歌志内市議会 平成27年第2回定例会 2015年6月25日
市営プールの廃止とその後の対応について
2015年6月25日、歌志内市議会の一般質問で、山崎瑞紀議員が「市営プールの廃止とその後の対応について」質問し、教育次長 佐藤守、教育委員会事務局主幹 杉山俊宏、教育長 森塚勝敏が答弁しました。
- 質問者
- 山崎瑞紀 議員
- 答弁者
- 教育次長 佐藤守、教育委員会事務局主幹 杉山俊宏、教育長 森塚勝敏
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
件名は会議録の議事日程の表記です。
質問 3番 山崎瑞紀
初めての質問となり、緊張しておりますが、よろしくお願いいたします。なお、先輩議員の下山議員からもプールに関する質問がありましたので、重複することがあるかと思いますが、予告どおり質問させていただきます。件名1、市営プールの廃止とその後の対応について。市営プールの廃止が決まり、今まで市営プールを利用していた子供の保護者から、廃止後の近隣市町のプールの利用方法について、わからないなどのお話がありました。この件につきましては、3月の第1回定例会で質問などがされていますが、時期が迫ってきましたので、市民への周知も含め、質問いたします。1、市営プールの廃止の理由と、歌志内市としてプール事業をどのように位置づけていたのか伺います。2、近隣市町のプールを利用させていただくための近隣市町との協議内容について伺います。3、今年度の学校などのプール授業について。(1)保育所、幼稚園、小学校、中学校の実施内容について伺います。─ 54 ─(2)市教育委員会主催の実施内容について伺います。(3)、(1)(2)を行うための交通手段と使用料の負担について伺います。4、今まで個人で市のプールを利用していた市民への対応について。(1)交通手段はどう対応するのか。(2)使用料の負担について伺います。(3)市民への周知はどのように行うのか伺います。5、新設プール計画予定について伺います。以上です。よろしくお願いします。
答弁 教育次長 佐藤守(教育次長は2016年3月まで)
私のほうから、件名1、市営プールの廃止とその後の対応についての5点につきまして御答弁申し上げます。初めに、1の市営プールの廃止の理由と、歌志内市としてプール事業をどのように位置づけていたのかという御質問でございます。市営プールの廃止理由は、施設全体の老朽化であります。具体的には、上屋鉄骨の腐蝕やすき間などの劣化、また、上屋シートの継ぎ目部分に大きな亀裂が生じ、シートの補修が不可能となり、上屋関連の設備に新設同様の経費が伴うことが主な廃止理由であります。プール事業の位置づけとしては、幼児期では水に親しみながら泳ぎを覚える、一般的には、体育活動として体力の充実を図るための社会体育施設であるととらえております。2番目の、近隣市町のプールを利用させていただくための協議内容についてでございます。近隣市町との協議内容ですが、赤平市教育委員会とは、歌志内幼稚園、小中学校等の水泳授業及び社会教育主催事業関係についての日程調整及び利用内容等について、既に協議済みであります。また、市民が日常利用する方法につきましては、平成24年度から施設の相互利用協定を締結している上砂川町、奈井江町、浦臼町を含め、各教育委員会、プール運営管理者とそれぞれ協議を終えており、受付方法に若干の違いはありますが、基本的には、歌志内市民が利用する場合には、窓口において氏名、住所、学年などを記入もしくは名乗ることで入館できるよう了解を得ております。3番目の、今年度の学校等のプール授業について、(1)保育所、幼稚園、小学校、中学校の実施内容について、(2)の市の教育委員会主催の実施内容について、(3)として、そのための交通手段と使用料の負担についてでございます。(1)(2)(3)は関連がありますので、一括して御答弁申し上げます。幼稚園のプール授業は3回、うち、1回は保育所の5歳児と合同で行う予定であり、小学校では全学年2回ずつ、中学校は1年生1回の授業をこれまでと同様に実施いたします。教育委員会主催事業としては、子供水泳教室を8月10日から3日間予定しており、学校の授業を含め、赤平市民プールを利用し、いずれも市バスにより対応いたします。なお、使用料につきましては、全額市が負担いたします。4点目の、今までの個人で市のプールを利用していた市民の対応についてでございます。(1)交通手段はどのように対応するのか、(2)使用料の負担、(3)市民への周知についてでございます。こちらにつきましても、(1)(2)(3)は関連性がありますので、一括して御答弁申し上げます。個人利用に伴う交通手段につきましては、各利用者、御家庭等での対応となります。─ 55 ─使用料につきましては、赤平市及び相互利用協定を締結している奈井江町、浦臼町の有料施設については、全て市で負担いたします。なお、市民への周知については、幼稚園、保育所、小学校を通じて、各家庭にプリントを配布しており、全市民に対しては、7月1日号の広報にプリントを折り込みすることとしております。5点目でございます。新設プールの計画予定についてでございます。市営プールにつきましては、今シーズンから赤平市及び施設共同利用の協定を締結している上砂川町、奈井江町、浦臼町のプールを利用していただくことになります。このため、今後の新設計画等につきましては、今年度の利用状況を見きわめ、市の総合計画などとの整合性を図りながら、慎重に判断してまいりたいと考えております。以上でございます。
再質問 3番 山崎瑞紀
ありがとうございました。それでは、順番に再質問させていただきます。施設全体の老朽化により廃止に至った理由はおおむねわかりましたが、これまでも補修や修繕により管理していたと思いますが、急に廃止になったのは、施設の状況を把握しきれていなかったのでしょうか。
答弁 教育委員会事務局主幹 杉山俊宏(教育委員会事務局主幹は2020年9月まで)
これまでも把握しきれていなかったのかという質問でございますけれども、これまでも修繕や補修を繰り返しまして、維持管理を行っておりました。今回、大きかった上屋の部分につきましても、平成25年、26年と、2カ年にわたり補修をしておりますが、昨年、プール終了時にシートの撤去を行った際に、施工されました業者から指摘を受けまして、これ以上補修による延命は今後は不可能である旨の結論に至ったというところでございます。
再質問 3番 山崎瑞紀
平成25年、26年にわたり補修をしましたとの答弁でしたが、平成25年、26年の補修工事はどのような程度だったのでしょうか。
答弁 教育委員会事務局主幹 杉山俊宏(教育委員会事務局主幹は2020年9月まで)
維持補修にかかりました実績額でお答えさせていただきたいと思います。平成25年度につきましては、上屋鉄骨の補強、それから、漏水管修理などで約47万8,000円、26年度では、上屋鉄骨の補強、シートの補修、ろ過器、給水管補修などで約85万6,000円の補修等をしております。25年度、26年度とも上屋鉄骨の部分が大きくなっておりますけれども、水槽からの漏水ですとか、ろ過器のポンプなども全面的に老朽化しており、そういう工事修繕にかかる費用は年々ふえていたというところであります。
再質問 3番 山崎瑞紀
わかりました。それでは、2番目の、近隣市町のプールを利用させていただくための近隣市町との協議内容についての再質問をいたします。各プールとの協議内容は終了しているということですが、シーズン中において、市民がどのように利用するのかわからない部分もあると思いますが、答弁以外に、心配や問題はないのでしょうか。
答弁 教育委員会事務局主幹 杉山俊宏(教育委員会事務局主幹は2020年9月まで)
ことしは市営プールを廃止しまして初めての年でありますので、子供ですとか一般の方を含めまして、歌志内の市民の皆さんがどこの施設をどのように利用されるかということがちょっとなかなか予測が難しいというところはございます。昨年、今後のプールのあり方についてということで、幼稚園とか小中学校の保護者の方に、他の市町のプールの利用している状況について、アンケートの項目を設けまして、ちょっと調べさせていただいたのですけれども、昨年までは市営プールがありましたので、市のプールと並行してほかのまちのプールをどのように使っていたかという結果なので、想定している以外のこともあるとは思うのですけれども、ことし使わせてもらう各市町の施設のプールとよく連絡、連携を密にしまして、利用者の皆さん、市民の皆さんに迷惑のかからないように対応してまいりたいというふうに思います。
再質問 3番 山崎瑞紀
今の答弁で、保護者の方にアンケートをとったということですが、保護者以外の市民の方にはアンケート調査をなぜ行わなかったのでしょうか。
答弁 教育委員会事務局主幹 杉山俊宏(教育委員会事務局主幹は2020年9月まで)
これまでの歌志内の市営プールを使っていた方の利用の実績を調べますと、過去数年間にわたりまして、市内の子供さん、特に小学生の利用が利用のほとんどを占めておりますので、市営プールのことについてのアンケートは保護者の方にとらせていただいたという理由でございます。
再質問 3番 山崎瑞紀
わかりました。それでは、3番目の、今年度の学校等のプール授業について再質問いたします。これまでと同様の学校授業や教育委員会の水泳教室が開かれているようですが、新たにふやすことは考えていないのでしょうか。
答弁 教育委員会事務局主幹 杉山俊宏(教育委員会事務局主幹は2020年9月まで)
まだ利用先のプールですとか、協力している学校ですとかとの協議中の部分もありますので、100%という答弁ではございませんが、教育委員会が行う夏休み期間中の事業、この中におきまして、チャレンジサマー事業というのがあるのですけれども、この中に水泳の時間を加えるようなことなどで、少しプールと接する回数の増を図ってまいりたいということを考えております。
再質問 3番 山崎瑞紀
チャレンジサマー事業にプラスして計画したいとのことですが、チャレンジサマー事業について、もう少し教えてください。
答弁 教育委員会事務局主幹 杉山俊宏(教育委員会事務局主幹は2020年9月まで)
チャレンジサマー事業といいますのは、夏休み中に、始まった前半に5回ほど、希望者、小学生ですけれども、学校に来まして、国語、算数のドリル学習などを行うというものを去年から行っております。午前中にそれを実施するということで、夏休みであっても早寝早起きなどの好ましい生活リズムを促しまして、あわせて、学習効果といいますか、勉強もしていただくということをねらっているものであります。それに加えて、ふやすという考えといいますのは、午前中に学校でそういうドリル学習などを終えた後、一たん、自宅で昼食をとった後、午後からは市内の家のそばの停留所から赤平のプールまでの送迎バスを走らせて、子供だけでも、この場合は赤平市民プールを考えているのですけれども、それを利用できる日を設けてまいろうということを今計画しております。─ 57 ─
再質問 3番 山崎瑞紀
ぜひとも1回でも多くプールが利用できるよう、教育委員会で計画されることをお願いし、次の質問に移ります。それでは、4番目の、今まで個人で市のプールを利用していた市民への対応について再質問いたします。子供を持つ親としては、子供のみバスでプールに行かせるのは不安であると思います。また、交通費の経費も利用回数に伴い負担が大きいと思います。教育委員会で一部負担でも考えることは難しいのでしょうか。
答弁 教育委員会事務局主幹 杉山俊宏(教育委員会事務局主幹は2020年9月まで)
先ほども申し上げたところですが、今年度は初めての年ということがありまして、子供を含めます市民の皆さんがどのようなプールの利用のされ方をするのか、それを今予測するのは非常に難しいかなということも思っております。そのため、ことしはどのように利用されるか、利用実態、そういったことの把握に努めまして、このシーズン終了後に、声を聞いたり、または検証を行ってまいりたいというふうに考えております。
再質問 3番 山崎瑞紀
わかりました。それでは、5番目の、新設プールの計画予定について伺います。ことし、今後のまちづくりの総合計画がつくられたとのことですが、プールは夏場における子供たちの楽しみであると思います。また、健康増進、体力の向上など、全身運動には最適な施設であると思います。さらに、高齢者にとって、体のバランス、リハビリ的な活用もあるかと思います。今すぐ建設することはできないと思いますが、将来的にプールは必要と思いますが、いかがでしょうか。
答弁 教育次長 佐藤守(教育次長は2016年3月まで)
教育委員会といたしましては、今、プールがあった場合では、議員がおっしゃったとおりの、健康増進とか、体力向上だとかという形での活用が図られるものというふうに思っております。しかしながら、今後の歌志内の子供たち、市民にとって何が必要なのか、また、どんな施設が必要とされ、現在、既存である施設の維持管理、補修などの延命を含め、また、新設をする、建て直しするものはどういうものかという計画、これらの歌志内全体の計画の中、先ほど議員もおっしゃっていましたまちづくりの総合計画の中で、市民の皆様や関係団体、教育委員会といたしましては学校教育関係者など、それらの皆様から御意見を伺いながら、慎重に対応してまいりたいというふうに考えております。
再質問 3番 山崎瑞紀
わかりました。確かに教育関係だけでなく、歌志内全体として検討することも多くあると思います。本日はプールに限って質問させていただきましたが、社会体育施設としては、プール以外にも、体育館も老朽化しております。今後の社会教育施設、学校施設との関係もあると思います。新人議員として、僭越ですが、最後に総体として、教育長に質問させていただきます。将来を担う子供たち、また、元気な高齢者など、市民全体における教育環境整備を今後どのように考えているのか、お聞かせください。
答弁 教育長 森塚勝敏(教育長は2019年9月まで)
山崎議員におかれましては、初めての質問で、プール1本に絞っていただき、さぞ緊張されているかと思いますけれども、御丁寧にお答えしたいと思います。まず、前段に、教育委員会が管轄している部分では、子供たちを中心とする学校教育と、それから、一般の方々を対象とする社会教育という二つに分かれております。まず学校教育で言えば、0歳児から15歳、14歳まで、中学生までの数で、ことし233名しかおりません。来年になりますと220名、ずっと推移をしていくと、5年後、要するに32年には、あくまでも推移ですけれども、169名という、今から65名ぐらい、ずっと少なくなってしまうというような、人口も同じように減少していくのですけれども、子供たちの数も減少していきます。その中にあって、それでは、例えばプール等の施設が、160名の子供たちにとってプールを、気持ちとしてはほしいのです。先ほども下山議員の質問の中にも、やはり夢を与えなければ子供というのは育っていかないというふうに思いますので、やっぱり夢を与えることは大切かと思いますけれども、現実的に子供の数だけ、あるいは先ほど主幹が申しましたように、一般人のプールの利用者というのはほとんどいなくて、一般でカウントされているのは、子供さんについてきた親の数が一緒に入場者数としてカウントされるものですから、実際、自分がプールで泳いでいるのかどうかというようなことでは、一般の大人の方が利用している頻度は非常に少ないのかなと。逆に、私、赤平だとか、あるいは滝川のサンテだとかに行っていて、歌志内の一般の方によくお会いすることがあって、歌志内のプールは使わないけれども、そちらのプールを使っているという方々にお会いすることがあります。つまり、そういうことを全部考えあわせて、先ほども下山議員の答弁の中にもありましたように、教育委員会だけではなくて、やっぱり保健福祉課、あるいはまち全体と、垣根を取っ払ってしまって、全体的に市民に対してどういうものがいいのかということを総合的に考えてまちづくりをしていくべきではないかなというふうに思います。学校教育だけで、今、歌志内小学校、幼稚園、給食センター、歌志内中学校、4施設、それから、旧歌志内中学校の校舎、西小学校の校舎、グラウンド、それから公園等、それから、社会教育につきましては、東光児童館、こもれびの杜、それから公民館、郷土館、市民体育館、それから神威児童センター、図書館という7施設等を全部総合的に考えていかなければならないというような部分で、それも今年度、市の総合計画の中で、教育委員会は教育委員会としての考えを述べていきたいなと。ただ、やはり子供たちを育てる部分、先ほど下山議員も言われましたように、夢と希望を持たせて、歌志内の教育理念の中には、子供たちに自信と誇りを持たせるということも教育委員会の中でうたっておりますので、そういうことを踏まえて、子供たちを育成していきたいなというふうに考えております。以上です。
再質問 3番 山崎瑞紀
ありがとうございました。このたびは市営プールについて、市民の皆さんから私のほうに多くの意見が寄せられたことから質問させていただきました。これからの社会教育施設のあり方も含めて、私も勉強してまいりたいと思います。これで私の質問を終わります。ありがとうございました。