みんなの議会

浦河町議会 令和4年第5回定例会 2022年9月14日

(1)ブルーカーボンについて/(2)帯状疱疹ワクチン助成について

2022年9月14日、浦河町議会の一般質問で、佐藤利明議員が「ブルーカーボンについて」「帯状疱疹ワクチン助成について」について質問し、町民課参事 吉井一満、保健福祉課参事 盛美穂子、町長 池田拓が答弁しました。

質問者
佐藤利明 議員
答弁者
町民課参事 吉井一満、保健福祉課参事 盛美穂子、町長 池田拓

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

議員が最初の質問で述べた件名は 2 件あります。1回の登壇で続けて質問しており、議事録の中に件名ごとの区切りが無いため、1件の中に並べています。件名は議員の発言から取ったものです。

質問 14番 佐藤利明

通告書に従い、2件の一般質問をいたします。初めに、ブルーカーボンについて、お伺いいたします。2020年10月、政府は、2050年までに温室効果ガスの排出を全体としてゼロにするカーボンニュートラルを目指すことを宣言しました。地球温暖化防止のための新しい二酸化炭素吸収方法として、注目されているブルーカーボン。ブルーカーボンとは、地球上で排出される二酸化炭素のうち海藻や海洋生物によって吸収されためられた炭素のことです。カーボンニュートラルを実現するため、森林の2.5倍の二酸化炭素を吸収、蓄積すると言われているブルーカーボン。グリーンカーボンとの違いは、吸収される場所の違いによって、陸上で森林など光合成が目的で吸収される炭素がグリーンカーボンです。海洋で藻場などで光合成が目的で吸収される炭素がブルーカーボンです。2020年に制定された2050年カーボンニュートラルに伴うグリーン成長戦略には、ブルーカーボンについてカーボンオフセットの検討を行うという記載があり、国土交通省、農林水産省がブルーカーボンの創出に向けて施策が進められております。当町でも、ブルーカーボンシティーを進める上で、ブルーカーボンは重要な施策だと思いますが、当町の取組をお聞きいたします。次に、帯状疱疹ワクチン助成についてお伺いいたします。帯状疱疹は、多くの人が子供のときに感染する水ぼうそうのウイルスが原因で起こります。水ぼうそうが治った後も、ウイルスは体内、神経質に潜伏していて、過労やストレスなど、免疫力が低下するとウイルスが再び活性化して、帯状疱疹を発症いたします。発症すると皮膚の症状だけではなく、神経にも炎症を起こし、痛みが現れます。神経の損傷がひどいと皮膚の症状が治った後も、痛みが続くことがあります。日本人成人の90%以上は、ウイルスが体内に潜伏していて、加齢や過労、ストレスなどによる免疫力の低下が発病の原因で、50歳代から発症率が高くなり、80歳までには、約3人に1人が帯状疱疹を発病されると言われています。帯状疱疹予防ワクチンには、予防にワクチンがありますが、料金が高額で接種が広がらない一因ともなっています。ワクチンには、2回接種のシングリックス、実費で2回打つと2万円から3万円、1回接種のビゲンは、自費で7,000円から1万円で接種に対して助成制度を設けている自治体もあります。助成金額も各自治体それぞれ違います。当町でもワクチン助成があれば助かる町民も思いますので、制度の創設の考えをお伺いいたします。以上です。

答弁 町民課参事 吉井一満(町民課参事は2023年12月まで)

私のほうからは、1点目ブルーカーボンについてお答えさせていただきたいと思います。カーボンニュートラルを目指すための脱炭素化の取組には、再生可能エネルギーの導入促進を図るなど、排出削減の取組が進められる一方でCO₂ を吸収する吸収源の確保、増加を図る吸収源対策がもう一つの取組として推進されているところであります。吸収効果があるものとしまして、森林によるCO₂ の吸収は周知のところではありますが、近年、海藻などの藻場や湿地、干潟などの植物等が光合成をするために吸収、貯留する炭素、ブルーカーボンが新たな吸収源として注目されてきているところであります。脱炭素化事業におけるブルーカーボンの動向でありますが、国土交通省港湾局が令和元年度に地球温暖化防止に貢献するブルーカーボンの役割に関する検討会を設置し、吸収源としての活用を具体的な検討が開始されたところであります。道内の動向といたしましては、北海道開発局が令和4年3月に釧路港島防波堤での実証実験を実施し、CO₂ の吸収量が年間1平方メートル当たり0.53キログラムとなり、森林の単位面積当たりの吸収量と比較すると森林の2.4倍の効果が期待できると推計されるという検証結果が得られたとの報道がありました。また、今月9月より留萌市においても実証実験に着手するとの報道があったところでございます。ブルーカーボンにつきましては、昆布漁が基幹産業の一つである当町の地域特性から見ましても非常に重要な施策であると考えており、宣言に当たり公表いたしました事業概要に取組の一つとして記載させていただいたところでございます。しかしながら、従来の森林とは異なり、藻場等のCO₂ 吸収量の算定方法が暫定的で現在環境省に置いて検討中であることや、現在も各地で実証実験が行われている状況であるなど、ブルーカーボンに関して、国をはじめとしてカーボンニュートラルに携わるもの全てが手探りの状態であると思われます。そのため、当町といたしましては、まず、浦河町で実証実験の実現化に向けた取組を進めていきたいと考えております。当面は、関係機関との協議や民間事業者等の共同実施、または、実施主体が民間事業者となり、町が間接的に支援するなどの実施形態等の検討、事業展開に必要な情報の収集に努めることから始め、実施に向けて様々な角度から検討してまいりたいと考えております。以上です。

答弁 保健福祉課参事 盛美穂子(保健福祉課参事は2025年6月まで)

佐藤議員ご質問の二つ目、帯状疱疹発病予防のワクチンについてご答弁申し上げます。帯状疱疹を予防するワクチンにつきましては、50歳以上の方に対するワクチンが2種類薬事承認されていますが、帯状疱疹予防として予防接種法に基づく予防接種に指定されておりません。厚生労働省では、定期接種の対応とすべきかワクチン接種の発症予防効果や接種後の発症率と症状、接種後の副反応の程度、費用対便益でどの程度医療費が削減できるかなどについて審議会を継続している状況です。帯状疱疹は、集団発生などはなく、過去に感染した水痘帯状疱疹ウイルスが体内で再活性化し、個別に発症します。強い痛みで心身ともに大変苦痛な期間を過ごすことになり、生活の質の低下がその後の生活や仕事にも影響を与えると言われております。帯状疱疹ワクチンへの助成につきましては、発症予防効果などの国の審議の動向を踏まえ、町として情報収集し研究してまいります。以上です。

質問 14番 佐藤利明

ブルーカーボンについてでありますけれども、実は、ブルーカーボンではないのですけれども、朝、磯焼け予防で新ひだか町の工場が作っている海の奇跡という肥料を使って北海道水産物研究所かな、島牧村の小さな漁協を利用しながら、その飼料を海中に3年間つけたらいわゆる藻が生えて漁場が回復したと。漁場が回復するということはどういうことかというと、小魚が出てくるので、それを食べる大きい魚も寄ってきて、磯焼けの原因はほとんどウニが原因なのですけれども、そのウニも身が入ってきて製品化になると言われ、ただその実験を進めた漁師さんが高齢の方で、3年で亡くなって事業の継続ができなかったみたいなのだけれども、それを浦河町は浜の元気会という予算を使ってみてきました。それで、浦河にも日高の奇跡を入れようということで、四、五年続いて昆布のために、今漁場回復のために試料を投棄しています。そういう一面もあるし、ある意味自分たち昆布を拾って港の斜路というところがあるのですけれども、そこに昆布を洗うために昆布をぽんと置くと、どこからともなく小魚がばっと集まってきて、いわゆる昆布の中に隠れるのです。だから、そういう漁場の回復というのはなかなか実感できていて、実は、ブルーカーボンというのは藻場の回復とこちら4種類ぐらいあるのですけれども、先ほど言った昆布漁礁、昆布の海藻を使って、いわゆるCO₂ の削減したものをしていこうという、浦河で扱えるものはこんなものかなと思っております。自分たちも港湾の中のウニを、北海道から特別特採で許可もらってウニを採っております。ウニは餌が海藻なので、昆布なので、ただ浦河町とか北海道が進めている日高の春ウニと、私たちも取るために頑張るのだけれども、実は春ウニは昆布がないのですよね、まだ。だから、去年乾燥した硬い昆布を使ったりするのだけれども、なかなか入ってくれないのが現状なのだけれども、5月過ぎになると、実は港のそこの七半埠頭のところの横に多分昔ナマコを定着するために造った施設のブイを置いているのです。海底にがっつり止められていて、移動をしないブイに実は、昆布がつくのですよね。港湾の中の昆布というのは、真昆布なのです。日高昆布は入らないのですよね。その真昆布を、ブイというのは潮に関係なく浮き沈むので、昆布の餌が取れるのだけれども、港に生える昆布というのは浮き沈みがなくて満潮のときには昆布が捕れなくて、餌に苦慮をするので、自分たちも実はそのブイを入れて、ひもを下げると本当にそのひもに昆布がどっとつくのですよね。今年は、だからその昆布を使ってウニをやったのだけれども、ふと考えたらこれもブルーカーボンなのかなと。いわゆるそういうのを外洋でやると日高の太平洋というのはしけが多いので、そういうことはできないのですけれどもね、日本海のようにできないのですけれども。だから、そういうことを一つずつやって、多分このブルーカーボンの実現のためには、行政がどうのこうのではなくて、民間が自分たちのオフセットクレジットのためにどうするのかというのは究極の考えだと思うのだけれども。やはり、浦河町の森林のオフセットクレジットをちょっと事務概要で見たら、資産的な価値は大体2,000万円ぐらいで売ることがありますよと。だけれども、実際売れているのが37万円ぐらいしかないので、たっぷり余っているのだけれども、ブルーカーボンオフセットクレジットで、地上の森林の2.5倍の値段で取引されているのです。だから、いいのではないかと思ったけれども、今ある資源が売れていないので、なかなか現実的でないなと思ってちょっとこれは引っ込めたのですけれども。ただ、将来的に企業が自分たちが排出をするカーボンニュートラルを目指すためにどうしても欲しいといった場合には、本当に有効な手だてとなると思うのです。浦河町の、僕はシティー宣言においても、先ほど課長が答弁したように、新たな吸収源として検討されているブルーカーボンについて実証実験及び実用化に向けて調査研究をしていきたいということで、先ほどこのとおり答弁をもらって、やはりどのような形になるのか自分はわくわくしているのだけれども、やるならば、私たちも漁業者も参加できるような形で、やはり自分たちの海を守るという、そしてこの温暖化に自分たちも参加できるようなことをしていきたいという、一緒に進められればなと答弁をもらいながらうれしく思いました。答弁は要らないのですけれども、この温暖化のためにやはり海洋の温度がどんどん変わって捕れる回遊魚の魚が違ってきて、捕れる場所で捕れない魚が捕れたがためにそれを加工する工場がなくて、ただ同然で魚を手放さなければならない。工場があれば、幾らでもブリでも何でも高い取引、内地へ行くと高級魚ですけれども、ここは、高級魚にはならない。そういうのがやはりマッチしないことがあるのだけれども、やはりこの温暖化は防止していかなければいけないのかなと。そのために私たちも、温暖化というのは大きいので地球全体で考えなければならない問題なのですけれども、何とか一つの起因で二酸化炭素を抑えられれば、収まるならば、やっていきたいなと。自分も一緒に参加していきたいという思いでいますので、よろしくお願いしたいなと。実は、ちょっと蛇足になるのですけれども、1957年に、僕の生まれた年なのですけれども、その頃日本では公害がはやっていました。光化学スモッグだとか、北京オリンピックのときの北京の空みたいな感じ。だから中国は30年前の日本だよね。その中で、このままいくと地球は二酸化炭素が多くなって温暖化になると、2000年には人類が滅亡するという一つのうその学説が流れて、それでどうしようかと学者たちが頭のいい人たちが集まって、結論を出したあれが第三の選択と言って、本当に滑稽なのですけれども、人類の代表を火星に移住させるという、これは矢追純一みたいな人が好きなあれなのですけれども、そのような感じがあって、これもやはり地球温暖化をどうにかしなければならないというようなあれで出ている。当時はわくわくして見たのですけれども、やはり温暖化は一人一人が自分ができることはそこにも載っていたように、プラスチックごみを排出するのを抑えようとか、単純なことからいかないとなかなかできないと思うので、ぜひともブルーカーボンの実施に向けて一緒にやっていきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。これは、やっていきたいということで経過がありますので、答弁は要りません。そして、帯状疱疹について質問をします。なかなか、今、国のガイドラインが出た時点で、実施したいということで答弁もあったのですけれども、国のガイドラインを待つとこれは進まないですよね。先ほど、課長の答弁もありましたように、症状というのはすごいのですよ。実はお手紙をもらって、帯状疱疹についてちょっと読ませてもらいますけれども、帯状疱疹とは、水ぼうそうと同じウイルスで起こる皮膚の病気です。体の左右のどちらかの神経に沿って痛みを伴う赤い斑点と水膨れが多数集まる状態に生じます。症状の多くは、上半身に現れ、顔面、特に目の回りにも表れることがあります。通常、皮膚症状に先行して痛みが生じます。その後、皮膚症状が現れると、ピリピリと刺激するような痛みとなり、夜も眠れないほど激しい場合があります。多くの場合皮膚症状が治ると痛みも消えますが、神経の損傷によってその後も痛みが続くことがあり、帯状疱疹後神経痛、PHMと呼ばれる最も頻度が高い合併症です。また、帯状疱疹が現れる部位によって、角膜炎、顔面神経麻痺、難聴の合併症を引き超すことがあり、また失明することもあります。この方は、この症状をヘルペスウイルスによって、実は椎骨動脈瘤解離によって小脳梗塞を、出血を起こして長期入院をしたのです。それで、いわゆる治療のために入院される方や、後遺症の治療のために苫小牧の皮膚科に通院する方も見ておりますと。ぜひとも、治療の医療費を抑えるためにも、先ほど医療費とどうのこうのと答弁をいただいていましたけれども、見ながら何人受けるか概算的に50歳以上なのでね。そして、今のワクチンと同じで重病化を抑える効果があるということで、ぜひとも検討をしていただければなと。今の段階では検討の余地もないので、国の方針を見てからですから。国の方針はなかなか出ないと思うのです。でもそれをこの中で各自治体でやっているところは結構今4月時点で全国で、まだ2か所なのだけれども、6月議会からどんどん増えてきて、今かなりのニーズで行政負担をやっております。そして、不活性ワクチンだとか活性ワクチン、生ワクチンによって、値段が違うのですけれども、不活性ワクチンの場合2回接種するのですけれども、それが時価なので、1回1万円ちょっとかかって、2万円から3万円くらいかかるという。あと、生ワクチンの場合は、1回で済むのですけれども、7,000円から1万円。この料金がちょっと高いということで、控えるのだけれども、なかなか自分が帯状疱疹になるとは思わないですよね。ちょっと痛いな、ピリピリしているな、何だろうなと。そうなると、もうだんだん病気が進行していくというね。やはりこのワクチンを助成できれば、全額負担でないですから助成してもらえられれば、やはり医療費の削減にもつながるのかなと。かなり重病化すると医療費は膨らむのでということで、どうでしょうか。そんな感じでぜひとも医療費の削減のためにも再考をお願いしたいな。なかなか、国の方針を待つとこれはもう4年、5年投げられてしまうので、ぜひとも検討をお願いしたいなということで、町長に答弁をいただければありがたいのですけれども、よろしくお願いします。

答弁 町長 池田拓

私が答弁をするよりも、担当課長が答弁をしたほうがリアリズムがあるのではないかなというふうに思いますけれども、私は、答弁調整のときには聞いただけで詳しく話をまだ理解できておりませんので、新年度予算に向けてできるかできないかを含めて、しっかりと検討はさせてもらいます。

質問 14番 佐藤利明

今年の初めのニュースで、アメリカの人気ある若い方ジャスティン・ビーバーというのですか、あの方が顔面神経痛麻痺で同じなのですよね。若く発症したという。だから、本当に一生駄目になるかもしれない。この方が一生駄目になったわけではないですよ。仕事ができなくなったのは間違いない。だから本当に早いうちに治療、子供の頃に接種するので、その効果が薄れてくるのは、やはり50代前後なのかな。過労だとかああいうの、再発するのですけれども、このウイルスは人間の中で死なないのですよね。永遠に生きているのですよ。何かのあれで発病する病気なので、その発病菌があるので、それを抑えるのではなくて、重病化を抑えるためのワクチンということで、なかなか厚生省の中でも認められづらいのだけれども、取りあえず二つが認められている感じのワクチンなので、でもこれを打つことによって重病化を防げるというあれがありますので、ぜひとも国の方針を待たないで先進地になるよう希望しながら町長の明るい答弁を信じて、質問を終わります。以上です。

出典:浦河町議会 令和4年第5回定例会 2022年9月14日 議事録 PDF(39ページ) 間違いを知らせる