置を迅速に把握できるメリットもあることから、効率的で効果的な情報収集手段であると認識しております。

質問 古田純也

先日、私も朝のウオーキング途中で道路の陥没がありましたので、思わず写メを撮ってお伝えしようかなと思ったところから、実は皆さん結構個人個人スマートフォンが今所有率も高いということで、そういう写真を撮りながら位置情報、現状把握を担当課が迅速な対応ができるようなことを考えるのですけれども、通報とか情報収集手法を検討すべきだと、スマートフォンを利用して。解決までの時間も短縮され市民の安全確保にも資する市民参加型の郷土のまちづくりの一環として、スマートフォンによる情報提供システムの事業化を提案したいと思いますが認識はどうですか。

答弁 企画総務部長 秋葉孝博

スマートフォンによる情報提供システムは早期の情報収集や事業の効率化、ただいまお話のあった市民参加型のまちづくりという観点からも有効な手段と考えられますので、DX推進計画の策定の中で御提案の事例なども研究・検討してまいりたいと考えております。

質問 古田純也

そこで、厚木市等では既に活用事例もあり、業務効率化の改善と市民満足度の向上、さらに地元の魅力の発掘までに活用しているほか、一方、こういった取組は自治体トランスフォーメーションの流れにもかなっている。積極的な事業化の検討を望みたいが、重ねて認識を伺います。

答弁 企画総務部長 秋葉孝博

今後、DX推進計画の策定を通じまして、先進事例も参考にしながら全庁的なデジタル化に向けて、取り組む内容や課題、コスト、優先順位、スケジュールなど総合的な検討を進めてまいります。

質問 古田純也

ぜひ期待したい事業です。そこで、次の質問になりますが、Wi-Fiの環境についてお聞きします。網走市ではいろいろな施設がありますが、このWi-Fiの環境が整備されている施設、それから整備されていない施設がありますが、その違いの理由がありましたらお伺いいたします。

答弁 企画総務部長 秋葉孝博

公共施設のWi-Fi整備につきましては、これまで施設の利用者ニーズを踏まえ、主に観光施設及び社会教育施設におきまして各担当課より整備が進められております。また、平成29年度からはにぎわいの創出といった観点からイベントなど多数の利用も想定し、道の駅駐車場、エコーセンター前庭など、屋外におきましても利用できるよう情報政策課におきまして、ABASHIRI City Wi-Fiの整備を進めているところでございます。各施設における整備状況の違いにつきましては、施設の用途、それから利用者ニーズなどの違いによるものと考えております。

質問 古田純也

利用者ニーズというところから、最近高齢者もデジタル化に向けて様々な機会を活用してデジタル時代に向けた講座を開設することを検討していきたいと、過去に市長の答弁がありました。具体的な検討策がありましたらお知らせください。

答弁 健康福祉部長 桶屋盛樹(健康福祉部長は2023年3月まで)

高齢者へのデジタル活用の促進の検討状況についてでありますが、国におきましてもデジタル社会の実現に向けた基本方針として掲げる「誰一人取り残さない、人に優しいデジタル化」を達成するため、様々な関係機関が連携し、若い世代が高齢者に教えることや高齢者が気軽に何でも相談したり教え合うことができる場の提供といった取組を促すというふうにございます。市といたしましては、高齢者のデジタル活用に伴う不安や苦手意識を解消するため、まずは慣れ親しむことが必要であると考え、今後高齢者が集うふれあいの家、また老人クラブといった場を活用しながら、高齢者を対象とした講習会を開催したいというふうに考えてございます。

質問 古田純也

そういう高齢者が集う場所のことで、やはり高齢者の社会的充実、市民活動の高度化を考えると、コミセン、住民センターの常時接続可能なインターネット環境の整備が課題で、設置費だけでなく維持費の確保また導入後の使用頻度が一つの焦点だと考えます。回線工事が不要な5Gのタワー型ルーターも市場に出ています。備品整備として幾つかのコミセン、住民センターでニーズ調査的にWi-Fiを整備し、本格整備の行程の検討素材としてルーター型を置くというのはいかがでしょうか。

答弁 市民環境部長 武田浩一(市民環境部長は2023年3月まで)

コミセン、住民センターの市民活動施設におけるWi-Fi整備の検討についてでございますが、情報通信技術の高度化によりリモート会議やSNSなど、コミュニティツールを活用した市民活動が全国的にも広がりを持ち始めており、市民ニーズも徐々に高まっている状況にあると認識しております。また、高齢者をはじめあらゆる年代の方々において、今後ますます情報通信は生活における利便性の向上につながり活用されていくものと考えております。コミセン、住民センターにおけるWi-Fi整備については、設置費、維持費等の検討を含め、今後コミュニティセンター等連絡協議会において意見を伺い、整備に向け検討を進めてまいります。

質問 古田純也

まだ道内ではそういった事例は、僕の耳には一つの町では取り組んでいるのは入ってきておりますが、ぜひ網走市として積極的な活動を望みたいと思います。私の質問は以上です。

出典:網走市議会 令和3年第2回定例会 2021年6月22日 議事録 PDF(23ページ) 間違いを知らせる