浦河町議会 令和2年第2回定例会 2020年3月11日
浦河高校へさらなる支援を
2020年3月11日、浦河町議会の一般質問で、木下浩一議員が「浦河高校へさらなる支援を」について質問し、教育長 浅野浩嗣が答弁しました。
- 質問者
- 木下浩一 議員
- 答弁者
- 教育長 浅野浩嗣
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
件名は、議員が最初の質問で述べた言葉から取ったものです。
質問 7番 木下浩一
先ほど荻野議員もおっしゃっておられましたが、東日本大震災から9年目ということで、いまだ復興の道半ばと感じております。一日も早い復興をお祈り申し上げます。発言通告書に基づいて、1件の質問をいたします。今回は、浦河高校へさらなる支援をと題して、町の見解を伺います。先週、3月4日に令和2年度の入学者選抜試験が行われました。浦河高校は、4間口、定員160名に対し、出願者は101名で倍率は0.6倍となりました。この数字を目にした私は愕然とし、大変な状況になったと感じましたので、出願者が確定した2月19日に浦河高校を訪ね、校長先生、教頭先生と面会し、意見交換をしてまいりました。私は、危機感を抱きながら訪問しましたが、先生方は意外に冷静で、その状況分析をされておられました。その理由は、ここ数年間の町内の中学校卒業生の人数の減少や、浦河高校への進学率を考えれば、学級減は避けることができないという現実を直視し、対応しようとする姿勢が感じられました。その内容は、学級減に伴う教職員の減少をできるだけ少数にとどめ、教育の質を維持すること、カリキュラムを変更しながらも生徒の学びにこたえていくということ、そのためにも教職員の能力を最大限発揮してもらうための体制づくりをしているということでした。その結果、全道より浦河高校で勤務したいという希望の先生が増えているというお話も伺いました。浦河高校側としては、高校としてできる限り最大限の努力をしているという姿を改めて感じました。そうした高校側の姿勢に町として、また町民としてどのような支援ができるのでしょうか。確かに浦河高校は道立高校であり、町内はもとより、近隣のまちや管外からの入学者が在籍していますが、その枠を超えて町全体で支えていく取組が求められているのではないかと感じています。まず、できることは学力の向上です。しっかりとした学力を身につけて高校へ送り出す、学校はもとより、家庭教育においても子供たちに社会に出ても自らの能力を発揮できるよう、タッグを組んで進めていくことが必要と考えます。また、子供たちが嬉々として浦河高校で学べることができる環境づくりも必要ではないでしょうか。例えば、町が支援している浦河高校生への通学費の助成も現在は1万円ですが、1万円以上の部分については町が助成をするという制度も例えば5,000円以上にするとか、そういった費用の拡充、また他町から進学する生徒への助成の新設、また近年増えている管外からの生徒への住環境の整備などの検討、さらに成績優秀者への支援なども必要ではないかと私は考えています。新聞報道にもあるように、浦河高校からの進学者は、いわゆる難関大学と言われる学校へも本人の努力はもとより、高校ぐるみで支援し合格者を出していますし、資格取得では商業科目のうち7種目で1級合格者を出すなど、総合学科としてあらゆる進路にも対応しています。こうした中で、町より成績優秀者への奨学金などの支援をすれば、生徒のモチベーションも高まり、浦河高校で学ぶ意欲にもつながってくるのではないでしょうか。以上、私が考える浦河高校への支援について述べましたが、その原点は私が浦河高校の卒業生の一人であるということではありますが、我が母校の育成を考え、浦河町になくてはならない存在という思いから浦河高校へさらなる支援について町の見解を伺います。①直近3年間の浦河町内の中学校から浦河高校への入学者の割合は、どのような推移になっているのか。②新年度4月に日高管内の高校適正化配置計画が示される予定とされているが、町はどのような対応を考えているのか。③現在、町が行っている浦河高校への支援は評価するが、さらに通学費助成の拡充、全道から入学する生徒への対応、成績優秀者への支援など浦河高校を盛り上げる施策をすべきと考えるが、町の見解は。④改めて町として、浦河高校の果たす役割をどのように考えているのか。以上、よろしくお願いいたします。
答弁 教育長 浅野浩嗣(教育長は2024年9月まで)
おはようございます。木下議員の浦河高校へのさらなる支援についてということで、大きく4点についてお答え申し上げます。まず1点目の直近3か年の入学者の町内からの入学者の割合ということでありますけれども、29年度が71.8%、平成30年度で75.2%、昨年度の入試のときですけれども、元年度で74.5%ということになります。大ざっぱに言いますと、4人のうち3人が浦河高校に入学しているということになります。2番目の道教委より発表される高校の適正化、公立高校配置計画と言いますけれども、これについての関係ですけれども、昨年の春、4月の浦河高校の入学者数116人でありました。当初、4間口ということで、4クラスということでありますけれども、160人で121人を下回ると3間口ということになるのですけれども、昨年の場合はそれを下回りましたので、1年生は3クラスからのスタートということになったところであります。しかしながら、その後の道の教育委員会と浦河高校は、また教育委員会とやりとりがあります。高校のほうでは、今うちの高校ではこういった教育内容を行っていると、あと我々のほうには、道教委のほうは、浦河町内の卒業生の中学3年生の卒業人数、また進学の動向ですね、そういったことを聞き取りに来ました。そういった中で、単純に数のことだけではなくて、これまでもずっとこちらのほうでは言い続けているのですけれども、数の論理ではなくて地域への貢献度とか、そういった教育内容を充実して、配置してほしいなということはずっと言っているところであります。そういった中で、最終的に昨年といいますか、今年度になりますけれども、その計画発表というのは9月にありました。そのときには、人数的には3間口だったのですけれども、4間口ということで、今回も2年度についても募集はできたところであります。先ほど、木下議員からもお話がありましたけれども、101人ということで、2次募集も行って、最終的に101人ですから、これも121人を下回っていますので、これも3間口ということで、まだ道教委のほうから通知はありませんけれども、おいおいそういった形での計画変更という意味で、まずは文章では通知が来ることになります。去年も同様でありましたけれども、その後の道教委とのやりとりの中で、こちらもお願いしつつ、データを示しつつ、最終的に9月のそういった発表となりましたので、何とか今度出される最終的には秋になるのですけれども、4間口を維持できればなと思っているところです。そういったことでの対策といいますか、これまでも今言いましたように、4人のうち3人ということで、逆に言うとその4人のうち一人は町外のほうに大学進学とか部活、そういったことで進学しているわけです。この割合を何とか減らしたいと思っております。そのためには、高校の教育内容とか、そういったものを現状でも浦河高校はPRしているのですけれども、より一層町内外の中学生、あと保護者こういった皆様方に強くPR、情報発信しなくてはいけないなと思っているところです。教育委員会としましても、浦河高校とより一層連携しながら様々な場面でPRに積極的に取り組んでまいりたいと思っています。特に、町外の中学生とか保護者に対しましては、浦河という土地の魅力ももちろんですけれども、高校の内容、そして特に馬術、ここの部分が浦河の場合は特別な環境の中でできると思いますので、そういったほかの地域にはない、ほかの学校にはない魅力を伝えていければなと思っています。そのためには、よそから来るには条件整備も必要かなと思っております。例えば、下宿など、そういったものも必要かなと思うのですけれども、これもなかなか町だけでということにもなりませんので、民間の力も借りながら、どういった形かで実現できるようなことも今後検討していかなくてはいけないなと思っているところであります。3番目の今の内容ともちょっと重複するかもしれませんけれども、浦河高校への支援、また盛り上げる施策ということであります。新入時には浦河高校に限りませんけれども、高校の教科書への補助、これはしているところであります。あと、通学のバス、現状では1万円を超えた分ということでしてはおります。そのほか、高校に対しましては、全体の補助金ということで、浦河高校支援協議会というのがあります。ここに対しまして、生徒の募集にかかる経費、また生徒たちの教育、研究活動、課題研究ということで様々な浦河高校は活動しております。昨日の北海道新聞の朝刊にも生徒の活躍ぶりが載っておりましたけれども、そういった中での活動に対して、町も支援しております。また、町外へのバスの移動、部活動、そういった中でも町のバス、町も1台しかないのですけれども、そういった中で役場のほうで、ほかの利用者とバッティングすれば難しいのですけれども、都合がつけば、活用してもらっているところであります。あと、何か盛り上げる施策ということなのですけれども、浦河高校自体ももちろん校訓であります「自主・敬愛・努力」ですね。それに基づいて教育目標があったり、校長先生のマニフェスト、そういったものがあります。高校自体の方針があると思いますので、そういった中でどういったようなお手伝いができるのかなということで、ここは学校とも十分協議しながら進めていきたいと思っています。最後になりますけれども、浦河高校の果たす役割ということです。一般的に高校は、生徒一人一人が自立に向け、将来の進路を深く考え、選択し、そのための準備を行う教育の場という役割があります。浦河高校の果たす役割、役割といいますか、期待することで言わせていただきますけれども、浦河高校は町内唯一の高校として、昭和7年からで88年になりますけれども、長い歴史の中でこれまで浦河はもちろんですけれども、北海道、日本を担う優秀な人材を育ててきたところであります。また、当町の貴重な教育資源として、生徒だけではなく、町民の皆さんにとっても学校開放講座等を通して、学びの場、生涯学習機関ということでも貢献されているところであります。これからも、子供たち一人一人の力を引き出し、彼らの夢や希望をかなえ、浦河を支える人材を育てる高校、そして先生方も含め、先生方も若い先生方が多いです。先生方を含めて、多くの若者が集い、エネルギーがみなぎる場ということで、地域に活力を与える地域と共に歩む学校で今後ともあってほしいということで、期待しているところであります。いずれにしましても、地元の高校であり、小学校、中学校で学んだ浦河の子供たちが社会や大学に送り出してもらえる大変重要な教育機関ということでは、強く認識しているところであり、今後とも様々な支援をしてまいりたいと考えているところであります。以上であります。
再質問 7番 木下浩一
では、再質問させていただきます。一つ目の町内の中学校から高校への入学者、私も浦河高校さんから資料をいただきました。卒業された3年生の方々が町内108人の卒業生のうち浦河高校へ74人、それから今、現2年生は121人のうち90人、現1年生は98人のうち73人が浦河高校へ進学されていると。大体、七十四、五%なのですが、ということは、25%の子たちが管外に出て、高校に行かれていると。その内訳も31年度卒業生の内訳があるのですけれども、ほぼスポーツ系の部活動で管外に出ておられる。これは、本人の希望ももちろんあるし、親の希望もあるでしょうから、それについては私は否定するつもりはありませんが、部活動で行って、例えば本当に一握りの方々しかベンチに入るなり、レギュラーになるということは、ないわけですよね。部員百何十人もいる中で、例えば15人とか20人しかそういうメンバーに選ばれないわけですから。そうすると、やっぱり夢を持って行っても、やっぱり夢に破れることだってあるわけです。そのときに、やはりもちろん浦河高校に戻ってきてほしいというか、戻ってこられるのだというような、そういうような対応もしてあげたほうがいいのではないかと。これは、保護者の方のもちろん希望もあるし、本人もあるでしょうけれども、もしそういうような生徒が出てきたら、やはり窓口を卒業の中学校が窓口になっていかざるを得ないと思うのですよね。例えば、札幌の有名な部活の高校に行った、でもなかなかうまくいかなかった、それでスポーツ推薦だと、例えばけがとか何かして、部活動を続けられない場合に、特待生という部分が削られてしまうのですよね。そうしたらやはり、なかなか大変な事態になりますし、そうすると浦河高校が受入れ先として、私は必要ではないかと。現にそういう子供たちが戻ってくるという事例もありましたので、それで各中学校の進路に対して、町としてどこまでできるか分かりませんが、そういう方々のフォローということが、今のところ町としてできるのか、できないのか、ちょっと教えていただけますか。
答弁 教育長 浅野浩嗣(教育長は2024年9月まで)
まず、夢と希望を持って行かれると思うのですよね。その段階から、そのもし駄目だったら何だとかはなかなか言いにくいことであると思います。現に今年度においても、そういったスポーツ関係で行って、こちらのほうにということで、浦河高校のほうで対応していただいているのは、聞いております。ですから、卒業した先の中学校というより、教育委員会のほうに相談してもらえれば、そこはどんな形か高校にまず相談したり、ご本人さんたちのいろいろ希望を聞きながら、そこは対応は丁寧にしていきたいと思っております。以上です。
再質問 7番 木下浩一
分かりました。教育委員会さんがそういった窓口になっていただけるのであれば、親御さんも安心してというか、子供たちも思い切ってやっていけるような状況になるのではないかと。万が一というか、そういう方が出たら、教育委員会がしっかりとフォローしていただくということで、よろしくお願いをいたします。また、見ますとやっぱり進学、いわゆる札幌を中心とした進学校に行かれる方も何人かいらっしゃるみたいです。これは、私の独断かもしれませんけれども、今の札幌の高校というのは、いわゆる進学校と言われる高校は、確かに授業はやってはいるのですが、いわゆる大学入試については、ほとんど予備校や塾で対応していると。学校は、あくまでも高校を卒業する単位をするためとは言いませんけれども、そういうような部分があって、札幌市内から札幌の高校に通っている子供たちはほとんどが大手の予備校だったり、塾だったりに行って、自分の進路をかなえるために勉強していると。ですから、高校はそういう意味での、ここで学ぶのだというような姿があまり見えないところになってきつつある。これはいいかどうかは別ですと、そういうような状況だというふうに私は伺っておりますので、ですから本当は深い学びをするとすれば、先ほど言いましたけれども、浦河高校は、難関大学にも、教育長はよくご存じだと思いますけれども、毎年のように合格しているという実績もあります。私もこういうパンフレットをもらって、進路状況とか、資格状況の一覧表も出ています。例えば、一例ですけれども、小樽商科大学には毎年複数名の方が進学していると。そういうような実績も残しておる。あと、教育大学にも何人も行っておられる。そういうような実績がある高校だということが、意外に保護者にも子供たちにも知られていないのかなと。これは、高校側のこともあるのでしょうけれども、積極的にそういうような自己実現、自己進路の実現のために浦河高校は、十分な力がある学校だということも教育委員会がそこまでやっていけるかどうか分かりませんけれども、そういうような保護者向けへの進路指導でそこまでできないかもしれませんが、そういった高校であるということをもうちょっと宣伝できるような方法とかというのは、教育委員会としてはないですか。
答弁 教育長 浅野浩嗣(教育長は2024年9月まで)
浦河高校の教育指導のすばらしさといいますか、そういったことをどうやって伝えていくかなということでありますけれども、実際いろんなところで活動のことについては、聞いております。放課後に先生方が熱心に指導してくれるとか、授業が終わってから補習といいますか。都会の高校だと今議員がおっしゃったようなこともあるかということもやや聞いておりますけれども、学校ごとでいろいろ違うかなと思います。いずれにしましても、教育委員会として、これまで独自のうちが主催で浦河高校の魅力を云々ということでのそういったものを持っておりませんでしたけれども、保護者を集める、まずは保護者の皆様方に町P連とも連携しながら高校の先生方に来てもらって、校長先生もそうですけれども、そのほかの先生にも来てもらって、高校でこのような指導をしているということで、具体的なことで保護者の皆さんに理解してもらうような機会を設けたいと思いますし、あと今でも高校のほうから中学校に行っての説明会、また高校での説明会というのを行っていますけれども、これについてもこちらのほうでそこの部分はなかなか指導するということになりませんけれども、高校のほうとより連携を深めながら、なるべく一番浦河高校の入学生を増やすには、地元の中学校から入っていただくのが一番効果的ですので、そういったことでいろんな意味で高校と連携を深めながら志願者を増やす教育内容の充実、支援、できることはしていきたいと思っております。以上です。
再質問 7番 木下浩一
分かりました。高校には、1日入学というのがありまして、ほとんどは希望する生徒さんが体験するのですが、これを例えば保護者も浦河高校に1回行ってみるというような機会をぜひ検討して、高校と相談していただきながら、保護者向けの1日入学みたいなものを、そういうこともどうなのかなということもありますので、ぜひご検討いただきたいというふうに思います。続いて、②の適正化配置の計画のほうですけれども、4間口でずっと浦河高校はやってまいりましたが、先ほど言いましたとおり、これで3年生が卒業して全ての現2年生、現1年生、今度新しく入学するであろう子供たちも含めて、全て3クラスという状況に多分なると思います。ですから、4間口のまま私は継続していただきたい。募集は4間口で、結果的に3間口しか集まらなかったというのはこれはある程度、仕方のない部分ですけれども、最初から3間口となると、ちょっとイメージが変わってくるかなというふうに私は感じておりまして、恐らく毎年4月に1回、適正化配置の計画が出されて、各町、高校、教育委員会等から、私も出たことがありますが、4月の入学の段階での人数を確認しながら、例えば、見ていますと、恐らく令和2年度には管内で1学級減と、これは浦河高校になるのか、静内高校になるのか、静内高校も現実的に40人以上の店員割れを起こしておりますので、分かりませんけれども、恐らくこの状況からいくと、浦河高校が1間口減の方向が出される、最初から3間口の募集というような形になるのではないかというふうな危惧も私はあるものですから、何とか4間口を維持していただきたいなという思いで、この②の質問をしているのですが、教育長も大分ご協力いただいて、昨年度は、令和2年度の入試についても4間口を維持していただいたと。引き続き、子供たちが減少して、今回も101人の予定ですので、そういう状況にはこれからまだまだ続く予想になっておりますが、教育長はあくまでも4間口という方向でよろしいのでしょうか。
答弁 教育長 浅野浩嗣(教育長は2024年9月まで)
4間口維持ということで、考えております。今後、道からも通知が来たりとか、道教委とのやりとりもあると思いますので、昨年同様、さらに強力にそういったことを訴えていきたいと思います。以上です。
再質問 7番 木下浩一
ぜひ、期待しておりますので、よろしくお願いをいたします。続いて、③の高校への支援のことですけれども、今、教育長がいろいろと支援のことをおっしゃっておられました。私は評価しております。評価しておりますが、さらにやはり高校への支援というのは、人数が少ないからできないのではなくて、人数が少ないからこそ支援できる、町に唯一の高校でもありますので、卒業生も前身の女学校時代から含めるともう1万8,000人を超える卒業生が出ている学校です。歴史もあります。そういったことを考えて、町が行っている支援の一つは、こういったパンフレットとか、ポスターとか、それ以外にもある程度自由に使ってくださいということで、高校側も例えば昨年行われた和歌山での発表会等にも使わせていただいたと。非常に助かっているというような話をされていました。ですから、子供たちの学びを深くするためにも、そういった機会をどんどん増やしていかなければならないと思いますし、それが子供たちのさらに深く学ぶきっかけになると思いますし、将来についての進路の一助にもなると思います。そういう面からも、ぜひ令和2年度の予算も250万円と予定になっておりますが、さらに何とか増やしていただけないかというような思いなのですけれども、それについてはいかがですか。
答弁 教育長 浅野浩嗣(教育長は2024年9月まで)
浦河高校への生徒にであったり、また学校にあったりということで、町も様々な支援をしておりますけれども、浦河高校支援協議会というのがありまして、そこを通じて議員がおっしゃったように250万補助はしております。今年度から250万円で、次年度についてもそれぐらいにしたいなと思っているところです。使い方としては、生徒の募集のこと、そのほか生徒たちの課題研究とか、そういったことに使ってもらっていますけれども、実は来週、その協議会がございます。そういった中で、今年度どのようにそういったものが活用されたか、また今後こういったことでということで、いろいろ意見を聞きながら、検討していきたいと思っております。以上です。
再質問 7番 木下浩一
ぜひ、高校側と本当に中身のあるしっかりとした議論をしていただきたいというふうに思います。そして、通学費の助成ですけれども、現在1万円以上を超える部分については、町が補助をしている状況ですが、令和2年度の予算で約110万円以上、119万円ですかね。予算が組まれております。平成30年、まだ31年は、令和元年ですね、決算できていませんけれども、30年度でどれぐらいの人数の子供たちがこの制度を使っておられるのか、通告しておりませんけれども、分かりますか。
答弁 教育長 浅野浩嗣(教育長は2024年9月まで)
申し訳ないのですけれども、具体的な数字については、今、手元にございませんので、また後ほどお知らせしたいと思います。以上です。
再質問 7番 木下浩一
申し訳ございません。通告しておりませんでしたので、後で教えていただきたいというふうに思いますが、高校からいただいた資料によりますと、恐らく1万円を超えているだろうというところは、恐らく上野深から通学されている方が1名、これはJRバスに乗っておられる。荻伏市外だと恐らくバスですと、超えるのかな、超えないとすると、あとはいわゆる代行バスだと恐らく超えていない、荻伏辺りだと超えていないと思うのですよ。とすると、1万円を超える子供たちがどの程度いるのかなと。例えば、せめて代行バス並びにJRバスで荻伏方面から通う子供たちには、やはりある程度の助成をしてあげたほうが、私はいいのではないかと思うのですが、こういうふうに考えまして、通学費の助成の拡充と。今、1万円を例えば8,000円以上にするとか、5,000円以上にするとかということを提案したいと思いますが、この点については、見解はいかがですか。
答弁 教育長 浅野浩嗣(教育長は2024年9月まで)
通学費の拡充ということで、定期券代で1万円を超える分ということで行っているところですけれども、ちょっと今現実にどのぐらいの数字ということを申せなくて申し訳なかったのですけれども、実態をより深く掘り下げて、改善できることがあれば改善していきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。
再質問 7番 木下浩一
ぜひ、町内から通ってくる子供たちには、できれば手厚く助成をしていただきたいというふうに思いますので、よろしくお願いいたします。さらに、いわゆる他町から、例えば三石だとか、様似は、今、町独自で助成制度を出しておりますけれども、例えば三石地区、新ひだか町ですけれども、通っている子供たちもいる。新ひだか町は、町内の静内高校または静内農業高校に通っている子供たちは全額補助を出しているそうです。ですから、一時は浦河高校に大部分というか半分以上三石から通っていた子供たちがいたのですけれども、今は本当に数えるだけしかいない。そういうことも、浦河高校で学びたいけれども、そういうような壁というか、障害とか、通学費の問題があるからかどうなのか、それは分かりませんけれども、もしそういうことがあるとすれば、そこまでやはり手厚い浦河高校にぜひ来てくださいという意味で、どの程度できるか、同じ町内に住む子供たちと同じようにはできませんけれども、例えば町内を5,000円にするなら、他町からは1万円以上の補助だとか、そういうこともできると思いますし、ぜひその辺も検討していただきたいと思います。それと、全道から入学する子供たちの対応、先ほど教育長も住環境のことをおっしゃっておられました。今現在、私が高校時代のことになりますけれども、40数年前は町内の大部分に結構下宿がありました。そのほとんどはえりも方面から通ってくる子供たち、遠くは新冠や向こうのほうから通ってくる子供たちもいましたけれども、今、えりも高校が全日制になってから、ほとんど浦河高校に入学者がいらっしゃらなくなりました。そういうことで、今、恐らく浦河町内にそういった子供たち、学生を受け入れるような下宿はないと思います。最近、この春卒業された3年生ですけれども、道外から、具体的に言いますと富山県から入学された子供さんがいらっしゃいます。その方は、保護者の方が一緒に来られたので、何とか住むところを見つけられたのですけれども、今の通っている子の中で、管外からいらっしゃる子がいます。この春にも今資料を見ますと2名ほど管外から入学する。浦河高校は総合学科ですので、募集規模は全道のほうです。先ほど教育長もおっしゃっておられましたけれども、全道から馬術をやりたい、馬術の部活に入りたいという子供たちが少なからずいらっしゃる。その子供たちに何とかせめて住むところはしっかりとした、本当は下宿があれば、先ほど教育長がおっしゃっていましたけれども、下宿等があればいいのでしょうけれども、それをすぐ、さあどうですかというふうになかなか民間にといっても難しい部分があります。ですから、例えば今使っていない人材開発センターに昔、寄宿舎の建物があったみたいです。そういうところを例えば活用するだとか、例えばなかなか難しいですけれども、道と協議しながら浦河高校の向かいには道職員住宅の壊した更地があります。そこを何とか活用できないものなのか。そういった民間に協力をいただくことも、例えばあと旅館の一室を下宿として開放してくれないだろうかとか、そういうようなことがやはりできるのではないかと思うのですが、民間にだけではなくて、町としてもそういったことをやれることはあるのではないかと思いますが、この管外から通う子供たちに向けて何か対策がもうちょっとありませんか。
答弁 教育長 浅野浩嗣(教育長は2024年9月まで)
浦河高校は、お話がありましたように、総合学科ということで、全道そして全国からということで受入れ可能であります。今のところお二人の方で、一人卒業はしますけれども。今、木下議員のほうからいろいろお話がありました。まさにそういったことがいろいろできればいいかなということで、なかなか決定打は見いだせないのですけれども、町独自もなかなか難しいし、民間の力、また関係機関、そういったところの力も借りながら、どういった形でいいかということで、これまでもいろいろ検討もしてきたところではあるのですけれども、さらにいろいろ研究を深めながら何か可能な形、浦河高校に幅広くいろんな希望する子供たちが来て、浦河高校で学んでいただければなと思いますので、そういった条件整備、研究してまいりたいと思います。以上です。
再質問 7番 木下浩一
なかなか難しいことは重々分かっております。分かっておりますけれども、これは一例ですけれども、先日NHKだと思いましたが、奥尻高校の状況を放送していました。奥尻高校は1間口で、島内からの進学者がほとんどいなくなって閉校の危機があった。その一助として考えたのが島留学ということでした。島留学で、今現在生徒が大体一学年15人ぐらいになったのでしょうか。もう大部分が島留学の子供たちだそうです。その子供たちをどこで受け入れるかというと、やっぱり町内のそういった、例えば旅館、民宿等をやられているところに、一部屋、二部屋空けていただいて、そこに子供たちを住まわせていただく。そういう取組をしている町、自治体もあるわけです。もちろん条件は違いますけれどもね。違いますけれども、そういったことも町を中心に、例えば先ほど言った学校支援協議会がどういうふうな形でやっておられるか分かりませんけれども、そういうところと協力しながら、例えば町内の旅館、ホテルはなかなか難しいでしょうけれども、旅館、民宿等々に協力をいただきながら、できれば徒歩ないし自転車で通える場所で子供たちが安心して住めるような、そんなところをぜひ検討していただきたいというふうに思いますので、よろしくお願いをいたします。最後に、成績優秀者の支援を先ほど挙げました。言っていますとおり、本当に数年、もう10年ぐらい前でしょうか、浦河高校から現役で東京大学に入るというふうな生徒が出ました。残念ながら東大には届かなかったですけれども、そういった地元で頑張って、本当に難関と言われるような大学にどんどん入学していますよね。教育長、ご存じだと思います。そういった子供たちに、また先ほど言いましたけれども、例えば商業検定で9科目か10科目のあるうち1級を7科目取った生徒が今年度出ました。これは浦河高校が始まって以来、7科目というのは。新聞にも報道されておりました。そういった子供たちに何らか町として、成績優秀者に、そういった奨学金のような例えば制度があれば。全部に必ず毎年出せというわけではありません。そういう子供たちがいたならば、そういった奨学金のような形で頑張ってやってきてくださいというような、学校では学校として表彰はしているようですけれども、それも含めて、例えば町長賞とか教育長賞という名前がどうか分かりませんけれども、そういうような形で頑張った子供たちに、ある程度の制度を設けてあげるというようなこともどうかと私は。そうするとやっぱり地元で学んで努力さえすれば、そういったお金が目的であるかどうか分かりませんけれども、そういうふうなモチベーションが子供たちにも上がって、さらにやる気が出て、自分の進路に向かって進んでいくというようなことも、私は考えられると思うのですけれども、こういうような制度については、教育長はどのように思われますか。
答弁 教育長 浅野浩嗣(教育長は2024年9月まで)
頑張ったというか成績優秀とか、今回英検の準1級に受かったという子供も出ています。この件については、町独自にというものではなく、やはり浦河高校に籍を置いている生徒さんでありますので、学校のほうの教育方針といいますか、そういったことをまずはと思いますので、教育委員会、町としても応援をしたいのはやまやまでありますけれども、そういった賞を設けることがいいのかどうなのかということを、この辺は学校のほうと十分協議しながら、必要というか、できればありがたい、何らかの形でみたいなことであれば、今後検討していきたいと思いますけれども、現段階では、そういった制度を設けるということでは考えておりません。以上です。
再質問 7番 木下浩一
そうだとは思います。でもやっぱり、これ高校側とぜひ検討いただいて、子供たちにとって一番いい方向がいいわけですから、ぜひこういうことも検討の課題として、ぜひ取り組んでいただきたいというふうに思います。最後ですけれども、浦河高校の果たす役割についてですが、徒に1万8,000人を超える卒業生が町内外、また世界で活躍しているという状況。80年以上も続く伝統ある学校。そういう高校がどんどん寂れていくのは本当に寂しいと、私も卒業生の一人として思うわけです。ぜひ浦河高校は道立高校だからというようなことの枠を超えて、本当に、以前にこの町議会で高校生による提言もいただいた、私も出たこともあります。そういったことも高校として、本当に地域に溶け込むような高校になろうという努力もされておられます。ですので、ぜひ町として、さらに高校と綿密に協議をいただきながら、子供たちが本当に健やかに成長して、自らの進路をきちっと持って進んでいかれるような応援体制を、これは町だけなくて町民も含めてですけれども、ぜひ浦河高校をもっともっと応援していきたいというふうな思いで私もおりますので、今後とも浦河高校に温かいご支援をいただますようにお願いを申し上げまして、質問を終わります。ありがとうございました。