浦幌町議会 平成20年第3回定例会 2008年9月11日
産業交流施設に係る国道38号線既設駐車場の取扱い並びにベジタブルショップの関係について
2008年9月11日、浦幌町議会の一般質問で、髙橋利一議員が「産業交流施設に係る国道38号線既設駐車場の取扱い並びにベジタブルショップの関係について」質問し、町長 水澤、副町長 門馬が答弁しました。
- 質問者
- 髙橋利一 議員
- 答弁者
- 町長 水澤、副町長 門馬
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 髙橋利一
私は、本定例会において、産業交流施設に係る国道 38 号線既設駐車場の取扱い並びにベジタブルショップの関係について、質問いたします。まちづくり交付金事業を活用し、レストランうらほろ亭周辺に産業交流施設、いわゆる道の駅を建設すべく本年度予算において、10 月を予定にし、その産業交流施設実施設計の委託を進めるとのことであり、時期的にもう既に施設の位置、内部の間取り、外観等、ハード面での基本的事項、またその施設の運営についてのソフト面でもほぼ計画が定まっているものと思われます。その中にあって、健康湯付近の国道 38 号線の既設駐車場に係り、新聞報道で帯広開発建設部から「昨年からの協議で将来的な閉鎖は理解いただいている」とのコメントが出され、また急にその閉鎖について話があったような報道もされており、このことについて町民が大きな関心と不安を抱いている状況であります。そこで、この健康湯付近の国道 38 号線既設駐車場の閉鎖に関して、質問をいたします。1 点目、帯広開発建設部から、いつの時点で方向性が示されたのか。2 点目として、その閉鎖により、道の駅建設運営計画にどう影響するのか。また、その対応は町としてどう考えているのか。以上、2 点についてお伺いします。
答弁 町長 水澤(町長は2023年3月まで)
髙橋議員の質問にお答えいたします。産業交流施設の建設に伴う国道38号線駐車場の関係でございますが、平成18年7月に第1回産業交流施設準備委員会を開催して以来、先進地視察、運営方法、施設内容計画、建設スケジュール等の協議を行い、また、昨年7月から10月までは出品希望者による直売試験販売を行なってまいりました。本年に入ってからは、直売所出品希望者会議が立ち上がり、運営母体の運営方法の協議や試験販売の販売実績と来場者の把握を行ってきているところであります。町といたしましては、並行して北海道開発局に対し、施設区域内への安全な進入を確保するために、交差点付近における国道の右・左折レーンの拡幅改良の要請を進めてまいりました。また、産業交流施設とベジタブルショップの共存共栄を考慮し、相乗効果を期待するとのスタンスのもと、両方のゾーンで運営をしていくとの考えであり、北海道開発局もその方向に沿って検討をしていると聞いておりました。しかしながら、本年4月に入り、産業交流施設の建設に伴い、北海道開発局から「昨年度の段階では、道の駅計画の具体性が定まっていなかったため、現在の駐車休憩スペースとの両立の可能性も含めて検討していたが、具体的な国道交差点改良の整備を検討するにあたり、新たに道の駅が隣接することによる国道駐車休憩スペースの必要性に対する疑義、双方施設の出入り口が近接することによる交通安全上の問題、また、トイレ施設整備後15年経過し老朽化してきていること等の観点から、駐車休憩スペースも含めて廃止の方向も視野に入れざるを得ない状況となった」と申し入れがあったところです。これを受け、町といたしましては、今までの双方による協議内容と町民への説明内容から考えても閉鎖は受け入れられないので、現駐車場、トイレを存続できないか要請をしてきたところです。その後6月に、北海道開発局から「町の意向を受け国道交差点の改良整備は行うこととするが、「産業交流施設」向かい側になる現在の駐車休憩スペース、トイレ施設については、「道の駅」開設後閉鎖を視野に考えざるを得ない」との方向性が示されたところであります。2点目の現駐車場の閉鎖による道の駅建設運営計画に対する影響と今後の対応についてでございますが、北海道開発局から示された方向性により、現在の「ベジタブルショップ」は運営が出来なくなることが予想されるため、町といたしましては、「道の駅」ゾーンの中に「ベジタブルショップ」が将来的に移ることができるか経営者の方々とも協議をし、その結果によっては「道の駅」建設計画の内容変更も考えられることでありましたので、話し合いをさせていただきましたが、ベジタブルショップでは「北海道開発局が閉鎖時期を明確に示していない中では、今後も現在の場所で運営をしていきたい」という意向であるため、町の「道の駅」建設計画は、直接的に影響がないものと考えております。以上、髙橋議員の答弁といたします。
質問 髙橋利一
帯広開発建設部の新聞紙上でのコメントにおいて、「計画の内容も確定していない中、閉鎖する時期も決まっていない。皆さんでよく話し合って、解決してほしい」ともあり、実施設計の委託発注を間近に控え、町が進めようとしている本事業について、帯広開発建設部の理解によっては影響を及ぼすことも考えられます。また時期も含めた駐車場の閉鎖に関しては、現在、この駐車場で自助努力により 10 数年営業を続け、雇用面、一次産業振興面で町の活性化に寄与しているベジタブルショップにおいては、大きな不安を抱え込むこととなります。そこで質問をいたします。1 点目、計画の内容も確定していないとはどのようなことか。2 点目として、駐車場閉鎖に関して、ベジタブルショップとの協議を行ったのか。行ったとすれば、いつの時点でどのような協議を行ったか。3 点目として、駐車場の閉鎖について将来的なことであり、その時期までベジタブルショップが現在の場所で営業を継続するのが望ましいという考え方もあると思うが、町として営業継続支援の考え方はないのか。以上、3 点についてお伺いします。
答弁 副町長 門馬(副町長は2015年3月まで)
お答えいたします。まず 1 点目の、計画の内容が決まっていない中でということで、これは新聞報道の中で、これは開発建設部の道路課のコメントとして載っていた内容だというふうに思うわけですけれども、道路課の方で答えた内容ですので、その真意ははっきりわかりませんけれども、ただ、推測するにはですね、基本的には道の駅の建設をしていくという計画については、変わっておりませんし、それについては方向が決まっているということでありますけれども、その内容が決まっていないという部分については、ちょうどベジタブルとの話し合いの最中ですので、それによっては配置の問題等、変更が出るという部分も含めて、そういうことを言われているのか、あるいは、詳細にわたる計画の内容、例えば運営の方法ですとか、あるいは建物の平面の内容とか、そういうことを含めて言っているのか、そういうことでちょっとわからない部分もあるのですが、いずれにしても、基本的な内容については、町はやっていくという方向には変わりありません。ただ、その内容については、一部これから決めていくという部分もあります。というのは、実施設計等でこれから具体的な形でやっていくわけですけれども、そういったことも、これからやっていくということですので、そういう部分で言われているのではないかなというふうに推測されます。2 番目のベジタブルショップとの協議の内容でございますけれども、6 月 19 日に最終的に、先ほど町長が答弁いたしましたように、開発の方から道の駅が開設後、閉鎖を視野に考えざるを得ないという申し入れがありました。そうなりますと、当然、ベジタブルに影響が出てくるわけでございますので、それを受けまして、7 月に 2 回ほど、まず協議をさせていただきました。協議の内容といたしましては、一つには、道の駅の整備について理解をいただきたいということが 1 点と、二つ目に、こういった開発の方向性が示されたので、それを受けてこういう機会に運営体制、今、出品者会議という運営母体を作ろうとしておりますけれども、そういう運営母体に入ってやっていただける考えはないでしょうか。なければ、もう 2 点目としては、例えば、移設等は考えられないでしょうかというお話をさせてもらいながら、いろいろと協議をさせていただきました。町といたしましては、基本的に道の駅を作るという考えの中では、ベジタブルショップもですね、町といたしましては、一緒にですね、道の駅の中のゾーンで運営、あるいは直売所という形でやっていただきたいというのが基本的な考えでありまして、これは道の駅の計画が示された時から、ベジタブルショップの方にもお話をさせていただいた内容でありますので、こういった機会をとらえながら、基本的にはそういうこともお話させてもらいながら、協議をしてきたということでございます。それで、2 回ほどやりまして、その後、ベジタブルさんの方でちょっと時間がほしいと、町民の方々からのご意見も聞きたいので、時間がほしいということで、私どもとしては、その返答を待つということで約 1 カ月間経過したということであります。町の方としてもこれから進める計画等もありますので、いつまでも待てないということで 9 月の 8 日に協議を再度こちらの方からお願いしまして、お話合いをさせていただきました。その中で、ベジタブルショップもいろいろと内部で非常に苦慮する内容であったというふうに思いますけれども、結論としては、北海道開発局が閉鎖時期を具体的に明示しない中では、今後も現在の場所で運営をしていきたいというお話でございました。そういう中で、今後も運営していきたいというベジタブルショップさんの考えであるということでありますので、そうなりますと、非常に今後の私どもの計画にも大変な大きな影響が出てくると、いつまでもこういう形で進めていくわけにはいかないということで、その後、開発局とですね、そういった今の状況をお話させてもらって、このままでは計画が進まないということで、ご相談をさせていただきましたところ、開発さんの方もですね、いろいろと考えていただいたのかなというふうに思うのですが、そういう中で、ベジタブルショップのある駐車場については、今後、当面、駐車場の利用状況の推移を見ながら、その中で判断をしていくというようなご返答をいただきました。道の駅ができたら、すぐ閉鎖するというような状況ではなくてですね、今後そういった利用状況の推移ですから、そういった車の台数の減少とか、そういうことを見ながらということだというふうに思いますけれども、そういった見解をいただきましたので、ベジタブルショップさんの方にもですね、まず代表の方にその旨お話をさせていただいたところでございます。次に、3 点目のベジタブルの営業の継続支援の考え方、先ほども答弁の中でおおむね述べさせていただきましたけれども、そういった協議の中で、ベジタブルさんもですね、何回となく内輪で協議をされて、いろいろと 10 年間のそういったご苦労の話も聞きながらですね、町としてもなんとかしたいということで、先ほど言いましたように、開発さんの方に町からも再度要請を申し上げて、先ほどのような回答を得たということでございます。以上でございます。
質問 髙橋利一
今、副町長の答弁ですね、ベジタブルショップについては、ある程度のまた先の見通しと言いますか、そういう中では、町の働きの関係、大変頑張った状況だと思っております。そういう中でですね、平成 18 年 6 月 6 日に実は第 1 回の地域産業研究ネットワーク会議が役場 3 階で行われております。その際にですね、農業生産者の方、ユーエム、NPO、ベジタブル、食堂経営者の皆さんが参加され、前八木町長より留真温泉、道の駅的な物産館を建設して参りたいという旨の話がございました。参加された方々よりいろいろな質問を含めた協議がされたと記録があります。その際、ベジタブルショップの所のトイレはそのままかとの問いに対し、八木町長よりそのままだと答えがあったと記録に残ってございます。そのことを踏まえですね、ベジタブルショップの 13 人の仲間たちが協議をし、ソフトクリームの機械、さらには冷蔵庫・野菜保冷庫、各機械の更新をし、約 300 万円を先行投資されたと聞いております。私は、この段階でも大きなリスクを背負ったと言っても過言ではないと思うわけでございます。今回、私自身、一般質問をする際ですね、いろいろな調査をする中で、1 点感じたことがございます。それは何かと言いますと、庁舎内各課の連携、連動性が若干欠けていることがある。厳しい言い方ですが、今後ですね、町内の一次産業から五次産業にいたるまで、さらには老若男女、町民のために頑張っていただきたいと思うわけであります。さらにまた、今後事業の取り組みで大きな決断、さらには軌道修正が必要とも考えますが、最後の質問になりますが、答弁をお願いいたします。
答弁 町長 水澤(町長は2023年3月まで)
髙橋議員の質問にお答えさせていただきたいと思います。ベジタブルショップのトイレ、また駐車場の存続につきましては、当初からこの道の駅を計画していた時から、ゾーンとしてお互いに頑張って浦幌町の特産品等の販売を、また情報発信をしていこうということから立ち上げております。また、開発局とも最初に答弁しましたとおり、その話でずっと進めてきたわけであります。しかし、今年度に入りまして、新しい所長等が変わりまして、方向転換がなされたということで、大変、そういう面では町も苦渋をいたしました。それで、こういう開発局の関係の中で、再度ベジタブルショップさんには、道の駅のゾーンにきて、一緒に道の駅ゾーンの中でやる考えはないのかということで、お話をさせていただいた、そして協議をしていただいたという内容であります。もともと町としても、別々なゾーンでやろうというふうに考えておりましたけれども、開発局がそういうことでありましたので、再度お話をさせていただいたということであります。しかしながら、ベジタブルショップの皆さんは、やはり自分たちは自分たちの道があるということで、最終的には今の場所でできるだけやっていこうというお考えの中で、道の駅ゾーンに移るということは、今は考えていないという返答をいただきました。私どもは、強制的に移っていただくということではありませんので、その結論をいただいた中で、それでは、やはり共生できるものはないのかということで、再度、開発さんにお話をさせていただきました。今、ベジタブルショップさんが自分の今の場所で営業を続けていきたいという希望なので、ぜひその希望を叶えるような方法はないのかということで協議をし、また要請をいたしました。その結果、先ほど、副町長がお話をいたしましたとおり、道の駅が開設したら即閉めるという考えを示していましたけれども、当面、車の流れを見ながら考えていきたいということで、即閉鎖という道はなくなったのかなというふうに考えているところであります。そういう意味では、町としましては、もともとの自分たちは自分たちの道の駅のゾーンで、この道の駅の計画を進めていくという考え方に戻ったというふうな観点で今とらえているところでありまして、最初の計画どおりに進めていきたいというふうに思っているところであります。