みんなの議会

浦河町議会 令和3年第8回定例会 2021年12月14日

共同加工所の新設について

2021年12月14日、浦河町議会の一般質問で、神原富三夫議員が「共同加工所の新設について」質問し、産業課長 長崎哲之、総務課参事 土居覚、総務課長 小野多圓、教育委員会社会教育課参事 鳥井亀市が答弁しました。

質問者
神原富三夫 議員
答弁者
産業課長 長崎哲之、総務課参事 土居覚、総務課長 小野多圓、教育委員会社会教育課参事 鳥井亀市

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 5番 神原富三夫

今回は4問について質問いたします。少し件数がいつもより多いので、前段少し省いて、なるべく直に質問に入りたいと思います。最初は、共同加工所の新設についてお尋ねいたします。浦河町の農業も近年、多種多様な作物を作るようになり、本来の農業らしくなり、私は大変うれしく思っているところです。私は今、町長がしばしば口にする「町民に夢と希望を持てる町」にするために何をしたらよいかと考えたとき、私は、食物を育て、それが将来町の発展につながればと考え、本年8月8日に、自分の自家用に趣味で育てている一番立派な実の種をまき発芽させました。それはハスカップとブルーベリーです。まいてから4か月が過ぎ、大きいものはハスカップで身長12センチ、細長く背が高く、背高のっぽでふらふらしております。反対にブルーベリーは、背が低く、4センチぐらいでずんぐりむっくりですが、葉が大きく横に広がり、6センチぐらいで何か自信ありげに堂々として見えます。私は、今年、西洋ミツバチを飼い始め、大げさに養蜂家の第一歩を踏み出しました。ミツバチは、今年は、生産した蜂蜜は浦河町の特産品として浦河町のお土産としてふるさと返礼品に申請しているところです。これも2年後の春から新種の500円玉の大きさのブルーベリーの生産に受粉するために飼い出した西洋ミツバチです。私は、これらの原料を町民の皆さんに提供することで、浦河町の特産品を開発してほしいものと期待しています。私のほかにもハスカップやヤーコンを植えている人、薬草を生産している団体、ブドウやいちごの六次産業化、評判のよりご当地のチーズの商品化など、ご当地特産開発支援事業と共同加工所の併用活用で町民の挑戦意欲を向上させられると思っています。町内の農園では、夏場の規格外品のブドウを冷凍保存していて、冬場の閑散期に商品化すると時間を有効活用できます。これらを商品化しようとすると、個人で保健所の設備基準をパスすることは投資の面で非常に負担が大き過ぎています。私は、隣の町の共同加工所で過去にみそ造りに挑戦したことがありました。自分で造ったものを自家消費するのは保健所の管轄外ですが、販売するとなると、保健所の認める施設が必要です。今まで一次産業の生産物は手を加えなければ、そのままの状態で販売できましたが、加工すると保健所の許可が必要とのことです。今年の6月に法律が改正され、そうなると、個人の投資では負担が大きく、開発は進みません。そこで共同加工所の新設が必要となります。このことは町民の挑戦意欲を刺激し、浦河町のお土産の開発も刺激します。私は、農業を主体とした意見を述べましたが、漁業関係者の方にもぜひ活用願いたいと思います。そこで、共同加工所の新設と利用組合に支援できないかをお尋ねいたします。ぜひ支援していただきたいと思います。よろしくお願いいたします。2問目です。選挙制度の改善についてです。今回の衆議院選挙では、浦河町では期日前投票所を1階のホールに移し、高齢者や障害者から大変好評でした。10月31日に投票が行われた衆議院選挙の全国の最終投票率は55.93%で、前回、平成29年の選挙より2ポイント余り上回ったものの、戦後3番目に低い投票率となりました。このうちこれまで2回連続で増加していた期日前投票を行った人の数は、前回より3.7%減りましたが、投票日当日の投票者が増えたことで、投票率は前回4年前の選挙を2.25ポイント上回りました。ただ、投票率自体は戦後最低となった7年前の前々回、そして前回に続いて3番目に低くなりました。都道府県別に見ますと、最も投票率が高かったのは山形県の64.34%、最も低かったのは山口県の49.67%でした。来年は参議院の選挙があり、政治に関心を持たせ、投票率を上げる必要があります。そこで、質問の1番目は、本年10月31日の衆議院選挙で浦河町の投票率は幾らだったのか。投票率の高かった地域はどこで、低かった地域はどこか。年代別は。期日前の投票率は何%で、何人でしたか。2番目、浦河町の18歳以下の投票率は幾らで何人か。高校生の投票率を上げるための対策はどのように考えているか。アンケートを調査して対策を考え、投票率を上げるべきだと思います。そして、浦河高校で投票ができるようにすべきだと思いますが、いかがでしょうか。質問の三つ目、期日前投票から開票までの手順はどのように行われているのか。そして、投票箱の鍵は誰が預かっているのか。質問の四つ目、投票する際、鉛筆を使っておりますけれども、ボールペンを使用すべきだと思いますが、いかがでしょうか。これが2問目です。3問目です、町政功労者表彰式の改善についてお尋ねいたします。令和3年度の町政功労者の表彰式と町民栄誉賞の表彰式が11月3日の文化の日に、文化会館ふれあいホールで行われました。今回はコロナの影響を防ぐため、大ホールから小規模のふれあいホールに場所を移して行われました。来賓者の数も過去の例からするとかなり制限され、案内を出されたようですが、参列者の招待範囲はどのような方に案内されたのか。これが質問の1です。2番目に、表彰する際、町長の背中で表彰される方の姿が隠れて見えないが、ひとつこれは改善すべきではないか。そして質問3、議会議員の参列者が議長、副議長、各委員会の委員長と副委員長だけと聞くが、残ったのは16名の議員の中でたった6名の議員だけがなぜ出席できなくて、なぜ全員参加させなかったのか。質問の4、町民の中には被表彰者の縁故者もいると思うので、一般の参列者も認めるべきだと思います。質問5、コロナ禍で密を防ぐはずが、なぜ狭いふれあいホールなのか。大ホールのほうが密を防ぎ、感染防止ははるかによいと思います。多くの関係者も参列できます。これが3問目で、次、四つ目です。人工サッカー場の網の設置についてです。11月24日の臨時議会終了後に、新設された人工サッカー場を議員全員で視察しました。人工芝、芝ね。人工芝、抜けた。すばらしい施設に感動しますが、あえて一言言うならば、道路に面した網をもう少し高くして、交通事故を防ぐべきだと思います。練習している人から、ボールがフェンスを越えていったと言っていました。人の命に関わることは費用がかかるとは言っていられないと思います。素早い対応が求められます。人工芝サッカー場の網の設置を早急にすべきだと思います。以上です。

答弁 産業課長 長崎哲之(産業課長は2023年3月まで)

神原議員の質問、四つのうちの1点目、共同加工所の新設についてご答弁申し上げます。まず、一つ目の共同加工所の新設ができないかについてご答弁いたします。農家自らが農産物の付加価値を高め、特産品などの商品開発に取り組む、いわゆる六次産業化は全国各地でも様々に取り組まれております。浦河町におきましても、これまで農家グループや個人などで、ジュースやジャム、アイスクリームなどの加工品開発にチャレンジした事例などがあります。議員ご指摘のとおり、農産物の加工を自ら行う場合、保健所の許可や各種の開発経費や設備投資などが必要になる場合があり、町としましては、ご当地特産品開発事業により特産品開発に係るソフト面での経費の一部を支援する事業を行ってまいりました。議員ご提案の農家が共同で利用できる加工施設を整備する場合、農業協同組合などが事業主体となる場合は国の補助金が活用できますが、町が直接整備する場合には、活用できる補助金がないのが現状です。また、実際に検討するとなると、利用希望する農家がどれくらいあって、何を共同で加工していくのか。加工品によっては製造工程も必要となる機械も様々なので、一定の意見の集約も必要と思われます。現時点では、産業団体や各振興会から町に対して具体的な共同加工所整備の要望はまだありませんが、議員ご指摘のとおり、意欲的な農家がさらに広がり、一部特定の農家だけではなく、町内の多くの農家が自らの取組として共同加工施設の整備を望む声が高まれば、産業団体とも協議した上で、検討は可能かと考えます。いずれにしましても、共同加工所の整備については、まず、利用ニーズが一定数以上あることが必須であり、施設整備後の運営や、その後の販売方法や、販路拡大など、施設を造った後の地域ビジョンなども必要となるため、今後、事業の主体となり得る団体が発足し、そういったところから具体的な相談があれば対応してまいります。二つ目の共同加工所の利用組合への支援についてご答弁いたします。仮に共同加工所が整備されれば、当然、施設利用に当たっての基準やルール、運営方法などを定める必要があり、共同加工所を利用される農家の皆様には、利用組合が必要になるものと想定されます。現時点では、整備方法や運営方法、利用者の範囲がどのようになるのかも分からないため、町としては具体的に何を支援してよいのか分かりませんが、今後、実際に組合設立の動きが活発化し、町に対して支援の相談があった場合は、具体的にどのような支援ができるのか検討してまいります。以上です。

答弁 総務課参事 土居覚(総務課参事は2022年3月まで)

私のほうからは、2点目の選挙の関係の質問にお答えします。まず、この選挙制度の改善に対する四つの質問なのですけれども、投票率等の数字ですけれども、衆議院議員小選挙区選出議員における数値となっておりますのでご承知おきください。初めに、一つ目の質問、浦河町の投票率に関する4点の質問にお答えします。まず1点目、10月31日に執行された衆議院選挙における投票率ですけれども、67.96%となっております。次に2点目、投票率が高かった地域、低かった地域ですけれども、まず高かった地域ですけれども、白泉地区と西幌別地区。低かった地域が西舎地区と上野深地区となっております。3点目の年代別です。まず、10代が28.57%、20代が51.35%、30代が49.02%、40代が66.67%、50代が60.26%、60代が72.82%、70代が80%、80代以上が73.44%となっています。なお、こちらの年代別の数字なのですけれども、当町では期日前投票所を除いて投票の受付をオンライン化していないので、各種選挙のときに、全ての投票所の年代別の集計というのは取っていません。それでこの数字ですけれども、国や北海道の各種選挙が行われるときに投票率の抽出調査を行う標準投票区というのが33か所あるのですけれども、そのうちの1か所、浦河町の第一投票区、潮見町大通浜町地区の数値となっています。最後に、4点目の期日前投票所の投票率と人数ですけれども、投票率は25.51%、投票者数は2,567人となっています。次に、浦河町の18歳以下の投票率等の関係です。まず1点目ですけれども、18歳以下の投票率と人数。まず投票率は35.79%、投票者数が34人です。2点目の高校生の投票率を上げるための対策。こちらですけれども、町選挙管理委員会で実施しております対策といたしましては、成人式での啓発を行っているほか、北海道選挙管理委員会と合同で浦河高校での出前講座を実施しております。また、浦河高校のほうでも生徒会の選挙などを行う際に、町の実際の選挙で使用しております投票記載台ですとか、投票用紙を使用して模擬選挙の形で実施しているところです。3点目のアンケート調査の件ですけれども、出前講座などを行った際に選挙に関する問題点ですとか聞き取り調査を行って、選挙の啓発を行う際に参考としております。次に4点目、浦河高校で投票ができるようにするべきとの件ですけれども、浦河高校に通学する生徒が、全員浦河高校で投票できるという形を取るのでしたら、校舎内に期日前投票所を造るという方法が一つあります。期日前投票所を設置する場合には、公職選挙法の規定によって、町内全ての有権者が投票できる投票所として設置する必要がございます。それが役場庁舎に設置した期日前投票所との関係がありまして、二重投票の確認体制の整備ですとか、投票立会人や投票事務における人員の確保、また、設置経費などの問題がありますことから、浦河高校に限らず、ちょっと役場庁舎外には期日前投票所の設置は難しいと今のところ判断しております。次に、3点目の期日前投票から開票までの手順、こちらですけれども、まず、期日前投票から開票までの手順ですけれども、公示または告示の翌日から投票日の前日まで期日前投票を行います。期日前投票で使用した投票箱につきましては、開票の開始時間に合わせて、役場庁舎のほうから立会人と職員で投票所まで投票箱を運んで、当日の投票、町内全域でした投票の箱と一緒に一斉に開票する形を取っております。2点目、鍵の保管ですけれども、投票箱の鍵なのですけれども、こちらのほうは職員2名で保管しております。4点目ですね、投票する際にボールペンを使用すべきだという形なのですけれども、まず、投票用紙なのですけれども、こちら、折れ曲がりにくいように原料にプラスチックが含まれています。そのため、ペンを使うとインクがにじんで判別しにくくなったり、無効票となるおそれがあることから、また、他人の投票用紙を汚してしまうおそれがありますことから、投票所にはインクがにじむおそれのない鉛筆を備え付けてあります。なお、投票所に備付けの鉛筆を必ず使わなければならないというわけではなくて、持参したポールペン等を使いたいという方に関しては、使っていいですよということで回答しているところでございます。以上です。

答弁 総務課長 小野多圓(総務課長は2022年3月まで)

私のほうから、町功労者表彰式の改善についてのご質問にご答弁申し上げます。まず、一つ目の参列者の招待範囲はどのような方にというご質問でしたけれども、これは過去の功労者のほかに、町内の主な官公庁、そして産業団体、学校関係、そして各種団体の代表者等、報道機関に案内をしたところでございます。二つ目の質問ですけれども、表彰の形が町理事者のほうが背中を向けてしまうというような改善についてのご質問がございました。これまで文化ホールで行っていた方法と全く同じ方法でして、表彰状が額に入った状態で手渡していたことから、とても大きな額で重たいために、今まで移動を避けるためにステージ上の自席で表彰しておりました。ただ、ご指摘の点については、今後、ステージの中央で表彰状自体を額に入れずに、紙の状態にしてお互いに向き合った横の状態で表彰するということは、今後の検討として前向きに考えていきたいというふうに思っております。三つ目のご質問の参列者の関係でありますけれども、ここにつきましては、9月の議会中に人事案件として提案させていただいた頃は、ちょうど全国的にも、北海道内においてもコロナ禍の緊急事態宣言中でございました。当然、その準備行為からそうした対応について考慮する必要があったことから、規模を縮小して開催することとし、これまで複数名に案内をしておりました委員や団体等については、それぞれ代表者の方のみに案内することとしました。例えば、自治会長さん、数十名いらっしゃるわけですけれども、そこについては自治体連絡協議会の会長さんのみにするだとかそういった対応をさせていただいているところです。町議会の議員の皆様におかれましても、同様に、議会とも協議をいたしまして、一定の線引きをした上で案内をし、後に案内をできなかった議員の皆さんへの文章を事前に送付させていただいたところでございます。次に、四つ目の質問でございますけれども、縁故者の参列の関係でございます。特に今回においては、規模を縮小した中での開催であり、縁故者となると線引きが難しいために、これもまた今後の検討課題とさせていただきたいと思っております。最後の質問でありますけれども、感染防止上の観点から、より多くの関係者が大ホールで集めたほうが密を防ぐことになるのではないかというようなご質問でありましたけれども、実際に、私が平成29年に現在の総務課に異動になりましてから、その前は福祉課におりましたけれども、主に高齢者担当をさせていただいておりました。平成29年に行われました功労者表彰式を見た際に、コロナ禍に関係なく、当時から高齢者の皆さんがとても多いことから、文化ホール内での、いわゆるすり鉢状になった階段を上り下りする姿を拝見させていただきまして、移動に大変苦慮されているところを目にしておりましたので、会場内の移動に配慮する必要がこれはあるだろうなというふうに数年前から認識していたところです。これを踏まえて今回、床がフラットな形の会場で駐車場から真っすぐ移動ができるふれあいホールでの開催としたところでございます。また、さらに国内や道内の感染状況を踏まえますと、人と人との接触機会を減少させるために、案内者の範囲を縮小し、総合的に勘案しまして会場の変更と規模の縮小をさせていただいたところです。案内状を出す人数は縮小いたしましたけれども、過去の功労者の方には、これまで同様全員にご案内させていただいたところでございます。その結果、令和元年度の町功労者は出席者七人でありましたし、今回も、実際には功労者の方は7名の方が出席となったところでございます。以上であります。

答弁 教育委員会社会教育課参事 鳥井亀市

私のほうからは、4点目の人工芝サッカー場の網の設置についてご答弁させていただきます。優駿の里公園人工芝サッカー場につきましては、議員ご承知のとおり、今年の5月から整備を進め、10月末で完成し、11月3日から供用を開始したところであります。11月3日にはオープン記念イベントを実施し、11月24日には議員の皆様に現地を視察していただいたところであります。利用状況につきましても、少年団をはじめ、各団体が利用されているところであります。ご質問の人工芝サッカー場の網の設置についてでございますが、これまで公園全体の道路側に約90センチの高さのネットを設置し、ボールが出ないよう対策を図ってまいりました。人工芝サッカー場を設置する際に、利用区分の明確化を図ること、ボールが外に出ないための対策、また、鹿対策として90センチメートルのネットのほかに、今回2メートルのフェンスを設置したところであります。これまでの状況を見ても、即時に事故につながるとは考えておりませんが、今後については、利用状況等を踏まえ、関係団体とも随時協議し、人工芝だけでなく天然芝もありますので、公園全体としてどのような方法が一番最善策か判断し、利用者が安心安全に利用できるよう、対策を検討してまいります。また、当該施設につきましては、町内の競技者のほか、合宿の際など町外の競技者にも利用してもらい、交流による関係人口の増加や地域経済の波及効果が今以上に期待できるような施設にしていけるよう進めてまいりたいと思います。以上です。◎ 散会宣告

出典:浦河町議会 令和3年第8回定例会 2021年12月14日 議事録 PDF(53ページ) 間違いを知らせる