浦河町議会 令和元年第9回定例会 2019年12月11日
(1)給食の見える化と給食残渣の現状は/(2)木育事業について
2019年12月11日、浦河町議会の一般質問で、中山康子議員が「給食の見える化と給食残渣の現状は」「木育事業について」について質問し、給食センター所長 横山彰、子育て医療課長 小林正樹が答弁しました。
- 質問者
- 中山康子 議員
- 答弁者
- 給食センター所長 横山彰、子育て医療課長 小林正樹
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
議員が最初の質問で述べた件名は 2 件あります。1回の登壇で続けて質問しており、議事録の中に件名ごとの区切りが無いため、1件の中に並べています。件名は議員の発言から取ったものです。
質問 2番 中山康子
午後からのトップバッターです。ちょっとお昼ご飯もいっぱい食べて、もしかしたら眠くなるかもしれないけれども、眠くならないように聞いてください。今回は2件質問します。1件目、給食の見える化と給食残渣の現状は。毎日、約1,000食の給食を年間約200日稼働し、成長期にある児童・生徒の健康保持、増進、向上のため、多様な食材や栄養バランスを考えた給食メニューは、食育、栄養基準、地産地消といった観点も含まれ、短時間で大量に、なおかつ安全に調理しなければならないことも十分把握しております。給食だよりも毎月各家庭に配付されておりますが、実際の献立や量がどのぐらいあるのか知りたいという声があります。毎日ではなくても、一週間の献立メニューを見える化し、SNSで発信してはどうでしょうか。また一方で、食べ残しも少なくはないと聞いておりますが、給食残渣の現状と取り組みはどのようになっているのかお聞きします。2件目、木育事業について。当町の子供・子育て支援事業は、乳幼児等医療や、すくすく子ども券の交付、チャイルドシート購入助成、新生児に対し紙おむつ処理のごみ袋支給など、さまざまな形での手厚い支援は、子育て世代に大変喜ばれております。自分の子育ての時代は、まだ人口も多く、出生率も高く、そこまで支援する状況ではなかったこともありますが、少しうらやましい気もします。ほかにも子育て支援関連の事業も、子育て支援住宅や新生児聴覚検査事業、妊婦ステッカーなど、次々と整備され、子供や保護者に優しい事業が展開されております。その中で、木育事業では昨年度新生児83名に、町内産材で製作された積み木や食器セットが贈呈品となっておりますが、二子目、三子目、いわゆる多子世帯では重複することもあるので、ベビー椅子を取り入れてはどうでしょうか。参考として、旭川出身の元北海道副知事で、旭川大学大学院の磯田ゼミから始まった「君の椅子」プロジェクトは、誕生する子供を迎える喜びを地域の人々と分かち合えればと、生まれてくれてありがとう、君の場所はここにあるからねの思いで、椅子に名前と生年月日が刻印されプレゼントされております。東川町から始まり、剣淵町、愛別町、東神楽町などが参加しているプロジェクトです。木工の町でもある旭川の特性もありますが、当町も現在の贈呈品のさらなるステップアップとして検討してはいかがでしょうか。
答弁 給食センター所長 横山彰(給食センター所長は2022年3月まで)
給食の見える化と給食残渣の現状だというご質問に対しご答弁させていただきます。まず初めに、成長期における児童・生徒の健康の保持・増進、向上のため、多様な食材や栄養バランスを考えた給食メニューはということでございます。学校給食の献立につきましては、栄養教諭が中心となり、調理員と2カ月前に献立会議を行っております。また、発注する食材の量や、金額等を事前把握するため、2カ月前としているところでございます。多様な食材や栄養バランスを考えたメニューとのご質問でございますが、当センターでは、主食といたしまして、月曜日には麺、または麺とパンの併用給食、水曜日にはパン給食、火曜、木曜、金曜日には米飯給食として町内各小学校の児童・生徒へ給食を提供している状況でございます。食材につきましては、地場産品の活用を主としておりまして、栄養価計算をして栄養のバランスが取れるよう、メニューを考えているところです。今後におきましても、地場産物を活用したメニューや、調理の工夫に加え、バランスの取れた給食提供に努めてまいりたいと考えております。また、児童・生徒の要望に少しでも応えられるような対応に心がけ、安心・安全な給食提供を行ってまいりますので、ご理解のほどよろしくお願いいたします。次に、実際の献立や量について知りたいという声がある。また、一週間の献立メニューをSNSで発信してはどうかという二つのご質問でございます。まず、メニューにつきましては、毎日発行しております給食だよりで、その日の献立、材料などを記載しております。また、児童・生徒を通じて各家庭に配付しているほか、町のホームページに掲載し、情報提供を行っているところです。児童・生徒一人当たりの量につきましては、文科省の学校給食摂取基準で示されております。小学生は530キロカロリーから780キロカロリーの範囲で、中学生については、830キロカロリーとなってございます。それに基づいて、個々の健康及び生活活動等の実態並びに地域の実情等に十分配慮し、弾力的に運用することとなっており、毎年実施しております健康診断、これ肥満ですけれども、健康診断実施しております。その結果も踏まえて、浦河町では国の基準にあわせまして、小学生で650キロカロリー、中学生で830キロカロリーで献立を考えております。給食の見える化という視点から申し上げますと、例えば給食センターや学校を通じて試食をすることができます。これ有料になりますが試食できます。量や内容を直接感じてもらえるのではないかと考えられますので、その辺の周知にも今後努めてまいりたいというふうに考えます。SNSの活用につきましては、ホームページの活用で児童・生徒が給食を食べている様子や、ふだん食べているメニュー、または新しいメニューを写真で公開するなど、どのような方法がいいのか、掲載頻度も含めまして、具体的な検討を進めてまいります。最後になりますが、残渣の現状と取り組みについてでございます。当センターにおける副食の過去3年間の残食率につきましては、平成28年度で22.4%、平成29年度で19.4%、30年度で17.9%という状況となっております。また、今年度の途中経過でございますが、11月までの平均残食率は1 6 .7% であります 。今言ったよ うに、年々少なくなっている状況にございます。残食につきましては、その日のメニューや曜日により大きな違いがございます。また、児童・生徒の好き嫌いや苦手な食べ物が多い、少ないので変動がございます。センター側としては、皆さんが残さずきれいに食べてくれるのが理想ではございますが、全国的にも残食率が多いのが現状でございます。センターとしては、必要な栄養価を考え、提供する義務がございますので、児童・生徒の好きな物だけ提供することはできません。さらに、食育的観点の面から、残食が多くても提供しなければならないメニューもあることをご理解願います。今後の取り組みといたしましては、毎日残食の集計を行っておりますので、それを分析し、メニューの改良や学校訪問の実施や、給食指導を行い、少しでも残食が減るよう調査、研究をしてまいりたいと考えております。以上です。
答弁 子育て医療課長 小林正樹(子育て医療課長は2024年3月まで)
私のほうからは、2点目の木育事業について答弁いたします。まず、この木育事業につきましては、平成27年度より開始しております。町内産の木材を使用して、町内の業者が作成できるものは何かを検討し試作いたしました。その結果、食器セット、おもちゃセット、積み木セットの3種類を作成することとしまして、出生届の際に食器セットにつきましては全員に、おもちゃセット、または積み木セットはどちらが希望かを聞きまして、その希望のものを贈呈しております。平成30年度につきましては、83人に贈呈しまして、その箱の中にアンケートと返信用封筒を入れているのですけれども、うち28人からアンケートの回答を得たところ、96%が満足との回答でございました。それぞれのセットがなくなるたびに、アンケートで寄せられた要望をもとに改善しております。特に、おもちゃセットにつきましては、毎年内容を、中に6種類ぐらい入っているのですけれども、その内容については、少しずつ変更し、さらに品質を高めてきたところでございます。内容の変更につきましては、これからも町内の業者が作成できるもの、安全面で可能な範囲で応えて、より満足していただける内容としていきたいと考えております。議員の質問にありました、君の椅子プロジェクトでございますが、このプロジェクトは全国的にも有名なプロジェクトと捉えております。この君の椅子プロジェクトと、当町の木育事業につきましては、贈るものの形は違いますが、生まれてきてくれてありがとうの思いを込めて、ぬくもりのある手づくりの木製品を贈るという趣旨は同じと捉えております。事業開始から5年経過したことから、食器、おもちゃと積み木以外の選択肢につきましては、町内産の木材を使用して町内の業者が作成できるものにこだわり、アンケートなどを参考にして業者と一緒に検討していきたいと考えております。以上です。
質問 2番 中山康子
では、まず1件目の給食のほうからお伺いします。ちょっと簡単な部分から。今、栄養教諭と調理員がいますけれども、まず栄養教諭は給食センターに来てから何年たっている人かをお聞きしたいと思います。あと調理員は、何名おりますか。
答弁 給食センター所長 横山彰(給食センター所長は2022年3月まで)
まず栄養教諭でありますが、昨年の4月から採用になっております。ですから、今2年目ということになります。調理員の数は今、11名を定数としております。以上です。
質問 2番 中山康子
私も、どっちかといったら子供のほうを得意としているので、毎月町のホームページからダウンロードしてファイルにしているのです。本当に2カ月前から発注しているというのは、ちょっと知らなかったので、ありがとうございますという気持ちも先ほど思いました。ですが、いろいろ栄養士さんも計算してメニューを交付してくれたり、所長もいろいろ小学生の栄養量、中学生の栄養量、カロリー、その辺も一生懸命やってくれるのだけれども、なかなか子供からしてみたら、結構お母さんたちと話しているのですよね、私もいろいろ相談を受けたときに。そのときに、去年の話だったりことしの話だと、お米がかわったみたいとか、お皿にシュウマイ1個、2個しかなかったよとか、それで、もうちょっと可視化にしたら、栄養士さんのスキルも上がったり、今聞いたら2年目なので、余りきつく言ってもかわいそうかなとも思うのですけれども、レベルアップの意味も含めて、そういうのがあったらいいかなと思いました。今回、近場でやっている部分では、厚真町がやっていて、視察に行きたいと言ったら、一人ではだめと断られたのです。これは丁寧に断れたのです。議会として来るんなら、幾らでも話をするのですけれども、いろいろ諸事情があるので、残念ながら私は今違う所管の委員会にいるから、機会があったら何か議会に言って行ってみたいなと思っているのです。そこの厚真町の場合は、まずこの、これ記事に出たものなのですけれども、厚真町では学校の先生が転出するのが嫌がるらしい、なぜなら給食がおいしいから。そして、今この後もし時間があったら見てほしいのですけれども、厚真町のフェイスブック持っているのですけれども、ここに毎回給食のメニューが出ているので、そこも参考にできるかなと思っています。でも、今いきなりここまで来るとなったら、いろいろ実務もたくさんあるし、栄養士さんも大変だなと思うのですけれども、所長、先ほどの答弁で、周知できることはSNSではなくても、ホームページや、給食の様子を写したり、写真で食べている様子を見たりしたいなというのがあったので、ぜひそこも前向きに、お母さんたちも本当に毎日ではなくてもいいと言っているので、そこら辺はちょっと試験的にでもやってほしいなと思います。それと、去年でしたか、浦河で全道給食だよりあったときにも、私、とってあるのですけれども、こういうふうに給食食べているシーンとか、こういうのもメニューだけではなくて、子供たちの様子をうかがえるので、保護者としては安心なのですけれども、こういうのもどんどん取り入れてもらえますか。
答弁 給食センター所長 横山彰(給食センター所長は2022年3月まで)
再答弁ということで、今お話ありました、子供たちは保護者とよく家で話をしているという部分、私も存じております。その辺も加味しまして、やはり児童・生徒や保護者の皆さんに安心してもらえるような、見える給食、これから目指してまいりますので、ご理解のほどお願いしたいと思います。
質問 2番 中山康子
厚真町の担当の方にもお聞きしたときに、いろいろ私も質問したとき、すごい詳しく教えてくれて、可視化した部分のフェイスブックの反響は、実はないのですと。逆に親のほうがこういうものを食べているから安心みたいなところもあって、やってないときよりも、むしろ今のほうがよくて、さらに今度給食値上げしてもいいから、もっとおいしいのつくれとかと、そういうような意見もあるらしいので、これをしたからと、どうなのかなと思うけれども、やっぱり安心の材料になるとは思うので、いろいろな形でやってくれそうなので、この部分は終わりとして、次に残渣の件。だんだん平成28年から29年、30年、今の11月末の段階で減っていることはいいなと思っているのですけれども、この要因は何なのか、分析はできますか。
答弁 給食センター所長 横山彰(給食センター所長は2022年3月まで)
今、残渣の関係ですけれども、年々減ってはきているのですが、正直分析のほうはできておりません。ただ、要因として考えられる部分としましては、児童・生徒数の減少によって、学校の給食の提供数も減っているのが少しはかかわってきているかなというのが一つ。もう一つは、以前、月曜日先ほど説明したときに、今は麺と、あるいは麺とパンの併用給食というふうに答弁しました。以前は麺とご飯という部分で、保護者の皆様から、それはちょっと違うのではないかというようなご意見もあったものですから、そこら辺で給食メニューの改良をさせてもらった中で、現象が生じていると思います。麺に関しては、今、麺給食だけでいくと、そんなに残渣が出ておりません。ですから、パンと麺の部分でいけば、若干パンが余ったりとかという部分は、正直あるので、その辺の研究もちょっとしていかなければならないのかなというふうに感じております。以上です。
質問 2番 中山康子
はい、わかりました。結局は私がこの給食の残渣とか、メニューを考えてくれる栄養士さんとか、いろいろな意味も含めて頑張ってほしいなという部分と、やっぱり今国連でもSDGsという、皆さん見たことあると思うのですけれども、今、持続可能な開発目標17個ある中で、本当に貧困をなくそう、飢餓をゼロにと、この2番目の飢餓の部分で言ったら、結構日本も世界じゅうも食べ残しとか、そういうのもあるし、そういう部分を含めて浦河も、私いつかこのやつ質問もしたいなと思っている。全てにかかわる部分というのはあるので、ここも食育の一環として、栄養教諭も勉強してほしいな、そして子供たちや保護者の人たちにも、そして先生にもそこら辺、いろいろな教え方とかあると思うので、先ほど所長もすごい前向きにやってくれそうな気がするので、ぜひ目に見える形で頑張ってほしいなと思います。日ごろ、ついつい言ってばかりの私たちなのですけれども、いずれは町も、私はファミリーが終わった後、次は給食センターかなと勝手に思っているのですけれども、本当に毎回いろいろな議員さんから給食センターのことも出ていますし、せんだって所管の委員会も給食センター見たりとかしていて、いずれ私も何か機会があったら、去年できた伊達の給食センターなども、あそこは給食、民間に委託して給食センターやっているほかに、食育レストランといって、市民に開放したり、またもしくは防災、災害あったときに使えるようなシステムとか、いろいろな取り組みをしているところなので、そういうのも研究して進めてほしいなと思います。これは、この問題は終わりにします。質問は終わりです。次に、木育事業のほうです。いいなと、私ももし子供産んだら、私だったら、こういうのをもらいたかったなというのが正直うらやましい気持ちでいっぱいなのですけれども、でも孫に託して。96%の満足度というのはすごくないですか、すごい浦河町の。他町からもその話聞いていて、浦河いいねと、結構褒められるのです。だからそこは職員の頑張りで、私もよいしょしておきますけれども。食器セットは全員で、おもちゃと積み木セットの選択があると聞きましたけれども、どっちが割合として多いですか。
答弁 子育て医療課長 小林正樹(子育て医療課長は2024年3月まで)
まずおもちゃと積み木の選択なのですけれども、おもちゃが6割、積み木が4割というような傾向でおります。
質問 2番 中山康子
本当はもうちょっと何かせめて、君の椅子みたいなのを、あのプロジェクトまねするわけではないのだけれども、私いい事業だったら、もっと何かまねしてもいいかなと思っているのです。本当に旭川は木工の職人もたくさんいるし、材料もいろいろあるみたいだし、浦河はもっと言ったら、できなくはないと思うのだけれども、でも何かあったら喜ばれるのではないかな。例えば私ももしもらったら、名前書いて、生年月日書いて、そういう刻印があったら、ずっと何か大事にしてほしい、使えるし、子供座らせてご飯食べさせたり、泣きながら叱ったり、そこの椅子に。もし子供大きくなった後は、そこに花飾ったりとか、これというのはもしその子が大きくなったときに、またその代で使えるとか、そういう思いもあるのかな。現実に、東神楽の知っている議員さんたちともお話、中山さんと、これできてから二子目、三子目ふえたのですよという意見もあったので、これが全てではないにせよ、この町にとっては、この椅子の重要性とか、木工職人の関係、旭川の木材の温かみとか、地域でこうやって育ててくれているのだよというのが、すごいお母さんたちには伝わって、でも実際にお母さんたちより、意外とおばあちゃんたちのほうがその話を聞き入れていて、お母さんたち生んだときというのはわからないのですよ、そういうプレゼントが何欲しい。後々ついてくるものなので、これはちょっと難しい部分もあるとは思うのですけれども、今後の研究の中に入れておいたら、とても喜ばれるのではないのかなと思うのですけれども、ちょっとその辺、どうか。
答弁 子育て医療課長 小林正樹(子育て医療課長は2024年3月まで)
今ありました君の椅子プロジェクトの椅子を選べる種類に入れたらどうかという部分なのですけれども、答弁でもあったのですけれども、まず、今うちでつくっているのは、町内の木材を使用して町内の業者が作成するものにこだわっていきたいというのが、まずあります。その中で、平成27年度の時点でつくれるものとして、食器、おもちゃセット、積み木セットの3種類としたところでありますが、この先ずっとこれでいくかというものではございません。やはり、おもちゃについても品質とか、いろいろな工夫とかもつくっているうちにどんどん進化しておりますので、そのような中で、ではおもちゃと積み木以外どういうものがつくれるのだろう、どういうものが喜ばれるのだろう。例えばおもちゃと積み木と、やはり金額がちょっと差があるというのも問題なので、その辺も含めて、将来的には項目をふやすのか、項目をかえていくのかというのは、引き続き業者と一緒に検討していきたいというふうに考えております。
質問 2番 中山康子
それでは質問を終わります。ありがとうございます。