みんなの議会

浦河町議会 令和元年第9回定例会 2019年12月10日

九州北部豪雨、台風15号、19号での被害を鑑み河川改修、土砂崩れの想定、避難場所の再考は

2019年12月10日、浦河町議会の一般質問で、辻芳明議員が「九州北部豪雨、台風15号、19号での被害を鑑み河川改修、土砂崩れの想定、避難場所の再考は」について質問し、建設課技術長 大宮寛、総務課参事 土居覚、町長 池田拓が答弁しました。

質問者
辻芳明 議員
答弁者
建設課技術長 大宮寛、総務課参事 土居覚、町長 池田拓

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

件名は、議員が最初の質問で述べた言葉から取ったものです。

質問 3番 辻芳明

今回は、九州北部豪雨、台風15号、19号での被害を鑑み河川改修、土砂崩れの想定、避難場所の再考はということで、質問させてもらいます。ただいま、スペインでCOP25が開かれております。COP25というのは、第25回気候変動枠組条約締約国会議ということらしいですけれども、その中で、ドイツの環境NGOは昨年、2018年度の異常気象で世界で最も深刻な被害を受けたのは日本だったと発表されております。また、本年は1月3日の熊本の地震、2月21日の胆振の地震、そして8月4日の福島県での大きな地震が6回あり、また、数日前、南海トラフの巨大地震が30年未満で起こるのではないかと言われておりましたけれども、今、その兆候があるのではないかということがテレビ報道などで発表されておりました。その中で今回は、豪雨、台風での雨による被害にこだわり質問したいと思っております。近年、日本の豪雨と台風の異常さをまざまざと見せられ、今までは想定外の雨量だったとか、何十年に一回の雨量だったという、これらの言いわけはこれからは通用しないと思っています。ちなみに、台風19号での1時間ごとの雨量ごととか、1日、2日、3日目でどれだけの雨量があったということが細かくネットで報告されております。例えば、岩手県普代というのですかね、これは1時間で95ミリ、岩手県小本、これは1時間において93.5ミリ、神奈川県の箱根85.0ミリ、また、岩手県の宮古で1時間当たり84.5ミリというのが、これはずらっとネットで見ると書いております。また、24時間ごとにおいては、神奈川県箱根の942.5ミリ、2番目に多いのは静岡県の湯ケ島717.5ミリ、埼玉県浦山の647.5ミリ、東京の小沢が627ミリとなっております。そこで、浦河町の河川管理及び土砂崩れの危険な場所はどのように押さえているのか、また、避難等の折、車中での溺死、車ごと流されての死亡が確認されており、避難のあり方も考え直す必要があるのではないかと思っております。この避難のあり方については、津波のことで随分と研究されて浦河もそれに対応していると思いますけれども、事、雨量においては、津波は海から来るのですけれども、雨量は逆の方向で上から山のほうから来ると、そういう意味で山伝いに住んでいる方たちの避難のこともやはり津波とは別に考えていく必要があるのではないかと思っております。本年、8月26日から28日の九州北部豪雨、9月5日から9日の台風15号、10月11日から12日にかけての19号の被害を鑑みたとき、浦河町の各河川に当てはめると堤防の決壊、土砂崩れのおそれがあるところをどう押さえているのか、このような状況を想定した場合、避難場所に行く経路となることも考え直すのではないかということで、3点について質問させてもらいます。まず、私、これを質問通告した後、浦河町にどれだけの河川があるのかなと思って調べてみましたら、いきなり493という河川があると出てきたのですけれども、10ページにこうやって出てきたのですけれども、全部見てみますと、493ではなくて、その10分の1もあるかな、100ちょっとぐらいではないのかなと、数えてはいなかったのですけれども、それだけだったのですけれども、非常に質問の仕方として雑駁で非常に申しわけなかったなと思っております。というのは、鵜苫から浜荻伏にかけての本流河川はそれぞれ1日何百ミリとか、また、堤防を越えなくてもそれぞれの支流があって、それらがどうなのかということなのですけれども、名前を例えば鵜苫から始まると鵜苫川、日高幌別川、また乳呑川、そして向別川、絵笛川、元浦川ということで、大きなことがあるのですけれども、それをきちんと名指しの中で質問すればよかったなというふうに、今は後悔していますけれども、通告が一つとして鵜苫から浜荻伏にかけての本流河川はそれぞれ1日何百ミリの雨量が降ると堤防を越え人家等に影響を及ぼすのか。また、堤防を越えなくても、それぞれの本流河川には支流があるが、その支流の限界雨量はということで質問しておりますので、答えはどのような答えで返っているか、ちょっと不安ながら答弁をお聞きしたいと思っております。そして、また、この台風等の雨量災害に及ぼすときに、土砂災害のおそれがあると思っていますけれども、それらの危険性の地区をどのように町としては押さえているのか。そして、先ほども申しましたけれども、避難場所、これは先ほども申しましたが、津波の場合とまた豪雨、台風の影響によってまた違うもので、それらのことの認識、再考はどのように考えているのかをお聞きしたいと思っています。以上3点について、質問させてもらいます。

答弁 建設課技術長 大宮寛(建設課技術長は2020年3月まで)

ご質問の1件目、本流河川において、それぞれ1日何百ミリの雨量が降ると堤防を越え人家等に影響を及ぼすのかというご質問にご答弁いたします。まず、本流河川とありますが、町内では2級河川が該当することになり、北海道が管理しております。河川数は8河川、流量延長55.3キロメートルであり、主なものとして、元浦川、向別川、乳呑川、日高幌別川などが挙げられます。次に、どの程度の降水量で被害が発生するのか、直近の災害で説明いたしますと、平成28年7月下旬の低気圧による大雨では、27日から翌28日までの24時間雨量が浦河では135ミリ、中杵臼が266ミリ、浦河ダムで239ミリを計測しています。このときの2級河川に係る災害については、向別川流域の緑町地区や元浦川流域の富里地区、また絵笛川においても町道の通行どめや一部家屋への浸水がありましたが、いずれも堤防を越えた氾濫ではなく、2級河川の水位が上昇し、支流が排出できなくなる内水氾濫によるものでありました。どのくらいの雨量で堤防を越えてしまうのかということですが、現状では何ミリの降水量で堤防を越えるというような明確な基準は示されておりません。また、支流であります町の普通河川においても同様であります。河川において、被害を発生させることなく安全に流すことのできる洪水の大きさ、対策の目標となる洪水の規模ですが、これを計画規模と言いまして、一般的にその洪水が発生する確率年で表現されます。河川改修など洪水を防ぐための計画を作成する場合に、決定されるものであります。例を挙げますと、おおよそ10年に一度程度の確率で発生する洪水の規模を10分の1年、100年に一度発生する洪水の確率年を100分の1年と表現します。当然、10分の1年の規模の洪水よりも100分の1年の規模の洪水のほうが大きな洪水になります。大都市を流れる大きな川の計画規模は、100分の1から200分の1年とされているところが多く、平均して100年から200年に一度の割合で発生する洪水に対して、安全な川づくりを行っているとも言えます。一方、中小河川の計画規模は、10分の1から50分の1年程度とされているのが一般的であります。当町の主な2級河川の計画規模を確率年で説明しますと、元浦川が50分の1年、絵笛川が50分の1年、向別川も50分の1年、乳呑川が30分の1年、日高幌別川が100分の1年となっております。あくまでも想定する雨量に耐え得る計画規模ということで、氾濫する危険がないということではありません。当該では、100年確率で改修された河川でも想定外の雨量により、氾濫しているケースも見受けられます。河川の氾濫などの対策につきましては、築堤を強化するなど、規模の大きな河川改修は困難であっても、危険箇所をピンポイントで河道を掘削する維持的な事業については継続して北海道に要求してまいりたいと考えております。ご質問の2件目であります。土砂災害につきましては、土石流、急傾斜地の崩壊や地すべりなどに分類されており、これらの土砂災害により、住民等の生命、または身体に危害が生じるおそれのあると認められた区域は、土砂災害警戒区域に指定されています。この警戒区域のうち、さらに被害が著しく生じるおそれがある区域を土砂災害特別警戒区域として、いずれも都道府県知事が基礎調査に基づいて、区域指定しております。この土砂災害をどう押さえ対応はという件についてですが、まず、ハード対策として、人命を保護するために砂防ダムや斜面の表層崩壊を防ぐのり枠工や擁壁工等の構造物による対策があります。当町でも、昌平町地区において、北海道による対策工事が実施されているところであります。また、ハード対策とあわせて避難により人命を保護する警戒避難体制の整備や区域指定によるマップの公表等の周知を行うなど、ソフト対策の充実を図り、土砂災害による被害を軽減する対応をしている状況にあります。当町におきましても、土砂災害警戒区域を指定する際に、指定区域内の住民への説明会の実施や広報及びホームページにおいても周知しておりますので、ご理解をお願いいたします。

答弁 総務課参事 土居覚(総務課参事は2022年3月まで)

私のほうから、3点目の避難所の関係についてお答えします。まず、町の防災計画において、町内55施設を屋内の避難所として指定しており、各避難所ごとに地震、津波、洪水と災害の種別に応じ使用の可否を細分化しております。大雨により大規模な災害が発生するおそれがある場合には、被害を想定して町内全域の避難所の中から、避難経路の状況ですとか、施設の安全性を考慮した上で避難所を指定し、避難対象地区に対して避難勧告や避難指示を発令することとなります。全国各地でこれまで想定を超える雨が降るなどして、逃げおくれや大きな被害が出ておりますことから、避難行動のおくれによる被害が拡大しないよう、引き続き自治会等の協力を得ながら、防災訓練を実施するとともに、避難行動の重要性について啓発を図ってまいります。

質問 3番 辻芳明

今、答弁で50分の1が50年に一度、100分の1が100年に一度ということを想定しているということなのですけれども、それらが今、崩れたのだろうと思っているのです。いつ何時、この北海道においても、今までは135ミリとか、一昨年の226ミリだとかということの説明があったのですけれども、100年に一度だからという考え方はだめなのだろうと思っているのです。それで、たまたま元浦川は135ミリという説明だったのだと思うのですけれども、自分はあのとき全部の河川を自分の足で歩いて全部チェックをしてみました。あのとき、日高幌別川は226ミリ降っているということなのですけれども、そんなに大したことないなというふうな思いで日高幌別川を見たのですけれども、向別川と元浦川、それと絵笛川、とんでもないかさでもう少しでオーバーするのではないかと、向別川においてもそうだったし、元浦川は本当にすごい、まだ大丈夫かなということはあったのですけれども、そういう意味で100分の1などを想定しているとかいうことの説明でしたけれども、それは50分の1とか、10分の1ではなくて、1分の1という考え方をしておかないとだめなのだろうと思うのです。その中で、今、先ほど、おととしの雨量の水位をはかった中において、そこはある面で、今言った大きな2級河川、これは道の管轄ですけれども、そこら辺の危機管理をどのように、今、考えているか、ちょっといま一度、100年に一回、50年に一回を想定するということではなくて、いま一度、それらの雨量がここまで来たら、それは135ミリ、226ミリ、239ミリを経験しているわけですから、それをもとにしたときに、やはりそこら辺は道ときちんと話し合っていかないとだめだなと思うだろうし、絵笛川は、あそこは浦河の管轄なのですか、その川。絵笛川もあそこはちょっとした雨でも向陽園にしても、あそこに住んでいる方たち、厩舎はすっかり水浸しで、そういう状況があった中において、かさ上げすればいいという話、なかなかそこは難しい話だと思うのですけれども、まずはいま一度、100年に一回、50年に一回を想定ではなくて、1分の1なのだという形の中で、およそというか、そこら辺、どういうふうに認識しているか、ちょっと2年前のことを鑑みたときに、これぐらい降ってしまうと、こうなるのではないかということ、将来のことは想定していないのですか、再度、お聞きしたいなと思います。

答弁 建設課技術長 大宮寛(建設課技術長は2020年3月まで)

まず、今の元浦川から向別川が平成28年の大雨のときに非常に水位が高かったということなのですけれども、いわゆる1日で降っての200ミリですが、3時間で時間雨量40ミリずつ降ったとか、そういったケースによっては水が一気にふえてくるとか、普通河川から一気に本流に入ってくる、そういったことで水位が一気に上昇する場合もあります。また、海水のほうの満潮・干潮、そういった部分で水がはけないということで水位が上がる、そういう状態もあると思います。私どもの、あくまでもイメージなのですけれども、平成28年に関しては2級河川においては堤防を完全に越えてしまったというのはなかったと思っています。絵笛川の合流部、奥のほうで普通河川との合流部で一部あふれたところもありましたけれども、そこは今、堤防をつくって強化していますし、当面、これまでの部分では内地のような大雨1,000ミリだとか、そういったものがない限りは大丈夫ではないかというような認識はしております。今、気象情報のメニューが充実しておりまして、何時間後にどれぐらいの雨量がこのエリアに降るよという、そういう情報を得ることが可能でありまして、この情報から考えられる災害をある程度予測して準備する、そういったことができるようになりました。例えば、2級河川付近にアメダスの観測所があって、その観測所では少ない雨量であっても、川の上流で大雨が降っていたために下流で水位が上がっていくケースなどもある。こういったとき、雨量のみで判断するのではなく常に水位のデータも含めて面的に監視して、さらに現地を巡回して状況を集約、判断して次の行動につながるよう対応していく、そういうふうに考えています。

答弁 町長 池田拓

ご質問の中にございましたけれども、やはり昨今は雨量あるいは風の力、波の力、さまざまな意味で従来の基準になかなか当てはまらない。それで北海道開発区、あるいは北海道局と話し合う機会があれば、いわゆる従来の設計基準、そのもとでは今の自然災害の力というのは合わなくなっているのではないかということはお話をさせてもらっています。そういう中で、国あるいは道のほうも同じような認識はあるのですけれども、これが全国津々浦々の堤防やら、あるいは海岸の防波堤やらさまざまなところをそれに直していく、改修していくとなると、これまた天文学的な費用がかかる、そういう現状もあるので、国のほうとしても、今ある、いわゆる2級河川であれば、堤防の高さは幾らだとか、海岸であれば、この大きさだという部分をどのようにやっていくかについては、今、検討は内々進んでいるようではあります。ただ、それがこの気候変動に合わせた中でもって、例えば浦河の堤防がすぐそれでもって対応してくれとか、これはまたこれでなかなか大変なことだなというふうには思っておりますけれども。先ほどご質問にありましたように、世界の気候変動の中で日本がその被害の多くを受けているよという国際的な認識もあるようでありますので、そういった中でもって施設を整備する側として、どうやって対応していくか。あるいは、日々暮らす側がどうやって二酸化炭素を初めとする地球温暖化のガスを出さないだとか、自分たちの暮らしを見つめ直す。電気やら、そういったようなものをどうやって我慢するというか、工夫して暮らすだとか、それぞれの個々の暮らし方を含めて考えていかなければならないのだろうなというふうに考えています。町としては、議会の皆さんのご賛同をいただいて、例えば町が管理、あるいは自治会のほうで管理している防犯灯とか、街路灯をより二酸化炭素の排出が少ない電気の消費が少ないLEDに変えるだとか、あるいは今、工事を進めておりますけれども、化石燃料から町内でもって算出されるバイオマスのボイラーに変えるだとか、さまざまな取り組みを行政としてできることは取り組んでおりますけれども、さらに町民の皆さんにも低炭素社会に向けて、それぞれの暮らしを今まで以上に工夫してもらう、そういったような啓蒙活動も必要かなというふうに思っています。いずれにしても、地球規模の大変な時代でありますので、その中でもって私どもができる範疇というのは、どうしても災害に遭ったところを場当たり的といいますか、その場、その場で対応していくしかないのだろうとは思うのですけれども、中長期的には、国のほうにそういったような基準のほうの見直しを働きかけて、そういった中でもって取り組みを進めてまいりたいなというふうに考えておりますので、ご理解をいただきたいと思います。

質問 3番 辻芳明

今、町長、また課長からの答弁があったように、なかなか満潮の場合だとか、いろいろな想定をしづらいということは非常に認識はしましたけれども、いずれにしろ災害があって、人間のできることの限界は承知の上なのですけれども、されど、その中において最良のこういうことができればよかったな、ああいうことができればよかったなということはあり得ると思っているのですよ。例えば、ここ数年、2級河川に限って言えば、この十数年前から河川をちょさないようにして、自然の流れのままにするというのが道の方針であります。そうすると、河川がいろいろちょしていないものですから、そうすると堤防にどんどん向かっていく河川もあれば、そこを何とかちょっと変えれば、別にああいう状況を見ると、ちょっとした雨の中で決壊するおそれというものは多々あるような気がしてならないもので、そこら辺のことも道と話し合うときに、きちんと河川のありようを実地検分してもらいたいなという思いがあるのです。それと、先ほども言ったように、十数年、河川をちょしていないものですから、川の底、河床というのですか、上がっているような気がしてならないのですね。例えば、200ミリ未満で大丈夫だったというものが、その河川の云々が高いものだから、150ミリまで行ってしまったというような、おそれもないわけではないのではないかという危惧はしているのです。そういう意味で、それらのこともきちんと道側と話し合った形の中で、あした来るのだという思いの中で、やっていかないととんでもないことになるのではないかなというふうなことの思いもあると同時に、たまたま12月4日に道新の記事の中で、これは治水対策費の上積みを目指すと書いてあるのですけれども、今の状況を見ると、きっとこれは目指すのではないと、本当にあるのではないかというふうな思いがあるあります。ただし、たくさん災害が本州のほうでありましたから、重点的にそこはいくのだろうかもしれないですけれども、これは北海道予算の道の開発局が言っている言葉なのですけれども、よくそこら辺のことも注意深く配慮して、できるものだったら河川管理をきちんと見直した形の中で、対応していってもらいたいと思いますけれども、そういう考え方はお持ちですか、ちょっとお聞きしたいと思います。

答弁 町長 池田拓

数年前の大雨災害のときに大きな被害があって、その後、道のほうでも、いわゆる維持・補修のための予算、我慢し過ぎていたなということでもって、昨年度からだったか、一昨年だったか、維持管理の予算がふえて、おかげで浦河のほうでもそれぞれ緊急を要するところの対策をとってもらっています。それがさらにそういったような報道もあったので、さらに河床の掘削、そして水の流れる断面の確保については、より要望しやすくなったのかなということでは、本当に安心はできませんけれども、ほっとしているところであります。その一方、これまたきょうのニュースになっておりましたけれども、釧路川のように、直線化した河川をまた昔のように蛇行した河川にといったような流れも世界的には一つの流れがあります。ただ、そこには直線化することによって生じた農地、人間の経済活動との関連性がありますので、それが全ての河川に合致するかというと、釧路川のように周りに余り農地がないところと、浦河のように河川敷の中まで農地として有効利用しているところでは、差はあろうかというふうに思うのですけれども。いずれにしても世界の流れ、あるいは日本の流れが、そういったような方向に向いている、そこでもって少しでも、いわゆる堤防決壊だとか、そういったようなことを避けたいというふうになっていますので、そこの動向を見きわめながら、当面、町としてはできるだけ町内でもってそういったような河川の氾濫はもとより、海岸の護岸を含めて、災害に遭わないような、そしてまた遭いそうなところについて、しっかりと道や国に働きかけをこれまで以上に強めてまいりたいと、このように考えておりますので、ご理解をよろしくお願いしたいと思います。

質問 3番 辻芳明

昨年、道開発で私たちのところにも若干河川をいろいろと工夫を凝らして河川修復しているところはあるのですけれども、まだまだ根本的な問題があるのではないかなと思っています。また、荻伏のほうもやったというふうにお聞きはしております。その2級河川のことについては、ぜひこれからも道とよく相談の上、研究していってもらいたいなと要望しておきます。それと、実は2年前、今度は町の河川の話になるのですけれども、向別は恐らく三枝川が氾濫してああいうふうな状況になったのかなと思っているのですけれども、それらもやはり荻伏小学校のあそこのかいわいのところも相当の水被害、絵笛のその被害の、当然、自治会の中で話し合ってはいるのかなと思いますけれども、それらの周知徹底はどのようになっているのか、そこら辺をいま一度、お聞かせ願えればと思います。

答弁 建設課技術長 大宮寛(建設課技術長は2020年3月まで)

ただいまの質問ですが、三枝川と荻伏小学校のグラウンドの水没、それから絵笛川、土肥牧場のところだと思います。これ、いずれも多分、先ほど言った平成28年7月の雨のときだと思っているのですが、このときは、私は庁舎にいたのですけれども、当然、周辺の住民からはこういうことになっている、こちらも土木の職員を現場に向かわせまして、ポンプの手配等を進めていたところです。住民への周知対応ということに対しては、建設課としては近くにいる方に避難してくださいとか、そういったようなことしか、そのときはできなかったのですけれども、事前に早い段階でわかっていれば、避難ということができたと思いますが、多分、このことは平成28年度の7月28日のときは、全町全域避難ということで、たしか防災無線か何かかかっていたと思います。それぐらい各地で雨量が多くて被害の遭ったケースでありました。以上であります。

質問 3番 辻芳明

ぜひ細心の注意を払ってやっていってもらいたいなと思っております。土砂災害の件なのですけれども、警戒区域をどうのこうのと言っていたのは、土砂災害のときに警戒区域の話をしたのだろうか。そうですよね。ソフト対策でもって、土砂災害のこと、警戒地区として認定しているということで解釈していいのでしょうか。あそこの場所は例えばどこどこの場所はこういう危険性があるよとは、そこら辺は住民たちが認識しているという形の中で捉えてよろしいでしょうか。

答弁 建設課技術長 大宮寛(建設課技術長は2020年3月まで)

先ほども説明しましたように、区域を指定する際に、その地区の方々に説明会をやっているということであります。町内の土砂災害の警戒区域ですが、58カ所、そのうち特別警戒区域になっているのが45カ所あります。主に、やはり井寒台の急傾斜地区だとか、そういうところが主でありまして、あと、東町の一部にもそういう急傾斜の崩壊の危険箇所、昌平町、そういったところが指定されております。

質問 3番 辻芳明

ありがとうございます。いずれにしろ、自治体が非常に肝要になってくるのだろうと思います。なかなかしなければならないと、なぜか自分のところだけは水は来ないのだというふうな、そういう何か心理的にそういう感覚になる人が結構いるということなのですけれども。そこで大きな被害をこうむることがありますので、そこら辺のことを視野に入れていろいろと水害対策にしろ土砂崩れの対策にしても、周知していってもらいたいなと思っています。これは答弁よろしいです。それと、避難場所の徹底ということで、先ほど土居参事より説明がありました。ぜひその中できちんと地震の対策、津波の対策、大雨になったときの対策というのは周知徹底しているということなので、このことについてはよろしいです。以上をもって質問をさせてもらいました。ありがとうございました。

出典:浦河町議会 令和元年第9回定例会 2019年12月10日 議事録 PDF(31ページ) 間違いを知らせる