湧別町議会 令和8年第1回定例会 2026年3月10日
パブリックコメントについて
2026年3月10日、湧別町議会の一般質問で、竹林直人議員議員が「パブリックコメントについて」質問し、町長が答弁しました。
- 質問者
- 竹林直人議員 議員
- 答弁者
- 町長
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 竹林直人
私から一般質問させていただきます。私の質問は1点でございます。パブリックコメントについてということで、現在町が行っておりますパブリックコメントでございますけれども、先立って行われたものに関しましては0件であったという報告ございまして、その役割を十全に果たしているとは言いづらい状況なのかと思われます。町政に対する町民からの意見を町に伝えるために、今後町長におかれましては何らかの手法を取る予定はお持ちでしょうか。お聞かせ願います。
答弁 町長
竹林議員のパブリックコメントについてのご質問にお答えいたします。現在のパブリックコメントはあまり利用されていないので、町民からの意見を伝える何らかの手法はないかとのご質問であります。広聴の機会をもっと充実させてはというご指摘だと思っております。パブリックコメントは、湧別町自治基本条例に定める町民がまちづくりに参加する方法の一つであります。具体的な実施方法は、湧別町パブリックコメント手続実施要綱に定めており、パブリックコメントの対象となる政策とは町政運営の基本となる条例の制定や広く町民の公共の用に供される施設の整備に係る基本的な計画の策定などとしており、まちづくりの重要施策に限定しております。令和6年度は12件の政策についてパブリックコメントを実施した結果、47通のご意見をいただいております。広聴機会をさらに充実させるために、現在はパブリックコメントのほかにも様々な手法を講じております。団体やサークルが主催する集まりに町長が参加させていただく町長とのふれあいトーク、町民個人が町長と話し合う町長いつでもカフェ、この2つはいずれも団体、個人からのお申出を受けて、町長と直接対話していただくものであります。さらに、自治会と町が共催でまちづくり懇談会も実施しております。このほかに、町長と直接会わず、ご意見をお手紙で申し受ける町長への手紙も毎年専用の郵便用紙を全戸配布して実施しております。さらに、メールでも受付しており、たとえ匿名のお手紙であっても必ず拝読しております。また、役場職員を地域担当スタッフとして各自治会に配置しており、地域の要望や意見はスタッフを通じて随時受け付ける体制を整えております。それぞれ利用実績のある取組でありますので、新たな広聴の手法を増やすのではなく、今ある制度を充実させ、住民周知をして活用していただけるよう努めてまいりたいと考えております。以上、竹林議員への回答とさせていただきます。
質問 竹林直人
ご答弁いただき、ありがとうございました。町長におかれましては、今あるこちらの今答弁いただきました内容のことを続けることで十分ではないかという内容のご答弁かと思いました。答弁内容にあるとおり、こういった町民一般の、私も町民の一人でございますけれども、意見を聞くというところが目的であるために、手段といたしましてパブリックコメントですとか町長とふれあいトークですとか町長いつでもカフェといったものがその時々の首長の方が計画なさったものでございます。しかし、今町長がおっしゃったようにいつの間にそれ自体、手段であったものが目的になってしまっているように感じております。町民の意見を気軽に聞いてもらうためには、現在では手紙という形ですとかいつでもカフェといった形では、その時間に体が空いている人間でなければ町長にお言葉をお届けすることができない制度であります。そういった方々は、比較的今の湧別町では高齢に当たる方々がこちらの手段を取って町長にお話をすることはできると思うのですけれども、そうではない私どもの世代、またそれよりも若い世代にしては手紙というものはもうほぼなくなってしまっているようなものでございますし、またまちづくり懇談会においてもかなり形式張ったものになっておりまして、大変発言がしづらい状況になっているように私は考えております。こういったところを踏まえて、町の声をまた届けるために、先ほどは今のままで十分だというご答弁だったのですけれども、今の私の言葉をお届けさせていただきましたが、ほかのものもちょっといいのではないかなというように感じていただくようなことはできますでしょうか。
答弁 町長
竹林議員の質問にお答えしたいと思います。様々な手法があるというふうに私申し上げましたが、確かに時間に余裕のある方が懇談会ですとかふれあいトーク、カフェに参加できるということかもしれません。日常忙しい方に対する手法は、例えばホームページからのメールで受け取るだとか、あるいは電話でも何でもいいでしょうね。そして、私湧別町の庁舎には週2回程度、忙しいときには行けませんけれども、そこに行って執務をしておりますので、直接来ていただいても結構ですし、今後いろんな手法を取って若い世代の方々にもこういったものに参加できる、あるいは自分の意見を言える、そういった場を拡充してまいりたいというふうに考えておりますので、ご理解いただきたいと思います。
質問 竹林直人
前向きなご答弁いただきまして、ありがとうございます。今おっしゃった内容は、メールですとか電話、これは町民のほうから町長のほうへアクセスするというベクトルでございます。私といたしましては、今現在湧別町は分断の最中にある、これは認めざるを得ない事実であると思っております。そういった中、町長が示された町政に賛同されている方は全く問題ないと思います。しかし、大変接戦でございましたし、その後もせんだって住民投票条例が提出されるなど、多くの方たちが今まだ不安な状況におられると思います。町長は、これからオール湧別を目指すとおっしゃってくださいました。その際町長に賛同できなかった方たちに、こちらを町長が受け入れて、そしてオール湧別を目指すためには、残念ながらその逆の立場からのアクションを待っているだけでは大変難しいと考えております。なぜなら、町長は、せんだって私ども議会が過半数で通しました条例案を拒否権に当たる再議のシステムを使用してこちらを差戻しなさいました。こういったように町長の逆側の意見を申し上げた場合、議会という立場をとってもそれをシャットアウトしてしまうといったような前例を町長はつくってしまったわけです。そんな中で、約半分に当たる逆側の意見を持つ方が町長にメールですとかお電話でお伝えするというのは、大変難しいことだと思われます。ぜひ町長におかれましては、町長のほうから逆側の意見を持っている方たちのところにアクセスをしていただくような、そんなようなことを使って町を一つにするというような行動を起こしていただきたく存じます。私といたしましては、町長、選挙期間中にSNS始められて、せっかくインスタグラムアカウント、フェイスブックアカウントをお持ちでいらっしゃいます。今はショート動画というものが大変、若い方だけではないです。60代、70代、80代の方もショート動画御覧になっておりますので、皆さんアクセスできるものだと思います。そういったところから逆側の意見になった方たちに、こういうふうな考えがあったので、今こういった決断をしたのだと。また、自分自身、町長ご自身がどんどん歩み寄っていって、一つの湧別で一緒にやっていこう、こういった意思を表明する媒体としても使っていけると思いますので、ぜひぜひそういったところをご検討いただきますことはできますでしょうか。
答弁 町長
竹林議員の質問にお答えしたいと思います。大変貴重なご意見ありがとうございます。私も融和を図るということは、今回も高田議員、それから関野議員にもそういったことで一般質問の中で触れております。ですから、私は時間をかけて進めてまいりたいと思っておりますし、賛成する方が多い地域と私の意見に反対する地域というものがこれはもう現実にあります。ですから、私に反対する方々の意見の自治会にも私出ておりますし、そういった中で私の考えを皆さんに伝えて、理解をしていただこうという姿勢は見せておりますので、どうかご理解をいただきたいと思います。そのほかにフェイスブック、インスタグラムについても、これも私検討してまいりたいというふうに思っております。それから、先日ある方から議会の動画、こういったものも見られるように工夫してほしいという意見も聞いております。傍聴に行きたいのだけれども、時間的になかなか難しいのですよねという方も聞いておりますので、そこら辺もこれから議会の皆様と協議しながら、どういった方法が町民に議会、それから行政の進め方を理解してもらえるかということを十分皆様と共に検討してまいりたいと思いますので、どうぞよろしくお願いしたいと思います。
質問 竹林直人
大変温かいご答弁いただきまして、ありがとうございました。今町長おっしゃられたとおり、多くの方々から議会で一体何が話し合われているのか、どういった流れで話し合われているのかというのがどうしても届かない状態でございますので、私のほうも多くの方々からこちらの中継もしくは録画配信でも構わないので、やってほしいというようなお話はお伺いしております。先ほどは私町長のほうへお願いばかりでしたが、私ども議員全員のほうも町民の方々に説明しなければいけないこと多々あると思います。例えば今開かれているこの議会でございますけれども、進行に対しましては大変緻密なルールが存在しております。今あります例えば一般質問、一般質問といったって僕がこの立場になるまでは一般質問って何なのと。普通のときに気になったことをはいって手挙げて聞いては駄目なのと。僕が話しているときに、僕が話していることに何か気になったことあったから、ほかの議員の人から僕に聞いては駄目なの、こういったことは恐らくほぼ全ての住民の方が知らないと思います。僕もこの立場になるまで全然全く知りませんでした。しかし、私どもは、いつの間にか恐らくそういったルールがあることが前提、あることが当たり前という流れでこの議事進行がなされております。そういったところも含めまして私ども議員という人間からは、議会というものはこういうルールで進行しているために、あのとき誰も発言ができなかったのだよ、あのときには町長はなぜ反対意見を言わなかったのか、いやいや、議会において町長は意見を言うということが許されることが大変まれなのだよ、こういったこともぜひぜひ町長からも発信していただき、また私どもからも発信していき、どんどん、どんどん開かれた議会が進むようになればいいなと思っておりますので、ぜひぜひその辺りも併せてご検討いただけますでしょうか。これも一般質問でございますので、質問の形で終わらなければいけないというルールがございますので、こういった形にさせていただきます。ご検討いただけますでしょうか。
答弁 町長
竹林議員の貴重な質問にお答えしたいと思います。確かに議会にはたくさんルールがあります。一般の方には分からないようなルールがあろうかと思いますが、これはしかし議会ですので、そういったルールの下一定のやり取りが行われるということは、皆様にもご承知していただきたいと思っております。確かに私を含めて職員は、議員の皆様が質問をする、それに回答するということです。ですから、なかなかその中には私の意見を言うということが難しいのです、ルール上。これが中には反問権というところもありますけれども、通常であれば質問に対して答えるというのが通常のやり方です。しかし、別な言い方をすれば、議員協議会というのがあります。その中には私が協議をする、相談するという立場ですから、その中で私は意見を述べて、議員の皆さんも意見を述べると。そういうことによって、議会の活性化が私深まると思っております。それと、先ほど議会のルールというお話でしたが、これも町広報に載せるのもいいのですけれども、せっかく議会だよりという広報を発行しておりますから、ぜひ議員の立場で私はそういったものを発行するのが望ましいかなというふうに思っております。いろいろな媒体はあるかと思いますが、そういったことを含めてどんどん町民に向かって情報を発信していくと、そういうことが必要かというふうに考えておりますので、ご理解いただきたいと思います。