八雲町議会 平成26年第3回定例会 2014年9月9日
すべての学校に新聞を
2014年9月9日、八雲町議会の一般質問で、佐藤智子議員が「すべての学校に新聞を」について質問し、教育長 瀧澤誠が答弁しました。
- 質問者
- 佐藤智子 議員
- 答弁者
- 教育長 瀧澤誠
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
件名は質問の本文をもとに当サイトで付けたものです
質問 1番 佐藤智子
それでは次の質問に移ります。「すべての学校に新聞を」ということで質問いたします。最近は、学校教育の中で新聞を教材に学習を進める事例が増えています。国も新聞配備に 15 億円の予算を講じています。八雲町は、中学校5校で予算執行がされているということですが、小学校にも配備が必要ではないでしょうか。
答弁 教育長 瀧澤誠(教育長は2015年12月まで)
議長、教育長。
答弁 教育長 瀧澤誠(教育長は2015年12月まで)
改めまして、おはようございます。ただいまの佐藤議員の2点目の質問にお答えいたします。学校などで新聞を授業等で教材としてですね、活用する、いわゆるNIE(ニュースペーパーインエデュケーション)と言いますけれども。アメリカで始まり、日本では 30 年ほど前に提唱され、その後、新聞業界の協力もあり、徐々に取り組みが増えてきているものであります。新聞記事の活用は、読解力や表現力の育成に効果があると言われておりますが、八雲町では、新聞記事を授業で活用し、学習効果を高めたいという中学校からの要望があり、予算措置をしてきたものであります。国の交付税措置もあるので、小学校にも配備が必要ではないかというご質問ですが、これまで小学校からNIEに取り組みたいという要望は出てきておりません。小学生の読解力で新聞を教材として有効に活用することができるかが、その必要性なども含め、小学校と1度話し合いをしてみたいと思っております。なお、学校図書の充実も図ってきておりますので、学校図書館を活用した読書活動を進めることなどにより、各学校で児童・生徒の読解力や表現力の育成にも取り組んでおりますので、ご理解をいただきたいと存じます。
質問 1番 佐藤智子
議長。
質問 1番 佐藤智子
文部科学省の最新の学校図書館の現状に関する調査、2012 年度の調査ですけれども。これによりますと、公立学校の新聞配備率は小学校が 24.5%、中学校がそれより低くて 19%、高等学校で 90.1%と、すべての学校に「新聞一紙」が、なかなか実現できていないのが現状のようであります。平成 24 年度から学校図書館図書整備5カ年計画で、図書整備のために 200 億円。5年で1,000 億円。新聞配備には 15 億円。5年で 75 億円が地方財政措置として講じられております。もちろんこれは地方自治体に使い方は委ねられているものでありますけれども。これだけの予算が措置されているのですから、執行されれば、どこの学校図書館にも新聞があるということになると思います。また、先ほど教育長が 30 年前から学校教育に新聞をという運動が始まっているということで、私もよく思い出すんですけれども。自分も教員をちょっとやってましたので、臨時で地元の小学校にいたときに先輩の先生方がですね、授業に新聞を用いていたことを思い出します。ある先生は、また性質が違ってきますけども、宿題として朝の日直の子供にですね、昨日読んできた新聞、面白かった記事を紹介しなさいという宿題を課せられてまして。家の親御さんが帰ってやらせるのに困っていたようですけれども。毎日どういう新聞の記事が興味深かったかっていうことが語られる。子供もそのプレゼンテーションといいますか、そういう発表の力をつけていくわけですよね。あとは自分が正式採用になった時も落部小学校でしたが、同僚の教員が、参観日の日に次のような記事を使って授業をしていました。それはシャンプーですね。そういう頭を洗うための洗剤というか、そういうシャンプーができるまでに動物実験がされていると。ウサギとかそういう小さな動物が、そのシャンプーがどれだけ目にしみるか。そういうので動物実験がされているっていうのを新聞記事を使ってやっておりました。なかなか衝撃的な内容で、忘れることができない授業になっておりました。そういうふうに子供が新聞を使って教育に活かしていくっていうのは意義があることだと思われます。また、今調べ学習っていうことで、ネットを使っての、そういう調べ学習が中心になっているのではないかと思いますけれども。やはり新聞があると、ネットですと画面に1つだけの情報っていうのに限られますけども、新聞は何枚もいろんな、多彩な地方ですとか、世界ですとか、日本国内の記事。災害ですとか、福祉ですか、そういう記事が溢れています。そうしたことで活字に触れるということでも、ぜひね、小学生でも要望がなくても、図書室なり図書コーナーに新聞があるということで、また教師もそういうことで意識を高めていく必要もあると思います。そういう観点で、小学校にも新聞配備を考えていただきたいと思いますけども、いかがでしょうか。
答弁 教育長 瀧澤誠(教育長は2015年12月まで)
議長、教育長。
答弁 教育長 瀧澤誠(教育長は2015年12月まで)
今、議員さんが言われたとおり、子供たちにもですね、やはり世の中の動きをしっかりと捉えてもらうとか、それから読解力などをですね、また新聞を読むことによってですね、編集力というんでしょうか、そういうものもつくと、よく言われております。それでですね、授業、図書館に置くとしてもですね、例えば八雲小学校を例に挙げた場合、一部置いてもなかなか見ることができません。しかし、やはり新聞を活用する場合、これは私の考え方ですけども、やはり授業等で取り組むということが一番大切なことだなと。そうすると計画的に取り組むことができるということで。それで今、各学校にですね、先ほど話しましたとおりですね、新聞の必要性。また、どれくらい活用してるかもですね、話をしてみたいなと。今回、私たちデータをとっていませんけれども、今議員さんが言われるとおり、先生各個人でですね、新聞を活用した授業をしているだろうと。そう思っております。私がいた時もやはり活用している先生もおりましたので。ただですね、やはりそれをNIEの授業を取り組むためにはですね、やはり計画的に、年間指導計画に基づいたですね、取り組みをしていかなければ、なかなか今、学習時数というのは元々決まっているわけですけども、だんだん授業時数も少なくなっておりますので、計画に基づいてやっていくことが、やはり大事かなとそう思っております。そういうことから含めてもですね、ぜひ今、もちろん私たちは新聞を活用した授業をより一層呼びかけていきますけれども、まずはですね、例えば今言われたとおり、家庭にある新聞。もしくは、先生方が今とっている新聞などを活用してですね、そして先生の例えば授業、これは国語だとか社会とかに活用されてますけども。で、その時に合ったですね、教材を提供していく。それからもう1つは、子供たちに呼びかけるというのは、1つは子供たちにちょっと何があるか調べてきなさいよっていうのは、やはりそれは子供たちに新聞への興味づけということが大きいだろうと思うんですね。そういうようなことも含めてですね、まずは計画的に授業を進めるようなことで取り組んでいければなと、思っておりますので、よろしくお願いしたい思います。
質問 1番 佐藤智子
議長。
質問 1番 佐藤智子
各学校とか教師に任される部分も多いんですけれども、職員室にはね、必ずあると思うんです。そういうのを用いるのも1つかとは思いますが、総合的な学習の時間も用いてですね、図書室なんかで先生が1枚1枚めくりながら、そのうちの1つで地元の子供が紹介されることもありますよね。こないだ陸上で凄いですね、全国で幅飛びでこう優勝したっていう記事がありましたけども。そんなのもね、授業の中で使っていけば、子供たちの新聞を見る目、用いる気持ちっていうものが、育っていくと思いますので、ぜひご検討をよろしくお願いいたします。