浦臼町議会 平成29年第4回定例会 2017年12月12日
乗合タクシー事業とタクシー料金等利用助成事業の利用拡大を目指して
2017年12月12日、浦臼町議会の一般質問で、折坂美鈴議員が「乗合タクシー事業とタクシー料金等利用助成事業の利用拡大を目指して」について質問し、総務課長 河本浩昭、町長 斉藤純雄が答弁しました。
- 質問者
- 折坂美鈴 議員
- 答弁者
- 総務課長 河本浩昭、町長 斉藤純雄
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
件名は町のサイトの一般質問の一覧の表記です。
質問 5番 折坂美鈴
平成29年第4回定例会におきまして、町長に質問をさせていただきます。乗合タクシー事業とタクシー料金等利用助成事業の利用拡大を目指して。本町の少子高齢化の進行による交通弱者の増加から、地域公共交通をうたって、平成25年10月から始められた乗合タクシー事業は、利用実績も着実に伸び、今や町民の足として定着しつつあると考えます。また、タクシー料金等利用助成事業は、満70歳以上の方、障害者手帳等を所持されている方を対象とし、申請すれば1万2,000円分の助成券が交付されるもので、こちらも多くの町民が通院や買い物などに利用されています。しかしながら、今後に向けては、より多くの町民に利用していただくための方法や利便性の向上について、次の点を検討してはどうでしょうか。①乗合タクシーはバス路線を補うものとの考えから、町営バスが運休である土日の運行はありません。町民が土日に外出するとなると、タクシーしかないのは不便であります。バスがないからこそ、土日の乗合タクシーの需要は大きいのではないでしょうか。②買い物、通院、通学の手段としての乗合タクシーは、自宅と拠点施設までの乗降しか認められていませんが、利用目的を限定せず、自由に使っていただけるよう、浦臼町内に限っては同一料金でどこでも利用できるようにしてはどうでしょうか。この場合、普通タクシーとのすみ分けから、前日予約と時間の制約は残します。③①、②を実行した場合、どれだけ利用者と財政負担がふえるか、実証実験期間を設けてはどうでしょうか。④タクシー料金等利用助成券は、交付される条件として町税を滞納していない人というものがあります。助成券の有効期間は、翌年の3月までで、4月1日からは新しい助成券が交付されるべきだと思いますが、税金の滞納がないかどうか調べる時間が必要なため、実際の交付は6月ごろと聞いています。継続事業なのに、2カ月もの空白期間があるのは理解できません。また、町税滞納者の中には、滞納分を分納で支払っている人もいるでしょう。4月の時点で滞納があっては、後に支払っても救済されないのでしょうか。現在の交付の仕組みの説明を求めます。私は、弱者救済の観点から、この条件は外すべきと考えますが、いかがでしょうか。⑤タクシー料金等利用助成事業は高齢者及び障害者が住み慣れた浦臼町で引き続き生活できるよう支援していく事業というふうにありますが、ここで添付の資料を見ていただきたいんですけれども、平成29年度のタクシー等利用助成事業の交付者調べ、これは総務課主幹によって協力いただいたものではありますが。対象者と交付者の人数から交付率を割り出しますと、全体では69.24%ですが、これを対象者別に見てみますと、70歳以上の交付率は73.2%に対しまして、障害者全般として見ましても、障害者対象者に対する交付者の割合は31.7%と極端に低くなります。障害者の利用が少ない現状をどう見ますか。精神障害や知的障害の方々が、地域にとけ込み、地域住民との交流などに幅広くタクシーを利用していただけるよう、障害のある方に対して、申請方法などわかりやすい丁寧な説明が必要ではないかと考えますが、いかがでしょうか。
答弁 総務課長 河本浩昭(総務課長は2019年3月まで)
折坂議員のご質問にお答えをいたします。まず1点目につきましては、議員ご指摘のとおり、町営バスが土日祝日運休日となっており、一般タクシーのみの運行となっております。乗合タクシーが前日までの予約が前提であることを考慮しますと、導入自体には大きなハードルがないと考えますので、実施について今後検討したいと考えます。2点目につきましては、一般タクシーとのすみ分けが難しくなり、乗合タクシーについては、自宅と拠点施設での乗り降りが原則となっており、現在受けている国庫補助の対象とならなくなることから、困難であるというふうに考えます。3点目の実証実験につきましては、運行業者との調整等が必要ですが、需要の把握に有効であると考えますので、実施に向けて検討したいというふうに考えております。4点目の助成券の交付につきましては、申請年度の4月1日現在、本町に住所を有し、交付要件に該当される方に申請書をお送りし、本人からの申請があり次第、担当課に滞納の有無の確認を依頼し、滞納がないことを確認後助成券を交付しております。年度当初には多くの方からの申請がございますが、より速やかに交付できるように努めてまいります。滞納がある方につきましては、滞納している税等の納付後、再度申請していただければ交付要件を満たすことになりますので、助成券を交付しております。滞納の条件を外すことにつきましては、納税は国民の義務であり、一定のルールを遵守していただく意味からも考えてはございません。5点目の障害者の利用状況につきましては、4月に交付要件に該当される方に助成券の申請書と勧奨の文書を送付するとともに、ゆうあいの郷や晩生内ワークセンターなどの福祉施設については、直接出向いて担当の方に事業内容を説明しており、今後も利用促進に向けて取り組んでまいります。町営バス、乗合タクシーの運行につきましては、今までも見直しを重ねてきており、今後につきましても、町民にとって最適な公共交通となるよう努めていきたいというふうに考えております。以上でございます。
質問 5番 折坂美鈴
先ほどの柴田議員の質問の中でもありましたけれども、ことしから浦臼町民まちづくり活動応援事業というのが始まりまして、この事業の中で採択された事業で、だれでも食堂というのをやっております。ボランティアの町民の皆さんで運営されているんですけれども、この食堂は月に1回、ふれあいの家で開かれまして、町の助成金のほかには、皆さんの寄附によって賄われておりまして、子供は無料、大人も200円という格安でお昼の食事が食べられます。町長、ご存じでしょうか。まだ一度もお見えになっていらっしゃらないので、ご存じなのかなと思って聞いてみたんですけれども。この食堂には、最近近所の子供たちはいっぱい来てくれるんですけれども、一般の大人の方も多く利用していただいております。遠方の方は、お友達同士、自家用車に乗り合わせて来てくださっておりますが、前回はワークセンターの利用者の方が世話人さんに連れてきていただいて、来てとても喜んで帰ってくださったんですけれども、このようによりたくさんの皆さんに気軽にこの食堂に来ていただきたいということで、乗合タクシーを使ってもらいたいという意見がその中でもあったんですが、食堂が土日の開催のため、乗合タクシーは使えないんだということに気づきまして、大変残念に思いました。それでぜひともということで、この質問を思い当たり、検討してみたんですけれども。前向きに検討していただけるというお答えをうれしく思っております。それから、ワークセンターの担当の職員の方にもお聞きしましたけれども、ワークセンターでも平日はバスがあるので困っていないんだけれども、土日、タクシーが乗合タクシーとして使えるようになれば、また活動の範囲が広がるという声も聞いておりますので、お伝えしたいと思います。それでお聞きしたいのは、乗合タクシーの意義といいますか、お答えの中で、自宅と拠点施設での乗り降りが原則となっている。これは国庫補助の対象とならないので、ここは外せないというお答えがあったんですけれども、時間的な制約として、最初のお話では、町営バスとの接続、乗合タクシーの時間帯ですね。町営バスと接続される時間でないと乗合タクシーは出ないというような、私、認識なんですけれども、今もそのようになっているのか。町営バスとの接続という条件が、この国庫補助の対象となる条件というふうに決められているのかどうか。もし、それが違えば、そうはなっていないということであれば、もう少し時間の自由な使い方もできるのかなと考えましたので、そこの点をお聞きしたいと思います。それから、財政面で言いますと、27年度の乗合タクシーの運行事業補助金及び負担金なんですが、136万7,900円という数字が載っていました。28年度でした。28年度の事務報告書でそういう金額。27年度も余り変わらない金額だったんですけれども、29年度になりますと、今年度の補正予算で上がってくる数字で165万円という数字が出てきておりますので、皆さん、利用が顕著になってきたかなというふうに、幅広く利用されているなというふうに思ったんですけれども、この金額の中の幾ら分が国庫補助で賄われているのか、それがわかれば、教えていただきたいと思います。というのも、乗合タクシーを地域公共交通の一つというふうに位置づけた検討が、必要ではないかなと思います。その点が、乗合タクシーの方の質問です。それから、タクシー料金の利用助成事業の件なんですけれども、この事業も、27年では187万2,600円だったのが、28年では408万7,500円というふうに、とても皆さん上手にお使いになっていて、利用が広がっているのかなというふうに考えられるんですけれども、継続事業であるということで、一回申請をすれば、次の年は申請は要らないんですけれども、交付は6月になっているというところなんですが、これも私わからないことは、柴田議員ではありませんが、先進地に聞けということで、雨竜町の総務の方に電話をして聞きました。どのようにやっていらっしゃるんですかというふうに聞きましたけれども、新しく入った職員なので余り詳しくはわからないがというところでのお答えだったんですけれども、雨竜町は毎年申請ということでありましたけれども、前々から申請者というのは予想できますよね。浦臼町の場合も、対象者というのがちゃんと出てくるわけですから、どなたが申請されるかというのは大体わかっておりますよね。申請されない方もいるかもしれませんが、予想できますので、税の滞納者のチェックというのは、もちろんもう4月以前からちゃんとリストアップをされていて、その中で変更を、滞納がふえているとかそういう方のチェックをすればいいだけであるので、4月1日からの交付はできると、やっているということでありました。なので、浦臼町でもやり方を前々からそういうやり方でやっていれば、6月になることはないと思うんですけれども、4月1日からの交付ができるかできないか、この点についてお答えをいただきたいと思います。それと、弱者救済というところで私の考えを述べました。町長の答弁では、納税は国民の義務であるということで、この条件を、滞納の条件を外すことはできないというお答えでした。私の考えも、税の公平負担というのは大原則でありますから、それは一定の理解をしますし、支持もします。けれども、ちょっと違った考え方というか、その税金のチェックですね。これが必要かどうかなんですけれども、高齢者世帯は非課税の方が多いと思われます。滞納者というのは、同居の家族というふうに考えれば、高齢者本人の責任の及ぶところではないというふうに考えられないか。そこまで厳密なチェックが必要かどうかという議論になると思います。その点ではどうでしょうか。それから、納税すれば申請は可能ですよという救済措置はとられるということなんですけれども、その旨をきちんと本人に伝えるということを丁寧にしてはどうかというふうに思います。税務の方から、この人納税しましたよという連絡はきっとないでしょうから、最初の時点できちんと税金が払われれば救済措置は、その時点で申請をすればあたるよということをきちんと本人に伝えてはどうかと思います。それから、ワークセンターの職員の方にお聞きしたところ、総務課から説明に来てくれたというふうには聞いておりますけれども、ことしは来ていなかったんじゃないかとその方はおっしゃっていましたが、先ほども申し上げたように、土日の利用があればぜひ使いたいという意見も聞いていますし、もしかしたら普通のタクシー料金にも使えることを知らないのかもしれないので、きちんと何かのときには絶対役に立つものですから、申請をしておいてくださいという説明は丁寧にやっていただきたいと思いますが、いかがでしょうか。
答弁 総務課長 河本浩昭(総務課長は2019年3月まで)
ただいまの折坂議員のご質問にお答えをいたします。まず、国庫補助の要件ということなんですけれども、この事業につきましては、地域内フィーダー系統確保助成事業ということで、基本的に幹線につなぐという意味合いで補助金をもらっております。町内でもらっているのが、町営バスを運行している町がもらっております。それから、乗合タクシーを運行している株式会社ビジコーが、それぞれ国庫補助をもらっております。ですから、その行き先がどこでもいいよということであれば、この事業の対象とならなくなる可能性がかなり大きいかなというふうに考えます。あと、町営バスが土日運行していないということなんですけれども、それにつきましては、町営バスの土日運行についても、今後検討していかなければいけないのかなと思いますけれども、例えばフィーダー系統、幹線につなぐという意味では、土日、今のところJRは走っておりますし、あと滝川浦臼線に中央バスが走っているので、そこにつなぐという意味合いからすると、金銭的な部分、いろいろ検討しなければいけない部分も業者との打ち合わせ等々ありますけれども、そこら辺は不可能ではありません。ただ、今現在、ビジコーさんがもらっている補助金、それから町がもらっている補助金のトータルが、市町村の規模による上限枠にもう達していますので、これ以上補助金がふえないんですね。だから、ある意味町営バスとビジコーさんの乗合タクシーでの補助金の取り合いみたいな形にしかなりませんので、これからもし運行をふやすとすれば、それは町の単費になるのかなと、あるいはビジコーさんの負担になるのかなと。ビジコーさんにつきましては、町から不足する部分を助成もしていますということではあります。あと、乗合タクシーに国庫補助が幾ら入っているかということなんですけれども、事務報告に載せている国庫補助につきましては、町営バスに対する補助金です。事務報告には載っていませんで、ビジコーさんにはおおよそ200万円ちょっとの年間補助金が入っているというふうに承知をしております。それから、滞納の件ですけれども、基本的にうちの税等の納期が12月でほとんどのものが終わるかと思うんですけれども、結局その時点で、4月1日時点でもう既に納付されている状態であれば、そんな6月にはならずに、多少の時間はかかったとしても速やかに交付はできているというふうに考えております。もし、事前に申請をしてもらって、4月1日に交付ということになりますと、ちょっと要綱等をもう一度精査して変更しなければいけない可能性もありますので、その辺はちょっと再度点検をして、より利用者にとって便利になるような方法をちょっと検討させていただきたいと思います。それから、あとワークセンターとの関係でありますけれども、今、議員からご指摘ありましたような点も含めて、再度いろいろな部分についてご説明をしたいと思います。それをワークセンターに毎年説明するんじゃなくて、毎年こういう制度でやっている。そこら辺も気をつけていただいて申請を勧奨していただけるような、そのようなお話を施設の方とさせていただきたいと思います。結局障害者の方の利用が少ないのは、通院だとかに行かれる場合も、恐らく施設の指導員が車に乗せて多分一緒に通院されたりしていると思うんですよね。そういった意味で、送迎を施設でしているという意味で利用が少ないのかなというふうには思っております。以上でございます。
質問 5番 折坂美鈴
私が前回、29年の3月の定例会の一般質問で、町営バスの是非ということについて議論をさせていただいたんですが、私の考えとしては、やはり乗合タクシーの充実、これがあれば町内はそれで十分ではないかなという考えであります。それで、今のJRとか町営バスとかの接続というのが条件にあるということだったので、そこは乗合タクシーを全部町費で賄う、その地域フィーダー系から全部外す、そういう選択もあるのかなというふうに考えました。金額的にもそんなに大きな金額ではないですし、もう町内は町の単費で皆さんにどこでも移動ができるような便利な形をつくる、そういう先進的な取り組みも、ぜひ浦臼町でやってほしいなというふうに思います。ほかの町が視察に来てくださるような、私はタクシーの充実をぜひお願いしたいというふうに考えています。それと別に、今、牧島議員からも質問があったJRの問題がありますので、例えば町民が町外に出る、それから、町外の方が町内に来てくださるという、そういう部分では、公共交通というところでの国庫補助をいただきながら、町営バスなのかワゴン車なのか、小さくすれば経費も少なく済むんじゃないかと思うんですけれども、そういうところでのバスは残しておかなければいけないかなと思います。例えば浦臼奈井江間、それから晩生内美唄間、それから通院、買い物用に浦臼から砂川間、その基幹的なものをバスというのは小さくして残す。それもJRの廃止になった場合のことを考えてとは言えませんが、JR赤字路線の今後について、地域公共交通をどう再構築するかというのは、それぞれの自治体単位で考えなければいけないものなので、地域公共交通会議ですか、そういうものを全体を見た場合の公共交通をどのように構築していくかという話し合いを、JRの議論と並行して行わなければならないと考えますが、そのおつもりがあるのかどうかを伺いたいと思います。それから、タクシー利用助成券の4月1日から交付ということについて、もう一回要綱を見直すというような前向きの答弁もありましたとおり、やはり継続事業ですから、そこに空白があるのはとても解せませんので、きちんとその辺をチェックしていただいて、4月1日からの交付ということにしていただきたいと思いますし、それが間に合わないのであれば、高齢者、障害者一律配布という形をとるか、どちらかだと思います。必ず4月1日からの執行が望ましいというふうに考えますが、いかがでしょうか。
答弁 町長 斉藤純雄(町長は2020年3月まで)
すべてを町の単費でという、金額も含めてですけれども、それは検討には値するというふうには思っております。ただ一点、問題は乗合タクシーと一般のタクシーの会社が、今は同じですけれども、やはり競合すると、どちらかがどちらかの営業事業を圧迫するということは、これは必ず生まれてくるわけでありまして、例えば一般のタクシーをやっているビジコーさんが、そういうことであれば、なかなか一般のタクシーがこの地域で土日できないなとか、また違った問題といいますか、課題も出てくることもありますので、そこは慎重に検討はしてみたいというふうに思います。それから、JR問題に絡めてですけれども、今後の協議については、今言われたようなことも含めて、十分町民のためになる公共交通ということでは、相手とも協議をしたいというふうに思います。以上です。
質問 5番 折坂美鈴
タクシーの券の4月1日からの交付についてはどうですか。
答弁 町長 斉藤純雄(町長は2020年3月まで)
それは全然可能だと思います。1カ月も2カ月も飛ばしているという自体がおかしな話なので。できるだけ早く多くの方に利用してもらうということで、担当とも協議してそのようにしたいと思います。以上です。
質問 5番 折坂美鈴
終わります。