浦河町議会 令和5年第9回定例会 2023年12月12日
友好交流都市、その他の交流事業について
2023年12月12日、浦河町議会の一般質問で、中山康子議員が「友好交流都市、その他の交流事業について」質問し、企画課長 長崎哲之、町長 池田拓、総務課長 土居覚が答弁しました。
- 質問者
- 中山康子 議員
- 答弁者
- 企画課長 長崎哲之、町長 池田拓、総務課長 土居覚
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 2番 中山康子
今日は傍聴にかわいい傍聴者がたくさんいてちょっと緊張するのですけれども、一生懸命やりますので、よろしくお願いします。まず、通告に従いまして1件質問いたします。友好交流都市、その他の交流事業について。昨年8月、友好交流推進協定を締結した台湾花蓮県新城郷、同年12月には新城郷の郷長をはじめ地域代表者ら33人の訪問団が初めて浦河町を訪れ、また、本年7月には、池田町長、米谷議長、浦河アイヌ協会の会員などが新城郷を訪問し、交流を始めました。2015年(平成27年)11月3日、町政100周年の記念すべき日に熊本県天草市と友好交流都市連携協定を締結、当時は河浦町でしたが、天草市と合併し、明治時代の開拓団が浦河へ入植したことが縁となり、コロナ禍で中断もしましたが、今年1月に浦河町から小・中学生や関係者が訪問し、今後も相互訪問や交流が末永く続くことでしょう。町議会でも、翌年、天草市や河浦町に行政視察を予定しておりましたが、熊本地震で延期になったことを記憶しております。後に訪問した際は、Ama-bizや学力向上の説明、また、河浦支所、河浦神社、﨑津教会ではキリシタンの歴史を学び、意義ある視察となりました。今年に入ってから、戦時中の学徒援農が縁で浦河町とつながりのある福岡県の小倉南高校が訪れたり、競走馬に関係する施設があることから浦河町の中学生が茨城県の美浦村を訪問するなど、活発に交流事業が行われています。9月には、日高町村会が交流連携推進に取り組む東京都文京区の日本女子大学から17名が来町し、3泊4日のゼミ合宿を実施。これらの国際交流、友好交流、連携、青少年育成事業推進など、歴史や文化、その町の資源や観光、人のつながりにおいて、互いのまちを知り交流を深めることは同町にとっても重要であると思われます。児童・生徒が異文化に触れ見聞を広めたり、産業振興では相互の特産物の物流や人脈を通じ、さらなる交流を深めてはどうでしょうか。以上のことから、一つ目、台湾花蓮県新城郷、天草市、福岡県小倉南高校、茨城県美浦村、東京都文京区、日本女子大学、ほかに交流している他県の関係自治体はあるのか。二つ目、上記の今後の交流展開の中で、例えば相互訪問交流や物産展、人事交流などはあるのか。この2点をお伺いしたいと思います。以上です。
答弁 企画課長 長崎哲之
よろしくお願いします。私のほうからは、まち全体の交流の全体のご質問ということで、企画課の私のほうからご答弁させていただきます。まず、中山議員ご質問の1点目、議員から先ほどご説明いただきました花蓮県をはじめ五つの事例、これ以外で道外と交流しているところとか、そういった部分があるのかということです。まず、それ以外の例としては、当町の開拓の礎を築いていただいた赤心社のゆかりのある地である旧三田藩、現在の兵庫県三田市になります、との交流があります。これまでに三田市の歴史研究の有志や三田市の商工会、それから三田市長が浦河町を訪問されており、令和元年には浦河の商工会議所が三田市に訪問、このときは池田町長も同行しております。令和4年度には、浦河町で開拓に従事した旧三田藩士の物語を描いた学校副読本、これは三田市のほうが作成しまして、三田市内の学校で今も活用されているところです。また、今年度の4月には三田市議会議員の方々が浦河町のほうに行政視察に訪れております。2点目のそれも含めた全体の今後の展開についてですが、まず台湾新城郷との交流は、令和6年度は桜の時期に新城郷の原住民族の皆さんや新城郷の郷長をはじめ行政機関の皆さんが浦河のほうに再度訪問する予定となっており、今後もこうした相互訪問を行いながら、友好協定に定めている観光、特産品、青少年交流などを推進していく予定です。天草市との交流につきましては、これまでも実施してきた特産品の交流や児童・生徒の交流事業を引き続き継続していく予定で、令和6年度は浦河町から児童・生徒を派遣する予定となっております。福岡県小倉南高等学校につきましては、これまで小倉南高校の生徒さんが浦河のほうに来て、浦河町の学徒援農先の農家の民泊ですとか農業体験などを行っていただいておりましたが、今年度、5年ぶりとなる訪問では、優駿ビレッジアエルでの農作業体験以外にも地元浦河高校との交流が行われ、まちづくりゲーム「フォーカス」や両校の取組の事例発表など、大変有意義な交流となりました。今後につきましては、相互に訪問する交流に発展することを現在検討している状況です。茨城県の美浦村につきましては、コロナ期間中は中止となっていた派遣事業を今年度より再開し、令和6年度につきましては8月に美浦村と河内町のほうから浦河町のほうに生徒を受入れする予定となっております。次に、日本女子大学につきましては、日高管内の7町と東京都文京区との交流連携事業として実施しており、今後も事務局である日高町村会が各町や大学からの要望等を確認しながら事業を進めていく予定です。浦河町としましても、引き続き様々な機会で日本女子大学との連携を進めてまいりたいと考えております。兵庫県三田市につきましては、まだ友好交流締結には至っておりませんが、浦河町とのこれまでの歴史的な結びつきなどを踏まえ、これまでの民間交流を継続していきながら住民相互の意識醸成や交流の活発化などを図り、今後、友好交流に発展していくことを期待しているところです。人事交流につきましては、交流締結市町村との実施はありませんが、現在、札幌市とそれぞれ1名ずつ相互派遣というのを実施しております。最後に、議員のご指摘のとおり、こうした市町村間の交流事業や観光や産業面以外でも、歴史や文化、教育など様々な交流が見込まれ、効果が見込まれることから、浦河町が推進する交流人口、関係人口の増加にも寄与するほか、他の地域を広く見聞することによる人材育成の効果なども期待できることから、これからも友好関係の自治体や大学、そして地域の児童・生徒、町民相互の交流推進を図るように検討してまいりたいと考えております。以上です。
再質問 2番 中山康子
では、再質問させていただきます。5点のほかに、三田市の件は、これも新聞報道でよく見ていたので分かりました。ただ、これから、先ほどの答弁の中に、ここはまだ友好交流都市を結べてはいないのですけれども、将来的にそういう気持ちでいるというふうに感じたのですけれども、そこは改めてもう一度、どういうふうにするかを教えてください。
答弁 企画課長 長崎哲之
三田市との交流につきましては、もともと三田市の歴史研究家の方が赤心社のゆかりがあるということでお越しになって、その後、商工会団体の方、民間ベースで動きが活発化してきたと、それがだんだん重なってきて向こうのほうで学校の教材にも採用されたと。行政職員レベルでも話合いはしていまして、今後、ゆかりの地ということもありますのでそれぞれのまちが結びつきをもうちょっと、それぞれのまちが理解を深めることによってその先には友好交流に行くといいなということで、まずは草の根的に民間レベルから進めようということになっております。以上です。
再質問 2番 中山康子
学校の副読本にまちのことが載るというのはすごくすばらしいことだなと思うので、ここはゆっくり、スピード感ではないけれども、進めてほしいかなと思います。また、天草に関してなのですけれども、この3年間はコロナの関係で交流が全然できなかったし、私の記憶の中では、前中村市長が逝去されてから恐らくうちの町長もほぼ行っていないのではないかなと思うのです。やはりこういう友好都市を締結したからには、お互いにトップセールスとして町長なり副町長なり教育長なりがまず行って向こうから来てもらう、そういう交流が必要だと思うのですけれども、せっかく提携されていても、コロナのせいにしてしまっているのですけれども、例えばその間、産業まつりなんかに向こうから河浦みかんが来たりとか、今回、道新の記事を見せてもらったらこちらの海産物がない部分、ではちょっと我々も毎年河浦みかんを買っていた関係もあったので今年またあったら頼むという話だったのですけれども、今回、河浦みかんのほうも全く扱われなかったので、せっかくあるのだったらそういうのもまた復活してほしいな、もしくは、また夏にHAMASAIのときに天草から来た若い人たちが文旦を持ってきてくれたので、そういうところも含めてできない部分は違うものでやったりとかしてほしいかなと思うのです。先ほどの話に戻るのですけれども、ぜひまた復活というか、さらに交流を深めるために町長が天草市に行くことはないのでしょうか。
答弁 町長 池田拓
この間、コロナで残念ながら交流がちょっとお休みしていたと。それから、今ご質問にもありましたけれども、今年は浦河町の海産物がなくて、いわゆる直売フェア、そこでもって天草のみかんを売っていたのですけれども、その機会もなくなったということで非常に残念だなというふうに思っていますけれども、それについては来年以降なるべく復活するようにしたいなというふうに思っていますし、天草市の旧川浦町の宿泊施設愛夢里では浦河町の昆布なんかの海産物のコーナーが設けられてそこで販売もされている、そういったようなこともありますし、今ご質問にありましたように、前の市長がお亡くなりになってから新市長のところにまだ行っていないというのもありますので、そこは日程調整をして検討してまいりたいなというふうに思っています。あと、前の三田市長さんともさらに交流をということで私ども同士でお話をさせてもらったのですけれども、選挙で市長さんが代わりましたので、また新しい市長さんに引継事項ではありませんけれども、その話を持ちかけなければならないなというふうに考えています。また、先ほど長崎課長のほうの答弁にありませんでしたけれども、交流という意味では、ある意味で一方的なのですけれども、子供たちの学力増強という意味では秋田県の大館市との交流も、もう七、八年ぐらいになりますか、続けさせてもらっていますので、できるだけ関係人口、交流人口、そして浦河とゆかりの方を増やすという目的が一つ、そして、小・中・高校生を含めて子供たちが今まで以上にさらに大きい視野を持って育っていくように、そういった機会もしっかりと設けてまいりたいというふうに考えております。
再質問 2番 中山康子
トップセールスは本当に大事なことなので、行政報告を見たらもう次から次と町長や教育長は忙しそうなので、どうか時間を見つけて積極的にそういうのを行ってほしいなと思います。また、今回この天草の件なのですけれども、前のホームページのときには割と天草にリンクを貼っていたものだから、いろいろ見やすかったのです。私は﨑津教会なんかもすごく好きでYouTubeで検索したりとか、そこから入ってできることもあったのですけれども、今のホームページ、慣れればいいのですけれどもなかなか慣れていなくて、せっかく友好交流都市を持っている、これから台湾だったり三田市だったり小倉南だったり、そこの交流を深める意味でもあのホームページをどうやって幅広くするかと、私も毎回見ているのですけれども、町内と町外しか入ってこられるようなシステムではないので、そこからまた潜って調べるというような形よりかは、むしろ普通に検索をかけたほうがいいかなと思って見ているので、そこもせっかくあるところなのでもうちょっとホームページを有効活用してほしいかなと、これはお願いなので、通告していなかったので。それとあと、小倉南高校に関しては、これから高校生とのやり取りも、私も五、六年ぐらい前に民泊で四人の女子高生を、今でも実はTwitter、X、LINEで、一人は今カナダに行っているとか、その中のお母さんは毎回浦河町のふるさと納税を取っているとか、どちらかといったらこのときにはまだ小・中学生の交流しかなかったのですけれども、やはり高校生は高校生同士の結びつきのほうがいいかなと思っているので、そこもそういうふうな考えを持っているので、ぜひまた新しい年、これからそういう展開になるのではないかと期待しているので進めていただきたいと思います。この件に関してはいいです。次、2番目の今後の交流に関してなのですけれども、先ほど町長も企画課長のほうからも答弁があったのですけれども、道に派遣だったり官公庁に派遣、いろいろあったけれども、友好交流都市だからこそ自分にないものを見つけ出したりとか足りないものを補ったりとか、片や天草市は11月末で人口7万3,539人、片や浦河町は10月末で1万1,461人、もう人口規模が全然違うのですけれどもそれでも得るものもあると思うので。我々が役場的に言ったら、どちらかというとこういう話題というのは商工関係に振りがちなのですけれども、でも実は、先ほどの話ではないですけれども、ホームページにうまく行けない場合はいろいろなところを検索したり、では直接、企画課なりの職員を派遣して天草の﨑津集落とかこういうものがあるよとか、今、浦河町もSNSをすごく頑張ってやっているので、直接ホームページとかに行かなくても浦河町のSNSから入って天草のことをよく知れるのではないか。まず行って、そして来てもらう、そういう仕組みづくりが大事かなと思うし、私は今企画課の話をしたのですけれども、浦河町の例えば国保なんかは受診率が低いですよね。そういう意味で、では天草市はどういうふうにしているのだとか、浦河町のいろいろな課の中で何か学習する機会もあるのではないのかなと思うので、そこは商工に限らずいろいろな人材の学習のためにアンテナを張るようにできないかなと思って気づいたのですけれども、その辺は、はっきり答えられないとは思うのですけれども、提案として今言ったのですけれども、どういう考えか、ちょっとお願いします。
答弁 総務課長 土居覚
人事交流の関係なので、私のほうから。道とかほかの官公庁への派遣についてはそれぞれの目的を持ちながらやっているのですけれども、今、議員のご意見というかがあった他市町村のいわゆる行政事務を知るとか、そういう面について、ほかの市町村と何が違うかというのは通常業務としてやっているのですけれども、それは関わりのあるほうとも何か関われることがあれば有効なことだと思いますので、その件は職員の研修とかそういう中でちょっと検討させていただきます。
再質問 2番 中山康子
井の中の蛙、それはさておき、大体職員も課によって若い人たちは2年、3年、4年と代わるではないですか。その代わった先の町民は全部違ってくるし、そしてまた職員もこういう友好交流都市をしているところで、うちのまちはこうだったけれどもこちらのまちはああだ、ちょっとこれは勉強しようとか盗もうとか、そういういいものは盗んでもらいたいかなと思っているのです。子供たち、帰りましたね。先ほどの天草市との子供たちの交流なんかも教育長がずっと今まで引率して行っていましたよね、たしか。記憶の中で、うちの娘が行ったときも行っていたと思うのですけれども、やはりそういうふうに北海道では取れないみかんを、もう本当に近かったら10箱でも20箱でも持ってきたいぐらいぽとぽと取れる、そういう経験がないので、そこは小・中学生だけではなくて、ゆかりの人だけではなくて、一般町民も、もしくは観光協会とタッグを組んでツアーをやるとかそういうのも、もう私は妄想が今膨らんでいるのですけれども、そこだけやるのがすごくもったいないなと思っているので、もし企画の中でそういうことがあったら伝えてほしいかなと。一方的に、まちに元気になってほしいし、もっと天草と交流を持ちたいし、来たときには我々議会も何とかおもてなしをしたいし、みかんをもし行って取るのだったらうちのほうに来て、うちも空輸で送るとなったらなかなか大変ですけれども、では食べに来てとかそういう方法とかもあるので、私たちもそういう意味ではしっかりスポークスマンになって頑張りたいと思うので、この辺も含めて、この五つ、六つ、その他の交流、それから今後の展開についてしっかり頑張ってほしいと思います。以上です。