みんなの議会

浦幌町議会 平成21年第2回定例会 2009年6月12日

今後の取り組みについて

2009年6月12日、浦幌町議会の一般質問で、中尾光昭議員が「今後の取り組みについて」質問し、町長 水澤、まちづくり政策課長 佐藤が答弁しました。

質問者
中尾光昭 議員
答弁者
町長 水澤、まちづくり政策課長 佐藤

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 中尾光昭

それでは、質問をいたします。浦幌町第 2 期まちづくり計画の評価と第 3 期まちづくり計画の進め方について、お伺いをいたします。浦幌町総合振興計画であります、第 3 期まちづくり計画の策定が始まろうとしております。重要な計画でありますから、幅広く町民の意見を聞き反映させなければならないと思います。しかし、ワークショップの開催などを見ても参加者が少なく町民の関心が低いように思います。そこで今後の取り組みについて伺います。1 つ目、現在までの第 2 期まちづくり計画に対する町民の評価をどのように聞き判断するのか。2 つ目、第 3 期まちづくり計画策定の進め方、この 2 点について、お伺いをいたします。

答弁 町長 水澤(町長は2023年3月まで)

中尾議員のご質問にお答えいたします。浦幌町第 2 期まちづくり計画は、地方自治法の規定に基づく町政運営における最上位の計画として、その目的の達成に向かって進んでいるところであります。しかし、この 10 年間を顧みますと十勝東部合併協議会、東十勝 2 町合併協議会での 2度の合併協議が破綻し、自立の道を歩む結果となり、さらに、少子高齢化社会の進行、地方分権の推進、財政構造の変化など、計画策定時には想定できなかった諸課題が複雑・多岐化している状況にあり、地方を取り巻く環境は、一段と厳しいものになっております。1 点目の浦幌町第 2 期まちづくり計画に対する町民の評価をどのように聞いて判断するかについてでありますが、浦幌町の現状や町民の意向などを適切に踏まえ、希望に満ちたまちづくりを推進するためには、多くの町民の皆様のご意見をいただくことが不可欠であると考えております。具体的には、第一にまちづくりに関する町民の皆様の率直な意見をお聞きするため、町民アンケートを実施し、分野別施策に対する満足度や重要度を探る設問を通じ、現状分析を行って参りたいと考えております。また、昨年度、協働のまちづくりワークショップを 2 回開催しておりますが、今後も町民参画の一環として、一人でも多くの方に参加していただけるような町民ワークショップを企画し、浦幌町を取り巻く現状や町民の皆様の意向など、膝を交えて生の声を伺いたいと考えております。2 点目の浦幌町第 3 期まちづくり計画策定の進め方についてでありますが、策定にあたっては、町民参加を基本とし、浦幌町の現状と時代の潮流を的確にとらえ、直面する課題や浦幌町の将来について、国・道等の施策の動向を勘案しながら、浦幌町の果たすべき役割等を十分に踏まえて進めて参ります。浦幌町第 3 期まちづくり計画は、平成 23 年度を初年度とし、平成 32 年度を目標年度とする 10 カ年計画で、基本構想、基本計画及び実施計画で構成するものであります。計画策定にあたっては、将来構築すべき行政運営の仕組みを踏まえた専門的なコンサルティングを導入し、町民アンケートの実施及び分析、まちづくり講演会・町民ワークショップを開催し、広く町民の皆様の提言等を次期計画に反映したいと考えております。また、策定体制では、関係課長等及び係長から組織する浦幌町総合振興計画策定委員会の各部会を中心に分野別現状と課題の整理、基本方向及び施策の検討をして参りますが、町民の方々からなる浦幌町総合振興計画審議会、町行政の基本方針及び重要施策を審議する課長会議との相互連携を図り、内容の検討や進捗状況の確認を行って参ります。浦幌町は、今年で開町 110 年を迎え、既に浦幌町 2 世紀の新しい時代を歩んでいますが、小さくてもキラリと光るまちづくりを町民の皆様とともに作り上げていきたいと思っていますので、よろしくお願い申し上げます。以上、中尾議員の答弁といたします。

質問 中尾光昭

ただいま、小さくてもキラリと光る町と、このキラリと光るところがこれからのまちづくりにとっては、重要なことなのだろうなというふうに思っております。そのキラリと光るものが何なのか、浦幌町として何を目指すのか、浦幌町と言えばこうなのだというような、そういったものがどうやって作っていくのか、そういったことがですね、大変必要になってくるのだと思います。このまちづくり計画につきましてはですね、最上位の計画でございます。今後 10 年間の浦幌町の設計図とも言うべき計画でございますから、これはもうしっかりと町民の声を聞かなければならないというふうに思っているところは、町も私も一緒でございます。そこで、まだ第 2 期計画はですね、22 年度までですから、23 年度から第 3 期ですから、まだ終わっているわけではございませんので、まだ期間の範囲内ですけれども、しかし、策定にあたってはですね、23 年度に向けては、やはり今現在までの 2 期計画についての評価、反省というものが、やはりこれがしっかりされない内に、3 期の計画を立てても、これはやっぱり町民の意を酌んだ、しっかりとした計画というものにはならないのだろうというふうに思っております。町独自といたしまして、行政評価システムというものも策定をされております。こういった部分につきましてもですね、やはり肝心なのは町民本意、町民目線でしっかりと行政を行っていくということでありますから、この部分も私も拝見をいたしましたが、やはりちょっと町民が見た中で、A、B、C と評価をしておりますけれども、やはりちょっとこれでは、町民にとってもわかりづらい。また、これはあくまでも行政の評価ということでありますから、実際に町民が今までの第 2 期まちづくり計画について、まだ終わっていないといたしましても、今までの評価というものをどのように感じているのかということを、これをしっかりと聴取する必要性というものを私は感じております。その中で、町といたしましては、アンケートを実施するということで、各分野の施策をということですが、ここでどうでしょう、私感じますにね、各分野のアンケートを町民に送った時に、例えば、農業、林業、水産、全部送った時にね、町民はわからないと思うのですよね。農業の方は農業わかりますよ、農業の方に送って、林業、水産のことをどうですかと言っても、私これわからないと思うのですよ。ですから、ここら辺の部分の聴取、前回も留真温泉のアンケートとっていましたけれども、そのアンケートとこれとは、ちょっと私は、意味合いが違ってくるのではないかなと思うのですね。ですから、単純にアンケートをつくって回答をもらうというだけで、本当にその部分、しっかりとした町民の意が酌めるのかというところに、私一つ疑問を感じるところがあります。またもう 1 つ、ワークショップ、私もこの 2 回のワークショップは参加させていただきました。町としてもいろいろな努力をされていることは重々わかるのですよね。しかし、残念ながら町民の参加が少ないということも事実であろうと思います。そこで、参加しない町民が悪いということにはなりませんので、やはり、ワークショップについても、町としても一歩踏み込んだ何か体制を整えていかないと、今言った大事なですね、町民の意を酌むという、一番肝心なところがどうしても欠けてしまうのではないかなという思いがあるのです。その中で、第 3 期まちづくりが策定された時に町民とのギャップが生まれてしまう、そういう計画ができてしまうということを、私は一番心配をするわけであります。その点につきまして、この辺の評価、この部分について、やはり町民にしっかりとわかりやすいような形できちっと、こういう評価システムですよね。こういうものをもっとわかりやすいものを作成する必要があると思うのですが、この点についてですね、町民の声を聞くという部分、これについてまず 1 点お伺いをしたいと思います。また、次の今後の進め方についてですが、私も 2 回ほどワークショップに出た時にですね、来月からということで、今 15 日までで審議委員の募集をされておりますね。今現在の募集の状況はわかりませんが、これ今 10 名というのは、一般公募という中で、確か私も第 2 期目の時に携わせていただいた記憶があるのですが、確かこの他に各団体の方々で、50、60 名くらいの大人数の町民委員会ができ上がっていくのだろうというふうに記憶しております。その時にですね、一応、町としてという素案というのでしょうか、たたき台が出てくるというふうに私は記憶しております。そのたたき台をつくる上でも、先ほど言った評価、反省というものが必要になってくるのですが、これを提出するのがですね、私は、ワークショップで参加した時には、そのワークショップとかのものを参考にして、たたき台を作って、それで審議委員会にかけるのだというふうに、私は記憶しております。ですが、今の答弁によりますと、ワークショップは継続してずっとやっていく、これと審議委員の審議と 2 本立てでいくような形に聞こえますが、この辺の進め方についてと、この 2 点について、説明を求めたいと思います。

答弁 まちづくり政策課長 佐藤(まちづくり政策課長は2010年3月まで)

では、第 1 点目の第 2 期まちづくり計画の評価につきまして、また評価表のとらえ方につきましてでございますけれども、現在、事務事業評価、昨年、一昨年と 2 回進めております。それらも土台にしながらですね、もっとわかりやすい形の中で評価シートを、さらに第 2 期の評価につながるような内容のもとで少しずつ修正しながらですね、調査していきたいと考えております。また、アンケートにつきましてもですね、分野別、それから地域別という形もございますけれども、今考えておりますのは、全世帯にですね、アンケートをお送りさせていただきまして、その中である程度分野のこと、この町へ住んでよかったとか、この町に何が足りないのかと、そういうような大きなダイジェストな形の中でのアンケートをいただきまして、それらをもとにしながら、また地域での懇談会、それから各行政団体、事業所等、企業団体、産業団体等のですね、意見も聴取しながらですね、進めていきたいと考えております。そういう中でですね、第 3 期につながるいろいろな課題等も拾い上げていきたいと思います。それから、ワークショップの持ち方についてでございますけれども、ワークショップ、既に 12 月と 2 月と行ってございますけれども、フリーで町民の方に集まっていただいて、第 3 期のまちづくり計画を進めるにあたって、皆さんのお考えはどうでしょうかということで、浦幌町の魅力ですとか、不足な部分ですとか、本当にフリートーキングで 2 時間ほど 2 回にわたって、協議していただきました。いろいろな意見も大いとありました。集まった方は、第 1 回目が 19 名、第 2 回目が 20名という形でございましたけれども、若い方から年配の方まで、本当に自由参加で参加していただいて、いろいろ意見の交流もできましたし、人を知る場面にもなりましたし、それぞれ協働のまちづくりについて、皆さんいろいろな考えを持っていただいたと思います。それらをベースにしながら、今後、第 3 期ではですね、ワークショップも継続してやっていきますけれども、先ほど申しました、まちづくり計画の策定委員会、総合振興計画審議会のそれぞれの部会とも連動しながらですね、部会の中でもいろいろな課題が出てくると思いますけれども、フィードバックしながら、町民の皆さんの意見を聞きながら、あわせてですね、進めていけるようなスタイルをとっていきたいと考えております。ですから、随時同じ平行線上で動いていく形、ただ、ワークショップの段階では、決める場ではございませんので、意見を聞く場という形の中で、どなたでも参加できるという形で進めていきたいと思います。ただ、あまり幅広いテーマですと、集まる方が限定されますので、テーマを絞りながらですね、進めていければなと考えております。そういう中で、普段、行政等、こういう計画に携わったことのない方たちもですね、意見を言える場、いろいろな課題を提出できる場ができればなと考えております。そういう中で、次期の新たなリーダーづくりができればなと考えております。そういう点で、制作過程では人づくりということも大きな視点で進めていきたいと考えております。以上です。

質問 中尾光昭

ただいま、各分野の各団体等の意見も十分に聞いて作成していくということでございますし、また、行政の評価の部分についてもですね、常時更新をしながらですね、しっかりとした評価を、またつくっていただけるということでございますので、その評価の部分についてですね、私も注意深く見ていきたいと思っております。最後ですので伺いますが、今のいろいろな部分で言われているのはわかるのです。いろいろな方々の、いろいろな団体の意見を聞くというのはわかるのです。しかし、23 年度ですから、町長、一番最初のワークショップの時に言われたのですよね。2 年って長いようで短いのだよというような、私も参加していて、(町長)言ったのです。私も事実そうだと思うのですよ。いろいろな意見を集約していても、どこかでまとめて、素案をつくって、順々追っていかないと、意見を聞くだけでは、聞くことが大事なのですが、それをどこでまとめていくかという、この作業が一番肝心になってくると思うのですよね。ですから、その辺のそういった部分の素案ができて、そこをまたいろいろな意見を聞いて修正していくということなのですが、その形がどういう形で進んでいくのか。専門的なコンサルティングを導入してやっていくということですから、当然これはこういう大きなことですから、コンサルティングが必要なのですが、往々にしてコンサルティングのですね、何かでき合いのと言ったら失礼なのですが、こういったものでいってしまうというのが往々にして見受けられるのですよ。本当にそれが町民の意を酌んだものなのかと言った時に、ちょっと首をかしげたくなるような部分というのがですね、この専門的なコンサルティングは必要なのですが、ここに本当に町民の意思、気持ちというものが入った計画ができるのかという、ここが一番私は心配をしているところなのであります。ですから、この部分についてですね、そして、この計画の進め方、いろいろな部分について、やはりもっときちっと町民についてもですね、オープンにしていかなければならないでしょうし、委員の公募についても、なかなか知られていない、15 日まで締め切りと言っても、まだなかなかすべて町民に知られていないというのが私事実あると思うのですよね。私もいろいろ聞いてみました時に、そんなの公募しているのかいというようなですね、なかなかインターネット、広報だけでは、足りない部分があるのではないかなと思うのですね。やはり、そういった部分のひと工夫、ふた工夫というものも必要でありますので、やっぱりその辺の町民の声を聞く、その努力というものは、やはりもう一ひねり、二ひねりは必要であろうというふうに思います。そこで、最後ですから、町長、今後の進め方の部分ですね、タイムスケジュール、これをきちっと出すことが必要でありますし、やはり、まず一番肝心なのは、町としての素案というのでしょうか、これがね、本当に大事なものだと思うのですよ。修正はしていくと言っても、まず最初の素案づくりというものが、本当に必要だと思ってくるのですよね。これをしっかりと真剣につくらないと、この 3 期まちづくりが本当にいいものにならないと思うのですが、この素案づくりに対してですね、町長の考えを最後にお聞きしたいなというふうに思うのですが、いかがでしょうか。

答弁 町長 水澤(町長は2023年3月まで)

まちづくり計画がご存じのとおり、浦幌町の最上位計画でありますから、大変今後 23 年から 10 年間をまちづくりをどのように行っていくかということで、大変重要な作業を今行いつつあるというふうに考えているところであります。本当に住みやすい、住んでよかったまちづくりをしていくためには、町民の皆さんがやっぱり町政に参加するという意識が、これが一番大事だし、そういうものをつくっていくということが大切だろうというふうに、私は思っております。そういう意味では、現在、町民の皆さんに参加をしていただきながら、ワークショップを開催し、そして素案づくりに向かって進めていると、この 2 年間でまちづくり計画をつくっていくという意識を向上させることは、大切だろうというふうに思っているところであります。そういう意味では、確かに素案をつくるということは大切なことでありますし、当然、総合振興計画策定委員会の皆さんに、その中でいろいろなものを注文していただきながら、いろいろな論議をしていただくということが一番重要だろうというふうに思っております。そういう意味では、本当にこの 2 年間をかけて、多くの町民の皆さんの意見を聞きながら、そして第 3 期まちづくりの素案をつくっていくという、その過程が大切であろうというふうに私は思っております。そういう意味では、多くの皆さんから意見をいただく機会をぜひつくっていただきたいというふうに思っていますし、このワークショップの中にも建設的意見が出てくるだろうと、一般町民の皆さんから出てくるだろうというふうに思っています。そういう意味では、議員の皆さんにもぜひワークショップにも参加していただきながら、活発な意見交換をしていただきたい。そして、一般町民の皆さんの声を、ぜひこの素案の中に折り込んでいただきたいというふうに、私からもお願いをしたいなというふうに思っています。そういう意味では、この浦幌町、大変ボランティアやNPO含めて大きな流れが、今沸き上がろうとしているというふうに思っています。また、子供が一昨年からまちづくり計画についても提言をいただくというような流れもありました。子供たちは、本当に浦幌町に住んでよかったと、誇りを持ってこれからも生きていきたいというような感動的なお話もいただきました。そういう意味では、子供が変われば大人が変わる、逆のような気がいたしますけれども、そういう言葉もいただいたものもあります。そういう意味では、この第 3 期のまちづくりにそういう大きな流れ、そして気持ちを組み入れた計画づくりを、今後ともしていきたいなというふうに思っているところでありますので、皆さんからのご協力をよろしくお願いしたいというふうに思います。

出典:浦幌町議会 平成21年第2回定例会 2009年6月12日 議事録 PDF(13ページ) 間違いを知らせる