浦河町議会 令和2年第2回定例会 2020年3月10日
(1)広域連携による映画製作について/(2)浦河町学校運営協議会について
2020年3月10日、浦河町議会の一般質問で、久保田誠悦議員が「広域連携による映画製作について」「浦河町学校運営協議会について」について質問し、商工観光課長 真下修、教育長 浅野浩嗣、町長 池田拓が答弁しました。
- 質問者
- 久保田誠悦 議員
- 答弁者
- 商工観光課長 真下修、教育長 浅野浩嗣、町長 池田拓
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
議員が最初の質問で述べた件名は 2 件あります。1回の登壇で続けて質問しており、議事録の中に件名ごとの区切りが無いため、1件の中に並べています。件名は議員の発言から取ったものです。
質問 11番 久保田誠悦
新年度予算の執行に当たりまして、町長の町政執行方針から1件、教育長の強制執行方針から1点、合わせて2件についてお伺いをいたします。昨年、12月の一般質問では、ちょっと体調不良により、大変ご迷惑をおかけしたことをこの場を借りて謝りたいと思います。それでは、質問通告に沿ってお願いをいたします。まず1点目であります。広域連携による映画製作についてであります。町政執行方針の中に、27ページから28ページに、「四町広域宣伝協議会」の様似町・えりも町・広尾町との「とんがりロード」の広域連携を推進し、各町の長所を生かしたブランディングを進めるとともに、これらの地域を舞台とした映画製作を支援してまいりますとあります。また、予算説明資料33ページには、広域連携映画製作に向けた各種取組に対する経費として、75万円が計上されております。事業主体として、映画「北の流氷」(仮題)政策準備委員会となっております。また、一昨年、平成30年、2年前でありますけれども、町の広報誌11月号には、次のような記事が掲載されております。浦河、えりも、様似、十勝管内広尾町の4町と浦河町出身の映画監督、田中光敏さんが14日、襟裳岬の緑化事業を題材にした映画「北の流氷」(仮題)の映画製作準備委員会を設立、2021年の劇場公開を目指して、ちょっとてが間違っておりますけれども、平仮名であります。映画製作に動き出しましたとあります。これらを踏まえて質問をさせていただきますが、まず1点目でありますけれども、これらの映画についてのこれまでの取組状況と現在の状況について、お知らせを願いたいと思います。今、前段で申し上げましたように、2年前の町の広報誌では、2021年の劇場公開を目指すとなっております。2021年というと来年でありますけれども、これらについて、現在までの取組状況、そして現在の状況について、1点目お願いをいたします。2点目であります。浦河町として、どのような支援を考えているのかという点であります。映画製作にとっては、支援というのは大きな課題であると思います。その中でも、映画製作費の負担については、大きな部分があると思いますが、浦河町の製作費に対する町の財政的な支援の考え方についてお聞かせください。また、資金調達の一つの方法として、企業版ふるさと納税を利用できないかということであります。私が心配することもないと思いますけれども、4町の委員会、あるいは各町それぞれ、この製作費については、今後いろいろと努力されることと思っておりますけれども、なぜ、ここで企業版ふるさと納税を取り上げたかと申しますと、ご案内のように、企業版ふるさと納税は、当初は2020年3月、今月ですね。2020年3月に終わる予定だったと。それが法改正になりまして、来月4月に法改正が行われますけれども、5年間延長されるということであります。令和6年まで延長されるということであります。さらに、企業にとってのメリットは、税額の控除の額の幅が広がると。現在、軽減率が6割でありますけれども、新年度、来月からは、6割から9割になると、軽減率が。いわゆる企業側にとっては、実質1割の企業負担で済むという大きなメリットがあります。自治体側も、このプロジェクトを立ち上げることによって、今までは非常に複雑化していた手続が簡素化されるということであります。内閣府の資料によりますと、企業側にとってのメリットは、地方創生に貢献する企業であることのPR、地方公共団体とのリレーションシップが構築と。リレーションシップというのは、いわゆる日本語で言うと構築、信頼関係が構築されるということであります。企業側にとっては、大きなこういったメリットがあると。また、SDGsということで、国連で行っております持続可能な開発目標を通じて、企業の価値が向上できることが挙げられております。そのため、企業版ふるさと納税の関心が高まっているというのが内閣府の資料にあります。この映画の資金調達には、国、あるいは北海道の補助金等々、様々なことが想定されますが、この4月に今申し上げました、大きく制度が変わる企業版ふるさと納税の活用も大きな選択肢の一つであると考えます。これらについての見解をお願いいたします。3点目であります。映画製作成功の大きなキーワードの一つは、地元の機運の醸成であると考えます。いかに地元が盛り上がっていくかということも、一つ大きなこの映画製作にとっての大きなキーワードであると思います。行政の役割、民間の役割、それぞれあると思いますが、これらについて、浦河町としての見解をお尋ねいたします。4点目であります。四町広域と。いわゆる「とんがりロード」ということで、東部3町、広尾町と4町での取組でありますけれども、この中における浦河町のスタンスについて、お伺いをいたします。映画の、この四町広域としてやる製作する映画の製作する映画の製作意義はどのようなことがあるのかということについて、お尋ねをいたします。最後、5点目であります。今後の具体的スケジュールはということであります。今後、スピード感を持って実質的に切り盛りするのは、どういった団体になるのかということであります。今の製作準備委員会なのか、あるいは違った形になるのかということについて、現在、分かっている状況について、お知らせを願いたいと思います。現在、田中光敏監督、現在取り組んでいる映画が、「天外者」という名の製作に当たっております。この映画がインターネットで確認をいたしましたけれども、もう間もなく完成に近づいているという時期であるというふうに書いておりました。この「天外者」という映画は、幕末期の青春群像劇ということで、大阪商工会議所初代会頭の五代友厚が主人公ということであります。五代友厚さんというと、西の大阪の会議所の初代会頭ということで有名な方でありますけれども、同じ時期に、東の渋沢栄一ということで、今度、新一万円札に取り上げられます渋沢栄一さんが、東の渋沢栄一、西の五代友厚と並び称されている人物の映画が「天外者」という映画であります。この映画が間もなくクランクアップするというふうにインターネットで確認をいたしましたけれども、また田中監督におかれましては、この後、複数の映画のオファーがあると聞いております。非常に多忙であると思います。そういった意味からも、一定の年月が経過しておりますけれども、少しでも地元の機運を盛り上げ、資金調達を考え、スピード感を持って進めるのが肝要であると考えます。これらについての現在の「北の流氷」(仮題)政策準備委員会が、この後、どういった形で準備を進めていくのか。また、どこが中心となって進めていくのかということについて、お願いをいたします。以上、1件目であります。2件目であります。浦河町学校運営協議会についてであります。令和2年度教育行政執行方針、学校教育の推進、特色あるコミュニティ・スクールの推進。新年度から中学校区ごとに「学校運営協議会」を設置し、全ての小中学校にコミュニティ・スクールを導入し運用してまいりますとあります。この件について、お伺いをしてまいります。文部科学省は、コミュニティ・スクールは学校と保護者や地域の皆さんが共に知恵を出し合い、学校運営に意見を反映させることで、一緒に協働しながら、子供たちの豊かな成長を支え、地域と共にある学校づくりを進める法律に基づいた仕組みであると説明をしております。浦河町にとっては、まさにコミュニティ・スクール元年となります。大きな節目の年であると思います。浦河町の教育行政にとって、大変大きな節目の年であると思います。このコミュニティ・スクールが形ばかりの組織ではなく、実効性のある実り多い組織となることを期待しておりますけれども、そういった観点から何点か質問をさせていただきます。まず1点目であります。設置先、三つの中学校区ということで、委員会の中でも示されました。中学校ですから、東部、中部、西部と、それぞれ東部は小学校1校、中学校1校の合わせて2校。中部は、堺町小学校、浦河小学校、浦河第一中学校の合わせて3校で、西部は荻伏小学校、荻伏中学校と合わせて小中2校と。この大きく三つのエリアに分けての運営というふうに理解しておりますけれども、この理解でいいのかどうかと。要は、複数の学校でありますけれども、学校評議員制度のときには、それぞれ小学校、中学校と別々になっていたと思いますけれども、これらを小中学校が複数化するという運営について、機能的な効率的な運営ができるのかということについて、ちょっと懸念を持っております。この点について、1点目お願いいたします。2点目であります。この学校運営協議会の委員の資格でありますけれども、誰が任命するのかということであります。そして、その任期は何年なのかと。そして、公募は想定されるのかということであります。いわゆる学校評議員制度のときには、それぞれPTAの役員なり、自治会の役員の皆さんなりということでなっていたと思いますけれども、やっぱり幅広く人材を募ると。多様な人材を募るということについては、公募をすべきではないかと思いますけれども、その考えについてお願いをいたします。3点目であります。学校運営協議会の基本的役割は、大きく3点あります。一つ目が、学校運営の基本方針(教育課程編成・学校経営計画など)を承認することとなっております。そして、この基本方針は、学校長が作成する基本方針を協議会が承認するということになると思いますけれども、この承認に対して、協議会が承認した学校長が作成する基本方針について、教育委員会としては、どのような関わりを持つのかと。要するに、協議会が承認したものは絶対なものであって、教育委員会としては、どういった関わりを持つのかということに確認をさせていただきたいということであります。そして、2点目でありますけれども、学校運営に関し、教育委員会に意見を述べることができるとなっております。この教育委員会に意見を述べることということでありますけれども、協議会において、具体的に出された意見は、どのような形で具体的に反映されるのかということについて、見解をお願いいたします。3点目、③でありますが、教職員の任用に関し、教育委員会等に意見を述べることができるとなっております。この教職員の任用に関して、この任用とは、どういったことを想定しているのかということについて、具体的に説明をお願いいたします。そして、一番一つ心配されるのは、人事に関して意図的に、つまり意図的に使われることはないのかと。要するに個人を特定した、教職員を特定した個人を特定したことについて、そういった悪く言えば心配すれば切りがないですが、そういったことが想定されないのかどうかということについて、見解をお願いいたします。最後、4点目であります。学校運営協議会に期待される役割としてとありますけれども、地域の人材の活用とありますけれども、いわゆる、この地域特定の地域の時間を設けて、例えば地域産業を支えている地元の人たちが先生となって講義をすることは可能なのかどうかということであります。具体的に申し上げますと、馬を育てている方、牛、豚を育てている方、あるいは米、野菜を作っている方、例えば水産業では魚をとっている人、昆布をとっている人、そういった人たち、地元で活躍している、そういった産業の皆さんを先生として招いて、学校の中でそういった、例えば地域の時間としてお話をしていただくことができないのかということであります。以上、これらについての見解をお願いいたします。
答弁 商工観光課長 真下修(商工観光課長は2023年3月まで)
久保田議員の広域連携による映画製作について、ご答弁申し上げます。まず1点目のこれまでの経緯についてでございます。平成29年から、浦河町、様似町、えりも町、広尾町の4町が連携し、田中監督による映画製作の動きを具体的に実施し、この年に脚本の第一稿が完成したところでございます。平成30年には、10月に浦河町とえりも町で、田中監督の講演会を実施するとともに、4町と田中監督が所属する映画製作会社と映画製作の準備委員会を設立いたしました。令和元年につきましては、映画製作に係る資金集めについて、準備しているところでございます。2点目でございます。この映画の全体的な製作費は、3億から5億を目安としております。浦河町としては、この映画に出資という形で参加したいというふうに考えてございます。映画製作への関わり方は、協賛や補助といった金銭的見返りがないものと、出資という興行収入により出資比率に応じた配当があるものがあり、過去に福井県美浜町が、田中監督の映画製作に関し、その町を舞台とした内容であることから出資した事例があり、それを参考にしたいというふうに考えてございます。浦河町の出資額については、映画の製作費が3億から5億と幅があることから、今後の資金の集まり状況により、判断したいと考えてございます。企業版ふるさと納税につきましては、久保田議員がおっしゃったとおり、2年度から制度改正により、企業の実質負担が納税額の1割になるという、企業にとって活用しやすくなるため、大変有効な制度と認識しております。このため、2年度中に企業版ふるさと納税を始める予定としているほか、ふるさと納税やクラウドファンディングなどの取組を実施していきたいと考えてございます。3点目、4点目につきましては、一緒にご説明させていただきます。この映画は、えりも町や東部の4町といった一地域のローカルな物語ではございません。北海道の先人たちの数え切れない努力や忍耐の歴史を人と自然の共生である襟裳岬の緑化事業という題材で映画化することにより、北海道人としての地域愛を醸成し、誇りを再認識するきっかけの一助とするものでございます。このため、行政としては、この映画製作に当たって、資金集めはもとより、この映画の意義を広く周知し、1人でも多くの方に知ってもらうことが役割と思います。民間の皆さんについては、映画題材の地元、監督の出身地からの盛り上がりが大切ですので、口コミやSNSでの情報拡散や、支援者の組織化などに協力していただきたいと思います。5点目、今後につきましては、新年度において、4町長による企業等への協力依頼、資金集めを行い、その後の撮影に向けて進めているところでございます。映画製作の推進組織につきましては、4町と映画製作会社の準備委員会で、まず資金集めを行い、ある程度予算規模が見えてきた段階で、配給会社や大口出資者による映画製作委員会が立ち上がり、実際の映画製作に移っていくものでございます。一方、民間のほうの組織化につきましては、今年、田中監督の新作映画が封切りとなる予定であることから、地元での上映会の誘致をきっかけとして話が進んでいくようになればと期待しているところでございます。
答弁 教育長 浅野浩嗣(教育長は2024年9月まで)
私のほうからは、大きな2点目の学校運営協議会について、ご答弁申し上げます。まず、学校運営協議会、令和2年度からということで進めてまいります。1点目の設置先といいますか、このくくりのことでありますけれども、議員のお話がありましたように、中学校区ごとで細かく言いますと、浦河第一中学校であれば、浦河小学校、堺町小学校、そして浦河第一中学校、これで一つの学校運営協議会。浦河第二中学校は、浦河東部小学校と浦河第二中学校。荻伏中学校につきましては、校区につきましては、荻伏小学校と荻伏中学校という、こういったくくりでつくろうと思っています。それぞれ今言いました中学校区、同じ地区にあります。そして、小学校、例えば浦河第一中学校ですと、浦小と堺小ということで二つに分かれますけれども、中学校に行きますと一つになります。両サイドも小学校の子供たちが中学校に。そういった流れの中で、子供たちがそこの地域で育つわけです。その中学校区の中で9年間を見通した、こういった子供たちを育てたいという、そういった子供像を共有しながら、将来的なまた小中一貫教育、これも視野に入れながらということで、こういった枠組みにしたところであります。2番目の委員の資格についてということであります。資格、地方教育行政の組織及び運営に関する法律ということで、この学校運営協議会については規定されていますけれども、この中で、大きく四つに分けられています、委員についてですけれども。校区の住民の方、あと保護者、地域学校協働活動推進員、これは29年の社会教育法の改正の中で出てきたものでありますけれども、こういった地域と学校をつなぐ推進員や学校運営に資する者ということで言われています。それと、四つ目としては、教育委員会が必要と認める者。そういった皆さん方を校長の意見を聞きながら、教育委員会が任命するということになります。これまでといいますか、今もありますけれども、学校評議員、町内の学校、それぞれに学校評議員が3名ないし5名でいるところでありますけれども、これにつきましては、評議員の役割は校長の求めに応じ、学校運営に関して意見を述べるということになっておりますので、これは後ほど申し上げますけれども、学校運営協議会の役割の一つにもありますので、これは年度内に廃止して、新年度からはこの学校運営協議会のほうに収れんというか、合わせる形になり、廃止してまいります。先ほどの法律では、その四つに分かれていたのですけれども、うちの町としましては、もう少し具体的に言いますと、学校、校長先生と、あと担当の地域担当とかという、そういった先生方がいらっしゃいますので、その方をメンバーにしたり。(発言する者あり)あとPTAの代表の方、そして、地域住民の代表の方ということで、連合自治会、また自治会の会長さん等にお願いしたいなと思っています。あと、老人クラブの代表の方ですね。それと、今、学校評議員さん、いらっしゃいますけれども、現在、学校評議員さんをされている方からも任命したいということで考えているところであります。公募の件でありますけれども、公募については、現在考えておりません。次年度から始めるために、実はこのそれぞれの中学校区ごとで3年前から「地域の学校教育のあり方を考える会」という会を設けてまいりました。そういった中で、今、学校PTA、老人クラブ、地域の皆さんということで、評議員の皆さんということでお話ししたのですけれども、そういった方をメンバーにして、ある意味、この学校運営協議会、コミュニティ・スクールにしていくための準備会をしていたところであります。そういったメンバーを中心に、引き続き新たにできる学校運営協議会の委員さんとして考えているところであります。任期につきましては、2年間と考えておりまして、そういった進める中で、今後公募も必要だなという、そういった、これは協議会ごとの話になりますけれども、そういった中でその公募についても今後検討していくようなことになります。次に、三つ目の基本的な役割でありますけれども、三つあります。一つ目は、校長が作成する学校運営の基本方針を承認するということであります。毎年、各学校のほうで作成しているのですけれども、学校教育目標とか、目指す子供像、あと、今年度の重点目標ですね。そのほか、教育課程編成経営計画と、そういった細かなものもあるのですけれども、大きなグランドデザインを各学校で示しています。そういったものが、ここで言う学校運営の基本方針で、それを承認することということの役割がございます。教育委員会は、この学校運営協議会の直接のメンバーにはなりませんけれども、事務局は担うことになります。当該学校運営協議会の学校と事務局を一緒に担いまして、常にこの学校運営協議会とは関わることになりますけれども、この承認につきましては、この協議会の皆さん方でしていただくと。そういったことで、教育委員会はその結果については意見を尊重するものであります。二つ目でありますけれども、学校運営について、教育委員会または校長に意見を述べることができるということであります。この協議会、大体年間全体で集まる会議は4回で考えておりますけれども、そういった中で、様々な意見が出てくるかなと思います。それに対しましては、教育委員会であったり、学校であったりしますけれども、それに対しては一つ一つ丁寧に対応し、具体的にすぐできることはすぐして、また、ちょっと時間のかかることもあると思うのですけれども、いずれにしましても、丁寧に慎重に対応していき、より良い学校運営、子供たちのための地域の教育環境の充実に努めてまいりたいと考えております。次に、三つ目でありますけれども、教職員の任用に関し、教育委員会に意見を述べることができるというものであります。任用は採用だったり、転任とか昇任とか、そういった内容になりますけれども、これは学校の校長先生をはじめ、全ての職員が対象になります。議員ご指摘の人事に恣意的に使われる危険性はないかということでありますけれども、この学校運営協議会、その学校の抱える課題とか、特色ある学校づくりということで議論がなされる場でありますので、建設的な意見が出されるということで思っておりますので、そういった危惧はないということで考えております。協議会から出されました。例えば今度部活でこういったことをしたいので、こういった先生とか、例えば地域との連携を深めたいので、社会教育派遣に行っていた先生とか、そういったもの、いろいろ意見が出てくると思うのですけれども、そういった意見を教育委員会のほうから、うちの場合ですと北海道教育委員会のほうに内申すると。希望を述べるというような形になります。最後になりますけれども、期待される役割ということで、学校運営協議会、そこの校区の子供たちをどんな子供たちに育てるか、育てたいか。地域、学校がどうしたらいいかなということで、お互いに目標ビジョン、そういったものを共有し、まず地域全体で子供を育てる。そういった中で作り上げていく組織なのですけれども、先ほど具体的なお話がありましたけれども、地域の方を学校の中でということで、それはいろんな形でできるかなと思っております。ゲストティーチャーということで、地域でいろいろなことをされている方が、学校の授業でもいろんな形があります。総合的な学習の時間とか、社会科、例えば音楽に秀でた方が音楽とか、いろんな形で、もちろん先生方が中心になりますけれども、先生方では十分でないといいますか、先生だけでなく、地域の方にお手伝いいただいたほうが、より教育的な効果があるもの。そういったものについては、この学校運営協議会の中で、学校の支援に必要なものは何かということで、学校と地域の方が、同じテーブルで議論をしますので、そういったことも具体的に話し合われると思います。あと、そういった中で、そこの学校運営協議会だけでなくて、それを支える活動として、これは社会教育の分野になりますけれども、地域学校協働活動、学校運営協議会のいろんな意見を希望を、地域の人たちにどういう具合に関わっていただいたらいいかなということでの橋渡しをする、そういった活動。あと、社会教育課の中に、地域学校協働本部というものを今設置しようとしております。これは、職員が担当するわけなのですけれども、地域と学校のコーディネート役ということで、そういった中で、地域の皆さん方に、先ほどのゲストティーチャーだけでなく、例えば下校時の見守りとか、図書館のボランティアなど、いろんな形で地域の皆さん方に関わっていただけるかなと思っています。いずれにしましても、三つの学校運営協議会が、それぞれの特色を生かし、地域の子供たちの育成のため、活発な議論が行われ、学校支援、また地域活動にそれらがつながるよう、地域学校協働活動と連動して、この学校運営協議会を進めてまいりたいと思います。以上であります。
質問 11番 久保田誠悦
ありがとうございます。それでは、映画製作について、お伺いをいたします。この映画製作については、私のほうから根掘り葉掘り聞くことではないと思っておりますし、何とか四町広域で連携の下に、浦河町もその中で主体的な一役を担っていただいて、何とか成功させていただきたいと。この応援団という立場から、私は今回質問させていただいております。製作費については、今、課長からお話がありました、3億から5億というお話でありましたので、大きなお金がかかるということで、これは避けて通れないことで、いかにしてその製作費を調達するかということが、これまた大きな課題であろうと思います。そしてまた、成功の鍵は資金調達、そして、地元の熱意、そしてこれからスピード感を持ってやることだと思います。そういった意味で、ぜひとも4町の皆さん、浦河町、そしてえりも町、様似町、広尾町の皆さんには頑張っていただきたいと思っております。そして、今課長からお話ありましたように、緑化事業という大きな事業プロジェクトの成功の事例を日高から北海道、そして日本全国に広めるということでありますから、そういった意気込みで、ある程度、これについてありますので、ぜひとも頑張って作っていただければと。そして、予算書にもありますように、この件に関しては、総合戦略という浦河町の位置づけになっていると思いますので、そういった意味では、地方創生の一環だというふうに認識をしております。そういった意味では、予算のたびに、私が申し上げるまでもないのですけれども、えりも町、要は課長が言った、先ほどの企業版ふるさと納税なり、集める手法はいろいろありますよね。そういった意味においては、例えばでありますけれども、馬蹄湖をCMにも使っている石屋製菓であるとか、あるいは森林植樹活動を積極的に行っている住友林業、イオングループ、NTTドコモ、パナソニックというところがネット上でもありましたけれども、こういった企業が想定されると思いますので、先ほどの説明では、この4月に各町の町長、4町の町長が具体的に動かれるということでありますので、ぜひとも頑張っていただいて、やっていただきたいと思ってございます。田中監督は申し上げるまでもなく、2001年の「化粧師」から2019年の「海難1890」までの6作品、これも大きなプロジェクトを成功している監督で、一流の監督であり申し分ない実績であると思ってございます。そしてまた、脚本は小松江里子さんということでNHK大河ドラマの「天地人」とあるいは「花燃ゆ」の脚本を担当された方と聞いております。ぜひとも、こういった監督、脚本家も決まっておられるということで、地元の田中監督でもありますし、地元として本当に誇れる監督の作品になるということでありますので、何としてもそれに応えていっていただきたいと思っております。この件については、ちょっと町長に最後にお伺いいたしますけれども、昨年10月に、京都のほうに四町広域宣伝協議会のほうで、田中監督の「天外者」の映画の表敬訪問をされておりますけれども、4町行っておりますけれども、そのいきさつ、11月の臨時議会の行政報告にも載っておりますけれども、今私が申し上げたこと、釈迦に説法ではありますけれども、この映画に対する町長の思いといったものをお聞かせ願えればと思います。
答弁 町長 池田拓
私の口から申し上げるまでもなく、田中監督は世界を股にかけて活躍されている監督でありますので、かねてから先生、浦河のほうに故郷にちなんだという映画をということで、ずっとアプローチをしておりました。先生のほうも、ようやくそういったようなことで、それならばということで検討を進めてもらっておりますし、今、ご質問の中にもありましたけれども、えりもの緑化というのは、まさにSDGsといいますか、今の地球環境をどうするかという中では、先人がどのようにして森林を育ててきたかを、そして、それによって、漁業をはじめ様々なものが復興してきたか。まさに、この東部4町をはじめ、浦河の農業、漁業、あるいは林業に密接に関連した映画だというふうにも思っておりますので、できる範囲という限りはございますけれども、少なくとも心や熱意という部分では、精いっぱい田中監督の映画製作について応援をしてまいりたいと、このように考えておりますし、少し遅れ気味なのは、4町連携のせいもあるのかなというふうには思っています。前に、「海難1890」串本町を舞台にした映画を監督が作られたとき、監督にお聞きしたのですよね。どうして、和歌山県とか、あるいは近隣の市とかではなくて、串本単独だったのですかという話をしたら、要は単独でやれば話が早いけれども、自治体が増えれば増えるほど、なかなか時間がかかるのだというのが監督は当時おっしゃっていましたけれども、そういったような部分も感じないわけではありませんけれども、監督の意に沿った形で今は転がり始めた大きな石でありますので、それが夢という形になるように、精いっぱい実現に向けて背中を押してまいりたいと、このように考えております。
質問 11番 久保田誠悦
ありがとうございました。池田町長からもこの映画製作に対する熱い思いといいますか、お聞かせ願いました。ぜひとも転がり出した石をどんどん、どんどん大きくしていただけるようお願いを申し上げたいと思います。この件については以上でございます。2点目の学校運営協議会でありますけれども、まず1点目でありますけれども、先ほど出ておりましたくくりですね。小学校、中学校。教育長がおっしゃったように、9年間、いずれ小学校は中学校に同じ学校区の中で行くということでありますけれども、一つ心配するのが、その学校評議員のときには、それぞれ単独だったのが、評議会もそうですけれども、運営協議会の中でも、3番目の基本的役割の中にありますけれども、学校長が作成する基本方針を承認することとありますよね。いわゆる先ほど教育長からも説明がありましたけれども、それぞれその学校の、そうしたら二つなり三つの学校が一緒にやるということは、年4回開催する予定であると伺いましたけれども、かなりの時間を要するのではない か と 。 効 率 的 な の か ど う か と い う 点 はちょっと心配しますけれども、この点についてはどうですか。
答弁 教育長 浅野浩嗣(教育長は2024年9月まで)
確かに、一つに一つの協議会に比べれば、それは多くなることになります。ただ、そういったことを通して、お互いのといいますか、そこの委員さん方もそうなのですけれども、お互いの学校のことをここの校区の学校の基本方針を理解すると。そうする中で、9年間を見通したそういった方向性も、だんだん収れんというか、一つになるわけではありませんけれども、ただ地域としては一つの気持ちでできてくるのかなと。実際、先ほどいろいろ言いましたけれども、基本はその大きな基本方針をということで、学校教育目標、子供たちのあるべき姿とか、今年度の重点目標ということで、グランドデザイン、そういったことでの説明していただきながら承認ということになることで考えているところであります。以上です。
質問 11番 久保田誠悦
学校評議員制度については、この3月で解散ということについてお伺いいたしました。端的に簡単に言って、この学校評議員制度と ど こ が 違 う の か と い う こ と に つ い て 、ちょっと端的にお願いします。
答弁 教育長 浅野浩嗣(教育長は2024年9月まで)
大きな違いは、主な役割の三つのうちの一番初めに申し上げました、学校長の学校経営の基本方針の承認ということにあります。以上です。
質問 11番 久保田誠悦
その承認という行為が、運営協議会が出てくるという理解でよろしいですね。それでは、次にまいりますけれども、公募の関係ですけれども、先ほど、教育長の答弁では、公募は考えておられないということでありました。任命するのは、教育委員会が任命するということであります。できるならば、公募をするのが望ましいと思いますけれども、できないとするならば、多様な人材を幅広く登用すべきではないかということであります。具体的に申し上げますならば、例えばでありますけれども、地域おこし協力隊のメンバーであるとか、あるいはJCのメンバーであるとか、移住者の方であるとか、あるいは官公庁の職員であるとか、そういったことも想定してもいいのではないかと考えます。それと、この中で、いわゆる学校長は入ると思いますけれども、一般の教員は、この中に入るのかどうか。この点についてお願いします。
答弁 教育長 浅野浩嗣(教育長は2024年9月まで)
公募について、は今後ということでも検討したいと思いますけれども、学校の関係で学校長、そのほかにということで、一般の教員、特に学校ごとで地域担当教員というのを決めておりますので、そういった教員が入ることになります。
質問 11番 久保田誠悦
ありがとうございます。地域担当の先生がいわゆる一般教員と位置づけて、そういった理解でよろしいのですね。ぜひとも、この件については、多様な人材ということについて、積極的な人材の登用ということについて、ご検討願えればと思っております。次に、教職員の任用の関係でありますけれども、教育長は心配ないというご答弁でしたけれども、心配すれば切りがありませんけれども、私もネット等でいろいろと勉強させてもらいましたけれども、採用、昇任、転任についてはオーケーであると。丸であると。そして、分限処分とか、懲戒処分とか勤務条件に関するものはバツであるというふうに理解しております。それで、一番心配するのは、採用、昇任、転任に関して、個人を特定して意図的に行われるということが考えられないこともないのかなと思っております。それで、ネット等々でも見ましたけれども、厳格にこれらの間違いが起こさないといいますか、そのために、教育委員会としての規則をつくっているところもありました。この規則をつくるというのは、人事に関してですよ。任用に関して。そういったことというのをきちんとした基本、ルールを定めるということについての規定を定めたほうが良いのではないかと考えますが、この点についてはいかがですか。
答弁 教育長 浅野浩嗣(教育長は2024年9月まで)
任用についての意見ということなのですけれども、今、議員がおっしゃったようなことで示されてはいるところであります。当教育委員会としては、現状において、そういった危惧がないということで、別途定めるということはしない形で規則を今設けようとは思っております。ただ、いろんな状況といいますか、そういったことにはならないことでは思っておりますけれども、今後においてはそういった対応は柔軟にはできるものと考えております。以上です。
質問 11番 久保田誠悦
危険はないと、そういったことにはならないということで、もちろん、そういったことがあってはならないと思いますけれども、そういったことをきちんとしたやっぱり文言で示すということが大事であると思います。そういった意味でもぜひともそういった規則、ルールを定める方向でご検討願えればと思っております。では、最後の期待される、総合的な学習の中で、いろんな形でできると。ゲストティーチャーというのですか、そういったことも、これは今もやっているという理解をしましたけれども、ぜひともそういった地域の人材、子供たちが浦河町に誇りを持てる、そういった教育を、地域の時間を取り入れていただきたいと思っております。これについては、意見、要望とさせていただきます。以上、2件について質問させていただきました。1点目の映画については、ぜひとも、何回も申し上げて恐縮ですけれども、ぜひとも大きな成功を収めるような形でご努力を願えればと思っております。そして、また学校運営協議会につきましても、大きな改革といいますか、元年でありますから、本当に魂の入った協議会となるよう、それぞれご努力をいただきたいと思います。以上でございます。ありがとうございます。