みんなの議会

網走市議会 令和2年第2回定例会 2020年6月23日

今日はテレワークの推進について

2020年6月23日、網走市議会の一般質問で、澤谷淳子議員が「今日はテレワークの推進について」質問し、観光商工部長 田口徹が答弁しました。

質問者
澤谷淳子 議員
答弁者
観光商工部長 田口徹

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 澤谷淳子

-登壇- おはようございます。公明クラブの澤谷です。通告に従いまして、質問をさせていただきます。初めに、このたびの特別定額給付金では、市民の皆様から「臨時窓口がよかった」、「給付早い」、「職員さん、優しくて親切」、そして「社交飲食応援お食事券も10万円もらって買いました」、「待ってました、楽しみです」と、賞賛と喜びの声が寄せられました。本当にお疲れさまでした。私も3階の臨時窓口で給付申請しました。ありがとうございました。さて、社交飲食業に続き、現在観光事業支援にもお忙しいところ大変恐縮ですが、今日はテレワークの推進について質問させていただきます。たった今、川原田議員が質問してかぶるところもたくさんあると思うのですが、用意した質問原稿そのまま質問させていただきます。まず、ワーケーションについてです。外出自粛となってから、首都圏では大企業以外の中小企業にも一気にテレワークが普及しました。緊急事態宣言解除で先週19日からは県外交流も再開し、コロナ対策をしながらも国内旅行が増加しているところです。そして、これからは以前とは違う観光客、ワーケーション客が現れ始めそうです。ワーケーションとは、テレワークで仕事しながらバケーションもするそうで、通過型より長期滞在型が多く、北海道はワーケーションの理想地域となっています。つい昨年までは、北海道経済部で首都圏の大手企業に、道内から希望のあった16の市や町の共同提案として、ワーケーションしませんかと、滞在者を募集していたのですが、今年はコロナでその募集をやめているのに、テレワークする人が広く大幅に増えたことで、自然発生的に都会の密集を避け、ワーケーションに訪れたいと、北見市には既に問合せが入り、移住の相談まであるそうです。NHKニュースにも大きく取り上げられていました。網走には北見市のようなサテライトオフィスはありませんが、今はもうそれがなくても椅子とテーブルがあればどこでもテレワークできるので、行く先々で電源とWi-Fi環境だけは探すそうですから、当市もホテルを出た後の心地よいワークスペースがある施設やお店が増えればいいなと思っています。そこで、市としてワーケーション推進に取り組む考えについてお伺いします。

答弁 観光商工部長 田口徹(観光商工部長は2020年12月まで)

ワーケーションにつきましては、休暇中に旅先で仕事をする新しいスタイルと認識しております。今般の新型コロナウイルスの影響によりまして、都市部を中心に在宅勤務が広がっており、今後観光需要が回復するに伴いワーケーションの需要もあると考えております。市では、1か月以上の長期滞在企業者に家具や家電を備えた物件を紹介するお試し暮らしを提案しており、平成27年度から昨年度まで、延べ11件の受入れの実績がございます。また、本年7月から年末まで、6泊以上の長期滞在者の宿泊代金の5割を助成する長期滞在網走モデル事業を実施することとしており、本事業もワーケーションとして利用することが想定されておりまして、利用者の声から具体的なニーズを拾っていき、今後の在り方を研究してまいりたいというふうに考えております。

質問 澤谷淳子

それでは次に、網走市でワーケーションに取り組んでいくときに、課題となることは何かお伺いします。

答弁 観光商工部長 田口徹(観光商工部長は2020年12月まで)

ワーケーションを推進していく上での課題ですけれども、仕事に集中したりリモート会議をしたりすることができる静穏で快適な環境づくりが考えられます。当市における通信環境につきましては、ほぼ全ての宿泊施設において無料のWi-Fiを利用し、静かな個室で仕事が可能であるなど、リモートで仕事をする環境は一定程度整っていると考えているところです。ワーケーション推進の課題は、今後全国各地域がワーケーションの推進を図る中で、当市がワーケーションの旅行先として選ばれることが重要であり、観光地、滞在地としての網走の魅力の向上とそのPRが重要になると考えているところでございます。

質問 澤谷淳子

ただいま答弁頂きましたとおり、これからはワーケーションについて本当に各地一斉に、そうですよね、取組を推進してくると思いますので、ぜひ付加価値として網走の魅力を生かして取り組んでいただけたらと思っています。次に、当市のテレワークの推進についてです。今までのテレワークというと、大手企業が本社機能の分散先として地方が企業誘致し、共同サテライトオフィスを用意したり、都会から来ていただくというイメージそのものでした。しかし、今回のコロナでテレワークは会社の大小なく、在宅でリモートワークするとのイメージに変わりました。札幌市では政府の働き方改革推進助成金と併用できる、中小企業のみに向けて札幌市独自の初めてテレワークを導入する際の経費助成を始めました。それは厚労省では対象にならない在宅勤務にも持ち帰れるパソコンの購入費の4分の3、80万円限度などで、令和2年度新型コロナウイルス感染症対策テレワーク導入助成金と言い、5月25日から今月末の6月30日まで受付しているそうです。50件の予算に対して、6月11日の時点で250件以上の申請があるそうです。コロナ感染者が出た札幌市ですから、テレワークを導入しなければならない差し迫った企業の現実があります。また、新規導入は勤怠労務管理システムのやり方や費用、セキュリティー、就業規則など、わからないこともあってできなかったと思いますが、助成金と相談やサポート体制もあり、この機会にテレワーク導入を決め、助成金に申込みが殺到しているようです。しかし、まだ感染の出ていない地方では、ほとんどがそれどころではない、テレワークする業種がない、余裕がないなど、テレワークは必要でもできないという意識があると思います。しかし、テレワークは、私が言うまでもありませんが、まち・ひと・しごと創生にひもづくものが多数あり、これから大切な働き方になります。再び緊急事態宣言が出たときや冬の猛吹雪のとき、家族の介護をするようになったときとか、もしかしたら農大生が網走に就職してくれて、逆に都会に帰るときなどなど、在宅というより、さらに場所にこだわらずリモートワークできるのが今のテレワークです。今だから今後の働き方を考える機会にすることを必要と考えますが、テレワークを推進していくことに対する市の考えを伺います。

答弁 観光商工部長 田口徹(観光商工部長は2020年12月まで)

テレワークにつきましては、新型コロナウイルス禍により働き方改革の針を急激に動かしたものと認識するところであり、企業においては働き方の多様化や情報通信技術の活用を進めていく必要が求められております。平成30年度の労働実態調査によると、市内でテレワークの推進に積極的に取り組む企業は187事業者の中、3事業者と少数にとどまっていたところですが、新型コロナウイルスの影響により、意識変化も予想されますので、今年度の調査により市内事業者の状況を把握してまいりたいと考えているところです。

質問 澤谷淳子

今、今年度の調査により状況を把握するというふうにおっしゃっていただきましたが、その結果によっては、また市として来年度予算に向けて推進策をまた考えるとかというようなことで理解してもよろしいのでしょうか。そこまでは違いますか。

答弁 観光商工部長 田口徹(観光商工部長は2020年12月まで)

今の段階では、状況を見て検討するとしか言えないです。

質問 澤谷淳子

わかりました。ありがとうございます。次に、テレワークセミナーの開催についてです。毎年、年に一度だけ道内で1か所、総務省主催、自治体共催の働き方改革セミナーが行われます。本年はもう開催候補地が決まっているそうですが、昨年9月に北見市でこのセミナーが開催され、永本議員と2人で参加してきました。ここで少しセミナーでのお話をさせていただきます。事例として、横浜市で従業員39名の建設業の広報部長さんが登壇してくれました。会社では、仕事の現場事務所を設置しますが、それはサテライトオフィスそのものであると表現し、現場ごとの移動、出張の無駄がなくなったこと、若手の育成もテレワークで、仕事は見て覚えろ世代の先輩たちもヘルメットにカメラをつけた若手の映像を見て、仲間と一緒にわいわい画面に指導をしたり、病に倒れた従業員が長期休職となり退職するしかなかったのが、テレワークで在宅勤務してもらい解雇せずに済み、その後職場復帰できたこと、そしてまさかの登壇者がその御本人でびっくりでした。また、女性は結婚、出産、育児で辞めていき、定着しない職場だったのが、今は従業員の3分の1、13名の女性が定着しているそうです。採用面でもきつい、汚いなど、今は10Kと言われるそうなのですが、10Kと言われる建設業界において常に人手不足だったのが、今は募集をかけなくても入社希望者のほうからテレワークがある会社を探してきてくれて、人材不足も解消されているそうです。続いて、愛媛県西条市の職員さんが登壇しました。西条市ではスマートシティ西条の構想実現のために、小中学校にICT活用とオンライン授業のほか、職員室残業が多い校務に追われる教員のテレワーク導入に踏み切りました。しかし、当初先生の反対が相当なものだったそうです。それでもやってみたら、大絶賛で先生のテレワーク総合満足度は何と93%になり、感想に「教師の校務の情報化に目を向けてくれたのがうれしかった」、「親の介護で休職しようと思っていたが、自宅でできるような校務になり救われた」と評価していました。事例の2つとも五、六年前から在宅ワークオンリーではない、ふだんは職場に出勤しながらも、仕事の場面やライフシーンに応じてリモートワークしていました。事業者の方の意識を変えるテレワークができる業種や業務は結構あると見直すきっかけとして、当市もぜひセミナー開催をしていただきたいと思います。総務省では、先ほど言いました、年1回開催のほかに随時開催してくれるオンライン開催可能なセミナーもありますので、市が主体的にこのようなセミナーの開催を経済団体、業種組合などに働きかけることで、今後多様な働き方の推進、働き方改革につながると考えますが、取組についての考えをお伺いします。

答弁 観光商工部長 田口徹(観光商工部長は2020年12月まで)

テレワークの推進につきましては、潜在的に適用可能であるものの、始めようという意識が事業者において生じないことが普及しない要因として大きいと考えられ、セミナー等の開催は一定の効果が期待されるところでございます。近々では本年8月に網走商工会議所の主催により、テレワークの導入に関するセミナーが予定されているところです。同セミナーのほか、商工会議所と共同し、テレワークを含めた新たな働き方の需要について情報収集をしながら、働き方改革の推進に努めてまいりたいと考えております。

質問 澤谷淳子

早速8月に、知らなくてすみません、もう既にセミナー予定されているということで、引き続き事業者の皆様への情報提供と働き方を考える機会を積極的につくっていただけたらと思います。私も働きかけてまいります。以上で終わります。ありがとうございました。

出典:網走市議会 令和2年第2回定例会 2020年6月23日 議事録 PDF(30ページ) 間違いを知らせる