みんなの議会

浦幌町議会 平成21年第1回定例会 2009年3月16日

浦幌町新産業創造等事業の状況と経過説明について

2009年3月16日、浦幌町議会の一般質問で、中尾光昭議員が「浦幌町新産業創造等事業の状況と経過説明について」質問し、町長 水澤が答弁しました。

質問者
中尾光昭 議員
答弁者
町長 水澤

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 中尾光昭

私は、今定例会におきまして、浦幌町新産業創造等事業の状況と経過説明についてお伺いをいたします。昨年の 4 月より実施をされました浦幌町新産業創造等事業について、新聞での報道はありましたが、町からの経過説明等はありません。事業の助成額が最大で 1 億円という大きな事業でありますから、しっかりとした説明が町民また議会に対して必要と考えます。現在の状況、また今後の経過説明等についての考え方についてお伺いをいたします。

答弁 町長 水澤(町長は2023年3月まで)

中尾議員のご質問にお答えいたします。浦幌町新産業創造等事業の状況についてでありますが、この事業は、釧路産炭地域総合発展基金を活用して行うもので、町内において新たな産業を起こそうとする企業等に助成する制度として平成 20 年 4 月から実施しているものであります。募集にあたっては、広報誌、町ホームページ及び町内回覧を活用して広く町民に周知したところであります。平成 21 年度実施事業に係る募集では、昨年 9 月に 1 団体から申請があり、町としましては、浦幌町新産業創造等事業の助成に関する条例に基づき、経済団体の役職員及び識見を有する方 7 名で構成された審査委員会の承認をいただき、現在、北海道産炭地域振興センターへ事業申請をしているところであります。今後の事務の流れとしましては、産炭地域振興センターにおける事業審査委員会の審査後、産炭地域振興センターの運営委員会、理事会、総会に諮られ、北海道への基金取崩申請が行われる予定であります。その後、北海道知事の基金取崩承認をいただくことが最終決定となり、7 月頃に産炭地域振興センターから交付決定の可否について通知される見込みであります。本年 1 月の新聞報道の内容は、事業申請団体から取材されたもののようでありますが、町の審査委員会が了承し、産炭地域振興センターへ申請した旨の報道であり、今回の申請事業についての交付決定は、いまだなされていない状況にあります。どの段階で議会や町民の皆様に説明するのが適当であるかといったことについては、いろいろなご意見があろうかと思いますが、産炭地域振興センターからの交付決定あるいは内示をいただいた段階で、議会等に報告させていただくことが適当であろうと考えておりますので、ご理解のほどよろしくお願い申し上げます。なお、平成 21 年度事業の募集につきましては、1 回目は昨年 9 月に行いましたが、2 回目として本年 4 月末を締め切りとして、年 2 回の募集をしておりますが、2 回目の募集にあたっては、今月 25 日発行の広報誌や町ホームページに掲載し、周知して参りますのでよろしくお願い申し上げます。以上、中尾議員の答弁といたします。

質問 中尾光昭

私、この新産業創造等事業につきましては、昨年もこの一般質問をさせていただきました。私は、そういう形で一般質問をさせていただいている経緯もありますので、内容については、ある程度認識をさせていただいているというふうに思っております。しかし、やはり私が一番思うのはですね、こういった事業についての町民に対する説明等についてですね、私自身がしっかりとした認識がない中では、当然、私も町民には説明ができないわけですが、やはり町民としては、今現在では、新聞報道のみということでございます。この新聞報道も町としてのコメントではなく、申請団体からのコメントということでございますが、やはり町民にしてみれば、新聞報道の中におきましてはね、金額が8,000 万円以上、こういう大きな事業であるということでありますから、当然興味を持ったり関心を持つのは当然のことであろうというふうに思います。やはり、実際にこういう大きな事業が行われるとあたった時にですね、まず一番最初に町民の方から私が問い合わせを受けたのは、7 名の経済団体の役職員及び識見を有する方ということでありますが、この 7 名についてもですね、どのような基準で選ばれたのだろうかな、内容等についてもですね、当然、新エネルギーについての雪を使ってのということでありましたから、当然そういった部分についても、認識のある、知識のある方が選ばれているのだろうかというような問い合わせも私受けました。細々いろいろと受けましたが、当然、私ども議会の方に何の説明もございませんから、私どももしっかりとした町民に対して説明ができないという現状であろうかと思います。私は、やはりこういう状況というものが決していいことではないというふうに思っているのであります。町長は、先ほどの中でもやはり町民とともにですね、協働の町ということでありますから、こういった情報の共有というものも、私はしっかりしていくべきだろうというふうに思っております。この部分についてですね、町長の考えとしては、あくまでも決まった段階で町民、また議会に説明をするということであろうというふうに答弁いただきましたが、私たちが町民、議会に説明があった時にはですね、もう全てが決定した段階で報告があると、説明があるということであった時に、もう全て決定している段階で説明があってもですね、何ら意見、何らそういった町民の声というものが反映される所が何もないのではないかなというふうに思うのであります。やはり、そういった部分も含めてですね、町民のそういった声というものをどのように町長がとらえておられるのか、この部分についてまずお伺いしたいと思います。

答弁 町長 水澤(町長は2023年3月まで)

今の段階、産炭地センターに申請をしているという段階でありました。この承認を得なければ、この事業は進まないということであります。その辺は、先ほど説明したとおりであります。当然、この申請が承認されたという中では、予算執行が伴うわけでありますから、当然、議会に提案をしなければなりません。その中で、議会の皆さんに審議をいただいて議決をいただかなければ、この事業は進まないということでありますから、あくまでも申請がおりるか、おりないかという段階でありました。決定次第、当然議会に諮らせていただくという内容でありますので、その辺は、その段階でまだ決定して既に執行するのだよということではないということをご理解いただきたいというふうに思います。また、先ほど 1 回目の答弁させていただきましたとおり、決定をしたならば、やはりこの事業についての説明をさせていただきたい、そのあとで予算の審議を受けさせていただくということになるだろうというふうに思います。そういう意味では、まだ決定していないという段階であるということをご理解いただきたいと思います。

質問 中尾光昭

そこの決定をしてから説明をするか、決定前に説明をするか、ここの部分について全く私と町長の認識が違うのだろうというふうに思うのであります。要するに、すべてが決定されてしまってから説明をいただいてもですね、例えば、その中で何か疑問に思うことがあったとか、部分があっても、それはすべて決定しまってから説明があっても、もう全部終わってしまっているじゃないですか。すべて、道の方、上に申請を上げてですね、決定されて、団体に対して予算執行される段階でと言ってもね、今さらそこで議会が駄目だよと、何かがあって返しますなんて、こんなことには私ならないというふうに思うのであります。ですから、私は、まずこの 7 名の審査会というものがありましてね、その中では、浦幌町としては、この事業についてはよしとしたということでありますから、私はですね、この状況において、その審査会においてですね、どのような議論がなされたのか、大体そもそも 7 名の審査会というのは、誰と誰なのだと。それがいつ審査会があって、その中ではこういう議論があって、その中で実際に浦幌町にとって雇用だとか、いろいろな部分においてですね、これだけのメリットがある、だからこの 8,000 万以上ある大きな事業でも浦幌町としては胸を張って上に対して申請をしたのだと。やはり、こういうような説明があって、私はしかるべきではないかと思うのであります。聞くところによりますと、審査会自体も 1 回、2 時間はかかっていないというふうにお伺いしていますが、やはり 8,000 万円以上の大きな事業を申請するにあたって、中身というものはですね、私ども参加しているわけではないですから、それなりに濃い中身の話があったのだと思いますが、やはり、そういった部分についても、すべてはできないかもしれませんが、できる限りオープンにしていくという、そういう姿勢というのでしょうか、私は必要であろうというふうに思っております。また、もう一つ町長に確認しておかなければなりませんが、この決定にあたっては、最終的な町としての責任者は、町長ということでよろしいのだと思うのです。ただ、答弁いただいた中によりますと、審査会の決定を受けてというような形になっております。あくまでも、審査会については、いろいろな部分もそうなのですが、意見を聞く場であって、最終決定は町長がすると、こういうことで間違いないのだろうというふうに思いますが、この辺についてもですね、確認をしておきたいというふうに思います。ただ、これからですね、いろいろな部分において町民の声をたくさん聞いていくということが大事かと思いますが、やはりその事業がすべてうまくいった時はいいですが、もし何かつまずいた時に、その委員会の方々にね、あなた方が決めたのだろうなというようなことで、必要以上の負担をかけるということになってはならないのではないかなというふうに思います。その辺の部分についての最終決定は町長なのだという部分と、やはり、今後いろいろな事業についてですね、私は、町の情報公開に対する考え方、基本的姿勢というものをですね、最後に伺いたいというふうに思います。

答弁 町長 水澤(町長は2023年3月まで)

認識の違いがあるのかなというふうに思います。これはあくまでも申請をするということでありますので、その段階で議会の皆様にお話をするということについては、報告をするということにとどまるだろうというふうに思います。そこで議会の皆さんに審議をしていただいて、これを申請するということにはならないということでありまして、これは条例で定めておりますし、議会の皆さんに審議をいただいて条例を制定したという経緯がありますので、ぜひその辺はご理解いただきたいというふうに思います。また、申請がおりてきて予算の執行ということは、当然、私に権限があるわけですけれども、執行するにあたっては、議会の皆さんの承認をいただかなければならないということがあります。そこは、また議会の一番重要な議決権というものであるというふうに思います。私どもが持っているのは、あくまでも執行権でありますけれども、それに携わって一番重要な議決権が議会の皆さんが持っているということでありますから、北海道の申請がおりた段階で予算計上し、その中で議員の皆様に、その内容についてまた説明をしながら、それを議決いただかなければならないということになりますから、そこで初めて議員の皆様がいろいろな論議をしながら、これは駄目だということになれば、当然却下すると、否決するということになるわけです。それが議会としての議決権の行使だろうというふうに思います。そういう意味では、私どもは議案として出させていただくのは、あくまでも執行権として出させていただくわけですから、執行権と議決権については、よくご存じだと思いますけれども、ご理解をいただきたいなというふうに思います。今、あくまでも決定されていないという段階でありますので、その辺もご理解をいただきたいというふうに思います。

出典:浦幌町議会 平成21年第1回定例会 2009年3月16日 議事録 PDF(27ページ) 間違いを知らせる