浦幌町議会 平成21年第4回定例会 2009年12月13日
本定例会においてディスポーザ排水処理システムについて
2009年12月13日、浦幌町議会の一般質問で、岸田武雄議員が「本定例会においてディスポーザ排水処理システムについて」質問し、町長 水澤、施設課長 賀下が答弁しました。
- 質問者
- 岸田武雄 議員
- 答弁者
- 町長 水澤、施設課長 賀下
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 岸田武雄
私は、本定例会においてディスポーザ排水処理システムについて質問いたします。近年、家庭から出る生ごみを粉○し、排水と一緒に配水管に投入するディスポーザについて、社会的関心が高まっております。高齢化社会におけるごみ出し労働の軽減など利便性・快適性の向上やごみ減量化への期待が高まる一方、下水道への影響、また環境に及ぼす影響を懸念する声も聞かれます。本町として、このディスポーザキッチン排水処理システムの下水道への接続により、ごみの減量化を図り、行政のごみ収集の効率化を進める有効な選択肢の一つと考えますが、町長はいかがお考えか、所信をお伺いします。
答弁 町長 水澤(町長は2023年3月まで)
岸田議員のご質問にお答えします。ディスポーザ排水処理システムについてでありますが、近年、生活様式の変化や高齢社会の到来により、ゴミ捨て労力の軽減などの利便性の向上、台所における衛生面の改善、ゴミ集積場の環境改善、また、生ごみなどの有機性廃棄物の資源有効利用ができると期待されるディスポーザの下水道への使用が求められるようになってきたところであります。平成 12 年には、ディスポーザと排水処理槽から構成されるディスポーザ排水処理システムが、建築基準法第 38 条の規定に基づく配管設備として認定され、下水道に接続する排水設備として適当なものとして認められるようになりました。この排水処理システムは、固体と液体とを分離し、排水だけを下水道に流すもので、生ごみは、使用者が定期的に処理することになります。また、ディスポーザにはもう一つ別のタイプがあり、各家庭の台所の排水口に取りつけ、生ごみを粉○処理して下水道へ直接投入する単体ディスポーザと呼ばれるものであります。これらの処理装置の公共下水道への使用に当たりましては、下水道及びゴミ処理システムへの影響、また、使用者に対する影響についての検討が求められ、この検討結果に基づいて、下水道事業計画の認可変更と下水道条例及び規則の改正を要するものとなっております。このことから、本町としましても、下水道のさらなるサービスの向上を目指しまして、今年度、下水道事業認可の期間延長の認可変更を機に、ディスポーザによる下水道への影響調査を実施したところであります。6 月に、町営住宅入居者を除く公共下水道使用者を対象に、ディスポーザに関する意識調査としてアンケートを行いました。調査結果のまとめとしましては、ディスポーザの認知度は、約 6 割の方が知っており、約 25%の方が使用したいと答え、約 27%の方がわからないと答えております。このことから、ディスポーザに対する理解度や関心度は比較的高く、さらに認知度が高まれば、使用希望者も増加するものと考えているところであります。次に、下水道システムへの影響の検討ですが、管路及びポンプ施設では堆積物の増加、水処理及び汚泥処理施設では、負荷量や下水汚泥量の増加について、旧歌登町における社会実験結果等を参考に検討しましたところ、現有施設に対する影響は少ないものと判断させていただいたところであります。また、ゴミ処理システムへの影響に関しましては、現状として生ごみは可燃ゴミと合わせて収集され、帯広市のくりりんセンターへ運搬、焼却、埋め立て処理されておりますが、ディスポーザの普及に伴い、本町における実質的なゴミの減量化が可能となります。また、終末処理場へ流された生ごみは、汚泥脱水機で処理し、町営模範牧場にて牛フンと混合され全量堆肥化により牧草地に緑地還元化することで 100%有効利用され、循環社会に貢献することにもなります。最後に、使用者への影響ですが、ディスポーザ本体について、騒音、振動の発生及び詰まりなどの使用上のトラブルの発生が予想されます。これらへの対策としましては、排水設備業者への指導や想定されるトラブルを広報等により周知することが必要と考えております。このような影響調査の検討結果から、本町におけるディスポーザの公共下水道への使用は、現有施設で十分対応できるものと判断させていただき、また、ゴミの減量化、利便性の向上及び選択の多様性を図る上で有効な手段と考え、今後、下水道事業計画の認可変更の本申請に向け、1 月中に下水道審議会を開催し、町民の皆様にご審議をいただき、3 月の町議会定例会において下水道条例等の改正について提案をさせていただく予定でございます。以上、岸田議員の答弁といたします。
質問 岸田武雄
ただいま詳細にわたって答弁があったわけでございますけれども、まず 3 月の定例議会において下水道条例の改正を提案するということで、非常に前向きに取り組まれているということでございます。そこで、お尋ねしたいのですけれども、アンケートの結果によりますと、ディスポーザによる生ごみ排水処理を望んでいる方が 25%ということでございますけれども、これは件数としてどれくらいの方がこのディスポーザを設置したいというふうに町として見込んでおるのかということが 1 点と、このディスポーザを取りつける場合の個々の負担、どれくらいになるのか。また、町としてこれら個々の取りつける町民の方に何らかの助成なり、補助を考えておられるのか、この 2 点についてお尋ねします。
答弁 施設課長 賀下(施設課長は2011年3月まで)
ただいま岸田議員の質問にお答えしたいと思います。まず、アンケートの結果、どのくらいの方が使用されるということで人数をお知らせしてほしいということなのですが、今回、360 人の方にアンケートをとりまして、そのうち回答いただいたのが約 246 件で 68.3%の回収率となっております。この中で、使用したいという方が 25.6%、約 63 件、63 世帯が使用したいということで回答されております。また、工事費ですけれども、ディスポーザ本体につきましては、7万円から 8 万円、工事費として約 2 万円、ほぼ約 10 万円ということで考えております。最後に、町の助成についてなのですけれども、これにつきましては、下水道使用者の一般的にサービスの一環ということで、これに 10 万円くらい工事費がかかるということもありますが、現有施設についてほとんど影響がないという検討結果が出ていますので、使用料は今のところとらない方向で考えておりますので、町の助成というのは、今のところ考えておりません。以上でございます。
質問 岸田武雄
この使用回数によって、給水路、いわゆる各家庭の使用する水道料について、どれくらいの変化が生じてくるのでしょうか。
答弁 施設課長 賀下(施設課長は2011年3月まで)
一応私たちの方で使用者負担額の試算ということで結果を出しております。これから見ると、年間でいきますと、電気料金につきましては、1 世帯当たり 53 円、水道料金につきましては、今の現単価ですけれども 1,242 円、下水道につきましては 1,012円、あとこれらのもの、宅内の配管の清掃費だとか、それからディスポーザ設置費用、これを一応耐用年数 7.5 年として計算しておりますけれども、これらの負担からいきますと、1 世帯 1 年間ですけれども、1,581 円という試算となっております。失礼いたしました。年間 1 万 8,974 円で、月当たり 1,581 円です。申しわけございません。