みんなの議会

浦河町議会 令和5年第9回定例会 2023年12月13日

常盤町墓地、向別墓地の更なる整備を進めては

2023年12月13日、浦河町議会の一般質問で、木下浩一議員が「常盤町墓地、向別墓地の更なる整備を進めては」について質問し、町民課長 室田桂範、町長 池田拓が答弁しました。

質問者
木下浩一 議員
答弁者
町民課長 室田桂範、町長 池田拓

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

件名は、議員が最初の質問で述べた言葉から取ったものです。

質問 6番 木下浩一

発言通告書に従いまして、1問の質問をいたします。今回は、常盤町墓地、向別墓地の更なる整備を進めてはということであります。ご存じのとおり、浦河町では合葬墓を常盤町墓地内に整備し、令和4年度では納骨数が34体を数え、令和4年度末で合計182体が納骨されている状況です。また、改葬許可、いわゆる墓じまいの件数も、常盤町、向別をはじめ、地域に管理委託をされている墓地を含めると令和4年度では49件に達し、使用許可、いわゆる新規の設置6件を大幅に上回る状況であります。こうした状況は今後も続くものと予想されます。しかし、一方では祖先を敬い、家族や親族のお墓を守っていこうという町民の方々が多数いらっしゃることも忘れてはなりません。こうした町民の方々はお盆やお彼岸といったお参りの時期はもとより、折に触れ墓地を訪れています。こうした中で、もっと墓地の整備はできないものかという声も聞かれます。地域の管理墓地は人口減少が進む中、草刈りをはじめ、墓地を守るべく奮闘されている姿には頭が下がる思いであります。その反面、町の管理の常盤町、向別墓地は、役場にその整備をお願いするしかありません。町では、お盆前に墓地に通じる道路の草刈りをはじめ、向別墓地では駐車場の整備や階段の設置など、利用しやすい施設になるよう取り組んでいることには感謝をしたいというふうに思っています。しかしながら、墓地へ通じる道路の狭さは常盤町、向別両方に共通する不満でもあります。上り下りの車同士が擦れ違うのにぎりぎりの状況を見ると、事故が起きないのが不思議と思われます。何とか解消する方法はないかという町民の要望を踏まえて、次の質問をいたします。①現時点での常盤町、向別墓地の建立数は。5年前、10年前と比較してどのように変化しているのか。②町民から、常盤、向別墓地の整備に関して意見、要望などは寄せられていないのか。③お盆やお彼岸の期間中お参りに訪れる町民などが、墓地内はもとより周辺まで混雑が見られる。この状況を町はどのように認識し、対応しているのか。④今後墓地の利用が大幅に増加することは考えにくいが、お墓を守っていこうとする町民が安心して利用できるよう、墓地内の道路や駐車スペースなど、さらなる整備を進めてほしいが町の考えは。以上であります。

答弁 町民課長 室田桂範(町民課長は2025年3月まで)

木下議員ご質問の常盤町墓地、向別墓地の更なる整備を進めてはにつきまして、4点についてご答弁申し上げます。1点目でございます。現時点での常盤、向別墓地の建立数は、5年前、10年前と比較してどのように変化しているのか。令和5年12月1日現在の建立数は、常盤町共同墓地が801基、向別霊園が488基となっております。5年前の平成30年の建立数は、常盤町墓地が864基、向別霊園が512基となっており、10年前の平成25年の建立数は、常盤町共同墓地が892基、向別霊園が525基となっております。ここ10年間において、それぞれ常盤町墓地が約10%、向別霊園は約7%減少となっております。続いて、2点目でございます。町民から常盤、向別墓地の整備に関して意見、要望などは寄せられていないのか。墓地に関する意見、要望等でございますが、主に電話などを通じて寄せられているところです。墓地内の草刈りや支障木の伐採、また階段や、それに附随する手すりが劣化しているので修繕してほしいなどの要望が寄せられているところです。続きまして、3点目です。お盆や彼岸の期間中お参りに訪れる町民などで墓地内はもとより周辺まで混雑が見られる。この状況を町はどのようにとのことです。お盆の期間中などはお参りに来られる方で墓地及び周辺に混雑が生じていることは、町としても把握しているところです。混雑の解消のため、過去には車両の通行を規制するなど検討し、実施したこともありましたが、逆に混乱を招くなどのご指摘を受けたこともあり、効果的な対策が見つかっていないのが現状でございます。最近ではお参りに来る方も、混雑する日や時間帯を避けてお参りされるなど協力をいただきながらお盆の時期を迎えていただいているものとも認識をしております。今後も状況に注視してまいりますので、ご理解のほどお願いいたします。続いて、4点目です。今後墓地の利用が大幅に増加することは考えにくいが、お墓を守っていこうとする町民が安心して利用できるよう、墓地内の道路や駐車スペースなどさらなる整備を進めてほしいが町の考えはです。墓地の環境整備につきましては、毎年予算の範囲内において、道路補修や危険支障木の伐木、草刈りなどについて実施しているところであります。ご質問の墓地内道路の拡幅や新たな駐車場スペースの整備などにつきましては、用地の確保や地理的な条件を踏まえた場合に難しい状況にあると判断しているところでもあります。今後につきましても、町内全域の墓地の状況を見ながらお参りされる方が安心して利用できるよう、できる範囲内での環境整備に努めてまいりますので、ご理解のほどよろしくお願いいたします。

再質問 6番 木下浩一

では、再質問をさせていただきます。伺ったとおり、墓地の数が、いわゆるお墓の数がやはり10年前と比べると1割弱、特に常盤町は1割以上減少しているという状況が理解できました。これは、例えば合葬墓を造ったということももちろんあるでしょうけれども、例えば家族、子供や孫たちにこれ以上面倒をかけられないということで墓じまいをするという方が増えているのだというふうに思います。また、お寺のほうでも納骨堂などを利用されているというお話も聞いておりますので、今後ともこういったお墓を建てるという方々は減っていくのだろうなというふうに予想はしておりました。そういう中でも、やはりきちんと毎年お参りをして、時期時期に応じてお参りをされている方もたくさんいらっしゃることも私も理解しておりますし、その方々が一番心配しているのは、常盤町にしても向別にしてもやはりどうしても急傾地というか、坂の上に墓地があります。そこの中で道路がどうしても狭くて、なかなか擦れ違うことができないというご意見をたくさんいただくというか、特に状況を見ていると、私も実は向別墓地にお墓がありますので、何度もお参りに行っているわけですけれども、やはりこれはちょっと大変だなというふうに感じておりました。今の答弁の中でも、なかなか難しい部分があるという状況も理解しておりますけれども、前には通行止めみたいなこともされたということも理解しましたけれども、様子を見ながらということですけれども、前もってある程度周知できるのであれば、そういうような広報というか、できるだけ時間帯をずらしながらお参りができるように協力してくださいみたいなことは、町として今までされたことはありますか。

答弁 町民課長 室田桂範(町民課長は2025年3月まで)

以前、広報紙につきまして、そういう通行止めの時間帯とかなどを広報し、対応したことはありますし、何年か前に時間帯についてご協力をお願いしますという広報を掲載したこともありますので、今後ともそういう広報で周知しながら対応していきたいと考えております。

再質問 6番 木下浩一

分かりました。ぜひ折に触れて町民の方に協力していただかなければならないところはしていただく。町でできることは、できるだけできるような方向をぜひ取っていただきたいというふうに思います。気持ちよく利用できるような態勢づくりというか、整備というのは、最低限しなければならないのだろうなというふうに思いますので、この点、今なかなか難しい状況、いろいろ問題もあるということを伺いましたけれども、例えば道路を1メートル50センチ広げるというような、そういうような計画みたいなのは考えられたことはあるのですか。

答弁 町民課長 室田桂範(町民課長は2025年3月まで)

墓地内の道路を広げるというのは、やはり墓地が建っていますので、そこを広げるのはなかなか難しいのが現状でございます。ただ、向別墓地も常盤町墓地も入り口が確かに大変狭いというのは、こちらでも把握しているのですけれども、向別なのですけれども、令和3年度には入り口をちょっと過ぎたカーブのところについては何メートルか拡幅して交差できやすいように、あとカーブミラーをつけるなどして対応したのですけれども、確かにそれでもまだなかなか交差するのが難しいとか、渋滞してしまうとかと生じているのはこちらでも把握しているのですけれども、なかなか、あと何メートルかとかというのは今のところまだ計画できていないのが現状でございます。

再質問 6番 木下浩一

全部が全部、町の土地というわけではないみたいですし、地権者の方もいらっしゃるとすれば、それはやはり協力していただくとかもしそういうところがあるのであれば、町として対応できることがあるのであれば、そういうところもぜひしていただきたいというふうに思いますし。一番皆さんが困っておられるというか、これ以上たくさん墓地というか、お墓が建つということは考えにくいですし。だから見ていると、ここ墓じまいをしたのだなとかというようなところが歯抜けのような形で見られております。新しい方も毎年何件かいらっしゃるみたいですので、新しい方については、今まで墓じまいをされたところも含めて、ここはどうでしょうかというような案内みたいなのはされて、どうしても新しいところと言えば新しいところということなのでしょうけれども、それは町としてはどういうふうに対応されているのですか。

答弁 町長 池田拓

向別、常盤町に限らずなのですけれども、浦河町内のお墓の多くは非常に車の交差のしにくいところにあります。例えば、浜荻伏もそうですし、井寒台もそうですし、そうやっていけば便利なところ、ここは比較的楽だよなというところはむしろ少なくて上野深くらいですかね、あと杵臼も比較的楽ですけれども、ほとんどは非常に車の交差が困難な地域に上のほうから集落を見下ろすというような思いもあったのでしょうか、そういったような墓地の場所になっています。この常盤町と向別、町が管理している部分の墓地については、私も昭和50年代に担当者でしたので、そのときからこの道路の問題というのはあって、一つはご質問にもありましたけれども、なかなか地権者の協力が得られない。今も得らないのですけれども、得られないというのが一つ。もう一つは、室田のほうから答弁させていただきましたけれども、当時の、特に常盤町はそうなのですけれども、道幅が狭いところに、ぎりぎりにお墓が張りついていて、それも私が担当している頃に1軒だけはご協力いただいて少し下げてもらったことがあるのですけれども、車1台が通るのがやっとみたいな状況で、それをご質問のようなことにするのは、率直に言って困難だろうなというふうに思います。ですから、お墓が混むのはお盆、そしてお彼岸の一部ということを考えますと、なかなかほかの町の施設でも何でもそうなのですけれども、ピークに合わせての整備というのはなかなかできなくて、ピークのときはやはり工夫してもらう。あとはふだんのお参りとか、そういうときには不便がないような、そういったような、現状をさらに、例えばお墓じまいしたところをそこで行き交える、常盤町ですと待避所というのですか、そういったようなことができるような場所ができたら整備をすることも考えていきますけれども、当面は現状を工夫して譲り合ってお参りしていただきたいなというふうに思います。地権者の問題と、それから地権者というのは土地のほうの持ち主とお墓の持ち主の理解が得られたらあれをしますけれども、向別も真ん中から登っていくところは、お参りに行くとお分かりになりますけれども、交差なんてできないですよね。そういったような現状もあるということもご理解をいただきたいなと思います。ただ、気持ちよくお参りができるように環境整備をしなければならないというのは、その要望に応じてしっかりとやっていますけれども、抜本的、根本的な部分はなかなか難しい部分もあるということも、併せてご理解をいただきたいというふうに思います。

再質問 6番 木下浩一

よく分かりました。町長も今答弁していただきましたけれども、いろいろな問題を抱えている中で、町でできることはしっかりやっていくというご意見であったというふうに思っております。これから人口がどんどん減っていく中でも、しっかりとお墓を守っていきたいという町民の方はたくさんいらっしゃることもご理解いただいて、その方々が本当に、今、町長もおっしゃっていましたけれども、安心して気持ちよくお参りができる態勢、そういうことをしっかりとやっていただく。町民の方にお願いしなければならないことはしっかりとお願いすると。町民のほうも、それに応えて自分たちの都合だけではなくて、ほかの都合も考えながら、空いている時間を見計らってお参りをしていただくというようなこともしっかりと取り組んでいただくという、今後両方がうまくいかなければ、いつまでたっても不安ばっかりが出てくるということになってしまいますので。ですから、町のほうとしても、そういうことで前向きに検討して、さらに気持ちよくお参りができるようにしていただけるということも伺いましたし、町民側としても、しっかりとその辺を踏まえて町民側ができることはしっかりやっていただくということも理解していただきながら、気持ちよく墓地を、霊園を使っていただくような進め方で、ぜひやりたいと思いますので、それも町と町民と協力しながらやっていきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。以上で終わります。

出典:浦河町議会 令和5年第9回定例会 2023年12月13日 議事録 PDF(17ページ) 間違いを知らせる