みんなの議会

歌志内市議会 平成30年第4回定例会 2018年12月12日

(1)歌志内市のまちづくりについて/(2)次代を担う子供たちへの支援について

2018年12月12日、歌志内市議会の一般質問で、本田加津子議員が「歌志内市のまちづくりについて」「次代を担う子供たちへの支援について」について質問し、建設課長 山田元、保健福祉課長 佐藤守、企画財政課長 松井敬道、産業課長 平間靖人、教育次長 虻川善智、市長 村上隆興が答弁しました。

質問者
本田加津子 議員
答弁者
建設課長 山田元、保健福祉課長 佐藤守、企画財政課長 松井敬道、産業課長 平間靖人、教育次長 虻川善智、市長 村上隆興

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

会議録の議事日程ではこの議員の件名が 2 件あります。1回の登壇で続けて質問しており、議事録の中に件名ごとの区切りが無いため、1件の中に並べています。件名は会議録の議事日程の表記です。

質問 6番 本田加津子

通告に従いまして質問させていただきます。件名1、歌志内市のまちづくりについて。①今年度開催した議会報告会の中で、市営住宅の屋根の無落雪化を希望する市民の声がありました。加齢に伴い、玄関先の除雪にも苦労する状況の中で、屋根からの落雪などを除雪作業することは、体力的にも非常に負担がかかるばかりか、業者に依頼することも経済的にかなりの負担がかかります。今年度は神威神楽岡地区の改良住宅の屋根の無落雪化が実施されましたが、今後の屋根の無落雪化についての計画についてお伺いいたします。②歌志内市では、多くの市民が市営住宅に居住しており、自家用車を所有している世帯や、同居の子供が自家用車を所有した際には、居住地に近い場所に駐車スペースを借りて自家用車を保管している世帯が多いと思います。現在は、借りた駐車スペースに新たに車庫などの設置ができないと伺いました。自家用車を保管するために車庫などの設置を希望する世帯もいると考えます。─ 44 ─そこで、車庫などを新規に設置することができなくなった経緯についてお伺いいたします。③食の自立支援事業として、一定の条件を満たした高齢者などを対象に食事を提供し、安否確認を行い、在宅生活が継続できるように支援していますが、食事の提供面では、対象者個々のニーズに対応できないケースもあると聞きます。そこで、現在の利用者数についてお伺いいたします。また、利用者からの要望などがありましたらお聞かせください。④温泉施設利用優待事業についてですが、高齢者世帯等へ健康の維持増進などの目的で優待券を交付しておりますが、交付申請自体していない該当者もいると聞きました。そこで、この制度の対象者数、申請者数、実際に温泉施設で利用された枚数などについてお伺いいたします。⑤中央バス焼山線の今後についての検討が最終段階に入っていると思います。多くの市民は廃止もやむを得ないと理解していると考えますが、廃止後の対応策としてどのようなことを検討されているのか、お伺いいたします。また、近隣市町では、まちとタクシー会社などが連携して乗り合いタクシーなどを運行しております。歌志内市では、タクシー会社などと乗り合い交通手段などについての協議はされているのか、お伺いいたします。⑥買い物対策については、さきの定例会でも質問させていただきましたが、新年度に向けての具体的な協議などがあるのか、お伺いいたします。件名2、次代を担う子供たちへの支援について。①子育て支援につきましては、さまざまな手厚い支援を講じていただき、まち全体で子供たちを育てるという温かい取り組みが実施されております。認定こども園保育料・給食費の無料化、小中学校の修学旅行費用助成事業や高等学校等就学支援金など、保護者の負担軽減に直接つながるさまざまな支援を実施し、子供を産み育てることに希望を持てる環境づくりが整いつつあります。しかしながら、大学や専門学校等への進学希望者に対しては、時代に沿った温かい取り組みがまだまだ必要ではないかと思います。実際、経済的な理由で進学をあきらめたという話も聞きます。歌志内市では、高校生がアルバイトできる環境が少なく、放課後や休日など、近隣の町でアルバイトをしている学生もいますが、一生懸命にアルバイトをしても進学費用を蓄えることはとても厳しい状況です。そこで、早急に現在実施している貸与型の奨学金制度の内容の見直しと、新たな給付型奨学金制度の新設などに取り組まなければならないと考えます。新年度に向けての取り組み内容や将来的な展望についてお伺いいたします。以上です。

答弁 建設課長 山田元(建設課長は2024年3月まで)

それでは、私のほうから、1、歌志内市のまちづくりについての①と②について御答弁申し上げたいと思います。まず、①についてですが、屋根の無落雪化については、歌志内市公営住宅等長寿命化計画に基づき、本年度までに文珠本通り地区、文珠しらかば団地地区、神楽岡団地地区の耐震化を図った住宅を中心に改修を行ってきたところでございます。今後においては、耐震化の改修とあわせて無落雪の改修を行うことは、費用も高額となり、─ 45 ─建てかえとの比較検討も必要であることから、現在のところ、屋根無落雪化についての計画はございません。なお、次年度以降の長寿命化計画の見直し時において、建てかえとあわせて無落雪化についても再検討してまいりたいと考えます。続きまして、②についての御答弁を申し上げます。過去においては、空知炭礦からの住宅を引き継ぐ関係から、やむを得ず、車庫及び車庫用地について引き継がれた経緯があると聞いてございます。また、市有地における占用許可、または、北海道用地などの占用許可についても、車庫設置について許可しているところもあるとのことです。市営住宅の住まいのしおり10ページでは、入居者の車庫設置は認めてございませんとの記述もあり、あくまで保管場所の使用許可となってございます。設置することができなくなった経緯とのことですが、市営住宅の管理敷地内では、過去には許可していたところもあり、車庫用地として土地の賃貸料改定時以降においては、車庫設置は許可してございません。以上です。

答弁 保健福祉課長 佐藤守(保健福祉課長は2020年3月まで)

私のほうから、件名1、歌志内市のまちづくりについての③と④につきまして御答弁申し上げます。初めに、③の食の自立支援事業の関係でございます。食の自立支援事業における利用状況についてでございますが、平成30年11月末における1日平均の利用者数は24.2人となっております。利用者からの要望としては、以前にあった「揚げ物や洋食が多い」「家庭的な内容ではない」などといった利用者の声に対しまして、調理委託業者が対応されているところでございます。次に、④の温泉施設利用優待事業の関係でございます。温泉施設利用優待事業につきましては、高齢者や障がい者の方々の健康増進と生きがいのある交流の場としての有効利用を図ることを目的に実施しております。昨年度の実施結果として、対象者は、高齢者と障がい者を合わせて1,594名であり、そのうち申請により優待券を交付した者は1,097名、交付率は68.8%で、交付枚数は5,485枚、利用枚数は5,145枚で、利用率は93.8%でありました。また、今年度の対象者数は1,552名であり、11月末現在での交付者数は989名、交付率は63.7%で、交付枚数は4,945枚、利用枚数は3,141枚で、利用率は63.5%となっております。以上です。

答弁 企画財政課長 松井敬道(企画財政課長は2021年3月まで)

私からは、件名の1、歌志内市のまちづくりの⑤について御答弁申し上げます。件名の1の⑤、中央バス焼山線の廃止後の対応策とタクシー会社との協議状況等についてでございますが、中央バス焼山線の廃止につきましては、昨年秋に市内14カ所で開催いたしました地区別市政懇談会におきまして、焼山線の現状と今後のあり方について検討を行う旨をお伝えし、今月3日に市と町内会連合会の情報交換会で廃止の考えと時期についてお示しいたしました。その際に、焼山線の廃止とは別に切り離した形で、市内の移動というものに対する充─ 46 ─実策につきまして検討を進めたいと話をし、現在、後期高齢者に対するタクシー助成制度を考えている旨、説明したところであり、今月20日に改めて情報交換会を開催し、各町内会等から意見や要望を伺い、内容を精査、参考にし、決定したいと考えております。また、乗り合いタクシーの可能性につきましては、北海道運輸局や市内ハイヤー事業者を直接訪問し、協議を行っておりますが、市内主要地区をバス路線が運行しているため、交通空白地帯を運行する乗り合いタクシーは本市の現状から現実的ではなく、また、市内ハイヤー事業者も乗り合い事業の許可を受けていない状況でございます。以上でございます。

答弁 産業課長 平間靖人(産業課長は2019年3月まで)

私のほうから、件名1の⑥買い物対策について、新年度に向けての具体的な協議があるのかという御質問に対し、御答弁申し上げます。9月定例会におきまして、新年度での事業の具体化に向け、商工会議所と協議を進めている旨の御答弁をさせていただいたところですが、これまで商工会議所とは、買い物弱者支援に対する具体的な制度内容について検討を進めております。現在、その内容等について精査をしていることから、詳しく御説明することはできませんが、より詳細な検討を進める中、社会福祉協議会の御意見をお聞きするなど、市として必要な措置を講じてまいりたいと考えているところでございます。以上です。

答弁 教育次長 虻川善智(教育次長は2019年3月まで)

私のほうから、件名2、次代を担う子供たちへの支援について、新年度に向けての奨学金への取り組みということでございます。本市で実施している貸与型奨学金制度を給付型奨学金制度に見直しをする場合には、その原資となる財源を確保した上でなければ、給付型制度への移行は難しいと考えております。本年6月に閣議決定された骨太の方針によりますと、第1に、2020年4月より、高等教育の無償化として、対象範囲を年収270万円未満の住民税非課税世帯の子供たちに対して、国立大学の授業料と入学金の全額免除、また、公立大学におきましても、国立大学の授業と入学金を上限に対応を図り、さらに私立大学においても授業料と入学金への措置が盛り込まれております。第2には、給付型奨学金について、学生が学業に専念するため必要な生活費を賄えるよう措置を講じることとされています。まだ標準額等については示されておりませんが、これらの制度を活用し、これから大学を目指す皆さんには、ぜひあきらめずに、大学等への進学に向け、日々勉強に励んでいただきたいと考えております。また、御家庭においても、お子さんと進学について話し合い、励まし、勇気づけていただきたいと思います。以上です。

再質問 6番 本田加津子

ありがとうございました。それでは、再質問のほうに入らせていただきます。まず、市営住宅の屋根の無落雪化、こちらのほうなのですが、実際、私の住んでいる住宅も数年前に、しらかば団地なので、屋根の工事をしていただきました。工事する前は、最低年に2回、裏の雪だとか氷の塊、これを業者に頼んで、何軒かあったら何軒かで負担をしながら除雪をしていました。その負担もなくなりました。あと、裏から雪というか、氷の塊が落ちてき─ 47 ─ますので、衛星放送のアンテナが原形をとどめないような形になったこともありまして、そういった負担も生じなくなりましたので、とてもありがたいなというふうに実感しております。議会報告会の中で、ぜひ自分たちの住んでいるところもそういう工事をしてもらえないのだろうかという話がありましたので今回質問させていただいたのですが、今、耐震化になっているところを優先して屋根のほうも改修していくという話を聞きました。今後においては、こちら耐震化の改修とあわせて屋根のほうもということになると金額がかなり大きくなるということも理解しました。次年度以降、今ありませんということだったのですが、長寿命化計画の見直し時においてこういったものも考えていくという御答弁だったのですが、来年はどうですか、考えというか、見直しとか、そういうのに該当する地区はないでしょうか。

答弁 建設課長 山田元(建設課長は2024年3月まで)

残念ながら、長寿命化計画というのは、国を含めて国庫補助事業で改修等々行ってきている経緯も実はございます。来年においては、残念ながらちょっと、ことし、そして来年ということになりますから、かなり困難な状況だとは認識しております。ただ、次年度以降、今、予算査定もこれから踏まえて、来年度以降の事業見直しも考えつつ、長寿命化計画の見直しの中で、今後のまちづくり、そして地域のコンパクト化、それら含めて、耐震化を図ったほうがいいのか、それとも耐震化を図らないで、間引きみたいな形をしていきながら延命を図りつつ、平成の住宅にスライドしていく方法がいいのか、総合的な判断を今考えているところでございます。以上です。

再質問 6番 本田加津子

わかりました。あと、議会報告会の中でこのような意見が出たのですが、過去に地区別市政懇談会だとか実施されていると思うのですが、そういった中では、こういった屋根のことに関して、市営住宅がたくさんある町内会はごく一部だと思うので、どこでもここでも意見が出るとは限らないのですが、そういった意見というのは聞いたことはありますか。

答弁 建設課長 山田元(建設課長は2024年3月まで)

ついせんだっての情報交換会、先ほど来から出ております情報交換会の中でも実は出されました。ちょっと地区は差し控えさせていただきますけれども、その中でも同じような答弁をしたわけでございますけれども、今後、それら御質問いただいている地域のみならず全市的に、公平性を保てるようなつくりにしていきたいと考えておりますし、先ほど来からの繰り返しになりますけれども、願わくば、昭和の建物というのは、間取り、それから器具、動産品の関係の置き場所も含めて、かなりもう時代の流れにそぐわない部分も多々聞いておりますので、場合によっては新しく建てていく、ないしは平成の住宅にスライドしていくという考え方を持ちつつも、長寿命化計画にのっとった形で、皆様方にその辺の周知を図っていきながら、御意見も賜りながら、慎重に進めていきたいと考えております。

再質問 6番 本田加津子

確かに今おっしゃるとおり、昭和の住宅、洗濯機一つ置くのでも、今の洗濯機は大きいので、お風呂場、脱衣所にならないぐらいの場所をとられたりとか、すごく使いづらい面がたくさんありますよね。でも、実際、これをどんなふうに次につなげていくかということになると、その間、実際に今住んでいるところで生活している方がいらっしゃるのですから、やはりそういった方がこうしてほしいというような住環境整備という意味でも、聞いてあげられるような取り組みがないのかなというふうに思う。─ 48 ─例えば、屋根の工事自体は無理ですが、年に1回ですとか、どさっと裏に落ちた雪を、住んでいる方だけではなくて、ちょっと行政のほうも何割か負担をして、除雪費用を助けてあげるような、そういった取り組みとかもできれば、個人につながらなくても快適に冬が、若干負担軽減するのかなというふうに思うのですが、その辺はいかがですか。

答弁 建設課長 山田元(建設課長は2024年3月まで)

このお話に関しましても、ちょっと差し控えさせていただきますけれども、町内会からも実は御要望をいただいております。特に、ルールでございますけれども、基本的な話をさせていただければ、空き家の住宅、それも重ねであれば、上と下が空き家の場合は役所のほうでやらせていただいているという原則、基本的な考え方がございます。その考え方にのっとりまして、空き家が密集しているところ、場合によっては住んでいる方々が少ない、かなり空き家の玄関前も協力いただきながら除雪をしていただいているというこの間の経過も聞いておりますので、そういうところは私どもの小さいショベル等々を入れまして、一緒にさせていただいている経緯はこの間もございます。

再質問 6番 本田加津子

そうですね、空き家が多いところはいろいろ、行政のほうで物置の雪をおろしてもらったりだとか、そういったこともやってくれているので、助かっています。先ほど聞いた、過去も文珠本通り、しらかば地区、神楽岡、こういった屋根の無落雪化の工事が終わっているところ、最近でもやっぱり空戸も何戸か目立つのですよね。特に、歌志内で住宅を探している、その探している方に特定の場所だとかの希望がなければ、やはりこういうふうに工事が完了して環境整備が整っているところを優先して住宅として紹介はしているのでしょうか。

答弁 建設課長 山田元(建設課長は2024年3月まで)

まず最初に、民間住宅の考え方を、僕は最初ちょっと勉強のためにしてみたところ、角部屋で南向きで2階がいいと、こういうのがだんだんわかってきました。ですけれども、基本的には、周りに住んでいる方々、人間関係もかなり重要な部分を占めておりまして、残念ながら、そういう方々で近所トラブルと我々申し上げておりますけれども、移転をせざるを得ない方々も実際はございます。なので、一概には言えませんけれども、新たに来られている方々においては、そういうような環境、屋根の雪おろしが必要でないよというところも含めて、当然御要望に沿った形での話。それから、お子さんが小さいのであれば学校周辺とか、いろいろな環境もございますので、それら総合的に判断して御紹介をしているところでございます。

再質問 6番 本田加津子

わかりました。続きまして、車庫についてだったのですが、いろいろな経緯があって今の状況に至っているということは理解いたしました。以前は車庫を建てることができた。でも、今はできない。いろいろなことがあってできなくなったので、住まいのしおりのほうにもこういったことが書いているので、そのこと自体で、車庫を建てられないのだったらここに住まないわという人はいないのかなというふうに思うのですけれども、そういった方はどうでしょう、いますか。

答弁 建設課長 山田元(建設課長は2024年3月まで)

私の把握する限りでは、今現在、車庫が建てられないから歌志内には住まない、ないしは歌志内から出ていくという、ちょっと表現があれですけれども、住みか─ 49 ─えるという情報は聞いてはございません。

再質問 6番 本田加津子

団地の構造もいろいろあるので、その場所には車庫を建てられないようなところもあります。私の住んでいるしらかば団地は、結構土地があいているところもあるので、そこに車の保管場所として土地をお借りしたら、そこには車庫を別に建てても、ほかの方に迷惑になるような場所ではないと思うのですが、そういった場所も今の状況では、車庫の新設というのは一切許可はできないという考えなのでしょうか。

答弁 建設課長 山田元(建設課長は2024年3月まで)

大変申しわけございませんが、基本的には市内一円、先ほどもちょっと話が出ました、平等性を欠くということで、スペースは確かにあったとしても、今現在、かなり逆を返せば、2台、それから3台という世帯も多くなってきてございます。したがいまして、今スペースがあったとしても、将来的にはかなり厳しい状況も考えられる。そして、雪捨て場の関係、それから堆雪スペースの関係という確保も、今後排雪をできるだけ軽減させていきながら、財政的にも有利に働くような除雪の体制も考えてございますので、可能であれば、車庫は建てないという考えのもと、残念ながら、この間、許可は出しておりません。

再質問 6番 本田加津子

わかりました。あと、歌志内の市営住宅に住んでいらっしゃる方で、車の保管場所を借りている、車の台数というのですか、そういったものは、今現在どのぐらいの方が車の保管場所を借りているか、教えてください。

答弁 建設課長 山田元(建設課長は2024年3月まで)

手元資料ではございませんけれども、大体1軒に1台としますと、今の世帯数でいきましたら、おおむね100件から200件程度の台数は優にあるかと判断します。

再質問 6番 本田加津子

わかりました。車を外に駐車するということで、メリット、デメリット、たくさんあると思うのです。少し前に近隣の市町で車上荒らし、こういったものもありました。実際、歌志内でも被害があったという話も聞きました。こういった犯罪につながらないような取り組み、そういったことも車庫があれば防げたのかなという思いもするので、ルールの中に、歌志内の土地は車庫が建てられませんというふうに最初からうたっているので、どうしても車庫を建てたいという人はいないと思うのですけれども、その辺もっと、今はすごく高級な車もたくさんあって、大切にしている車がやっぱり傷つけられたりだとか、そういったことも避けたいなと思っている若い人たちもいるので、何かこの辺もっと工夫をして、雪の邪魔にならないとか、住んでいる人たちと話し合って、1人で2台、3台ではなくて、一家に1台車庫をというようなことも柔軟的に考えていただければなというふうに思うのですけれども、その辺はどうでしょうか。

答弁 建設課長 山田元(建設課長は2024年3月まで)

過去にもそのようなことで恐らく許可を出していたと判断されます。しかしながら、この間、世代交代、それから、それの引き継ぎ、車庫の移り変わり、所有者によって使い方が、当時つくった人がそういう思いがあったとしても、次につながるときにそれを残念ながら管理していかず、そのまま放置して出ていった車庫も、御存じかと思いますけれども、いっぱい市内には、全域ございます。なので、残念ながらそこの部分については御─ 50 ─協力を賜りたく、許可は出してございません。

再質問 6番 本田加津子

車庫を建てた人のモラルといいますか、出ていくときに後始末をきちんとしてくれる人がほとんどだというふうに思っています。どうしても何か事情があって、その車庫を壊していけなかったのかなと。費用的な面だとか。そういうのは住んでいる方たちと住宅の担当の方が窓口になって、もし使わないなら、この人は車を持っているから、その人が使えるようにちょっと話をしてみたらとか、そういった相談をすることで車庫を放置して越されていくこともないのかなと思いますので、ぜひ、この辺については、全員が全員車庫を建てたいと思っているとは思いません。ごく一部の方が、うちは車が3台あるけれども、1台、大きい車には車庫、冬に入れて保管したいのだなというふうに思っている方が必ずいると思うので、もうちょっとこの制度の中身を見直していただいて、何とか希望者はそういったことができるように、ちょっと見方というか、検討していただきたいなというふうに思うのですが、その辺はどうでしょうか。

答弁 建設課長 山田元(建設課長は2024年3月まで)

おっしゃるとおり、今建っている車庫、今現在ある車庫については、当然私どもも継承願ということで文書をいただいて、捺印いただいて、引き継ぎしているところでございますけれども、ついせんだってあったケースが、口頭で、口約束でやったやらないと、譲る譲らないということで継承したケースがございます。その結果、御本人に、両者ともに確認したところ、もらったとかもらわないとか、やったとかやらないとかという事案が残念ながら発生しまして、私どものほうで処理したケースもございます。そこは雪捨て場にするべくして、残念ながらうちのほうの費用でやったケースでございますので、代表的な例でいえばそういうような例がありまして、全員が全員、先ほど来からおっしゃっているとおり、皆様が全てそうなのだということでは一切考えてはございませんけれども、1件ないしは2件という、少ないけれどもそういうことが発生することによりまして、役所側としてもそういうような取り組みをしていかなければならないと思っておりますので、先ほど来からいただいているモラルの部分にも触れてくるかと思いますけれども、経過を見据えながら、今後そういうような状態が一切ないと、数年、全然そういうようなトラブルが起きないということが確認できるのであれば、またその時代のときに、その時代の流れに乗って考え方が変わるかと思いますけれども、残念ながら今のところは、申しわけございません、許可は出してございません。

再質問 6番 本田加津子

おっしゃっていることはわかります。そうですね、これから住んでいく人たちのため、住み続けていく人たちのために、みんなが困らないような、まちも困らない、住んでいる人も困らないような、そういったものに少しずつ寄り添っていって、住環境の整備、こちらのほうを整えていっていただきたいなというふうに思います。続きまして、ちょっと飛びますが、焼山線のことだったのですが、こちらのほうはプレス空知の報道もありましたので、プレス空知を購読している方は承知しているかと思うのですけれども、まだ内容を知らない方も若干いらっしゃるのですね。先日、町内会連合会との情報交換会が開催され、焼山線の今後についての説明があったというふうに聞きました。先ほどの議員の質問の中でも答弁があったのですが、これからまた20日の日にまとまった意見を集約して持ち寄って情報を交換するということを設定しているということだったのですが、その12月3日の日もいろいろな意見が、個人だとか、町内会としてではなくて、参加している方からいろいろな意見が出されたかと思うのですが、どのような意─ 51 ─見がありましたか。

答弁 企画財政課長 松井敬道(企画財政課長は2021年3月まで)

3日の部分で説明したときは、事前の資料というのは配付しておりませんでしたので、当日配付いたしました。その関係で、意見といいますか、その部分につきましては余り出ませんでしたので、20日の日に持ち寄ってきていただきたいということでお話をしました。その中では、実際にどのようなことを考えているのか、移動の充実策ですね、そのような部分の質問がございました。

再質問 6番 本田加津子

わかりました。あと、もしこの焼山線自体を廃止ということが決定したときに、焼山線にかわるものですね、使っていた方々にこういうことがありますのでという話も具体的にはされたのですか。またこの次、改めて示されるのですか。

答弁 企画財政課長 松井敬道(企画財政課長は2021年3月まで)

市のほうとして今考えているのは、先ほどちょっと申しましたが、後期高齢者、75歳以上のタクシー助成というものを考えているということでお話をしました。ただ、その際には、対象をどの辺までにするのか。75歳以上でも自家用車を持っている方も含めるのか。あと金額も一応、ベースとしては、今の段階では6,000円というのを案として持っていますけれども、それでいくのか。そういう細部の部分の意見につきましては、20日の日に御意見を伺いながら、精査をして、市の方針のほうを決定してまいりたいというふうに思っております。

再質問 6番 本田加津子

わかりました。今、タクシー助成制度、金額的なものは6,000円ということで金額が出たのですが、この6,000円ということを設定した根拠というのは特にあるのでしょうか。

答弁 企画財政課長 松井敬道(企画財政課長は2021年3月まで)

これは、今のは案としてお示ししているもので、もともとベースになっていますのは、介護が必要な方につきましての外出支援サービス、これが1万円というふうになっておりますので、この方々というのは、一般の方よりも交通の移動に支障がある方につきまして、今、タクシー助成を1万円しておりますので、これを上回るのはどうなのかという所管サイドの判断で、それ以下ということでしたときに、12カ月部分であれば6,000円、500円の12カ月分、6,000円がたたき台としてはよろしいのではないかという程度で、特にこれだからという根拠はございません。

再質問 6番 本田加津子

わかりました。あと、正式にタクシーの助成制度、これに取り組みますということになりますと、これは、来年度は焼山線が廃止になると思うのですね。来年になって春になるのか9月になるのかという今選択をされている段階だと思うのですが、そういったときに、このタクシー助成制度、これはその年のみ有効なのか、複数年にわたって補助していくのか、そういった考えはおありですか。

答弁 企画財政課長 松井敬道(企画財政課長は2021年3月まで)

助成するということになりますと、できるだけ継続していくような形になると思います。─ 52 ─

再質問 6番 本田加津子

今の御答弁で、その年ではなく、継続的にこういった助成制度の支援を続けていくというお考えということはわかりました。また、この助成制度、先ほどいただいた答弁の中に、焼山線の廃止とは別に、後期高齢者に対するタクシー助成制度というような御答弁がありましたが、これは焼山線のバスがなくなるから助成するということとはまた違うというお考えなのでしょうか。

答弁 企画財政課長 松井敬道(企画財政課長は2021年3月まで)

きっかけにはなっております焼山線の部分の財源の一部を使って、新たなサービスをしたいというふうに考えていますので、その部分として、移動を支援する策として、先ほど言いました後期高齢者の部分を所管としては考えているということでございます。

再質問 6番 本田加津子

それでは、今、検討されている焼山線の今後に対する特別な施策、焼山線廃止に対する特別な施策なんていうのは考えていらっしゃるのでしょうか。

答弁 企画財政課長 松井敬道(企画財政課長は2021年3月まで)

焼山線のかわりとか、そういう部分の施策というのはございません。焼山線はあくまでも廃止をすると。そして、その部分の財源の一部を使って、新たなサービスといいますか、支援策を講じていきたいということでございます。

再質問 6番 本田加津子

わかりました。では、このタクシー助成制度、これをもし支援していくというお考えでやっていくとしたら、この制度の対象となる方というのは、後期高齢者と先ほどおっしゃいましたが、その年齢を設定しているのでしょうか。

答弁 企画財政課長 松井敬道(企画財政課長は2021年3月まで)

先ほどもちょっと言いましたけれども、後期高齢者という部分でございますと75歳以上というふうになりますので、その部分を基本として考えておりますけれども、あとは対象の部分、何か条件をつけるとか無条件にするとか、非課税世帯ですとか、あと先ほども言いましたけれども、自動車を持っていない世帯にするとか、それとも一律75歳以上にするのか、あと金額の部分ですとか、そういう部分につきましては、意見等を伺って、詳細を詰めて決定していきたいというふうに所管としては考えております。

再質問 6番 本田加津子

わかりました。焼山線、これは乗られていろいろ調査されたときに高齢者の方が利用する頻度が高かったというようなお話も以前聞かせていただきました。でも、一般の方も、また学生さん、子供さんも決して焼山線に乗っていないということではないと思うのですね。もし焼山線がなくなったときの対応策ということで、高齢者、75歳以上の方にタクシーの助成制度というのを考えて─ 53 ─いるのであれば、これは歌志内市全体にかかわる問題なので、市民全体というのですか、一人一人というとすごい数になるので、世帯ごとにとか、そういった対応策というのも考えていただきたいなと思うのですが、その辺はいかがでしょうか。

答弁 企画財政課長 松井敬道(企画財政課長は2021年3月まで)

焼山線のアンケートをとったときに、やはり75歳以上、高齢者の部分が半分以上でございました。あとデータといたしましては、砂川の病院に行かれる方と中学校に通う方、この部分が多かったということでございますので、中学生につきましては、前後の歌志内線のほうの便を利用していただきまして、残りの多かった後期高齢者で移動手段がない方につきましては、タクシー助成制度を使って、その一部にしかならないと思いますけれども、こちらのほうで利用していただいて、何とか廃止に向けて進めていきたいというふうに考えております。

再質問 6番 本田加津子

わかりました。市民全体にかかわってくることなので、やはり高齢者、車を持っていない、移動するのにとても不自由を感じている人が優先的だということもわかります。でも、広い意味で、歌志内に住んでいるいろいろな人方のことも考えて、いろいろなことをやっていただきたいなというふうに思います。あと、先ほど聞きました乗り合いタクシー、こちらについては、今のところ協議は行っていないと。また、市内の事業者さんもこの許可を得ていないのでという御答弁でした。あと、交通空白地帯という言葉が先ほどあったのですが、今後、焼山線がなくなることで、今焼山線が走っている西歌ですとか、あっちのほうは何もそういう乗り物が通らない地区になるので、そういうところだったら、公共の乗り合い交通、こういったものはできるのかなというふうに思うのですが、その辺はいかがですか。

答弁 企画財政課長 松井敬道(企画財政課長は2021年3月まで)

乗り合いタクシーの部分は、既存の市内の事業者とお話はしたことがございます。ただ、先ほど言いましたけれども、免許を持っていないということと、あとちょっと研究したいということでございました。それとあと、それとは切り離した形で、空白地帯でなければ、既存のバス事業者のほうに影響がしますので、許可という部分がおりません。どうしてもやるということでありましたら、バスが通っていない時間帯、朝早くですとか夜遅く、あとは文珠の第三のところから砂川というような形になりますので。あと、先ほど言いました新泉町から文珠高台のバス停までとか、そういう部分になると余り現実的ではないので、その部分につきましては、現実的ではないので検討はしていないということでございます。

再質問 6番 本田加津子

わかりました。バスが走っていない時間帯というのは、早朝、あと夜間だとか、そういったこと。バスが1時間に1本しかないから、そのあいている時間という意味ではないのですね。全然バスとして営業していない時間帯というのを指しているということなのですか。

答弁 企画財政課長 松井敬道(企画財政課長は2021年3月まで)

そのとおりでございます。

再質問 6番 本田加津子

わかりました。─ 54 ─今の答弁の中にもあったのですが、砂川の病院、こちらのほうに通っている方が、歌志内の病院では治療できない疾病で、仕方なくというのですか、そういったものを受診してもらうために砂川の病院へ行っている方がたくさんいます。砂川の病院でよそのまちの送迎用のジャンボタクシーとか、皆さん見ているのですね。何で歌志内ではそういったものがないのだろうかなというような声もあったので、文珠第三から砂川の病院でも、それでも利用したいという方、直接砂川の病院まで行って帰ってこれるのであればいるのかなという気もします。今、歌志内の業者さん、乗り合い事業の許可を持っていないということだったのですが、うちにあるほほえみ号だとか、そういったものを使ってとか、そういったこともできるのかなというふうに思うのですが、それはいかがなのでしょうか。

答弁 企画財政課長 松井敬道(企画財政課長は2021年3月まで)

まず、歌志内線の部分につきましては、焼山線と時間的には、砂川方面で12分、正確に言いますと。歌志内に戻ってくるときには10分しか違いません。砂川の病院のほうに行けないということではありませんので、その部分につきましては、利用していただきたいというふうに考えております。あとジャンボタクシーの部分。この部分につきましては、一般のタクシーだというふうに思います。一般のタクシーを利用されて行っているのではないかと。あと乗り合いタクシーの部分。これは先ほども言いましたけれども、既存のバス路線を通る部分というのは、協議会の同意が必要ですので、その協議会の中に既存のバス事業者が入っておりますので、同意という部分には、まず得られないというふうに考えておりますので、その部分ではまず難しいのではないかというふうに考えております。

再質問 6番 本田加津子

わかりました。あと、こういった市民一人一人のちっちゃい声を拾っていって、今後どうしていくかというのをいろいろ検討されていく必要があると思うのですが、先ほども町内会連合会との情報交換会、20日に各町内で出された意見を持ち寄って、いろいろな話を聞きながら今後どういうふうにしていくかというのを決めていくというようなことを聞きました。やはり町内会のほうにも伝わらないちっちゃな意見とかもあると思うのですけれども、これは特に市民を対象に、今度バス路線が廃止になりますが、あなたはどうしますかみたいなアンケートだとか、そういったものをやろうというようなお考えは特に今のところはないのですね。

答弁 企画財政課長 松井敬道(企画財政課長は2021年3月まで)

改めてアンケートということは考えておりません。去年の地区懇のときに、まず市民の皆様に意見を伺っております。あと乗車調査のとき、実際に乗っている方にお話を聞いておりますので、その部分である程度把握をしたのではないかなということで、改めてアンケートということにつきましては、今のところ考えてはおりません。

再質問 6番 本田加津子

わかりました。ぜひ、そんなにたくさんの機会はないと思うのですけれども、いろいろなちっちゃい声も見逃さないで、今後、歌志内のバス路線についてみんながどういうふうに感じて、みんながこうなると幸せだと感じる取り組みができるのかなということをたくさん協議されて、市民のためになるような取り組みを実施していただきたいと思います。続きまして、奨学金、こちらのほうに移りたいと思います。先ほどいただいた答弁の中で、本市で実施している貸与型奨学金制度を給付型奨学金制度に─ 55 ─見直しをする場合というふうに答弁いただいたのですが、私、ちょっと伝えたかったことが違って、貸与型も貸与型のままに残していただいて、またそれとは別に給付型の奨学金制度、こういったものもできないのかなということで質問させていただいたのですが、この辺はどうでしょうか。

答弁 教育次長 虻川善智(教育次長は2019年3月まで)

現在、貸与型ということで実施しておりますが、御質問の給付型というのを新設してはという御意見ですけれども、貸与型を残して給付型を行うとした場合に、多分、借りられる方というのはほとんど給付型のほうを借りるのではないかなというふうに思います。もし設定した場合ですね。そういうことを考えますと、給付型というのは、やはり御答弁申し上げたとおり、財源確保がない限りかなり難しいのかなというので御答弁したところでございます。

再質問 6番 本田加津子

わかりました。ただ、国のほうでも今いろいろと給付型だとか学費の無償化だとか、いろいろな取り組みをされています。それはどうしてされているのかというと、やはり経済的な理由で望む教育を受けられない子供たちがたくさんいるからそういったことに踏み切っているのではないかなと。歌志内では、6月の定例会でも一時金の貸し付けについて、私、質問させていただいたのですが、今後の国の動きなどを見ながら勘案していきたいというような答弁をいただきました。国や近隣市町の動きを見ているだけではなくて、やはり経済的な格差により高等教育というのを受けない子供たちが実際にいるということは紛れもない事実で、このまちにも少なからず、数の中で1人か2人だと思うのですけれども、少なからずいることは事実です。やはり歌志内では、ほかのいろいろな取り組みを見ながら、それに合わせて進んでいくという考えも大切だと思うのですが、このまちにしかないような、そういった取り組みをぜひ講じていただきたいなと。先ほど次長おっしゃいましたが、給付型、貸与型、両方借りるのではないかなと。だから、ここではっきり給付型に該当するにはいろいろな要件をつけるとか、そういったこと、経済的なものだとか、その子供さんの学力だとか、いろいろなものを順番づけて、1年に1人とか2人とか数はいないと思うのですね。だから、並行して両方をやっていっていただいて、温かい支援というのを講じていただきたいなと思うのですが、その辺はいかがですか。

答弁 教育次長 虻川善智(教育次長は2019年3月まで)

私、先ほど申し上げたのが、給付型と貸与型を併用してということではなくて、もしそういう制度が二つあった場合には、ほとんどの方が給付型ではないかなという意味でございます。それと、給付型ということにした場合に、制度を設けてということなのですけれども、仮に今、高校支援金を支給している方が、高校1年生から3年生まで86人おります。今後その方たちが、例えば給付型になりますと、ほとんどの方がそれを活用するのではないかというふうに考えます。そうしましたら、今後どれぐらいの費用がかかるかということで、簡単な積算ですけれどもしてみますと、大体、今後、来年からやっていきますと、22年ころにはやっぱり2,000万円近くのお金が給付としてかかる。ただ、大学進学率というのが大体57.9%、2018年度の大学進学率というか、それが57.9%ですので、それを簡単に掛けたとしましても、やはり1,200万円程度の費用がかかってくるという試算になったものですから、これはやはり財源的なものを簡単にはできないと。今、議員がおっしゃったとおり、そんな何─ 56 ─人もいないだろうという部分の中で、現状の貸与型で見ますとそうかもしれませんけれども、給付型になってくると、やはり皆さん、議員がおっしゃったとおり、少しでもお金をいただけるのであれば活用というふうになってくるのではないかなと思います。そうなりますと、やはり費用的には簡単なものではないというふうに考えております。

再質問 6番 本田加津子

わかりました。歌志内では、認定こども園に係る費用ですとか、小学校、中学校の修学旅行費、こういったさまざまな保護者の負担軽減があるので、こういった費用を子供のために蓄えておいてというようなお話も何度か聞いたことがあります。でも、やはりその日その日で追われながら暮らしているひとり親家庭ですとか、生活保護を受けているような世帯では、そのお金をためておくというよりは、もう目の前にある子供にかかる経費、制服代ですとかジャージですとか、そういったものに使ってしまって、進学の費用までは蓄える余裕がないのかなというふうに思います。現在、大学、また専門学校には月2万円の貸与型の奨学金というのをやられていますが、この金額についても、やはり今の時代の流れで2万円というのが、過去にも次長のほうから、その額が妥当なのかどうなのかというような答弁もいただいていますが、やはりこういった内容もいま一度見直して、一時金の貸し付けについてもそうですけれども、やはり時代に沿うような、そういった取り組みを講じていただきたいなと思うのですが、今、給付金のほうはちょっと別にしておいて、今行っている貸与型の奨学金について、もう一度内容の見直しというのをお考えいただけないかなというふうに思うのですが、いかがでしょうか。

答弁 教育次長 虻川善智(教育次長は2019年3月まで)

貸与型の見直しという部分では、多分金額を、例えば2万円を3万円に、またもう少し高くというような意味合いなのかなと思うのですけれども、今社会問題的に貸与の奨学金への債務というのも新聞等でもいろいろ報道されておると思いますが、いろいろな大学の部分の情報を見ますと、やはり大学に入ってから、いろいろな貸し付けに係る奨学金の給付の制度がたくさんございます。それは世帯の状況によっていろいろなものを活用できるというような状況がありますので、市の奨学金を上げるという部分よりも、そういうところを、できるだけの情報をもらいながら、行く大学の先々で、本当にいろいろな給付の制度があるようですので、それを活用して、少しでも有利なものを使っていただくというのが優先かなと思います。全道35市の中でも、大体15ぐらいの市では、その奨学金制度自体もないところもございます。そのようなことを踏まえて、できるだけそういう国の制度を活用していただくというのが必要なのではないかなというふうに考えております。

再質問 6番 本田加津子

わかりました。学校に入学してからはどうにか生活がしていけると思います。アルバイトもあります。そして、学校内で学力の高い子には特別な奨学金制度を設けている大学とか専門学校とかもたくさんあります。ですから、その前段の入るための助けというのも、やはり見直していくような必要があるのかなというふうに思います。今、歌志内で実施されている奨学金は、進学した年、春からの奨学金制度だと思うので、ぜひ、この一時金について、大学に入れるようにするための貸し付けというのですか、奨学金、こういったものはどんどん積極的に始めていっていただきたいなというふうに思っています。─ 57 ─また、ことしの第2回定例会で、給付型の奨学金について、教育長ですとか市長から、若干、いろいろなお話に触れられていました。将来的にはこのような制度をつくっていきたいと。教育委員会とも話をされているとという内容のお話もありました。将来的と漠然とした表現だったのですが、5年後、10年後、さまざまあると思いますが、どのあたりを想定して今お考えなのでしょうか。

答弁 教育次長 虻川善智(教育次長は2019年3月まで)

入学準備金についてのお話かと思うのですけれども、入学準備金については、道内でやられている市を見ますと、4市ほどがそういう制度を設けているようです。そのうち一つが給付型ということでやっているようです。金額的には10万円、20万円というのが一般的かなというふうに思います。いずれにしても、1年目の貸し付け時に貸与するというような制度のようでございます。ただ、先ほど申しましたとおり、一時金を踏み出している市というのがなかなかない状況もございます。ただ、今後、どれだけそういうような需要があるのかというのも変わってきます。そして、先ほどから言っているように、今後、大学の高等教育の無償化というのが本当に実施されてきますので、それらの状況を見て、必要性というのがはっきりしてくるのかなというふうに思いますので、何年後というのは現在のところちょっと申し上げられませんけれども、やはり今後の高等教育、国の動向等も見ていかなければならないのかなというふうに思っております。

再質問 6番 本田加津子

わかりました。いろいろお考えもあります。お金のかかることなので、そう簡単に答えは出ないと思いますが、仮に、将来的に給付型の奨学金制度を歌志内で設けようと、実施しようということになって、それに年に1人とか2人とかと該当者が出てくると思うのですが、例えばこれが5年後、10年後にそういった給付型の奨学金制度を当市では設けますよと。成績がよくて、なおかつ家庭の収入がこのぐらいでという条件に当てはまった子供たちに対して給付型の奨学金というのが支給されるようになっていくのかなと思うのですが、もし自分のときにそんなものがなくて、5年後の歌志内にそういうものがあったときに、あと5年遅く生まれればよかったなと思うような、そんな子供の後悔というのを何か余り聞きたくないなと思うのですね。将来的にこの給付型、こういったものについて今いろいろ考えられているのかなというふうに思います。それで、もう考えられていて、何年か先にはこのぐらいのお金をかけて、こういう子供たちに給付型の奨学金を渡して大学に行って、専門学校に行って、将来、歌志内から世界に羽ばたいてもらうような子供たちになってほしいなという強い思いがあるのであれば、1年でも早く給付型の奨学金という制度の創設、これに向けて取り組んでいただきたいと思うのですが、この辺は、市長いかがですか。

答弁 市長 村上隆興(市長は2020年9月まで)

常々そのように思っております。一度制度をつくりますと、1年2年でやめるというわけにはいかないだろうというふうな思いもあります。先ほどから繰り返し出ておりますけれども、新しい制度をつくるということになりますと、当然それに伴う財源の裏づけが必要だということで、過去いろいろと議論が行われているところでございます。現在、歌志内で、御承知のとおり、財調は6億円程度持っております。6億円程度の財調ですと、いつ何時どのようなことが起きるかわからないということで、これはやっぱり一般会計─ 58 ─を含めた全体の財政運営のためにしっかりと確保しておかなければならないという数字だと。ただし、奨学金、給付型ということになりますと、やはり億単位の基金を別に積んで、毎年の一般会計がぶれることによってやるやらないということではなくて、安定した運営をしていかなければならないと、そのように思っております。そのためには、現状、歌志内の財政状況の中で、そういう数字をどのくらいの期間で積めるかと、こういうことも推計していかなければならないのかなと。いつも申し上げておりますけれども、ふるさと納税がこの付近の自治体のように大きな数字で参りますと、そういうものを活用したいという気持ちは内部でも持っておりますが、なかなかそうはいかないということになりますと、やはりしっかりした計画的な積み立てを含めて、一定の額までは確保しなければならないのかなというふうに思っておりますので、今、地方交付税が人口の減少とともに落ちてきているところ、特交というのはその年でなければなかなかわからないという部分もありますので、時間をいただく中で、教育委員会のほうとも十分詰めてまいりたいと。現在は、国のほうで支援している奨学金のほうでは、もらいっ放しという奨学金も結構数多くあるのですが、特定の人だけがまとめてみんないろいろなところのを借りて、本当に必要な人にはなかなか当たらないということで、一時問題になったこともあるのですが、歌志内もどういう方々を対象にして、どれくらいの金額を想定するのかと。それに対してどれくらいの規模の財源の確保が必要なのかということをしっかり裏づけとして我々も研究してまいりたいと思います。

出典:歌志内市議会 平成30年第4回定例会 2018年12月12日 議事録 PDF(19ページ) 間違いを知らせる