浦幌町議会 平成21年第4回定例会 2009年12月13日
留真温泉建設事業の進捗状況について
2009年12月13日、浦幌町議会の一般質問で、二瓶隆議員が「留真温泉建設事業の進捗状況について」質問し、町長 水澤、産業課長 前田が答弁しました。
- 質問者
- 二瓶隆 議員
- 答弁者
- 町長 水澤、産業課長 前田
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 二瓶隆
2 番、二瓶隆でございます。本定例会において、次の質問をさせていただきます。留真温泉建設事業の進捗状況について伺います。町民の健康と福祉の増進、また雇用の促進を図るため、平成 22 年度において留真温泉を建設する予定の中で、町民検討委員会で十分な審議をされ、浴槽の見直しなど町民の意見を取り入れ、進められていると思われますが、そのような中で温泉ができることを心待ちにしている町民の方、特に年配の方は送迎バスについてどのように運行されるのか。また、簡易リフト付き特殊浴槽を設置されるが、誰もが簡単に操作できるのか等、温泉運営について、どのようになるのか多くの方が心配されていることも現状であります。そこで次の 3 点について伺います。温泉への送迎バスの運行経路、料金等の運行形態について。2 点目として、特殊浴槽の利用にあたって、補助者の配置についてを伺います。3点目として、温泉の運営において、最もリスクを伴う要因の一つに温泉水の加温等に使用するボイラー、どのような燃料を使用し、環境に配慮しながらコスト低減を図るのか、これら以上 3 点について伺います。
答弁 町長 水澤(町長は2023年3月まで)
二瓶議員のご質問にお答えします。留真温泉建設事業の進捗状況についての 1 点目、留真温泉への送迎バス運行についてでありますが、留真温泉は、浦幌市街から約 17 キロメートル離れた場所にあり、車のない方や高齢の方への配慮としまして、無料送迎バスの運行を考えております。浦幌市街からは、1 日 2 往復、週 2 回を考えており、市街地区以外の各方面につきましては、それぞれ月 1 回程度の運行を考えております。運行経路の詳細は、今後検討していきますが、運行形態は現在のところ委託と一部直営で考えております。2 点目の特殊浴槽の利用についてでありますが、身体的に不自由な方でも入られるよう家族風呂に簡易リフト付き浴槽を設置して参ります。簡易リフトの操作につきましては、どなたでも簡単に操作できるものと考えておりますが、機器の仕様と安全面を考慮し、介護を必要とする方は補助者が機器の操作を行ってもらうことで考えており、温泉にはリフトの補助者の配置は考えておりません。簡易リフトの操作方法は、電動式リモコン操作でシート部分を昇降させるもので検討しております。また、家族風呂内には、リフト付き浴槽とは別に広い浴槽を設け、手すりや腰かけスペース等を確保し、補助者を必要としない方でも気軽に入浴できるよう配慮して参ります。3 点目の留真温泉で使用するボイラー及び燃料についてでありますが、留真温泉は、原油価格高騰による燃料経費の増加が大きく影響した要因の一つとして閉館を余議なくされました。留真温泉の再建にあたり、管理運営のランニングコストの削減がいかに重要であるかは町民検討委員会でも議論を重ねており、大きな課題とされているところであります。燃料費の軽減と、さらに本町の豊富な木材資源を利用した浦幌町の 1 次産業である林業の活性化をかんがみ、木質バイオマスボイラーの導入の検討を重ねて参りました。現在、燃料の比較結果からチップ燃料が安価で使用できることから木質チップボイラーの導入を考えているところであります。また、故障時、点検時のためにバックアップボイラーが必要であることから、メインボイラーのほかに重油ボイラーをバックアップ用として併設するもので、1 日の燃料使用割合を木質チップボイラー80%、重油ボイラー20%として考えておりますが、メインボイラーの使用割合をできる限り多くすることを考え、極力経費節減に努めていく所存であります。以上、二瓶議員の答弁といたします。
質問 二瓶隆
ただいま答弁をいただいたわけでございますけれども、今ここで聞くことも含めてそうなのですが、9 月の町民に対する説明会、また広報等で知らせているものがほとんどなのかなというふうに感じるわけでございます。そういった中で、私はもっと検討する余地も当然あるのかなということの中で、以前にも留真温泉にどれだけの人がくるのだろうか、そういった中で、集客方法等についても町民説明会の中にこうして書かれているわけでございますけれども、私は、この時期、一番宣伝と言いますか、皆さんに知っていただく絶好のチャンスも一つにはあるのかなと考えております。こういった話もどうかなと思いますけれども、この時期皆さん年賀状それぞれに出されます。その年賀状に一筆加えていただくことによって、多くのパンフレットよりも大きな効果が出るのかなと。例えば、年配の方がうちのすぐ近くまでバス来ていただけます。本当に心配りのある内容になっています。浦幌へ来た時には、ぜひ一緒に行きませんか。あるいは、また先ほどリフトの関係もそうですけれども、本当に温泉にこういったリフトがつきます。浦幌へ来た時は、一緒に行きましょうね。たった一筆加えることが大きな宣伝にもなるでしょう。私は、本当にやろうとするならば、町長自らが職員百数十名いるわけですから、一人 10枚に一筆加えてもらえないだろうか、そういった気配りも必要ではなかったのかなというふうに思います。そして、また町民の方、差し出す年賀状数十万でございます。例え、4,000 人の方が 10枚一筆加えることによって、4 万人の方に知っていただける、ここでまたこんな話も失礼かと思いますけれども、私のような字の下手な者が書くと、何を書いているかわからない、より一層見ていただける。こんなこともあるわけですから、今後もそういったことの中で、十分検討も必要なことと思いますけれども、そこで伺います。温泉の運営は、指定管理者制度による内容をもって進められております。そういった中で、バスの運行は、ただいま週 2 回ということで答弁をいただいたわけでございます。そのバスの運行についても、指定管理者による委託料とは全く別の形で委託をするのか。もし、そうであれば、町が全額負担となるのかを伺います。2 つ目として、簡易リフトは、誰もが簡単に操作できるもので、補助者の配置は考えていないということでございますが、介護面から見て法的に申し上げて、設置する段階で、その施設というものが法律的に問題ないのかどうか、このことをまず伺います。そして、操作方法、機械のトラブル等で事故がもしも発生した場合、誰が責任を問うのかを伺います。3 点目として、木質ボイラーを導入する考えで今進められている答弁でありますけれども、木質のチップの含水量を考えると、乾燥対策が必要と思われますが、どのような考えかを伺います。あわせて、釧路産炭地域、新産業創造等助成金の補助を行う工場建設、その工場から燃料として供給されるのか、以上のことを伺います。
答弁 産業課長 前田(産業課長は2011年3月まで)
二瓶議員の 3 点の再質問について、お答えしたいと思います。最初に、バスの運行の形態でございますけれども、管理運営につきましては、今おっしゃられるように、指定管理者にやっていただく予定になっております。ただ、バスの運行に関係いたしましては、指定管理者には委託をしないということで、直営でやっていくと。町長の答弁にもありましたけども、一部委託という形でやっていきたいと考えております。直営の方につきましては、現段階では町の所有する町民バス等を現在考えているところでございます。2 点目の簡易リフトの関係でございますけれども、簡易リフトにつきましては、安心・安全で利用できるのが最高の機器というふうに考えておりますので、事故のあった時はどうするのかということでございますけれども、事故のないような、そういう施設を選定して考えていきたいというふうに考えておりますし、万が一事故があった場合については、施設内の保険等にも今後検討していけるのではないかと考えております。また、法的な問題がないのかということでございますけれども、現在の調査している中では、法的な問題はないというふうに聞いております。それから、木質ボイラーの関係でございますけれども、チップボイラーの燃料を使うということで、この含水率によってかなり消費カロリーが変わってくるということでございます。ただ、乾燥していれば、十分対応できるというふうに考えております。何箇所か先進地を視察して参っておりますけれども、乾燥に関係いたしましては、ボイラー本体と格納庫を併設して運営をしているところがありまして、ボイラーから出た熱を隣の格納庫に温風等で流して、冬場の対策等をやっていると。十分それで厳冬期も大丈夫だということで確認をさせていただいております。浦幌町においても、そのような施設を現在検討して、実施設計に反映させていきたいと考えておりますので、ご理解を願いたいと思います。今回、釧路産炭地域で新しく工場を建設しようということでやっておりますけれども、そこの工場におきましても、チップが出るということで聞いております。町内 3 カ所からチップが供給されるのかなと考えております。その出たチップが、含水量がどの程度か現在は聞いておりませんけれども、最高 70%ぐらいの含水量でも十分対応可能なボイラーということで、現在考えておりますので、そこら辺もチップが出た段階で、また業者と協議を重ねて参りたいと考えております。以上でございます。
質問 二瓶隆
今後、詳細にわたって計画、検討されると思われ、またその時点で改めて伺うこととし、1 点だけ最後に伺いたいと思います。まちづくり交付金は、極めて効率の良い交付金、そういった中で始めた事業であり、この交付金の活用と公債費の償還計画から平成 22 年度の温泉建設が最適であると判断をされ、これを逃すと実施困難と言われてきた経過がございます。しかしながら、政府の行政刷新会議による事業仕分けにより、地方へ移管される内容になりつつある現状の中で、町長自身どのようなお考えを持っているのか、最後に伺います。
答弁 町長 水澤(町長は2023年3月まで)
二瓶議員のご質問のとおり、行政刷新会議、事業仕分け等でまちづくり交付金事業も俎上に上がったのはご承知のとおりであります。今の情報を集めながら、町としても、このまちづくり交付金事業をどのように行っていくかということを判断しないとならないというふうに考えておりますけれども、現在、まちづくり事業につきましては、ご存じのとおり、健康公園通り、道の駅、そして留真温泉、3 つの柱になっているところでありまして、既に事業が進んでいる状況に浦幌町の場合なっております。そういう中で、今既に交付されているまちづくり交付金事業については、これについては影響がないというふうに、道段階では、私どもは情報として入っている状況でありまして、今後ともその状況を踏まえながら、このまちづくり交付金事業を活用しながら留真温泉の事業計画を進めて参りたいというふうに考えているところであります。また、先ほど二瓶議員からアイデアとして年賀状に留真温泉を一筆加えるのはどうだというお話をいただきました。今この事業計画は、来年実施計画をしながら、そして実際に開業するのは年明けということになりますので、二瓶議員からいただいたアイデアも含めて、来年の年賀状にはそのような形ができればいいなというふうに思いながら、答弁とさせていただきたいと思います。