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浦臼町議会 平成29年第1回定例会 2017年3月22日

情報インフラ整備について

2017年3月22日、浦臼町議会の一般質問で、小松正年議員が「情報インフラ整備について」質問し、総務課長 河本浩昭、町長 斉藤純雄が答弁しました。

質問者
小松正年 議員
答弁者
総務課長 河本浩昭、町長 斉藤純雄

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

件名は町のサイトの一般質問の一覧の表記です。

質問 8番 小松正年

議長のお許しをいただきましたので、第1回定例会におきまして、町長に情報インフラ整備について質問させていただきます。インターネットに代表される情報通信技術ICTの活用は、産業、福祉、教育、行政などあらゆる分野に広がっています。水道や電気などと同様に、生活に不可欠な社会的インフラと言えます。本町にも一部光回線が来ていますが、残念ながらまだ中央地区の町場だけであり、地域間格差が生じているのが現実であります。町長に情報インフラ整備について伺います。一つ目として、光回線によるサービスを受けている件数はどのくらいあるのか。二つ目として、光回線のない地域について、採算面から整備予定がないようであるが、町民すべてが情報格差のない生活ができるように、公的支援を含めて関係事業者と協議し、未整備地区の普及を図るべきと考えるが、町長のお考えは。三つ目といたしましては、地域的な情報格差の解消に向けた施策として、無線を利用したシステムを検討されたようですが、結果はどうだったのか。四番目として、高速無線インターネットの中継局のアンテナに農業用GPSアンテナを併設し、これまで条件として電波が干渉しないことが技術的に可能かどうかというのがありますけれども、そういうのが可能であれば、町が光回線の代替措置で設備を運用して、利用者のコストを下げ、普及させるということは考えられないのか。この4点についてお伺いします。

答弁 総務課長 河本浩昭(総務課長は2019年3月まで)

小松議員のご質問にお答えをいたします。議員ご指摘のとおり、情報化社会の進展により、ICTの効果的な活用に向けた基盤整備の必要性については理解をしているところでございます。しかしながら、光回線の整備費は多額の費用がかかるため、民間通信事業者と連携し、固定無線による通信サービス(FWAアクセスサービス)による環境整備に向けて意向調査を行いましたが、利用希望者は25件となり、事業着手に必要な最低利用件数の50件に満たなかったため、残念ながら民間事業者による整備が実現できない状況となりました。次に、公的支援を含めた整備へのご質問ですが、現在の申し込み件数の場合の試算によりますと、約1,400万円の整備費用がかかるとの報告を受けておりますので、来年度予定しております産業・観光グランドデザイン基本構想の検討にあわせまして、情報発信に必要なインフラ整備として総合的に検討してまいりたいと考えております。また、農業用GPSアンテナの併設案につきましても、スマート農業の検討とあわせて検証をしてまいりたいと考えております。以上でございます。

質問 8番 小松正年

先日、議会とJA青年部との議会懇話会というのを行いまして、その中で青年部の部員の方から、インターネットについての話はちょっとございました。やはり、今の若い人たちには高速のインターネット、これを利用したいという強い要望がございました。今の時代ですので、この情報インフラについてはやっぱり企業誘致という面、それから定住というようなものについても重要なインフラではないのかなと思います。また、こういうものが整備されていないと、やっぱり便利なところへ、町外へ移ったり、町外流出にならないようにこういうものを整備して、人口減少対策としても有効な手だてではないかということも考えます。答弁にありましたように、光回線の整備費が多額の費用がかかるということは、採算面で難しいという状況であるということは理解いたします。そういったことを受けて、多分それにかわる対応はないかということで、今回の光回線開通の難しい過疎地域や山間部でも高速通信が可能であるという無線通信が有効であるということであり、希望者を募ったと思っているのですけれども、この無線通信、これは今通信技術というのは非常に発展しておりまして、光回線と同等のスピードというか速度が得られるような時代になってきています。また、ある場所では宣伝などは結構テレビのCMなども出ているのですけれども、ワイマックスという通信があるのですけれども、そういったのを使うと、下りで220メガbpsとか結構スピードの速い速度のある処理ができる通信ができるという宣伝もしておりまして、ただ無線であると安定しないというのが弱点なのですけれども、それもインターネット程度の内容であれば支障ないようなことを聞いております。そういった観点から、固定無線による通信サービスの利用者の希望をとって、25名しかいなかったですということで、最低利用件数の50件に満たなかったという報告でございました。ただ、その内容についてPRの不足でなかなか皆さんに理解が届いていないのではないかということと、それから案内がなかったのではないか、僕、知らなかったというお話もありまして、全戸に配布したという経過はございますけれども、それを見ていなかったという人も中にはおりましたし、それから利用料金が高いと。今ここにも資料を持ってきましたけれども、これはスカイネットで浦臼町で配布したパンフレットですけれど、月額5,398円ということで、これが70件を超えますと4,298円ということで、件数がふえれば回線利用料も減りますよという、一応プランの説明を書いたパンフレットがありまして、一般的に今全国で無線を利用したそういうブロードバンドのサービスを行っているメーカーは結構あります。大手5社がありまして、ドコモからいろいろauからソフトバンク、それからワイマックスとかいろいろあるのですけれども、そういったところを見ますと、料金的にはやっぱり光回線より安いのですね。1,000円ぐらい安いのですよ。もっと安いのは2,800円ぐらいからそういうのが使えるよというようなところもありまして、やはり使う側からいって、利用料金が高いというのは一つ大きな障害でないかなと思います。それで、再質問の中で質問させていただきたいのは、そういった今スカイネットなのですけれども、答弁の中でグランドデザインの基本構想の検討をあわせてしていきたいと言っていますけれども、そこでもう一度選定をしていただいて、スカイネットを含めワイマックスとかいろんな業者もあるので、そういったのを比較して、そういうインフラに乗せるためには安くできるような、そういったものを再度検討してもらって、できればそういう高速インターネットの使えない地域の住民にも利用できるような、そういった環境を町としても考えていただきたいということで、このことについて町長に意見を聞きたいと思いますが、お願いします。

答弁 町長 斉藤純雄(町長は2020年3月まで)

自慢でないのですけれども、私も情報の中身はほとんど素人ですので、この質問があって、一番詳しい者にちょっと聞いたのですけれど、今このいろんな無線とか有線とかありますよね。いろんなものが日々進歩して、いい方に変わってきている、そういうときなので、これが今ベストだけれども、来月になったらどうかわからないという、そういう時代にいると。それで、なかなかこれにこれだけの費用をかけて、うちの光が利用できない人たちをカバーすることがいいのか、もう少し待って、もっと安く、そしてもっとカバーできるような、そういうものが出るのではないかというような、そういうところでなかなかこれをすぐということにはならないという意見を聞きました。ただ、今議員ご質問のとおり、定住、移住、それから企業誘致等々においても、やはり高速のこういうものがないと、そこだけでもうデメリットといいますか、町を選んでくれないような時代でありますので、少し時間をかけて検討したいと思います。以上でございます。

質問 8番 小松正年

今、町長答弁いただきました。全く今ちょうど過渡期で、無線のこれができたのも10年ぐらいしかたっていない新しい技術で、まだこれからもどんどんどんどん発展していく技術です。当然、そういった中で選定するのは時期尚早というのもわからないわけではないのですけれども、それもやはり光から無線にと変わる時期だと総務省の方も言っていますので、光だけで物を考えるのではなくて、無線の方でも考えていくように検討していただきたいなと思っております。再々質問については、質問の中にもちょっとあわせて載せてありますけれども、農業用のGPSのことでございます。このGPS、町長も関心があって、いろいろと調べられていると聞いておりますけれども、この農業用のGPSの農業分野にはかなりの活用方法が期待できるなということで、いろんな今道内各地でこれを取り入れた農業が行われています。この方法もいろいろありまして、精度によってGPSの測定方法が3種類ぐらいあるのですけれども、カーナビなどは数十メートルの精度で問題ないだろうけれども、農業で採用するには数十センチ程度までの精度が要るとか、あるいは自動操縦など自動走行をするためには数センチの精度がないとだめだとかといういろんなGPS方式の精度の高い方式が3種類ぐらい今現在あるそうです。浦臼町にもし仮にこういうものができるとすれば、精度の高い部類の中継基地みたいなのが必要になるかと思うのですけれども、そういった中でいろんな利用価値、ほとんど農業の作業で工期だとか、消火器から防除からいろんなものにこれは使えます。それで、今、町でもレーザーレベラーを購入するのですけれども、これについてもこのGPSがあると同じところを2回走らなくても効率よく作業ができるといったことで、また若い青年部がこれにはすごく関心があって、ぜひそういったことをしてみたいという若い青年部の部員さんもいました。そういったことで、このGPSについて、これもあわせて答弁の中では検討しますということでありましたけれども、そこら辺の所見というか、可能性というか、そこら辺を答弁をお願いしたいと思います。

答弁 町長 斉藤純雄(町長は2020年3月まで)

昨年の執行方針のときに、私もスマート農業のこれからの時代ということで、GPSアンテナ設置を強く言っていた記憶があります。今回、新年度予算には計上できませんでしたけれども、その理由がまだもう少し勉強する時間が要るのかなということと、近隣とも一緒にやれればそれがやっぱり一番いい効果的なものになるということで、そういったことも担当の方で話はしているのですけれども、いまいちお互い同じ思いになって進んでいかないというところがあって、今回予算計上しておりません。ただ、何年も延ばすというものでもないと思っておりますし、今の光回線がこういうものに固定できれば、またそれはそれで費用等々についてもいい面が出てくるのかなと思ってますので、前向きにこれは検討していきたいと思います。以上です。

出典:浦臼町議会 平成29年第1回定例会 2017年3月22日 議事録 PDF(96ページ) 間違いを知らせる