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浦河町議会 令和2年第2回定例会 2020年3月10日

婦人科検診の受診向上を

2020年3月10日、浦河町議会の一般質問で、中山康子議員が「婦人科検診の受診向上を」について質問し、保健福祉課参事 盛美穂子が答弁しました。

質問者
中山康子 議員
答弁者
保健福祉課参事 盛美穂子

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

件名は、議員が最初の質問で述べた言葉から取ったものです。

質問 2番 中山康子

午前中の最後でよかったかなと思います。まず、今まで議会でもあんまりこういう件名で質問した議員も、私がなってから初めてかなとは思っているのですけれども、浦河町議会の場合は、女性議員が2人いますので、私を含めて3人で、こういう提起もあってもいいのではないかなと思って、そして、また昨年、自分の実体験も含めてですけれども、ちょっとデリケートな部分もありますけれども、私なりにここの検診の必要性を訴えてみたいと思います。空気の入れ替えね。では、通告に従いまして、1件。婦人科検診の受診向上を。日本人の死亡原因の1位は悪性新生物、いわゆるがんです。2位は心疾患、3位は脳血管疾患、老衰、肺炎の順となり、1980年以来、死因のトップにあり続けております。がんと診断された人は、全国で約100万人、道内では約5万人の罹患者数で、2月4日の北海道新聞では、2018年の都道府県別でがん死亡率が2番目に高い北海道でした。部位別では、男性は大腸、肺、胃、前立腺、肝臓、すい臓の順位で、女性では乳房、大腸、肺、子宮、すい臓となっております。私もちょうど昨年3月、体調の異変を感じ、地元病院で診察を受け、病理診、細胞診の結果は後日伝えますが、しかしエコー検査では、心配な影があると言われ、とてつもない不安に襲われました。2週間後の検査結果は、子宮体がんステージ1、頭の中が真っ白になりながら、その後、子宮体がんって何ですかと聞いてしまいました。私の知識の中では、子宮頸がんと卵巣がんしか思い浮かばなかったのです。その後は、病院の地域医療連携拠点病院を紹介してもらい、札幌のがん専門病院にて、5月後半、子宮全摘、卵巣摘出手術をし、今後の再発や転移も考えられるので、化学療法、いわゆる抗がん剤治療も4回行いました。手足のしびれ、倦怠感、食欲不振、一番つらかったことは、脱毛でした。5回の入院で気づいたことは、20代から40代前半は、子宮頸がんが多いこと。40代後半から50代、60代、70代と子宮体がんが多かったことです。子宮頸がんは、ヒトパピローマウイルスの感染が主な原因で、子宮体がんは、女性ホルモンの一種、エストロゲンが深く関わっていると言われており、近年卵巣がんと子宮体がんの罹患数が増加している現状です。今回の入院で、子宮体がんの患者は、私と同じで初めてこのがんを知った方も多く、一般的に子宮がんのくくりの知識で片づけていたのです。また、若年者の入院患者の再発が意外と多かったこと、ステージ3から4の患者さんは、そのうち症状が治まるだろうと自己診断で受診せず、結果、重症化してからの入院になっている患者さんもおりました。理由を聞いてみました。婦人科や乳がん検診には抵抗がある。仕事で休めない。まさか最悪な事態になっているはずがないと過信していたという感じです。手後れ一歩手前で周りに相談し、今に、入院の経緯に至っている人が多かったです。結果、入院治療の長期化や医療費の負担が重くのしかかります。ここ1年余りで、私の周辺では、近所の娘さんや知人が胃がんや子宮頸がん、すい臓がんで亡くなったり、同じ子宮体がんで手術をした知人もおりました。検診をして、早期であれば助かる命、全く検診をしていなかった人も、自覚症状があったときに受診していれば、もしかしたら助かった命では。その人たちは40代、50代、60代でした。昨年、観光協会主催のセミナーで、障害者の浦河合宿があり、パラアスリートの22歳の女子大生の体験談を聞きました。彼女は、骨肉種で右足を切断し、義足でバスケットボールを続け、東京パラリンピックの出場を目指しておりました。いわゆるAYA世代、これは、お手元に通告の英語の文字が出ていると思うのですけれども、その文字の頭文字を切り取って、AYA世代と主に15歳から39歳の人たちを指す世代のことです。AYA世代の病気は、多種多様で、男性よりも女性が多く占めています。進学や就職、結婚など、人生の転換期に前ぶれもなく襲いかかることもあり、そんなときに家族の支えだったり、社会の支えも必要だったり、何より前向きな姿勢が彼女の病気を克服させたのではと思いました。若いから病気とは無縁という考えを払拭し、いつ何どき病気になるかもしれない。そのためにも検診で早期発見、早期治療をすれば助かる命です。最も生存率が高い乳がん、子宮がんでありますが、若年者、AYA世代の罹患も増加傾向であること。新年度予算には、子宮体がん検診が追加され、近年、子宮がん全体の30%を超えるほど、子宮体がんが増加していることから、この検診の追加は大いに評価いたします。大切な命、万が一早期発見であれば、医療費の負担軽減も図られます。このたびの入院で、改めて健康保険の高額療養費制度にありがたみを実感したところです。そして、家族の心配も最小限で済んだところもよかったなと思いました。私を鉄人だと思っていた夫や子供たちの心配する様子を見て、早期発見で私が元気になったことがすごくよかったなと思っています。思い出して、すみません。AYA世代は、講演や研修で知識を共有すれば、受診向上につなげてほしいと切にお願いしたいです。また、婦人科系に限らず、男性にも積極的に検診を受けてほしいと思います。一番やっぱり何かあったときには、家族や友達や恋人やその辺がすごく悲しむのではないかなと思うので、ここは本当に定期的に皆さんに受けてほしいなと思いました。以上のことから、①乳がん・子宮がんの年代別受診数。②子宮体がん検診の周知は。すみません。③子宮頸がんプラス子宮体がんの併用受診はできるのか。④AYA世代の受診アプローチを。以上です。すみません。何かついつい去年のことを思い出して。よろしくお願いします。

答弁 保健福祉課参事 盛美穂子(保健福祉課参事は2025年6月まで)

ただいまの中山議員の婦人科検診の受診率向上をについての四つのご質問に答弁させていただきます。一つ目、乳がん・子宮がんの年代別受診数はについてですが、平成30年度の乳がん検診の受診数は、30歳代の乳がんエコー検診が35人、12.7%、40歳以上対象のマンモグラフィー検診は、40歳代45人、11.8%、50歳代33人、8.6%、60歳代53人、10.9%、70歳代36人、5.6%でした。子宮がん検診の受診数は、20歳の無料クーポン券対象、こちらは、50人が対象でしたので、お一人受診し、2%、30歳代18人、6.5%、40歳代23人、6%、50歳代34人、8.8%、60歳代38人、7.8%、70歳代24人、3.7%でした。乳がん・子宮がん検診は、2年に1度の受診のため、受診率は対象人口の2分の1で算出しています。また、受診数は、町の委託した分となっておりますので、それ以外の受診している数は把握が難しいことをご理解ください。子宮体がん検診の周知についてですが、子宮体部がん検診は、50歳以上で閉経された方や症状のある方が対象となります。周知は、健康カレンダーと町広報誌、キャンペーン事業によるチラシ、特定健診などの個別通知に、子宮体部がんの検診のお知らせを入れるなど考えております。三つ目の子宮頸がんと体がんの併用受診はできるのかですが、子宮頸がん検診を受けることが前提となり、併用受診が可能です。不正出血やおりもの、下腹部の痛みなど、症状がある場合に、医師の指示で受診できます。四つ目、AYA世代の受診アプローチをということですが、受診数からも分かるように、若年層の受診者は少なく、実際に自分ががんの診断を受けた、または家族や友人にがんになった方がいて、初めてがんについて調べたり、検診受診に結びつくことが多いのではないでしょうか。これまでも、がん検診の受診勧奨としては、成人式の会場で、二十歳の記念にがん検診を受けましょうと声かけし、受診勧奨のティッシュやパンフレットを配布していますし、ワンコイン検診と一緒に子宮がん検診が受けられるように予定を組み、受けやすい体制を工夫しています。さらに令和2年度は、これまで共同で講演会などを実施してきた図書館と協力し、がん検診受診勧奨のしおりを配布していただこうと考えております。広く町民へがん検診受診の必要性を伝えたいと考えています。また、健康づくり週間イベントに合わせたがんについての講演会も予定しています。図書館には、がんの情報コーナーがあります。今後は、読みやすく、興味を引く資料などを配置し、AYA世代に限らず広く情報を発信したいと考えます。浦河町は、中学2年生から胃がん予防のために、ピロリ菌の尿検査を実施しています。簡単な検査でがん予防ができることを理解していただき、多くの生徒に検査を受けていただくことと、誰でもがんになる可能性があり、予防が大事であること、そのための検査や検診を受けることを家族で考える機会となるような健康づくりの情報発信を考えていきたいと思います。以上です。

質問 2番 中山康子

い い の で す か 。ちょっと終わる予定というか、分かりました。1と2と3に関しては、思っていることの答弁をいただいたので、ここの部分では、雑駁で、意外とやっぱり若い人たちの受診が上がらない。むしろ40代、50代、60代の人たちが熱心に受診をしているのだなというのが、データを知りたかったわけなので、この件に関してはよろしいです。ただ、やはりもうちょっと受診率を上げるためにも、何らかの努力、これは後で4番のほうに来るのですけれども、してほしいなと思いました。それで、2に関しても、本当に最近多くて、担当のほうでもよく勉強してきてくれて、今回の予算計上につなげてくれたのだなと私も思って。恐らく、保健福祉課の関係でも、そういう新生物とか、そういう病気になっている人たちのデータもあると思うので、その辺も感知してくれたかなという、私の予測だったのですけれども、ここもしっかりやってほしいなと。私が今回脱毛してからなのですけれども、医療用帽子をかぶっていたり、ウイッグをかぶっていたりとかしたら、知っている人は知っているのですけれども、知らない人にしてみたら、いつものおかっぱ頭の中山康子がどうしたのと。聞きづらい人たちも、もちろんいたものですから、でも、そんな私の場合は生死に関わる病気ではなかったので、これ幸いにこうこうこうでこうだから、本当に検診を受けてねと。子宮頸がんは分かっていたけれども、体がんということは全く分からなかったので、今度の検診のときに行ってみるねという話もしたので、私はそこら辺は隠さず、皆さんに周知してもらって、むしろ保健センターの勧誘まがいではないのですけれども、そこら辺まで一生懸命コマーシャルして、定期健診を受けてねという話はしています。次、3番目に関してですけれども、いろいろ練ってくれて、いつも図書館ではなくて、成人式のときとかワンコインのやつも、健康づくりカレンダーを見たり、町のホームページを見ていてもCMしているなというのは分かっていました。ただ、もうちょっと図書館の部分も私もあのコーナーは行って、いろいろ資料をもらったのですけれども、目につきづらいのではないのかなと思っているのです。あの地階のあの部分。あそこをもうちょっと上でもいいから、大々的に頑張ってコマーシャルするとか、周知するとかしたほうがいいのではないのかなと思っているのです。どうでしょうか。

答弁 保健福祉課参事 盛美穂子(保健福祉課参事は2025年6月まで)

実は、私も見に行きまして、写真を撮りに行きました。去年の9月5日なのですが、以前からイベントとかを一緒にやっている国立がんセンターの研修会があったので、そこで、自分たちの平成27年、28年の講演会の活動とかの発表もしたのですが、そのときに東京のほうの大学の先生が、大学に来ている若い20代の方たち、学生の方が、がんについて、もっと勉強してほしいということで、そういう資料を置いたコーナーに、ポップといって、お店屋さんでこれが安いよとかというふうに書いているような分かりやすいポップを小難しい資料だというのは、中山さんもご存じだと思うのです。並んでいるものは、いろいろがんだなんだと書いていて、開くと細かいし、分かりづらいというのがあるのですけれども、このポップというので、これは何のがんですとか、これは分かりやすいですよとか、これぜひ読んでというような分かりやすいポップをつけることで、手に取りやすくなる、目につきやすくなるというところでは効果がありますという情報とかもいただいて、9月の研修会に出て、実際、自分ももう少し図書館と連携していこうという考えになって、しおりを本を開くごとにがん検診を受けてくださいとか、そういうふうに町民にもっとPRしたいなと思ったのが一つと。あとは、地階にある本当に一角にしかないので、図書館とまた協議をさせていただいて、上のほうに持ってこられるのだったら上のほうで、イベントのときはもっと大きくPRしたいなとも思っているので、もう少し町民に目のつくようなPRの仕方は考えていきたいと思いますし、個人的には中山さんのように、体験された方が本当に大事なのだよというのを伝えていただくことが、男性の議員の方も役場の方も、お子さんとか、子供を大事に思うのだったら、がん検診をまず受けてほしいということを伝えてほしいなというふうに、私たちもいろいろやってはいるのですけれども、伝わっていかないのがこの受診率かなと思いますし、まだまだ活動の中身が薄いのだろうなというふうには反省しておりますので、今後もご協力とかもしていただきたいし、PR等もよろしくお願いしたいと思いますので、以上といたします。よろしくお願いします。

質問 2番 中山康子

本当になってみないと分からないですものね。あと、ピロリ菌に関しても、浦河町もきちんと助成もしているし、そしてピロリ菌の場合は、やっていけば、後々胃がんにかからないリスクは激減しているので、ここも、もっともっと力を入れてやってほしいかなと。今回、通告にはなかったのですけれども、本当に文科省も今、子供たちにがん教育を推進しなさいというのも、教育長、出ていますよね。そこは、通告しなかったのですが、改めて、いろんなくくりの中でやってほしいかなと思っています。今、男性群と言ったのですけれども、うちの男性群も、きっと理事者側も、多分奥さんに何かあったときにも、きちんとご飯支度とか、洗濯とか、いろいろできるかな、できないかなと思いながらいたのですけれども。やっぱり伴侶がいなくなったり、もし自分がなったときのリスクとか、いろいろ本当にがたがたになるので、そこはきちんと、ここは、もう男性議員の方にもしっかり検診を受けてほしいと思います。ちょっと感情的な部分もあって申し訳なかったのですけれども、本当に新年度いろいろな意味で、がん検診、そしてほかの検診に向けても、保健センターのほうで頑張っていただきたいと思います。終わります。

出典:浦河町議会 令和2年第2回定例会 2020年3月10日 議事録 PDF(28ページ) 間違いを知らせる