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浦臼町議会 令和8年第2回定例会 2026年6月11日

浦臼町診療所の現状

2026年6月11日、浦臼町議会の一般質問で、砂場明議員が「浦臼町診療所の現状」について質問し、町長 川畑智昭が答弁しました。

質問者
砂場明 議員
答弁者
町長 川畑智昭

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

件名は町のサイトの一般質問の一覧の表記です。

質問 1番 砂場明

令和8年第2回定例会にて一般質問をさせていただきます。私からは町長に、浦臼町立診療所の現状ということでお尋ねいたします。昨年に診療所が建て替えられ、新しい病院での診療も開始し、4月より指定管理者の再契約とともに診療体制の変更もあり、どう変わるか楽しみにしておりました。しかし、医師の確保等の要因で休診が相次ぐ事態になり、4月・5月は予定外の診察となっていたと思います。それでも町の努力と砂川市立病院の協力もあり、6月の診療は休診日も解消されました。しかし、6月のシフトを見ると月・水・木が午後の診療となっており、診察の受付終了も4月から16時になっております。この状況を一番困惑してるのは町民と考えます。町民に広く伝えることも大事だと思い一般質問といたしました。そこで町長にお尋ねします。新しい診療体制はどのように決まったのか、それがどう機能しなかったのか等、今までの経緯と現状の説明をお尋ねします。次に、今後はどのような診療体制を考えているのかお尋ねいたします。次に、6月の休診日は無くなっているが、午後の診療が半数以上であることから、昨年度の午前と午後の患者数の割合はどうかお尋ねいたします。最後に、今年度4月以降の指定管理者の対応はどう捉えているのかお尋ねいたします。以上、答弁よろしくお願いします。

答弁 町長 川畑智昭

砂場議員の1点目のご質問にお答えいたします。新しい診療体制につきましては、週5日のうち1日を仲泊医師が担当し、その他の4日を協力医療機関から派遣される医師が担当することを、町を含めた3者で確認し、決定したところでございます。町といたしましては、当然この体制で4月からの診療が開始されるものと考えておりました。しかしながら、3月末に協力医療機関の代表者が来庁され、水曜日及び木曜日の診療を予定していた医師の手配が整わず、派遣することができない旨の報告を受けたところであります。そのため、両日を休診日として4月からの診療を開始したところでございます。この状況を早急に解消するため、4月28日に砂川市立病院を訪問し医師派遣のご支援をお願いしたところ、異例ともいえる速さで派遣を決定いただき、5月14日から水曜日・木曜日午後のみの診療を開始していただいたところでございます。一方、5月に入り協力医療機関から派遣されていた月曜日担当の医師が急遽欠員となったことから、月曜日につきましても代替医師による午後のみの診療となり、現在の診療体制となっているところでございます。次に、2点目のご質問でございます。来月からの診療体制につきましては、木曜日が協力医療機関の医師による午前診療に変更となり、月曜日及び水曜日は午後からの診療、火曜日及び金曜日は終日診療となる予定でございます。3点目のご質問につきましては、昨年度における午前・午後の患者数の割合につきましては、午前中が63%、午後が37%となっており、午前中の受診者が多いという状況が明確に表れているところでございます。次に4点目の、4月以降の指定管理者の対応についてでございます。当初の想定と大きく異なる診療体制となってから既に2か月が経過しておりますが、この間、指定管理者である仲泊医師にも可能な限りの対応を行っていただいてきたところでございます。しかしながら、半日診療が過半となる現状の体制では、町民の皆様の町や診療所に対する信頼が失われ、ひいては地域医療体制そのものが損なわれかねないという強い危機感を持っています。町といたしましては、今後とも仲泊医師及び協力医療機関に対し、診療体制の早期改善に向けて強く要請していくとともに、町としても独自に医師の確保など可能な限りの対応をとってまいります。この度、診療所の診療体制が不安定かつ不規則なものとなり、町民の皆様には多大なるご迷惑とご心配をおかけしましたことを、心よりお詫び申し上げます。町民の皆様が安心して受診していただける医療体制の確保に向け、スピード感を持って今後とも取り組んでまいります。以上です。

質問 1番 砂場明

答弁ありがとうございます。まず1点目に関してですが、ここは今までの流れ、経緯を説明させていただきました。確かに予定外のことが起こったという事実なので、そこは本当に大変だったと思います。その後の対応というのは間違いではなかったのかなと思いますので、強いて言うのであればしっかりと契約書までいかなくても覚書などもやっていればもうちょっと事態が変わったのかなと思いますが、これはもう過去の話でタラレバになってしまいますので、今後に期待していきたいと思います。次の、今後の診療体制ということでございますが、現在の体制では日替わりで5名の医師が担当しているということでございます。そこに関してもう一度確認の意味も込めて聞きたいのですが、私が思う地域医療、それはかかりつけ医とよく称されるようですが、これだけの小さい町でございますので、診療所にかかった町民について、医師は町民の顔とかその中身とかを理解した上で今後の診療方針を決めていくというのがまず一つのイメージで、今までも浦臼はそういう体制を取っていたと思います。今回の件を受けていろんな方と、町の診療所の体制はどうなるのですかという話を何人かの町民とさせていただきました。その中で多く聞かれたのは、やはり1人の医師に見ていただきたいと。先生が変わると処方も変わるし、例えば血圧一つとってもその人の基礎値があるので、単純にプラス20が高いのか低いのかというところでも、薬なども変わってくるという話もありました。そういう話もあるのかなと思いつつ、また違う角度で言いますと、1人の医師に診てもらったときには何でもないと言われたと。だけど、それでもおかしいと思って違う医師に診てもらったときに、これはちょっと危ないので紹介状を書きますので、大きい病院に行ってくださいと。それで助かったと言いますか、事なきを得たという事実も聞いています。つまり、この地域医療というのは本当に一長一短であって、何が正解で何が間違っているということはございません。しかしながら、今後の町長の考え方としては、現行の体制はこの5人体制で、一応契約が5年間だと思います。この5年間は5人体制でしっかりと進めていかれるのかというところを1点お聞きいたします。それと医師の話ですが、もう一つは現在、砂川市立病院の医師が来られています。5月から2名、6月からは木曜日は協力医療機関の医師ということで、これは砂川の医師ではないかと思いますが、砂川市立病院の対応で今回本当に助かったと思います。答弁でもありましたとおり、速やかに対応していただきました。ただ、今後その医師5人体制がしっかりとまとまり、診療時間も午前・午後問わず以前のような形で診療が行われた場合、この砂川市立病院から派遣された医師は、もうそこでお役御免ということになるのでしょうか。それはそれで仕方ないという思いもあるのですが、せっかく作った砂川市立病院とのパイプということもあるので、それは続けた方がいいのかなとか、これも天秤にかけるとどっちがいいのかわかりませんが、しっかりと診療医師が確保された場合、砂川市立病院からの派遣医師への対応は今後どうするのか。わかっていれば、答弁の方よろしくお願いいたします。続いて3点目に、昨年度における午前・午後の診療の割合を聞きましたが、答弁にあるとおり圧倒的に午前中が多いのかなと思います。先日、私の娘がちょっと高熱を出しまして、診療所に行きました。その時に残念ながらコロナという診断も受けてしまったのですが、その後出席停止の5日間が終了して、それで熱とかも下がったのですが咳が止まらないということで6日目に学校を休んで、その時に火曜日に病院に行ったのです。9時ちょっと前に受付して、診療に入ったのが3番目ぐらいで、診療を受けまして出てきたときには、七、八組の患者さんが待っていたと。その時は5月でしたので、午前中にやっているのは火曜日と金曜日のみだったと思うのですが、やはり午前中に診療をやっていると患者は来るのかなというイメージを持ったわけです。その時に思ったのは、確かに具合悪くなりました、夜に具合悪くなりました、朝に具合悪くなりましたとなったときに、今日は具合悪くなったので、仕事を休んで昼から病院に行こうという人はなかなかいないと思うわけです。そういう意味では今の午前中が休診というのは、やっぱりあまりよろしくないのかなという気もします。それを含めて今後の医療体制、医師の確保が出来たときにはきっと午前もやると思うのですが、そのように受け取ってよろしいのか確認をいたします。あともう一つ、通告書の中には16時の診察受付終了ということも書かせていただきました。これについて聞きたいのですが、今年度の4月から16時になったと思います。これは言い方に語弊があればすみません、トラブルがあったために16時になったのでしょうか。それとも最初から今年度は16時に診療受付終了ということで行う予定だったのか、そこをお伺いいたします。今は16時に受付終了しているということで、そこに影響を受けているのがピリカ薬局です。4月・5月に、僕も仕事柄行くことがあるので話を聞きました。4月は休診日がありました、そして今も午前中は休みになっています。その影響はどうですかと聞いたときに、やはり厳しいと。ただ、ピリカ薬局というのはあくまで民間企業ではございます。ですが、浦臼の診療所がやっているやっていないでかなりの患者数、処方せんの数が変わってくるということもあります。ですので、16時受付終了というのを今後もずっと続けていくならば、きっとピリカ薬局も今16時半が終了時間となっていますので、そうなっていくと思うのです。ピリカ薬局自体は先ほど言ったように民間企業ですので、出来る支援はないのかもしれませんが、何か事情を聞いてあげたり手当てをすることが出来るのか、ということも一つお尋ねいたします。そして、どうしてこのように時間や患者数のことを聞くかと言いますと、今、診療所には町からの公的資金が投入されています。今年は通常予算に組み込まれたので、3200万ぐらいですか、その金額が入っています。3年前、最初の公的資金投入の時に説明を受けたのが、診療報酬の制度が変わったことが1点と、それから患者の数が減ったことによる収入減ということを聞かされました。今の体制で今後はきっと医師が確保され、診療時間もしっかりと1日確保され、そうすると患者の数も多くなるのかなとは思います。思いますが、今現在、どれぐらいの試算で金額が決まったかというところも関わってきますが、今後、今のペースで行くと、これでも足りないと病院側が言い出す可能性はないのかなというのが、僕が今懸念しているところでもあります。もしそうなったときに、足りないから町としては補正予算を組むのか。それとも、いやそれは前半戦のうまく機能しないところが原因だったので、そこはやりくりしてくださいと言うのか。これは仮定の話になりますが、そういった場合に町長の考えはどうなのかもお尋ねします。再質問としては以上です。

答弁 町長 川畑智昭

再質問にお答えをいたします。まず1点目ですけれど、今の体制が続くのかということでご質問いただきました。答弁でもお答えしましたが、当然、現行の指定管理者、協力医療機関の方々に更に診療を受けていただくような形での要請がまず第1になろうかと思います。それでも充足されない場合につきましては、可能性としてはかなり厳しいものがありますが他の医師に対しても働きかけをしていくというような形で、出来れば日替わりでは変わらないような形での体制に持っていけるよう、今後とも取り組んで行きたいと考えております。2点目の砂川市立病院の医師につきましては、当初の約束からですが、水曜日につきましては今年度、木曜日につきましては協力医療機関からの医師が派遣されるまでということで、6月一杯ということで当初からそういう約束で進めておりますので、7月からは少し状況が変わることになります。3番目になりますけれど、午前中が明らかに、7対3ぐらいの割合で午前中の患者さんが多いということで、本当にご迷惑をおかけしているところですが、仮に今後医師が充足されるようなことがあれば当然、午前中を優先してお話をさせていただくことになります。4点目につきましては、16時終了ということで薬局さんの方にもご迷惑お掛けしているということでございます。この件につきましては直接、社長と何度か面談をさせていただいておりまして、現状についてお聞きしているところです。やはり厳しいお言葉もいただいておりますし、このまま続くようであればかなり厳しい状態になるということでお話を受けておりますので、その点につきまして私たちも了解して理解しているところです。ご質問にもありました支援という形ですが、今現在では制度的に全くそのようなものはない状況でありますので、すぐにどうこうということにはなりませんが、やはり診療所と薬局はセット、一体のものではありますので、今後ともお話はさせていただいて、何とかとどまっていただけるような形にしていきたいと考えています。5点目ですけれど、体制的に大きく変わりまして、現行予算でどうなのかというのは当然疑問に思っておられるかと思います。今のところは医師の診療日数、時間が減少していく方向に変わってきておりますので、今現在ではまだ十分足りているのかなと思っておりますけれども、今後、例えば新しい医師が来られるようになったときですとかは、当然別な経費、それも今の予算の中でできる可能性はありますけれど、出来ない可能性も出てくることにもなりかねませんので、その時はまた新たにご相談をさせていただくことになると思います。以上です。

質問 1番 砂場明

すみません、16時の受付終了になったのが既定路線なのか、それとも特別なのかについてはどうですか。

答弁 町長 川畑智昭

4月1日から新しい体制になるということで、その時点で16時までの診療ということで決定しておりましたので、既定路線ということが言えると思います。

質問 1番 砂場明

答弁ありがとうございます。まず一つは、16時のことでもうちょっと掘り下げたいなと思います。例えばこれが民間企業ですと、もう16時以降はお客もいないし売り上げもないから、経費削減のために閉めようという考え方もわかると思います。だけどこの医療に関しては、本当にそれでいいのかなという疑問がまずありまして、例えばこの16時終了による弊害は何なのかというと、今の町立診療所に関しては内科と小児科も携わってるわけですが、その中で16時になるとまず高校生が学校帰りに病院に行くことができなくなります。もしかすると中学生もギリギリ間に合わない可能性もあるかもしれません。具合が悪くても学校を休むほどではない、だけど学校に行った後に薬をもらいに行こうとなったときに、もう16時終了ではちょっと間に合わない可能性が大きいなと思います。また、今はそうでもありませんが予防接種等々があれば、学校を休んで予防接種というわけにもいかないので、やっぱりそこは放課後に行ったりするわけですよ。そういう場合も16時終了になったときには、ちょっと対応が難しいのかなという気もいたします。ですので、先ほど言いました民間企業ならわかる話なのですが、病院としてやっている以上、16時に閉めてしまうことが本当に正しいのかなということが今ちょっと疑問に思っていますので、それも付け加えてお聞きいたします。いずれにいたしましても、先ほど言いましたが私が病院に行ったときに、入口のガラスに診療時間というのが書かれてます。それがまだ17時半になっていたのかな、そこが変わっていなかったのでこれは特別なのか、それとも既定路線なのかという質問をしたところでございますので、今後も16時終了を続けるのであればそういう細かいところも変えてもいいのかなと思うのですが、今言ったとおりちょっと16時診察終了はどうなのかなと考えておりますので、その辺どう思ってるのかお伺いいたします。それと最後になりますが、4点目に今後の指定管理の対応についてどうですかとお伺いしたところ、町長からはこの間、仲泊医師にも可能な限りの対応をいただいたところでございますとありました。ですのであまりこれ以上は言いませんが、しっかりと診療体制を整えていくために、今後も診療体制の早期改善に向けて強く要請していくとともに、町としても独自に医師の確保など可能な限り対応をしてまいりますと答弁があったとおり、しっかりと話し合いをして、強く要請するところは本当に強く要請し、そこは病院の経営面も含めてだと思いますがそういうところをしっかりと、町の思いと病院の思いが一致するような、しっかりとした話し合いを設けながら今後改善に取り組んでいただきたいと思っておりますが、町長の考えは改めてどうお思いでしょうか。以上、再々質問とさせていただきます。

答弁 町長 川畑智昭

2点、ご質問いただきました。1点目、16時で本当にいいのかということでございますけれど、確かに生徒さんのことですとか、それから病気ですからいつ発生するかわからない中で、診療時間が短くなるというのは決して望ましいことではないと思っているところです。ただ、議員もおっしゃられたように、やはり診療日数が非常に少なかったというのも事実でありまして、新しい指定管理の期間に移行する前に、これも話し合いによりまして16時ということで決定したところでございます。今回このような事態にもなりましたので、今のご意見もお伺いして、当然新しい医師も探してまいりますし、それに伴う診療時間等も可能であれば改善していく方向で協議をさせていただきたいと思います。それと最後の質問になりますけれど、確かに今の状態は決して望ましい状況ではありません。本来であれば1人の医師で全て診ていただけるような体制が望ましいのはわかっておりますけれど、どこの医療機関も医師不足ということで大変苦労されているという状況にもありまして、浦臼町だけが1人の医師を終日確保するというのは本当に厳しい状況にもなっております。そのような中ですけれど、100%そういう形にはならないにしても、なるべく固定された医師が対応できるようなことが私としても望ましいと当然考えておりますので、すぐに改善できるものではないかもしれませんが、その方向に向けて取り組んでまいります。以上です。

出典:浦臼町議会 令和8年第2回定例会 2026年6月11日 議事録 PDF(15ページ) 間違いを知らせる