網走市議会 令和元年第4回定例会 2019年12月18日
光ファイバー通信網の整備について
2019年12月18日、網走市議会の一般質問で、栗田政男議員が「光ファイバー通信網の整備について」質問し、企画総務部長 岩永雅浩が答弁しました。
- 質問者
- 栗田政男 議員
- 答弁者
- 企画総務部長 岩永雅浩
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 栗田政男
-登壇- 令和の会の栗田でございます。2日目の一般質問、早速させていただきます。私のほうからは2項目通告をしております。まずは、光ファイバー通信網の整備についてであります。実は新聞紙、地方紙の報道で、女満別町、大空町の、女満別町ではないですね、失礼しました。大空町の光ファイバー通信網の整備についての記事を読みました。非常に多額の費用をかけて整備を行う大きなプロジェクトだというふうに認識をしました。私の知る限りでは、早い時期に小清水町のほうで農業地域について光ファイバー網整備というのは、大分前ですね、されているという情報は入っておりました。それについての結果云々は聞いてないのですけれども、多分これからの、特に第一次産業の農業については非常に必要性を感じる部分ではないかなというふうに感じております。そこで、まずお聞きしたいのは、当市の光通信網の状況というのはどういうふうになってるかについてお答えをいただきたいと思います。
答弁 企画総務部長 岩永雅浩(企画総務部長は2021年3月まで)
市の基幹産業である農業分野で、担い手がその意欲と能力を存分に発揮できる環境を創出するためには、ICT技術を用いた農作業の省力化や精密化などを図ることが極めて重要であると認識をしております。また、最新テクノロジーの活用につきましては、農業分野に限らず少子高齢化と人口減少に係る多くの課題解決に貢献できると期待されておりますので、当市でもこれまでスマート農業や介護施設での見守りなどへの支援のほか、自動運転の実証実験の協力などに取り組んでまいりました。平成27年国勢調査の全世帯1万8,035世帯のうち、光回線の未整備エリアの世 帯は835世帯、約4.6%と推定をしてございます。
質問 栗田政男
かなり整備は都市部では進んでるということだと思います。この中で、今回の質問の趣旨でありますけれども、郊外地域は住宅地が集積されていませんから点々とされているのですが、網走はほぼ100%に近く電話回線は引かれているのだろうと思います。電気が通ってる以上は、多分付随して今までは電話回線が入ってると思うのですが、その辺の状況については把握しているのでしょうか。
答弁 企画総務部長 岩永雅浩(企画総務部長は2021年3月まで)
郊外地域に限った未整備エリアの把握ですけれども、これについてはNTTのほうからも情報提供がございませんので、私たちのところで把握するのは難しいなというふうに考えております。
質問 栗田政男
通常はNTTの回線が主体なのですね。それに利用する側、契約する側は違った民間のものを使ったりするのでしょうけれども、この光通信、今盛んに来年の2月にはローカル5Gの導入が閣議決定されるという報道もありましたし、5Gは来年度多分導入されるであろうと思います。今我々はスマホの中に入っている4Gの100倍の能力があるということなのですが、その光ファイバーと5Gの無線通信ということについての原課の認識というのは、どういうような把握してるのでしょうか。
答弁 企画総務部長 岩永雅浩(企画総務部長は2021年3月まで)
現状の光通信と5Gでございますけれども、いずれも基地局を必要としているという点については共通かと思いますけれども、5Gについてはまだ具体的な情報が得られていないというところはございますけれども、かなり短いスパンで基地局の設置が必要というふうにお聞きをしておりまして、そのため当面大都市圏での設置、あるいはローカル5Gという形で局地的な、例えば工場内ですとか、そういう狭いエリアでの設置が中心になるというふうにお聞きをしておりますので、網走市のような地方自治体については、導入はもっと先になるのかなというふうに認識しております。
質問 栗田政男
調べていくと、まだはっきりはわからないのですが、やはり基地局がたくさん必要だということと、それに多大なる費用がかかるということで、当然都市部からこういうものは進んでいくというのは現実に私思うのですが、逆に郊外地域というか、変な言い方ですが、田舎のほうがこういう通信網のインフラというのは非常に必要性があるのではないかと思うのですね。都市部というのはいろいろな手法がありますから、単純にそれに頼らなくてもいろいろなコンテンツで引っ張るということができると思うのですが、やはり地方都市、特に網走のような広大な面積がある、そこに住宅地が分散している地域で、その分散している地域、特に郊外地域は農業主体でやってらっしゃると思います。その農業というのは今スマート農業という言われ方をされてますが、急速に進展をしております。GPSによる遠隔操作だったり、遠隔操作で無人による耕作をしたりということが進んでる中で、言われているのは、近い将来かなりIT化が進みAI化が進み、それに見合う機械も導入されていくという現況があります。そういう意味で、女満別町のほうとしては大切な第一次産業、核となっている、ごめんなさい、失礼しました。失言しました。大空町のほうでは、核となっている第一次産業の農業を何とか支援できないかということで、今回の英断という形になったのだと思います。大空町のほうでは、民設民営という形をとるらしいのですが、いろいろな国の支援をいただきながら、この事業を進めるということでありますが、大変スピーディーに国のほうに申請をして進めていくような予定でいるみたいです。その内容についてはいろいろな、大空町は私も初めて知ったのですが、過疎債も使えるということなので、そういう財源を確保しながら、なおかつ足りない部分については民間のJAの協力もいただきながら進めていくということなのですが、知ってのとおりJAさんは大空町の場合はちょっと管轄が違う関係で、行政区とJAさんの管轄が変わってると思うのですが、その辺の情報は私のほうでまだ持っていないのですけれども、原課のほうで何か情報とか持っていれば教えていただきたいのですけれども。
答弁 企画総務部長 岩永雅浩(企画総務部長は2021年3月まで)
大空町における光回線整備事業の状況でございますけれども、今議員からお話のあったとおり、整備方式は民設民営ということのようでございます。ただこれには一定の条件があるようで、目安の600戸を確保できなければ行われないということでもあるそうです。ここについては、民設民営なのかどうかということについては、その判断まだ担当レベルの確認状況だというふうにお聞きしておりますし、JAの関わり方については、私たちとしては情報についてはいただいておりません。
質問 栗田政男
進行形ですから、いろいろこれからのことが出てくるのだろうとは思います。なぜ光通信なのかといいますと、多分Wi-Fiの関係だと思いますね。そういうものがやはり急速に進歩しているので、多分皆さんの家庭でも電話回線は電話としての利用よりもWi-Fiを飛ばす機能のほうが多いのではないかと。現実にほとんどが携帯電話で通話をしてるのではないかなという現況があるかと思います。それを表す例としては、やっぱり回線の休止というのがすごく増えています。無駄なお金なので、一般の電話回線は要らないという家庭も大変増えていますし、都市部に行けば行くほど、特に集合住宅等は回線を引かない家庭は非常に増えているという現状があります。そういう中で、なぜこう光回線が必要なのか。大量にいろいろなデータを引き込むために、これからより複雑になってきますし、もちろんいろいろな業種によっては販路、そのときの市況などもデータとして入れながら仕事をしていく、それがもう既にやっぱりこういう地方都市にも入ってくる時代になっています。そういう中で、やはり僕はやっぱりこの光通信網というのは、早いうちに整備すべき大切な事業ではないかと思うので、多分大空町で費用的なものをざっと聞きますと、1キロ当たり700万円ぐらいの敷設替えの費用がかかるということですから、それを郊外地域全部の回線を取り替えるとなると、とんでもない大きなお金が動く、かかるということになるのだと思うのですけれども、この辺についての考え方、何かあれば教えていただきたいと思います。
答弁 企画総務部長 岩永雅浩(企画総務部長は2021年3月まで)
残された未整備エリア、郊外が中心になりますけれども、そのエリアへの光回線等のブロードバンド環境の整備を、北海道市長会やオホーツク圏活性化期成会を通じて国に要望をしております。また、通信事業者に対しても、早期整備を要請しておりますけれども、採算性の課題などから、全道的にも整備は頭打ちの状況でございます。その中で、当市としましても整備方法については様々検討を重ねてまいりましたが、残されたエリアの光回線整備には約20億円の費用が見込まれております。これまで無線方式のブロードバンド環境の整備も検討してまいりましたが、通信速度が遅く天候による通信安定性への懸念もあることから、この方法での整備は難しいと判断した経過もございます。現在は、エリア全体の面的整備ではなくてピンポイントで各世帯、あるいは狭いエリアごとに光回線を整備をする方法がないかの検討を進めている段階でございます。
質問 栗田政男
真剣に取り組んでいるということを理解いたしました。ぜひとも取り組んでいる以上は、早いうちに実現をしていただきたいですし、どういう形にこれから変わるかは、すごいスピードで変化していきますのでわかりませんが、しっかりと取り組んでいただきたいと思います。アメリカという国は、ある面で通信というのはすごく進んでいる国というふうに認識をしてたのですが、もう最近はかなり変わってるのですが、20年前にビジネスミッションでアメリカのほうに行ったときに、その当時は日本ではもう今のスマホではないですが携帯電話は普及してました。必ず1人に1個は持ってましたが、アメリカのほうでは携帯電話は普及してませんでした。なぜかというと、実は通信料が異常に安いのですね、公衆電話はワンコインを入れることによってずっとお話ができるということで、国がその通信に、事業に対しては補填しているということですから、安いがゆえに普及しなかった。アジアのほうはやっぱりそのときは後進国でしたからいろいろな面で、無線のほうが速やかに設置できるということで無線のほうの普及が早かったのですが、そういうふうに思いました。ハイウエイももちろん無料で走れます。やはりこのインフラ整備というのは、僕は大切な政治の仕事だと思っています。税金で賄うべき大切な役割だと思っています。道路にしても、あなたは税金が安いから1メートルしか歩けませんよということには絶対ならないわけですね。やはりみんな全国民がやっぱりしっかりとその利益を享受できる公共のものだというふうに、私は道路も含めて思っています。通信もできるならば、一応民間がその役割を担っているわけですが、やはり通信インフラというのはこれから必要不可欠なものですから、これも大事な公の仕事ではないかなというふうに思っているので、ぜひとも公的なスタンスを持ちながらこの事業、多少そのお金が20億円という話も出てましたが、お金の問題はいろいろな策を考えれば何とかなると思います。もちろん受益者である人たちにも、負担をある程度していただくことも必要になってくるかもしれません。また大きな団体であるJAさんも大変今おかげさまでというか、内容のいい事業体であります。そういうところに協力をいただきながら、いろいろな支援をして、みんなでつくり上げていくということが必要ではないかなと思います。町場の人は黙っていても回線が引かれているので、あと自由に多少のお金を出すと引っ張れるのですね。郊外の地域は少し高くてもいいから、ぜひともその回線が欲しい。家の中にもあると、すごく家の中の環境もよくなるし、回線さえ入れば町と何ら変わらない住環境ができるということがそこにあるわけです。一つの考え方として、町に住んで通い畑をするという方法も農業者の方には実際に行われている地域もあるのですが、やはり原則は自分の地域に住んでいただいて、そこで耕作をしていただいて、そこに住んでいただくという基本的なスタンスがあって私はいいのではないかなというふうに思います。最後になりますけども、その辺についての見解がもし何かあれば教えていただきたいと思います。
答弁 企画総務部長 岩永雅浩(企画総務部長は2021年3月まで)
ブロードバンド環境の整備につきましては、今や水道と同様にライフラインの整備と同格に位置づけることが必要と認識をしております。先ほども答弁をさせていただきましたが、オホーツク圏活性化期成会を通じて、情報通信基盤の整備には自治体間で格差が生じないよう国主導による整備を促進するよう要請を継続するほか、引き続き技術革新の動向を注視しながら、農業を初めとする産業や医療、福祉、教育、地域コミュニティーなど、様々な場において必要とされる支援に取り組んでまいりたいというふうに考えております。
質問 栗田政男
ぜひとも、これはあんまり時間がない事業ではないかと。ゆっくり考えるよりもスピーディーに対応していかなくてはいけない事業ではないかなというふうに思っています。農業の話を中心にしましたけれども、企業進出という意味からも、その回線というのは絶対必要、必須条件なのですね。それがないと、企業もこの網走に進出をしてくれないという現状があります。これは当たり前の話なので、誰が考えても当たり前の話なので、そういうことも含めながら、この地域が未来永劫次世代の人たちがこの中で暮らしていくためにはいろいろな力が必要です。そのための一助としてぜひとも光通信の、少なくてもいろいろな地域に十二分に行き渡るような環境整備というのは、僕は絶対条件ではないかなと思いますので、なるべく早い時期に実現されることをお願いいたします。