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浦幌町議会 平成22年第3回定例会 2010年9月10日

異常天候による暑さ対策について

2010年9月10日、浦幌町議会の一般質問で、二瓶隆議員が「異常天候による暑さ対策について」質問し、町長 水澤が答弁しました。

質問者
二瓶隆 議員
答弁者
町長 水澤

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 二瓶隆

本定例会において、通告にしたがい質問をさせていただきます。異常天候による暑さ対策についてを伺います。今年は特に異常気象とも言える記録的な猛暑が日々続いております。このような状況から特に高齢者の方は、体温調節がうまくできないことから、そのため暑さを感じる事ができず、結果として熱中症にかかる方が多いと言われております。札幌管区気象台は、高温に関する異常天候警戒情報を道内全域に示し、警戒を呼びかけております。そこで次のことを伺います。このような天候の中、町としては、暑さ対策の周知・啓蒙をどのように行ってきたのか。また環境省では、エアコン購入補助を考えているようですが、町として独居老人や老人世帯に対し、暑さ対策における支援の考えというものがあるのかどうかを伺います。

答弁 町長 水澤(町長は2023年3月まで)

二瓶議員のご質問にお答えします。異常気象による暑さ対策についてでありますが、今年の夏は全国的に記録的な高温になりましたが、その要因としては期間を通して冷涼なオホーツク海高気圧や寒気の影響をほとんど受けず、梅雨明け後、上空の偏西風が日本付近で平年よりも北に偏って流れ、勢力の強い太平洋高気圧に覆われたこと、今春まで継続していたエルニーニョ現象の影響で北半球中緯度の対流圏全体で気温が上昇したこと等が重なったためと考えられ、浦幌町においても 8 月は夏日が 18 日、真夏日が 4 日、猛暑日が 1 日となり、例年にない厳しい暑さが続きました。1 点目の暑さ対策の周知・啓蒙についてですが、町では熱中症予防対策として町立診療所窓口でのパンフレットの配布や、町立診療所長より町広報誌で予防法を周知したところであります。また、地域包括支援センターや介護サービス事業所では、介護サービスを利用している高齢者に対し、熱中症にならないための注意喚起を行って参りました。2 点目の暑さ対策における支援でありますが、環境省は短期的な熱中症対策として、エアコンを設置していない住宅に補助金を出したり、また、中長期的な対策として、屋外で体調不良になった人が一時避難できる熱中症防止シェルターの整備などをあげた、地球温暖化による被害を防ぐための指針案をまとめ、関係省庁と調整を行うこととしていますので、老人世帯に対する暑さ対策の支援については、今後の国の動向を注視して参ります。以上、二瓶議員の答弁といたします。

質問 二瓶隆

ただいま答弁をいただいたわけでございますが、私が本当に申し上げたいのは、今後の国の動向を注視してそれから考えるとか、そういうことじゃないのですね。私の言いたいことは、先ほどの同僚議員の質問の中でも答弁にありましたように、きめ細かな町としての対応というものをどのようにしようとしているのか。と申しますのは、シェルター、あるいはエアコン補助を求めているのではないわけです。対策の一つとしては、現状ある公民館等も含めまして、冷房設備のある公の建物に、例え一時的でも避難できるよう職員一丸となった、そういった対策も必要ではなかったのかな。また町長となられて 3 年を過ぎた中で、当初から言われておりました協働のまちづくり、こういった中においても行政のサービスの一環として、私の記憶の違いかもしれませんが、職員を行政区に割り当てて、本当に地域、住民と一体となった住みよい町、住んで良かったと言われる町にしたいというようなことを言われたように記憶申しております。そういったことを脳裏をかすめながらも、質問から外れるのかもしれませんが、お祭りも近いことから、私も町内を協力依頼に歩いた時に、やっぱりお年寄りの人方は大変だったわけです。「ばあちゃん元気かい、じいちゃん元気かい、お祭りに協力してね」と言いながらも回ってくる時に、大変なお年寄りがいたことも事実です。そういったことを考える時に、これは要望的な質問になろうかと思いますけれども、役場の職員の方々、面倒でも通勤する際に一人 1 軒でもいいのです。「じいちゃん元気にしてるかい、ばあちゃん元気してるかい、元気したらよかったね。来年の 3 月には温泉もできるよ。楽しみにしててね。」そういった本当にきめの細かな心がけというものが町長の心にあるとするならば、本当に地域と一体となったまちづくり、これが協働のまちづくりにもつながっていくのかな。先ほどの同僚議員の質問に対しての答弁にもあったように、本当に地域ぐるみでこの町を育てるとするならば、職員の人方も大変かもしれませんが、町長の指揮によって職員の方々にやはり一歩足を踏み入れた町民の心と言いますか、そういう言葉をかけるのも癒しになるのかなというふうに感じますが、私は今のことに対して町長自身の真意というものを伺って、この質問を終わりたいと思うのです。真意を伺います。

答弁 町長 水澤(町長は2023年3月まで)

真意と言いますか、考え方でありますけれども、本当に今年の夏、6 月から8 月は平均気温が 1898 年以来最高になったという報道がありました。全国では、熱中症で亡くなる方が続出しているという状況にもありました。本当に史上最高の温度を記録したところも出て参りました。幸いにして、町ではそういう死亡事故というものはございませんでしたけれども、確かに湿度も含めて本当に暑い夏になりました。特に高齢者の健康管理は、議員が指摘されるまでもなく大変心配をしたところであります。まさに地球温暖化傾向が地球環境の変化がこのような形で現れたのかなというふうに思っている中で、今年だけではなく来年もそういう傾向が続くとしたら大変心配だというふうに考えます。その中で、中央公民館の避難というのはないのかとか、役場の職員の家庭訪問的なものはないのかというお話ありました。これはまさに精神的な部分だろうというふうに感じています。現実として中央公民館への避難というのは、厚生省が言っている避難シェルターということであれば大変現実としては浦幌町それをやるということは、逆にお年寄りをこの暑い中に出していくということがいかがなものかという面では大変難しい部分があるだろうというふうに思います。これは暑さも寒さも含めて、健康管理の自己管理をしっかりしていただくことが大切ですし、そのための啓蒙活動というものも進めていかなければならないというふうに思っているところであります。あとは役場の職員の家庭訪問、これは精神的な部分だろうと私は思います。確かに隣近所の皆さんが声かけ運動をしていく、そういう環境をつくっていくということは、まちづくりの中では大変重要な部分だろうというふうに思いますけれども、それを職員がすべてを賄うということがいかがなものかなというふうに思います。これは職員だけではなくて、町全体で取り組むべき課題の一つでもあるのではないかというふうに思います。職員がすべてをやるということについては、私はいかがなものかなというふうに思います。役場職員というのは、また別な仕事というものも当然ありますし、精神的に町の住民を大事にしていくということは当然のことでありますけれども、これを現実的に 1 軒、1 軒家庭訪問をしてやるということについては、いかがなものかなというふうに思います。現実的に朝やるのか、晩やるのか、昼やるのかという問題もありますし、1 回やればいいというものではございません。そういうことについて精神的に住民を大事にしていくという役場職員に対する考えというものは、これは大事にしていかなければならないと思いますけれども、現実的にそういうことをすれと言っておられるわけではないというふうに思います。私としては、職員に住民の健康づくり、また安全・安心なまちづくりについて、そのような意識を持って常日頃その意識を持っていただきたいというのが当然のことでありますし、今後ともその考え方については継続していく、また啓蒙していく、職員の意識高揚を図っていくということを考えていく必要があるだろうというふうに思っています。とにかくこのような熱い夏、またこれから逆に暑い夏は寒い冬につながるというふうに言われておりますので、健康面では常に自己管理をしながら、大事な体をいたわっていただきたい、このための啓蒙活動、また体制づくりをしていきたいというふうに考えておりますので、ご理解をいただきたいと思います。

出典:浦幌町議会 平成22年第3回定例会 2010年9月10日 議事録 PDF(17ページ) 間違いを知らせる