みんなの議会

浦河町議会 令和5年第2回定例会 2023年3月14日

(1)教育行政について/(2)乗馬療育事業について

2023年3月14日、浦河町議会の一般質問で、辻芳明議員が「教育行政について」「乗馬療育事業について」について質問し、教育長 浅野浩嗣、健康福祉課長 駒澤勲、町長 池田拓が答弁しました。

質問者
辻芳明 議員
答弁者
教育長 浅野浩嗣、健康福祉課長 駒澤勲、町長 池田拓

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

議員が最初の質問で述べた件名は 2 件あります。1回の登壇で続けて質問しており、議事録の中に件名ごとの区切りが無いため、1件の中に並べています。件名は議員の発言から取ったものです。

質問 3番 辻芳明

2点について質問させていただきます。実は、その前にお話をしたいなということがあります。日本における昨年の出生数が79万9,728人と、想定されていた出生数80万人割れを8年も早く到達したと。とても深刻な状況の中、政府は異次元の少子化対策をすると打ち出しました。それでは、今まではどうだったのかといえば、その少子化対策は、ここ十数年は何もしてこなかったわけではなく、それなりの対策を講じていたのですが、それは小手先の対策で根本的な問題を先送りにしてきたせいではと私は思っております。いささか異次元の少子化対策もトーンダウンぎみです。この少子化対策は根本的問題に着手したとしても、すぐに効果があるとも思えません。永続的に続けていかなければと思います。ぜひ政府には真剣に取り組んでもらいたいものです。話は変わりますが、2013年1月教育再生実行会議が発足され、それを基に道徳教育が実施されることとなりました。一方では、近頃オレオレ詐欺は一向に減らず、昨今では富裕層の老人をターゲットに強盗、挙げ句の果てには殺人まで、とても信じられないようなことが起こっております。また、保育士による幼児への虐待というのですか、いじめ。老人ホームにおける老人に対する虐待。一体日本の道徳はどうなっているのかと嘆かざるを得ない状況ではないでしょうか。さて、子供たちの現実を見てみますと、子供の貧困率は7人に1人。中学2年生以下のヤングケアラーは17人に1人という、とても深刻なデータが報じられています。教育行政執行方針に、誰一人取り残さない学校教育を推進すると記されております。日々の子供たちの活動、行動を注意深く見守って、誰一人取り残さない教育をお願いして質問に入りたいと思います。先般、日高報知、1月25日の日高報知新聞で、小中学校の全国学力・学習状況調査結果なるものが出ております。特にここで目を引いたのは、日高管内の成績が全国、全道の平均点を大きく上回り、日高管内では日高町が小中学校ともに全国平均を上回り、そして平取町、新冠町、様似町が善戦をしていますが、一方、日高管内の平均点は全国、全道の平均点より大きく下回っております。私自身はあまり点数のことは重要視しておりませんが、いささかこれはどうなのかなという思いがあります。子供の豊かな心、健やかな身体、これがしっかりしていれば必然的に学力も伸びるのではと私は思っています。それでは質問に入らせてもらいます。教育行政についてということで、①として質問させてもらいます。平成28年に浦河町ではいち早くタブレットを導入し、それから7年を迎えようとしておりますが、タブレットがすべからずすごいということは私自身思っておりませんが、使いようによってはすばらしい効果も発揮するものと思っていますが、このタブレットのメリット、デメリットをどう押さえ、新年度に向け、どう有効活用していくのか、そのことについてお尋ねをしたいと思います。2点目は、新年度に向け学びの共同体の取組について。この質問は12月の定例会でも話したのですけれども、この取組について教育委員会はどのように考えているのかをお聞かせ願いたいと思います。また、今年の新年度の施政方針の中において、今回も秋田県大館市の視察研修をと載っていますが、我々、十数年前に天草に行ったことがあるのですけれども、非常に天草の教育は充実した教育と、我々は認識して帰ってきたのですけれども、友好都市協定を結んでいる天草とか、独特な教育で知られるシュタイナー教育、これは豊浦町にあるのですけれども、そういうところにも視察研修を教育委員会で考えてみてはと思うのですが、そこのことについてどのようなお考えをしているかお聞かせ願います。乗馬療育事業についてお尋ねしたいと思います。この乗馬療育がスタートしたのは平成8年、村井先生、また谷川前町長の尽力によって浦河に設立され27年になろうとしています。この間、この乗馬療育も、わらしべからひとつ外れて、独立の道を期限付で独立独歩の道を歩むことになった経緯があります。この独立していくさなかにおいて浦河町が全面的にサポートし、その後、NPO法人ピスカリが設立された経緯があります。このたび活動拠点を東京に移すという報告があり、非常に驚きがありましたが、このことを前向きに捉えたいと思います。ある面、この18年ですか、浦河町も、これを取り入れてから12年。ある面で日本の隅々、また世界まで、この浦河の乗馬療育が認知されたものと私は思っておりました。そんな矢先の中においての東京への活動拠点を移すということで、ちょっと本当に一瞬驚きがありましたが、何としても浦河町の誇りでもある乗馬療育が東京に一旦移動をするにしても、そこで働いている方たちが大いに羽ばたき、そして、さらなるステージアップを期待し、その方たちのまた後輩たちが浦河に来るようになってくれればありがたいなという思いで、以下の点について質問させてもらいます。①その後のタイムスケジュールはどのようになっているのですか。②一生懸命頑張ってくれた馬たちは何頭いて、どのような振り分けとなっていくのか。3番目は、施政方針にも書いてありましたけれども、今までたくさん利用してきた方たちもおられると思いますけれども、その方たちに対するケアはどのようになっているのかをお聞かせ願いたいと思います。以上2点、よろしくお願い申し上げます。

答弁 教育長 浅野浩嗣(教育長は2024年9月まで)

私のほうからは、辻議員の大きなご質問の1点目についてお答えさせていただきます。その中の1点目ですけれども、タブレットの関係です。うちの町ではお話がありましたように、平成28年、秋からですけれども、導入しています。これまで授業、またコロナ禍のときには、臨時休校中のオンラインによる学習指導、生徒指導、そういったことにも活用してきました。それから、コロナ禍もあったのですけれども、国のほうのGIGAスクール構想、一人に1台端末をという、これが前倒しになりました。そういった中で校内通信ネットワークの改修、令和3年度には現在のiPadですけれども、タブレットに更新して各学校の日々の教育活動に使っているところであります。タブレットのメリット、デメリットということですけれども、タブレットを使うことによりまして、動画や音声を使った教材の作成とか利用。また、教員が一人一人の児童・生徒の反応、また考えですね、どういった答えを出しているのか、これを即時把握しながら双方向でやり取りができると。そういった授業ができます。生徒自身は検索サイトによります、インターネットですけれども、調べ学習。また、今の社会全体がそうですけれども、ICT基礎スキル、そういう使い方、そういったものも自然に習得できるのかなと。そういったメリットがあります。一方で、トラブルで授業がストップしてしまった。そういった、機械ですので保守管理が大変かなと。あと情報セキュリティーの問題。あと、あまり見過ぎると目にどうなのかなという健康面の、姿勢も前のめりになったりとかということで、そういった心配などのデメリットがあります。しかしながら、これらのメリットを生かし、デメリットを克服しながら、今後とも授業をはじめ学校の教育活動の中で、児童・生徒の思考、また表現の道具として、学びの質を高め、学力の定着に資するよう活用してまいりたいと考えております。さらには家に持ち帰って家での学習、不登校などの特別な支援を要する児童・生徒への対応、長期休業や臨時休業中のオンライン指導、こういったことにも活用できるかなと思っております。次に、学びの共同体の関係でありますけれども、以前に辻議員のほうからご質問がありまして、お答えもしたのですけれども、これは一つの学校教育改革運動といいますか、全国の多くの学校でも実践がされているところなのですけれども、日本の学校教育制度におきましては、学校教育の基準であります学習指導要領、これに基づいた教育活動が行われています。現行の学習指導要領、これでは主体的、対話的で深い学びの実現に向けた授業改善を通して、生きる力、学力もそうですけれども、豊かな心、健やかな体ということで、そういったことを育むことに力点が置かれています。これが学びの共同体の学習スタイルと共通する部分があります。そういったことで全国の学校でも取り入れて行っているところであります。町内の各学校におきましても、この学習指導要領にのっとり児童・生徒が主体的、対話的で深い学びによって学び合い、そして学力が身につくように、校長をリーダーに主体的に取り組んでいまして、その具体的な方法の一つとして浦河第一中学校では学びの共同体のスタイルを取り入れて進めているところであります。教育委員会としましては、今後とも、この一中の取組もそうなのですけれども、ほかの学校の取組に対して支援してまいりたいと考えているところであります。3点目の大館市以外の教育視察研修についてということなのですけれども、天草、友好交流都市であります熊本県の天草につきましては、いろいろな分野の交流が行われています。そういった中で教育関係について言いますと、ふるさと交流事業ということで、河浦地区の子供たちと浦河の子供たちの相互派遣、これを大分前から、当初から行っているところであります。交流の実際派遣に際しましては、学校の先生方、校長先生が行ったり、一般の先生も行ったりということで、教員も児童と一緒に参加し、向こうの学校のほうも訪問しているところであります。天草とは、特に河浦地区とは友好交流都市ということで、ですから、これまでそういった交流をしてきましたけれども、お互いの学校教育の事情も改めて知るといいますか、情報交流することも必要かなと考えております。そういったことで、大館の場合は教育に特化した部分で、先生方の具体的な研修にしていますので、そうとはなりませんけれども、今後このふるさと交流の中で、向こうの学校の様子を子供たちの交流以外の部分で、学力とか、そういった部分ででも見ることができればなと思っております。あとシュタイナー教育。こちらも辻議員のほうから以前にご質問がありましたけれども、独特といいますか、芸術的教育とか言われていまして、自由な生き方ができる人間を育てることを目的にということの、一人一人の個性を尊重して個人の能力を最大限に引き出す教育ということで、我が国においても、もともとはオーストリア、ドイツを中心の教育でありますけれども、オルタナティブといいますか、今の教育に替わる教育として実践をしている学校が日本国内でもあります。道内でも豊浦にあります。この今の日本の教育制度の中では、はっきり言いまして、なかなかそれがぴったりフィットするということにはもちろんなりません。ですので、先生方の今の学校教育制度の中の授業改善、そういったことに生かすという意味では、なかなか視察研修ということにはならないかなと思っています。ただ、広い意味での学校教育とか子供の教育を考えるよい機会にはなるかなと思いますので、視察という形でなくて、シュタイナー教育関係者の方に来ていただいてとか、来る機会があれば、それを見ながら教育委員会の中で幅広く町民の皆さん方に、このような考え方で教育をされている皆さん方もいるということでご紹介はできるかなということで、今後検討していきたいと思っております。以上です。

答弁 健康福祉課長 駒澤勲

私のほうから、議員ご質問の2番目、乗馬療育事業についてご答弁をさせていただきます。まず、ご質問1点目のこの後のタイムスケジュールはについてでありますが、令和5年度の7月まではNPO法人ピスカリに事業委託により、従来どおりの活動をしていただく予定であります。8月以降につきましては、当該法人は東京都にある馬事公苑に活動拠点を移されることから、乗馬公園の職員が事業実施することで職員体制を含めて体制整備を進めているところでございます。次に、令和6年度以降の予定でありますが、当該法人が来庁する形で事業を実施していく方向ではありますが、浦河町での活動の仕方や活動の日数などについては、現在、当該法人と協議中であります。また、年間を通して乗馬公園が事業を実施する方向で体制の整備を進めております。次に、2点目の一生懸命頑張ってくれた馬たちは何頭いて、どのような振り分けとなるのかについてでありますが、現在、乗馬療育を行っている馬は4頭です。そのうち2頭については町有馬、1頭が当該法人、そして、もう1頭が他の法人の所有馬であります。今後は町有馬2頭については、町が管理を行い、事業を実施していきます。次に、3点目の今まで利用してきた人たちに対しての対応はについてであります。現在の乗馬療育の主な利用者は、介護予防センターを利用されている高齢者の方、そして、障害児通所支援事業所を利用されているお子さんであります。現在のところ、まず利用されている施設側に対し、先ほど一つ目のタイムスケジュールについてのご質問で答弁をさせていただいた内容を説明し、さらに乗馬療育の提供者が当該法人から乗馬公園に変更となることで事業の提供内容についても違いが出ることを伝えております。そしてまた、今後、提供する具体的な事業内容についても、施設側と協議をしながら詳細を詰めることとしております。また、実際に利用されている方々への説明につきましても、施設側と協議をしながら、その方法や日程等について調整していく予定であります。以上でございます。

質問 3番 辻芳明

タブレットのことなのですけれども、先ほどの全国学力・学習状況調査結果の中において、浦河がどうなのか、僕は定かに把握はしておりませんが、要は平取、日高、新冠、様似は非常にいい状況にあったと。特に平取はすばらしい成績を修めていたと。ところが一方、日高管内の平均を見ますと、がくっと落ちている。そのような状況の中において、自分は、いち早くこのタブレットを取り入れて、何かそういう意味で有効に活用できて、それなりの成績は修めてきたのかなというふうに勝手に思っていたわけなのですけれども、つい最近ある本を読ませてもらいました。それはタブレットのことについて書いてありました。要するに、その本の中には、タブレットを一人ずつ持たすと、あまり有効な結果は出ていない。むしろ3人に1人、一つを与えて、そこでディスカッションをしながらやっていくことが、より効果的だというようなことでありました。実際、このことが正しいのか正しくないのか。その本だけの僕は情報しかありませんので。これらのことも踏まえて、ぜひこのタブレットのことについてはもう一度考えてみる必要はないかどうかを確認したいなと思います。

答弁 教育長 浅野浩嗣(教育長は2024年9月まで)

多分、辻議員の読まれた本は私も読んでいるのかなと思うのですけれども、学びの共同体の考え方だと思います。学びの共同体ではグループ学習といいますか、四人でということで、そういった意味合いもあって、一つのパソコンといいますか、タブレットというイメージかなと思うのですけれども。国のほうではGIGAスクール構想ということで、一人1台端末、予定よりも2年ほど早まりましたけれども、これはSociety5.0ですか、そういった、現代もそうですけれども、このICT、高度に情報化された社会においては、そういった端末を自然に触ることが、そういった環境を整えることが必要だということで、国のほうでは整備してきたところであります。ただ実際、ご指摘ありますように、タブレットといいますか、コンピューターを使って、それで学力がどう上がったかというのは、なかなか実証実験もまだできていない、国のほうでもです、ところであります。OECD経済協力開発機構のPICAというテストを70か国ぐらいで行っていますけれども、その中では、かえってコンピューターの台数が多いところのほうが、学校の多いところのほうが、学力はそんなに上がっていないなという、そういった結果も出ていたり、ある程度使うところは成績は伸びるのだけれども、それ以上を超えると伸びないという、そういったことも出ておりますけれども、いずれにしましても、こういった環境の中で、今、子供たちが学習しておりますので、先ほども言いましたメリット、デメリット、またどういった形がより効果的なのかなということで、国にそういったところの、これからも資料も上がってくることですし、また町内の学校でもそれぞれ工夫を凝らしながら学力向上に向けたICTタブレットの活用を行っていますので、今のこの状況の中でより有効に使いながら学力向上ができればなと思っているところであります。以上です。

質問 3番 辻芳明

このタブレットのことについてですけれども、つい1週間ほど前、ぼけっとテレビを見ておりましたら、ChatGPTというものがテレビに普及した。それはAIの発展したもので、今、世界人口80億人ぐらいだと思うのですけれども、今1億人の方たちがそこに加入して、爆発的に進んでいく可能性を秘めています。このChatGPTというのは、例えば桜、これから始まる桜です。桜を題材にしたら、フォークソングのイメージで桜を入れたら、詩がばあっと出てきてフォークソング調の桜の歌が出来上がる。または、この桜を同じ題材にしてロック調の桜を作ったら、またロック調に合わせたような桜の詩がばあっと出てくる。要は、こちらから質問をすると、それに対してぼんぼんぼんぼん答えてくる。このことが、子供たちにとって、いいことかどうか分からないのですけれども、恐らく、このChatGPTと言われるものは、いち早くまたあっという間に来るのだろうと思います。そういう意味で、僕はタブレットに代わっていく可能性が物すごく高いのではないかと思っています。そこでまた、いろいろな問題が生じてくる可能性がある。何も考えなくても、ばんばんばんばん答えが出てくるという可能性を秘めている。どういうふうな教育の仕方をしていくのか、どういうふうな制限をかけているのか分かりませんけれども、そういうようなこともこれから生じてくるということも頭の視野の中に入れてもらいたいと同時に、やはりこの1台ずつということを注意深く見守ってもらって、3人に1人というのは、僕はここは調査してもらいたいのですけれども、正しい方向性なのかなと思っています。そういう意味で僕は学びの共同体というものを質問したわけですけれども、今、教育長の答弁をお聞きして、実際に進めていると。また、それを例示したような形の中で学校の先生たち、学校の先生たちの苦労をかけることになろうかと思うのですけれども、進めているということで、ぜひより深い学びの共同体的なもの、共同体を進めていってもらいたいなと思っております。それと、秋田県の視察の件のことなのですけれども、説明をお聞きして、よく分かりましたけれども、実は先般、ミツという先生が来られていました。そのミツ先生の講演の中に、今の子供たちはコップの中にぎゅうぎゅうと詰め込んで、その余ったこぼれがテストだとか偏差値の云々だということで、子供に大変な思いをさせているのではないかというような講演がありました。子供も、先生たちも、本当にある面で疲れてしまうのだろうなというふうな思いもあります。本当に矛盾した言い方で、先ほどは日高の平均点の云々の話をして、今はこのような話をしているのですけれども、今、オランダにおいても、今、オランダというのは国を挙げてテストとか、そういうものはないです。本当にシュタイナー的な教育を、シュタイナーとはまた違うのですけれども、進めてまいっています。ぜひ、そういう意味で教育長も向こうさんの都合がつけば行ってみたいというような言葉がありましたけれども、ぜひ、今、子供たち、学校の先生たちにも、ゆとりがないような気がしておりますので、ぜひこのことは進めていってもらいたいなと。ぜひシュタイナーの話を聞くことにおいて、また子供との接し方が違ってくるのではないかなと思いますので、ぜひ実現してくださればありがたいと思います。このことはこれでよろしいです。乗馬療育のことについてですけれども、今、課長より詳しくご説明いただきました。ありがとうございます。本当にタイムスケジュールのことも分かりました。また、頑張ってくれた馬たちの行先も理解しました。また、利用していた人たちに対しても、きちんとケアをしていくということもお聞きして、少し安心をしております。そして、願わくば、このNPO法人ピスカリが本当に浦河にいたときよりももっともっと情報を発信して、何せこの乗馬育療というのは浦河のある面で看板でもあったものであります。また、十数年前の独立したときから浦河町がすぐ引き取って十数年たつと思います。完全に浦河町民たちも、浦河における乗馬育療というのを誇りに思っている施設であります。ぜひ彼女たち、ここに携わった方たちが東京のほうでももっともっと活躍を願い、また、その底辺を広げ、その方たちがまた浦河町で大活躍することを切に願っていると同時に、1点だけお聞きしたいのは、この乗馬療育の馬の、要するに鞍にしても銜にしても、全て特殊な道具を使っていかなければならない。そういう意味では、鞍だとかもろもろの馬具類はどういうふうになるのかなということ、分からなかったら分からないでいいのですけれども、相当高い物で、結構あれを買うとなると何十万円ではきかないことになろうかと思うのですけれども、そこら辺のこともどういうふうに考えているのか。これから考えようとするのなら、それはそれで結構なのですけれども、そこら辺のことの考え方があるのだったらお聞かせ願います。

答弁 町長 池田拓

ピスカリが浦河発のサラブレッドが競馬場以外でも、持っている馬の魅力を馬産地として発信してきたという、そういう思いで彼女たちも長年頑張ってくれて、町としても、そこのところしっかりと支えてきたのですけれども、でき得るのであれば、ここにも足場を残しながら、新たに東京あるいは世界のほうに羽ばたいて行ってほしかったのですけれども、そこのところ、それがかなわないということなものですから、これからは、そういったサービスについて、町のほうでもって直営で検討をしていかなければならないなということを考えております。そういった中でもって、今、ご質問いただいたような鞍とか銜に限らず、いろいろな部分が当然出てくると思いますので、そこのところは、そういった利用していた団体を含めて浦河町の乗馬療育は引き続き町民の皆さんや、あるいは浦河町で乗馬療育をしたくて来てくれる皆さんに、安心してこれからも乗馬療育を受けてもらう。そういったようなことについては遺漏なく取り組んでまいりたいなというふうに思っています。口頭での要望とか、そこまではしているのですけれども、なかなか文書とかをもっては、相手方のタイミングもありますので、そこも協議しながらそこのところは取り組んでいきたいなというふうに考えております。

質問 3番 辻芳明

浦河発の乗馬療育であります。ぜひ、それらを心に秘めて、これからの応対に頑張ってもらいたいと思います。これで質問を終わらせていただきます。ありがとうございました。

出典:浦河町議会 令和5年第2回定例会 2023年3月14日 議事録 PDF(17ページ) 間違いを知らせる