みんなの議会

浦河町議会 令和3年第8回定例会 2021年12月14日

(1)浦河港湾の水質浄化について/(2)浦河地区ウニ種苗センターについて

2021年12月14日、浦河町議会の一般質問で、佐藤利明議員が「浦河港湾の水質浄化について」「浦河地区ウニ種苗センターについて」について質問し、産業課参事 伊藤圭悟、町長 池田拓、副町長 松田有宏が答弁しました。

質問者
佐藤利明 議員
答弁者
産業課参事 伊藤圭悟、町長 池田拓、副町長 松田有宏

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

議員が最初の質問で述べた件名は 2 件あります。1回の登壇で続けて質問しており、議事録の中に件名ごとの区切りが無いため、1件の中に並べています。件名は議員の発言から取ったものです。

質問 14番 佐藤利明

質問の前に、浦河町長、このたびの町長選挙におかれましては、4期の当選、誠におめでとうございます。池田町長の掲げた14の約束が、私の議員として進めなければならない事項ばかりと心躍りました。その約束実現のために、知恵を出し合い、協議し進めていかなければならないと思っております。行政と議会、距離を置きながらでも、町民のため、浦河町発展のために、新たに頑張っていきたいと思っております。それでは、通告書に従い、一般質問をいたします。初めに、浦河港湾の水質浄化についてで伺います。浦河港を利用して漁業に従事している一人として、近年特に気になることは、港湾内の海水が汚れてきていると実感しています。浦河港の市場のある地域は、特に外洋と海水交換が行われにくい閉鎖性水域になっています。閉鎖性水域では、富栄養化が進み、その結果としてプランクトンの増殖、大量発生、その死骸の沈降、体積で起こる水質の悪化、また海底に堆積した汚濁の分解に、大量の酸素が消費され、低層部の酸素濃度低下で、生物の死滅が促進されるといわれています。それを防ぐために港湾建設においては、硬化性堤防、防波堤を最適に配置し、閉鎖性水域の海水交換をする仕組みとなっています。浦河港は増築を繰り返し、商業港として発展してきました。増築されたところは透過性防波堤となっていると思いますが、古くからある港湾は、その現状はどのようになっているのかをお伺いいたします。浦河港湾東側、市場のある港湾内の現状の水質の汚れと改善対策をお伺いいたします。今後、水質改善のために透過性防波堤の設置は多額の工事費がかかるため、現実的ではないと思いますが、海水交換のための術はあるのかお伺いいたします。水のきれいな港にするためにいろいろな方法があると思いますが、機械的に透過するのか。貝類などを使った生物的な浄化作用を促進するのか。これらの方策をお伺いいたします。次に、浦河地区ウニ種苗センターについてお伺いいたします。浦河は、赤潮によってウニやナマコなど甚大な漁業被害を受けました。2年前の広報うらかわ2019年5月号に「舌をうならせる浦河の春」と題し、記事が載っています。紹介させていただきます。濃厚な甘みと磯の香りがほのかにし、あっという間に口の中で溶ける浦河の春ウニ。良質な日高昆布を食べて育った春ウニは、これから最盛期を迎えます。この浦河の春ウニ漁は、漁業者の皆様が努力を重ね、長年にわたって育ててきたものです。「昆布漁がない時期でも出稼ぎをすることなく、地元で生計が立てられるようにと始めたウニ漁。この地区では青年部がダイバーを養成し、3年以上にわたり築き上げたもの」と東栄地区でウニ漁を営む岩間正男さんは、ウニ漁の歴史を語ってくれました。また、浦河地区ウニ種苗センターで放流できるまでに育ったウニを町内5地区の沿岸に放流。およそ3年かけて育ったウニを「箱めがね」と呼ばれる水中眼鏡で海中を覗きながら、タモと呼ばれる細長い棒の先に網がついている道具で獲る方法と、ダイバーが潜水して獲る方法があります。と漁法についても詳しく載っていました。浦河地区にウニ種苗センターで育ったウニ種苗を自分が所属する浦河地区でも毎年15万粒を外港や港湾内へ放流して、そのウニをダイバーを使って採取しています。その浦河地区ウニ種苗センターでは、赤潮によって激減したウニやナマコの種苗、現在フル稼働して作っています。また、昨年試験放流したアワビも赤潮の影響なのか、自然死滅なのか、これから詳しい調査がありますが、浦河の海部会がダイバーを使った調査では、放流アワビは見つけることはできませんでした。しかしながら、種苗センターで育成されている昨年のアワビは、5センチから6センチと成長しています。この浦河地区に種苗センターが浦河にとっても、漁民にとっても、なくてはならない施設ですし、これから漁獲高増産に寄与していく施設です。その施設も平成2年の開設から30年以上もたっていること。また、これからのセンターの機能を充実を図るために、海水を加熱や冷却することも必要と思っています。この施設の運営体は日高地区漁協ですが、機能、施設機能の充実のためにも行政として応援していただき、国や道にも支援を求めていかなければならないと思っています。町の考えをお伺いいたします。近い将来、浦河地区に種苗センターを浦河町の木質バイオマスエネルギーセンターの温水を使っての中間育成や、完全養殖機能を備えた魚類種苗養殖センターみたいな施設が必要と考えます。町の考えをお伺いいたします。以上です。

答弁 産業課参事 伊藤圭悟(産業課参事は2022年3月まで)

私のほうからは、佐藤議員ご質問の、浦河港湾の水質浄化についてと、浦河地区ウニセンターについての大木な二つのご質問についてご答弁させていただきます。まず、大きな項目の一つ目、浦河港湾の水質浄化についてご答弁させていただきます。その中の1点目の防波堤の現状等についてですが、現在、港湾整備を進めている西島防波堤内港南防波堤につきましては、制温度費用の面を考慮し、不透過性の防波堤となっております。しかし、南防波堤の一部、水中荷さばき物揚場背後地につきましては、議員ご指摘のとおり透過性の防波堤となっております。2点目の水質の汚れについてですが、港内の水質検査につきましては、港湾施設の維持管理を受託している港湾管理者として、町は実施しておりませんが、港湾内から海水の取水をしている日高中央漁業が、年1回程度の割合で水質検査を実施しており、問題はないというふうに伺っております。3点目の海水交換についてですが、これまで港湾施設の整備につきましては、港内静穏度を高めるために整備を進めており、現状の施設を抜本的に改修することは、非常に難しいものであることをご理解をいただきたいと思います。最後に、4点目の水のきれいな港にするためについてですが、様々なご意見があるとは思いますが、どのような方法があるのか、水産技術普及指導書や関係機関などから情報を得ながら、調査研究をしてまいりたいと考えております。次に、大きな項目の二つ目、浦河地区ウニ種苗センターの1点目、施設機能充実のためにも行政として応援していただき、道や国にも支援を求めなければならないと思います。町の考えは。についてご答弁させていただきます。施設につきましては、議員ご指摘のとおり、平成2年に施設整備を行い、これまで海を中心とした種苗生産に寄与してきたところであります。また、これまで取水管の整備など、大規模な改修を複数回実施しており、老朽化が進んでいるのは承知しているところであります。今回の赤潮被害とも関連してまいりますが、日高中央漁業協同組合からも閉鎖循環式などの増養殖施設の整備について、要望を受けているところでもあり、この要望については、中長期的な支援として町も捉えており、海洋変化に対応できる施設の必要性を感じているところであります。今後、日高中央漁業協同組合と協議を重ねながら検討を進め、その中で必要な支援については、国や北海道に求めていきたいと考えております。2点目の木質バイオマスエネルギーセンターを利用した施設整備についてですが、現段階では、施設の建設場所や規模、種苗魚種の特定など、詳しい整備内容が全く決まっていない状況にあります。漁業者の皆さんから、どんなものを望んでいるのか。望まれているのか。この辺りも、日高中央漁業協同組合と協議を重ねながら検討をしていきたいと考えております。ただ、中間育成完全養殖いずれの形で進めるにしても、海水温の加温冷却などの調整については、施設として必要な機能であることは十分承知しておりますので、その確保の方法を含め、施設の検討をしていきたいと考えております。以上です。

再質問 14番 佐藤利明

それでは、水の水質について、再質問をさせていただきます。なかなか、港の、漁協がやっている水質検査では特に問題はないということで伺いましたので、いいのかなと思うのですけれども、自分が危惧しているのは、いわゆる斜度のある作業所があるところのいわゆる北側というのですか。下のほうの旧造船所があったところです。あの辺の水質の悪化が激しいのかなと。また、市場のあるところのところでは、多分、氷がない水域体だと思うのだけれども、その辺が何となく、四、五年前のイワシが大量に貯まったところですよね。そういうところの水質改善、何とかならないのかな。前、あそこに、自分たちの2世代ぐらい前の漁民の人たちが、あそこに北海シマエビを入れてやろうと、やはりいろいろな試行錯誤しながらやったけれども、かなり近年まで北海シマエビが生きていたのですけれども、イワシの関係なのか、見なくなりましたよね。だから、それもあったから、水質のいわゆる低酸素化が進んでいる水質区域なので、多分魚釣りしてもあそこは魚が釣られなくなるなと。だから、何というのかな、大黒座の辺りのところで釣りしている人もいるけれど、こちらがなかなか、こちらのほうには釣りしている人、なかなか見当たらないのだよね。そんな関係なのかなと思うのだけれども、やはり水質の改善は、何かを入れれば直るとか。そういう、例えば、石油タンカーが座礁して、その石油を取るためにバクテリアを投入して、自然を近づけているという方法とも、いわゆる自然災害で捉えているわけですけれども。本当に二枚貝を使った港湾の中の浄化作用というのはないのかどうか、ちょっと、もう一回訪ねたいと思うのですけれども、よろしくお願いします。

答弁 産業課参事 伊藤圭悟(産業課参事は2022年3月まで)

水質の関係なのですけれども、まず、先ほど言った二枚貝のお話あったかと思うのですけれど、それにつきましても、水質の汚染の原因が分かれば、佐藤議員ご指摘のように、例えば、油に関してはこれがいいだとか、といったものもしっかりと研究した上でないと、何を透過する、例えば、貝を入れることに、ほかに弊害がないのか、そういった部分もありますので、そういった部分はしっかりと研究をさせていただいた上で、検討させていただきたいと思います。

再質問 14番 佐藤利明

分かりました。水質悪化の原因究明を先にしたいということで、よろしくお願いします。あと、気になるのは、多分、魚介の水がよく出入りできる地域で、「ナナハンフトウ」という場所が。中島があって、その奥のほうに「ナナハンフトウ」があるのですけれどもね。そこでよく釣り人はいるのですけれども。そのいわゆるテトラポット積んでいる、大潮になると砂地が出るところなのですよ、いろいろな海藻が入っていたりして。また、ある人はホッキもあそこにあるのだといって、見たことはないですけれどね。ただ、船のほうから見ると、砂の中に穴が空いているので、きっと何かの貝がいるのは間違いないのだろうと思うのだけれども。そこもやはりあそこ、そこの川があるおかげで、泥が、西風が吹くと泥が入ってくるのだろうなと。すごく砂混じりの小汚い泥なのですよ。この泥が、では悪いかというと、この泥地と砂地の中にしかいない生物とか、いて分解してくれる生物もいるのでね。あそこ、本当に僕、昔からあそこを海水浴にしてくれと言ったのですけれども、なかなか港湾なのでできませんと、かなり北風吹くくらい冷たい答弁だったのですけれども、そこを何か開放してくれればね。ちょっと行くと、テトラポットを積んでいる場所はウニが大量にいるのですよね。身は入っていませんけれども。そういうのでいわゆる子供たちに自然を楽しませる、ちょっと質問離れますから、もうやめます、ここらで。そういう水質改良のための本当に貝を使った何か考えてほしいなと。今回は赤潮の関係で、ツブは駄目だけれども、なぜか二枚貝だけは被害は少ないという何か統計も出ているので、そういうのを今研究するといったので、期待しています。再答弁は要りません。それで、養殖施設であります。やはり、今回痛切に思ったのは、えりもにもある種苗センターの、いわゆる海外、水をくみ込むために、近場の海水を入れている、くんでいるということで、えりもなんかは、駄目だったのかな。浦河は、何とか大丈夫だったのだけれども、そんな感じでやはり丘にある養殖施設でありますけれども、やはりウニの事情によって、かなり被害が出る。これはもう、完全に分かったことなのだよね。だから、これを改良するためにやはり、何かしなければならないだろうなと思うのですよね。そして、一番感じたのは、本当に去年入れたウニ、種苗センターで育てたウニを見せてもらったら、本当にでかいのですよ。僅か1年ちょっとですよ。もう、来春にはもしかしたらというね。だからもう、放流事業なんて本当は要らないですよね、基本的に。完全養殖ということで、できれば、本当に研究したほうがいいのだ。ただ、一番肝心なのは、アワビは温度が低いと死滅してしまう。では、海水温がもう少しで5度前後になるのですけれどもね。5度以下になると生きていけない。そのために、職員の皆さんだとか、漁組の皆さんとか、ここの町の人たちが、関係者が努力されているのは本当に重々知っています。だからそういう海温の検査しながら、やはり町として研究してね、アワビ、ここでアワビ取れると本当にインパクトありますよ。今、道の漁港のほうで取れているのは、多分函館のほうの太平洋側で一部ありますけれども、ほとんどいない。アワビの代わりにムイという、蝶々貝のきれいな骨を残す、アワビと似た、似てもいないのだけれども、やはりアワビっぽいのがいるのです。今回の赤潮の被害でもムイとそれからウニが大量に上がりました。ムイを食べる人はいないのだけれども、昔は食べた記憶があります。そんな感じで、やはりどうしても浦河には造っていただきたい。というのは、もうお願いなのですよね。願いなのですよ。確かに、多分これから造るとしたら、かなりの額が要るだろうと。またその設備によっては、海温や冷水技術、あと殺菌の施設とかね。これはもちろんなければ駄目なのですけれども。それによると、どんどん大きくなって。だけれども、それを運営する側は誰なのか。その設備で、将来的にSDGs、やっていますけれども、将来可能な、持続可能な施設になるのかどうか、これやっていかないと誰が経費を負担して、その品の出荷でペイできる施設なるのかどうか、これから研究していかなければならないことなのだなと思うのだけれども、実際にそのような感じになると、町長が14の約束の中に一つ、道の駅とありましたけれども、それと連動するかどうか、それは知りませんよ。とにかく、多分10キロというあれは、取り払われたのかなと思うのだけれども、その中でね、やはり一つの施設として、浦河、漁業の町としてね、いや、馬の人に怒られるかもしれないけれども。僕は漁業のまち、もちろん、浦河、馬のまちですからいいのですけれども。漁業として何かインパクトの施設が欲しい。皆様にその施設を見てもらって、今ここにあるアワビを食いたい、ウニを食いたい。で、出せるような施設を本当に造っていただきたいなというのは、願いです。実際にでは、この施設を造るとなると試算的にはどのくらいの金額とか、総工費とか、もし、建てるとはまた別個だよ。ただ、建てるとしたら類似施設でこういうこと、こういう施設がありますよと、建てたら金額がこうなっていますと何か分かれば、教えていただきたいなと思いますけれども。お願いします。

答弁 町長 池田拓

今回の赤潮被害で、浦河は恵まれているなと思ったのは、ウニの種苗生産、道東のほうは新聞を見れば、道南のほうに委託してやっているのですね。親ウニを送って、道東のほうで種苗生産しなくて。それで、道のほうからウニの移動は駄目よというような指示が出たという新聞記事を見て、浦河は恵まれているなという思いを強くしました。質問の中にありましたけれども、建てて30年以上たつ。私が、水産係になった年にできた施設なのです。あれから30年たったのかと思って、30年、30年ちょいですね。改めて歳月を思いましたけれども、そういった中で、ご質問にありました、ウニにしても、あるいは今チャレンジしているアワビにしても、あるいは、ほとんど市場に出回らないので、本当は付加価値つけて市場流通したいムイ、オオバンヒザラガイですね、そういったようなものを、流通させるためには、そういう施設があれば、理想、あったほうがいい。しからば、私がいつも言うように、経済団体のほうでもって、しっかりとそういうことを運営し、応分の負担もしていただいて、運営していく腹構えが団体でまとまったのであれば、私としては、もうしっかりと応援をしていきたいな。それは、そういう施設を持てば、ご質問にもあったように、通年提供できるわけですから、そういう意味では浦河の食材の提供という意味でも、魅力的な性質になることは間違いがない。ですから、そういったようなことが経済団体のほうでもってしっかりと、浜とまとまるのであれば、そこのところは、国や道の力も借りて、応援をしていきたいなというふうに思っています。特に、今回は喫緊の課題としては、これは先ほどもお話しましたけれども、20億ちょいの国の金の中に該当するかどうかは別にして、また発生した場合の、赤潮のプランクトンをろ過する装置、これも、今の段階ですけれども、1ミクロン以下の、何というのですか、フィルターでないと通ってしまうらしいのです。そうすると、結構、大がかりな機械になるというので。でも、それ、何とかそこのところは、その制度を使えるのであれば、そういったようなこともやって、たまたま今回は、うちの種苗センターは水を止めて、循環してそこをしのいで、循環の水温の上昇でもって幾らかは落ちましたけれども、何とか、残しましたけれども、そういったようなのも安心してできるような、そこのところはやはり漁業協同組合とよく相談をしなければ駄目だな。それは当面の対策。そして、その次の対策は、30年たっている施設だから、その次どうなのだという部分についても、将来的な課題、そして、そこは経済団体ともよく相談をしていきたいなというふうに考えておりますので、よろしくお願いしたいと思います。

再質問 14番 佐藤利明

今、実は、中央漁協の加工に従事している人たちは、タコの死骸が少なくなってきていることを実感していまして、そして、ヤナギダコは、少し自分たちで出荷を控えましょうということをやっているのです。その中での赤潮だったのだけれども。やはり、ミズダコではなくて、ミズダコはいいのですけれどね。ヤナギダコがやはり少なくなっているとやはり結構大きい事実でありまして、その原因究明がやはり分からない。アキアジが寄ってこないというのは、完全に水温の違いで、なかなか建て網が終わるまでの間に水温が適温にならなかった。終わってからいきなり寒い風が吹いて海水は下がったと聞きましたけれども。そんな中でやはり、これからやはりヤナギダコの研究もしていかなければならないと思うのです。やはり、身近な大きさで食べやすい大きさなのでね。その中でタコというのは、水温が20度を超えると、やはり駄目になってしまう。だけれども、アワビは水温5度。20度以上になるともう、どんどん成長してくれる。そういうのもありますし、ナマコもやはり水温が低いと冬眠状態というのですか、あまり動かなくなって、餌を食べなくなるのだけれども。温度が上がるとやはり成長が早くなる。九州のほうでいうと、ナマコとは違うのですけれど、ナマナコ、ちょっと言いづらいですけれどね。それを養殖していて、大体2年かからないで、これぐらいの小さい四、五センチのナマコが巨大化して、30センチぐらいになるというね、そういうナマコ、北海道にはいないのだけれども、そういう、何というのかな、成長するナマコもあるらしいですけれどもね。やはりそういうのを一つ一つ魚種によって、研究をしながら、放流もいいのだけれども、放流を考えると自然に残る確率を考えるとどうなのかな。だけれども、全部出荷するために、それだけの経費をかけてペイできるのかなという問題も本当にあるのです。どうすればいいのかということを考えながら、本当はマツカワみたく、本当に成功してくれればいいのだけれどもね。いわゆる、放流事業で種苗を取っている、種を取って放流する、そういう事業が成功しているのかなと思うのだけれども。これからも本当に貝類、何というの。匍匐性動物というのですか、地面をちょろちょろはうようなアワビだとか、ウニだとか、ああいう生物のためにはやはり、漁師のためにも、僕は陸上栽培ができればなと思っていますよね。今年の月初めでしょうか。旧浦河港で、今の浦河港に所属していた万両丸の乗組員20代の方が、今函館ではなくて室蘭で所属しているのですけれども、やはり亡くなった。やはり漁民が思う、本当に凪いた日はいいのだけれども、非常に、だけれども荒れたところでも仕事しなければならないと考えると、板子1枚本当に地獄だというのは、本当に身にしみて分かるのですよ。その中でもやはり漁民の安全性を考えると、陸上飼育、函館のほうでは、カラフトマスの陸上養殖が始まった。研究段階で始まりましたけれども、ああいうのにどんどん、研究施設、大学だとかとタイアップしながら、町独自でも進めるべきではないかなと思うのですけれども。これは、僕の意見ですけれども、やはり、最後にお聞きしたいのは、今のそういうのがエネルギーのセンターの温水、当初計画では4本ラインをつけてプールまでとやったけれども、プールはやめましたよね。いいのですけれども、そのラインというのは余っていれば使えるのかなと、ちょっと再度お聞きしたいのですけれども、どうでしょうか。

答弁 副町長 松田有宏

今稼働しているバイオマスボイラーですけれども、当初もう少し施設、例えば、勤労青少年ホームとか生涯学習センター、いろいろ考えていたのですけれども、結果的にプールと消防庁舎と役場庁舎に集約したという経緯があります。そういった中で、ボイラー能力もそれに合わせた形で一応設定しておりますので、今の時点で、栽培施設といいますか、養殖施設が規模にもよると思うのですよね。だからどれぐらい前なら余力を使えるのか。ちょっとそこのところは、その辺がイメージされないと、なかなか返答は難しい状況にあるので、そこはちょっとご理解いただければと思います。いずれにしろ、温水を回しているという仕組みでありますので、方法論としては、あそこを使うかどうか別としても、そういう余力を使うということは選択肢としては、今後考えてもいい方法の一つだと、そういうふうには思っております。

再質問 14番 佐藤利明

これから全部、全て研究段階でやっていきたいと。また、漁民との考え、運営体をどうするかだとか、いろいろな協議しなければならない事案でありますので、やはり漁業のおいしいものは、浦河行くよというような感じで、やはりふるさと納税の返礼品で、やはり漁業品がやはり断トツなので、やはりこれを絶やさないような感じで進められればな。これに、本当に僕の夢ですけれど、アワビが加われば本当にすごいなと。よく見ると、ウニで簡単ではないかと思ったのだけれども。だから本当にそういうのが軌道に乗ればいい漁業、それに携わる人の雇用が増やせれば、本当に漁民にとってもいいのかなと思っていますので、どうかよろしくお願いしたいことを要望して、一般質問終わります。以上です。

出典:浦河町議会 令和3年第8回定例会 2021年12月14日 議事録 PDF(25ページ) 間違いを知らせる