浦河町議会 令和5年第4回定例会 2023年6月21日
新たな浦河町史の編纂について
2023年6月21日、浦河町議会の一般質問で、飯田美和子議員が「新たな浦河町史の編纂について」質問し、企画課長 長崎哲之、町長 池田拓が答弁しました。
- 質問者
- 飯田美和子 議員
- 答弁者
- 企画課長 長崎哲之、町長 池田拓
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 11番 飯田美和子
通告に基づきまして、1件について質問させていただきます。新たな浦河町史の編纂について。浦河町史は昭和46年の4月に発刊されて、その後、31年の歳月がたち、平成14年12月に新浦河町史として発刊されています。この間浦河町では新たな歴史資料の積み重ねなどがあり、この歴史は町にとってもかけがえのない宝物であると思います。また、様々な災害やいろいろな出来事、その記憶を町民の皆様と共有して、そして次の世代に伝えていくということは、行政に課せられた責務だと考えています。近年、町の人口は急激に減少してはいますけれども、浦河町もこの状況から新たな時代に入ったと言えると思います。町史は、新しい町民の方々にも地元となった町の歴史を知っていただきたいと思いますし、旧来からの町民の方々にはふるさとを再確認していただく大切な機会だと思います。町史の編さんは、取りかかれば最低5年、長ければ10年の歳月がかかると思います。前回の町史編さんには、浦河町史編さん委員会が設けられたようですが、新浦河町史の刊行から現在21年が経過しています。この21年間の歴史を追録するのに、またその編集をするのに、どれぐらいの時間と労力がかかるかは分かりませんが、歴史を遡って、その頃いらした方々に聞き取りながらの作業は大変だと思いますけれども、その頃を思い出しながら、史実ですからしっかりと事実を記録して調査して残さなければなりません。となると、やはりできるだけ早く取り組んだほうがよいのではないかと思います。先人の方々が積み重ねてきた歴史をしっかりと調査研究し、そしてこれからのまちづくりに生かすことが大変重要だと思います。町史は、まちづくりの根幹です。浦河町史編さんについて、今後町としてどのような展望を持っているのか伺います。1、浦河町の歴史を、町民の皆様方と共有し次の世代に伝えていくことは、町政に課せられた責務と考えるが、町としての見解は。2、平成14年に発行された新浦河町史では、編集委員会が立ち上げられて編集され発行されたが、編集に関わった委員は何人か。また、編集にかかった期間はどれくらいだったのか。3、浦河町の先人の方々が積み重ねてきた歴史をしっかりと調査研究し、それをこれからのまちづくりに生かすことが大切だと考えます。前回の町史編さんから21年の歳月がたち、新たな町史の編成が必要だと思うが、今後の町の方針を伺います。以上です。
答弁 企画課長 長崎哲之
よろしくお願いします。飯田議員ご質問の新たな町史の編さんについて、3点の質問についてご答弁申し上げます。まず、1点目の浦河町の歴史、後世に伝えていくことの行政としての責務、それから見解はということでございます。議員ご指摘のとおり、町の歴史を次世代のほうに伝えていくことは大変重要と考えており、時代が移り変わっていく中でまちの営みや文化、歴史を記録し後世に残していくことは行政としても取り組んでいかなければならないことであると認識しております。2点目、平成14年に発行された新浦河町史編集に関わった委員の人数、それから関わった期間ということでございます。新浦河町史の編さんにつきましては、平成4年2月に浦河町史編さん委員会が発足し、平成14年12月の完成までに編さん委員としては10名、執筆に関わった方が4名、このほか、監修者として大学教授などの専門家2名、延べ16名の方が関わっております。編集から完成までに要した期間は約11年となりますが、過去の資料収集などは昭和52年10月から行っておりましたので、準備期間を含めますと約25年を要しております。3点目、新たな町史の編さんに関わる今後の町の方針ということで、議員ご指摘のとおり、町の歴史を調査研究していくことは後世のまちづくりの指針や貴重な資料となるものですので、町政の節目や町村合併などの大きな変革のときなどに編さんされることがごく一般的かと思われます。前回の新浦河町史は当初は町制施行80周年の節目を目途に編さんがスタートしたものでしたが、当初の予定より大幅に調査分析や編さんのほうに時間を要し、87年目に完成しております。当町は、平成27年に町制施行100周年を迎え、今年で108年目となります。令和2年12月の議会で荻野議員のほうからも一般質問で、そちらの答弁でも、今後はスケジュール感を持って取組を進めるというふうに答弁させていただいておりまして、新浦河町史発行以後の町内の主な出来事などの岐路をしっかり記録し、併せてどのような内容がよいのかも内部で検討を進めているところです。近年は、従来の読み物としての冊子ではなく、写真や年表等で誰でも分かりやすい形式でのまちの歴史を記録、公開する手法ですとか、デジタル化してWEBで公開するといった事例もあり、今後どういった手法が主流となるのか、引き続き情報収集に努めてまいります。いずれにしましても、どういった手法が公開するのが町民の皆さんに望まれるのか。情報技術の革新やDXなども視野に入れ、今後も検討を進めてまいります。
質問 11番 飯田美和子
ありがとうございます。1点目についての町の考え方については、今お聞きして分かりました。2点目の質問で、すごく年数がかかっているのだなというのと、実際に私は新浦河町史上、下ともに読みましたけれども、全部細かく読むのは大変でしたのでところどころというか、見させていただきましたら、大変丁寧に、そしてより細かく、すごく浦河町の歴史について書かれているのですよね。でも、文字がやはり多いなというのをすごく感じまして、子供とか中学生ぐらいとかの子たちがきっと浦河町の歴史を学ぶときにはちょっと難しいのかなというのを感じたところです。編集にこれぐらいかかったのですけれども、できればやはり10年編集にかかると、また10年間というものが、時間が過ぎますので、できればなるべく早めにというか、何かほかの町というか、ほかの市や町のそういう歴史の編さんのところを見ましてもやはり5年ぐらいで作っているところとかもあるので、その期間についてというのは、どういったお考えをお持ちなのかというのをもう一回確認したいのですけれども、お願いします。
答弁 町長 池田拓
今の現行の新浦河町史、私は、広報の係長を担当した時期にほんの少しではありますけれども、携わらせてもらいました。それで、そういったことは、ご質問にもありましたように大変大事なことというふうに私自身も考えています。様々なことがあって、今度は例えば新々浦河町史を作るときに、やはり浦河町にとって不都合な真実、ここも書き込まなければならないのだろうなと思っています。そうした場合、やはりもう少し時間が必要なのでないのかなというふうに思っています。一応、私自身の今現在のめどとして、町制施行120年、今から13年後でありますけれども、そこ辺りをめどとして、そしてその途中に、ご質問にありましたようにご提案をいただきましたけれども、写真で見る浦河町史みたいな、そういったようなのを発行して、本番は120年を目指して編集をしていくようなスタイルが、120年となりますと不都合な真実からももう40年ぐらい経過しますので、町民の皆さんの心も大分安定されているのではないかなというふうに思いますので、あと二、三年持っていくという方もいらっしゃいますけれども、そういったようなことも考えています。ですから、私自身はそこの町史の部分には思い入れがありますので、ここ1年、私もあと2年半しか任期がありませんけれども、のうちに立ち上げはしたいなというふうに考えています。そういった中でもって大まかな方向性を示して、今言いましたように、120年を一つの目標にしてその次の世代の方がどう考えるか分かりませんけれども、スタートはさせたいなと、このように考えています。
質問 11番 飯田美和子
分かりました。本当に、もう前回のときもその30年分を編さんするのにやはり10年以上かかっているというのが大変な作業なのだなというのを感じたところですけれども、やはり見ても、先ほども言いましたけれども、文字が多かった。いや、もちろん確かに歴史なので、そういったことも文字で記して、でも本当に今はこういう時代ですので、デジタルというか、例えば子供たちが浦河町のホームページを見たときに、浦河町の歴史を、例えば映像だとか写真とかで振り返ることができるような、そんなこともしてほしいなと思いますし、次回は120年をめどにということであれですけれども、ぜひともその編さんについての、今、町長がおっしゃっていましたけれども、立ち上げていきたいというお話だったので、どんどん進めていっていただきたいなと思います。まず、要望としては、要は文字ではなくて写真や映像などで、例えばホームページを開いたら見られるような、そんなもちろん今までのように新浦河町史みたいに新々になるのか、追録になるのか分からないですけれども、追録というのは変なのかな、その後のというか、でもあの厚さですから、これにまたさらにということになると、すごい厚さになってしまうと思うのですよね。だから、その辺もどういうふうにしていったらいいのかというのを、編集の委員会のプロジェクトが立ち上がればそこで決めていただくことになると思いますけれども、町民により分かりやすく、そして浦河町の歴史ですから、ぜひともしっかりと取組をお願いしたいことを願いまして、私の質問を終わらせていただきます。以上です。