みんなの議会

津別町議会 令和6年第5回定例会 2024年9月19日

健康ポイント制度の導入とポイント事業の今後について

2024年9月19日、津別町議会の一般質問で、渡邊直樹議員が「健康ポイント制度の導入とポイント事業の今後について」質問し、町長 佐藤多一、保健福祉課主幹 向平亮子、保健福祉課長補佐 兼平昌明、住民企画課長 加藤端陽、住民企画課長 加藤端野が答弁しました。

質問者
渡邊直樹 議員
答弁者
町長 佐藤多一、保健福祉課主幹 向平亮子、保健福祉課長補佐 兼平昌明、住民企画課長 加藤端陽、住民企画課長 加藤端野

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 2番 渡邊直樹

〔登壇〕 議長の発言のお許しをいただきましたので、先に通告しています質問をさせていただきます。健康ポイント制度の導入とポイント事業の今後についてであります。町長は、令和6年度「町政方針」で健康づくりの基本理念を、「笑顔あふれる健康な町つべつ」とし、「町民一人ひとりが心身の健康づくりに取り組み、誰もが自分が望む自立した生活を送ることができるよう、生活習慣病の予防をはじめとする健康の保持増進に努め、健康で元気に暮らせるよう推進していく」と述べています。健康に対する意識づけと特定健診受診率の向上、日ごろの健康づくりの動機づけや継続、若い世代への関心やきっかけづくりなどを目的に、「健康ポイント制度」の導入について、これまで平成 29 年、令和3年に質問をいたしました。令和3年の答弁では、健康ポイント制度について「実施市町村でも効果はさまざまである」としながらも、「スマートフォンのアプリケーションや、まちなか再生事業の― 11 ―展開からドラッグストアとのICTの連携で、健康ポイントだけでなくいろいろなポイントをまとめられないか検討していきたい」と述べていました。そこで、次の点についてお伺いいたします。1点目です。特定健診は、生活習慣病の発見や改善、重症化の抑制など病気の前兆に気づき、自身の健康を見つめ直す機会であり、受診率は町民の健康意識のバロメーターとなります。特定健診受診率の近年の状況についてはどのようであるのかお聞きします。2点目です。健康ポイント制度について、令和3年の答弁では、「令和3年度に実施する受診勧奨はがきの効果を見て検討したい」とされていましたが、どのようであったのかお聞きいたします。3点目です。健康づくりに関心を持たせるための具体的な取り組みについて、どのようなことを考えているのか、お聞きいたします。4点目です。今後、まちなか再生事業の幸町棟が完成し、11 月にオープンを予定しているドラッグストアは、どのようなポイント制度を予定しているのか。また、町と連携したポイント事業について話し合われているのかお聞きしたいと思います。以上、よろしくお願いいたします。

答弁 町長 佐藤多一

それでは、健康ポイント制度の導入とポイント事業の今後についてお答え申し上げます。はじめに、特定健診の受診率についてですが、直近4カ年についてお答えいたします。令和2年度 26.5%、令和3年度 27.4%、令和4年度 28.3%であり、令和5年度は速報値ですが 30.2%となっています。数字が示すとおり、わずかずつ受診率は上昇していますが、十分な数字とは言えません。次に、令和3年3月議会でご質問がありました健康ポイント制度のその後についてですが、受診勧奨はがきの効果は、端的に申し上げまして有効と判断しており、今年度におきましてもはがきの送付を継続しているところです。これ以外に受診率向上のため、前年度受診された方への電話勧奨のほか、新たな取― 12 ―り組みとして集団健診日に次年度の予約を受け付ける先行予約を実施しており、また、かかりつけの病院での検査結果を特定健診の受診とする「みなし健診」により、受診率の向上につなげているところです。さらに手軽なネットでの申し込みも行っているところです。健康ポイント制度については、受診促進の一つのツールと考えており、実施についてはサツドラホールディングスとの連携を含めてタイミングを見ている段階であります。次に、健康づくりに関心を持ってもらう取り組みについてですが、昨年度に策定しました「第3期データヘルス計画」では、「健康寿命を延ばし、津別町で最後まで自分の望む生活が実現できる」ことを目的とし、さまざまな保健事業を計画しています。また、「データヘルス計画」と同年度に策定しました「第3次津別町健康づくり計画」では、「町民一人ひとりが心身の健康づくりに取り組み、誰もが自分の望む自立した生活を送ることができるよう、生活習慣病の予防をはじめとする健康の保持増進に努め、健康で元気に暮らせる町を目指す」ことを基本理念とし、四つの健康づくりを基本方針として取り組みを進めているところです。次に、サッポロドラッグストアーとのポイント連携事業についてですが、同社のエゾカポイント事業は、地元の飲食店や小売店等も参加できる制度であり、地域に根差した制度であると承知しています。このエゾカポイント事業は、自治体が発行するポイントも対象となることから、既存のボランティアポイントや、新たに町のイベントに参加した際に付与するポイントなど、他の連携町の取り組みなども参考にし、導入していきたいと考えております。導入にあたっては加盟店の数も影響することから、サツドラホールディングスや商工会とも連携し事業を進めてまいりたいと考えており、話し合いが始まったところであります。以上であります。

再質問 2番 渡邊直樹

〔登壇〕 それでは再質問させていただきます。まず、ちょっと原点に返る質問となろうかと思いますが、町が行う特定健診の目的― 13 ―についてお聞きしたいと思います。

答弁 保健福祉課主幹 向平亮子(保健福祉課主幹は2025年12月まで)

特定健診の目的についてお答えいたします。特定健診、当町でやっておりますのは国保に加入されている方の健診になります。社会保険に加入されている方は、それぞれの保険で特定健診というものを行っておりますが、目的としましては全国一律のものになっております。きちんとした文言は手元に用意はしてはいないのですけれども、一番は生活習慣病予防が一番の目的となっております。生活習慣病予防、もしくは早期に発見し生活習慣病の悪化を防ぐ、あともう一つ、生活習慣病に既にかかっている方も対象になっていますので、その方も受けていただくことで、さらに医療との連携も含めながら悪化を防ぐということになっております。

再質問 2番 渡邊直樹

〔登壇〕 十分に重要な特定健診であるというふうに思います。その受診率、上昇していますが十分な数字とは言えませんという答弁もありましたので、その部分、今後も、これからの質問にも関わると思いますが考慮していただきたいと思います。そこで問題になってくるのが、未受診者、いわゆる特定健診にかかられていない方のこれからの勧誘についてなんですが、未受診者対策の課題については、どのような大きいものがあるのかお聞きしたいと思います。

答弁 保健福祉課主幹 向平亮子(保健福祉課主幹は2025年12月まで)

未受診者に対する課題ということだと思いますが、かなり前になりますが計画を立てるために町民アンケートをした時に、「受けない理由は何ですか」という問いをしたところ、町民の方の答えとしましては「いつか病気になったら、具合が悪かったら病院に行くので健診は受けたくないと思う」ということで、受けたことのない方の希望としましては、「受ける気は全然ない」というような回答が得られたことがあります。なので、やっぱり健診を受けたいと思う気持ちにさせるというのは難しいなというふうに、その時は感じたところではありますが、中には、やはり身近な方が病気になったことをきっかけに、これはまずいなということ― 14 ―で受ける行動につながった、もしくは健康教室などの運動教室に参加したことをきっかけに、やはり見つめ直したほうがいいなということで、今まで受けなかった方が足を運ぶということにもなりますので、過去にアンケートをとった時の「絶対受けない」という、頑とした思いだけではなく、きっかけって何かしら皆さんの中にはあるということはわかりますので、根気強く未受診者対策としましては、はがきの送付、あとは、あらゆる健診を受ける時期だけじゃなく、日々、啓蒙活動に力を入れることが大事ではないかと考えているところであります。

再質問 2番 渡邊直樹

〔登壇〕 私の記憶では、そのアンケート、前回の質問の時にも引用されていたものかなと思うので、確か平成 28 年ぐらいにとったアンケートではないかなというふうに私は記憶しているのですが、それ以降、そのようなアンケートなどをとられて未受診者対策はしていないということでよろしいのか、お聞きしたいと思います。

答弁 保健福祉課主幹 向平亮子(保健福祉課主幹は2025年12月まで)

アンケートでニーズ把握というものは行っておりません。実は、大体そこでニーズ把握はできたと思っております。今現在、未受診者対策としましては、今まで受けたことのない方ばかりに注目するのではなく、一度受けた方がしばらくお休みした方にアプローチすることが実に効果的である。あとは連続2年間受けた方が、3年目受けなかった方にアプローチすることがさらにつながるというデータも出ておりまして、国を挙げていろいろ研究結果のあるエビデンスをもとに、全く受けない人への未受診者というよりは、過去に受けたことがある人たちをあぶり出しながら、はがきを効果的に出すとか、お声がけするというところでの未受診者対策をしているところであります。以上です。

再質問 2番 渡邊直樹

〔登壇〕 わかりました。その上で、答弁にもありました新たな取り組みとして、さまざま行われているということなんですが、このさまざま行われていると答弁にありました次年度の予約です― 15 ―とか、またかかりつけでのみなし健診ですか、そういうものについては、いつからこの特定健診の受診率の数字に反映されているものなのか、また、このみなし健診の反映された効果というものは、この受診率の数字の中でどの程度の数字なのかお聞きしたいと思います。

答弁 保健福祉課長補佐 兼平昌明(保健福祉課長補佐は2026年3月まで)

ただいまの質問について、いつからというところでありますが、申し訳ございません、手元に詳細なものがございません。ただ、前回ご質問のあった時以降、受診はがきのほうは行っておりますので、そこの部分については、しっかりと受診率として成果に反映されているものと思います。直近の勧奨はがきによります効果についてお伝えさせていただきます。令和3年度につきましては、対象者 993 名に対し、勧奨者、はがきを出す対象者が875 名おりました。そのはがきをもとに受診した方が 165 名ということで、令和3年の時には受診率 19%ということになっております。以降、令和4年度につきましては 19.1%、令和5年度につきましては 15.1%ということで、はがきをもとに受診した方の受診率というのが、今、述べたような形になっております。

再質問 2番 渡邊直樹

〔登壇〕 それでは、健康ポイントと令和3年度からのはがきの効果についてのほうに移りたいと思います。先ほど答弁にありましたように、勧奨はがきを行った効果はあるというような答弁があったかなと思うんですが、その上で、町民の健康意識は高まっているのかどうかお聞きしたいと思います。

答弁 保健福祉課主幹 向平亮子(保健福祉課主幹は2025年12月まで)

はがきを送る勧奨の結果、町民の意識が高まっているかどうかにつきましては検証することが大変難しいので、効果があるとかないとかという形でお答えすることはできないかと思います。先ほど補佐が申し上げたように、若干ではありますが勧奨したはがきをもとに受ける方がじわじわといるというところでは、やはり効果はあるなと思いますが、意識そのものが上がるというところ― 16 ―においては、やはり残り8割ぐらいの方がはがきを手にしたまま受けない現状を見ますと、非常に高まっているというふうには、ちょっとまだまだかなという印象はもっております。以上です。

再質問 2番 渡邊直樹

〔登壇〕 令和3年度のご答弁の中で、健康ポイントについてですが、オホーツク管内 18 市町村において、健康ポイント制度の実施市町村は 12あり、津別も含めて未実施という所は6市町というふうに説明がありました。少しずつ健康ポイントというものがオホーツク管内の自治体の中に広がっているという答弁がありましたが、現状についてはどうなのか、お聞きしたいと思います。

答弁 保健福祉課長補佐 兼平昌明(保健福祉課長補佐は2026年3月まで)

現状のものにつきましては、大変申し訳ございません、把握できておりません。

再質問 2番 渡邊直樹

〔登壇〕 やめている所がなければ、少なくとも実施している所は継続しているでしょうし、おそらく取り組んでいる所も増えてはきているのかなと、ほかの自治体の取り組みや費用対効果も検証した中で、そういう報告を前回受けているわけですが、健康ポイント事業については各地に広がっているというふうに思います。日ごろの健康づくり、健康意識が一人ひとりの健康寿命を延ばして、ひいては医療費の削減に効果を発揮していくというふうなものが期待できます。先ほどの取り組みもいろいろあったと思いますが、何か一つの取り組みで、町民の意識に大きな効果を得られることは難しいと思いますので、いかにそういうものをあわせながら誘導していくかということが非常に重要なこととなってまいります。前回も私、申し上げましたが、ポイント事業という部分については、健康づくりに参加するきっかけや、健康づくりをされている方に対しては、その継続に対する支援という部分になり、そしてそれが習慣や定着させるという効果を生みます。即効性の目的ではなく、長期的な健康事業として取り組むべき問題であるというふうに思います。健康ポイント事業を答弁の中で、今すぐは取り組めないという中に、ドラッグストアと― 17 ―の連携のタイミングというものがありましたが、時期的には、そのタイミングというのはどのように考えているのか、実施する方向でよろしいのかお聞きしたいと思います。

答弁 町長 佐藤多一

1回目の答弁でもお答えしましたとおり、実施する方向で今進めているんです。ただ健康ポイントだけを先行させるということではなくて、今、既にやっています社会福祉協議会の会長さんもここにおられますけれども、ボランティアポイントだとかいろいろありますので、それらも含めて一つにやっぱりまとめていきたいというふうに考えております。社会福祉協議会との話し合いの中でも、今、行っているポイント制度もなかなか事務的に非常にちょっと多い部分がいろいろあるようですので、こういう形でエゾカだとかを使ってやることによって事務の軽減が図られることは、むしろ望ましいというふうにお聞きもしておりますので、それから、新たにまた先ほども申し上げましたけれども、例えば防災訓練に参加していただいたときだとか、いろんな新たなポイント制度も考えていきたいので、それらを含めて一つの形にまとめていこうというふうに、それをサツドラさんの津別の進出といいますか、それを契機に進めてまいりたいというふうに考えているところでありますので、今そういう段階にあるということであります。

再質問 2番 渡邊直樹

〔登壇〕 既存のポイントといえば、おそらく介護予防いきいきポイント事業など、そういうポイントのことについておっしゃっているのかなと思います。そういう健康づくりに関しても、そういうインセンティブ効果、動機づけ効果を狙って、ぜひ進めていただきたいと。今、タイミングという話がありましたが、その部分については、今、質問の中で後半のほうで触れていきたいと思いますが、十分考えていただきたいと。進めるという方向で動いているということですので、そこは申し受けておきたいというふうに思います。その上で3点目の健康づくりに関心をもたせるための取り組みについて、お聞きしたいと思います。― 18 ―ご答弁の中では、計画などについてさまざまあげられていましたが、今までと違う何かで、具体的な取り組みの中で健康づくりに関心をもたせるということを考えられているのかお聞きしたいと思います。

答弁 保健福祉課主幹 向平亮子(保健福祉課主幹は2025年12月まで)

昨年度策定いたしました健康づくり計画、または国保と立てましたデータヘルス計画にもあげたところではありますが、健康づくりという広い意味、重症化予防だけに限らず、健康づくりというところに重きを置き計画を立てたところではあります。実際にこれまで振り返ったときに、啓蒙活動と一口に言いましても、なかなか積極的なことが私たちはできていなかったところを反省しまして、昨年度から行ったことなんですが、アイスキャンドルまつりですとか、今年はなくなりますが昨年度行いました産業まつりですとか、そういう多くの方が集まるイベント会場に栄養士、保健師が出向きまして健康ブースを作成しまして、減塩みそ汁の提供ということで、減塩について知っていただくだけではなく、そこから健康にちょっと関心をもってもらいたい、あとは町民とのやり取りをすることで、町民の意識はこうなんだということが、我々はすごく新たな発見がたくさんありましたので、そういうことで町民の声を拾う、町民の方には健康を意識してもらうというところ、地道な活動ではありますが、そういう形で新たなものとして取り組みました。また、広報を使うというところも、これまではコラムを設けておりましたが、やっぱりマンネリ化していますので、その広報の使い方もどのようにするかを、今、現場では検討しまして一時お休みをしております。もう少し効果的な広報の使い方を今研究しまして考えていきたいと思っているところです。以上です。

再質問 2番 渡邊直樹

〔登壇〕 難しい問題だとは思いますが、ぜひそういう取り組みを、いろいろ具体的なことを新たに加えていただいて、町民みずからが健康に関心をもつきっかけになれるように、ぜひ取り組んでいただきたいと思います。その上で4点目の今後のポイント制度についてお聞きしたいと思います。答弁の中にもドラッグストアのポイント、エゾカポイントという名前がありました― 19 ―が、エゾカカード、エゾカポイントということでもよろしいのですが、エゾカカードについては、小清水町がご存知のとおり先行導入していまして地域エゾカとしていると思います。私が調べた限りでは、昨年の夏ごろのデータですが、小清水町で提携店37 店、町民発行が 3,915 枚ということで、町民の人口カバー率 87.7%と昨年の夏ごろの時点でなっていました。津別町として地域エゾカを目指しているのかお聞きしたいと思います。

答弁 住民企画課長 加藤端陽(住民企画課長は2025年3月まで)

端的に答えて目指しているということになります。ただ、幾つかハードルがございまして、地域エゾカをつくる場合は、ある程度の加盟店舗数がないと難しいということも、カードを運営している会社のほうとそういう打ち合わせをしているところでございます。

再質問 2番 渡邊直樹

〔登壇〕 ハードルということですが、具体的には決まった数字はないと、ある程度という意味でよろしいのか、そのあたりについてお聞きしたいと思います。

答弁 住民企画課長 加藤端陽(住民企画課長は2025年3月まで)

具体的な数字のところは話しておりません。ただ、加盟店舗数と、あとどれだけ利用されるかというところ、店舗数が増えても利用されなければ意味がないというところもありますので、店舗数と利用者数、実際に使われる店の数が重点ポイントになるというふうに聞いております。ちょっと具体例を出しますと、例えばスーパーマーケットがございますが、こういう多くの町民が利用するような店舗が加盟されることが結構大きなポイントになるというふうに聞いております。

再質問 2番 渡邊直樹

〔登壇〕 答弁の中に、連携を含めて町と導入に関してしていきたいというふうにありました。今後、津別町において、そのエゾカカードとの提携店、いわゆるこれから目指していくとありましたが、提携店がもし無い場合、または限りなく少ない場合、地域エゾカとならない場合、そういう場合に今、町長が答弁― 20 ―でおっしゃったような町と連携するようなポイント事業をそのまま始められるのかどうか、お聞きしたいと思います。

答弁 住民企画課長 加藤端陽(住民企画課長は2025年3月まで)

まず、その加盟店を増やすという部分ですけども、ちょっと順を追って話しますと、まずカード運営会社、サツドラのグループ企業ですけども、ここが実は先日 12 日、商工会事務局に対して説明をしたいということで、カードのシステムといいますか、そちらの説明をしております。また商工会としても、どのように考えているかというところで、そのカード運営会社が尋ねたところ、基本的には、商工会がそういう地域エゾカをやった場合とか、そのポイントシステムの事務局になるようなことはしないということで、それは理事会を経た結論というふうに聞いております。カード運営会社としても、それは承知しながらも、やはり地域カードをつくる場合はやっぱり地元の事務局というのが必要不可欠というふうになっております。この辺は商工会がそういう意思を示されたところ、今後どういうふうにするかというのはこれからの話かなというふうに思います。実際、地域エゾカが導入できなかった場合、検討している地域ポイントの発行ができるかできないかの話をすれば、これは可能です。エゾカカードといいますか、今、携帯のアプリにもなっていますけれども、そちらのほうに例えば先ほど申し上げましたとおりボランティアポイントで何ぼとか、いろんなイベントに参加すると何ポイント発行と、自治体として発行することは可能になります。そういう意味では、地域エゾカも同時並行しながら、この町のポイントシステムをどうするかというのは、これらを同時に今、検討を進めている段階というふうになります。

再質問 2番 渡邊直樹

〔登壇〕 私が考えるいわゆる地域エゾカの考え方ですね、具体的な数字は無いといいながらも、やはり町内の加盟店が多く参加するという形の中で認められた形の地域エゾカと、例えば通常の店舗、ドラッグストアの店舗による通常のエゾカカードというものを分けて考えなきゃいけないのかなというふうに思い― 21 ―ます。その中で、今可能だと、それは物理的には可能なんでしょう。可能だという話がありましたが、例えば町がこれから連携を深めていく中で、通常の地域エゾカとならなかった場合の、広まらなかった場合の通常のエゾカカードだった場合、町のポイント付与、いわゆる公金と略していいかわかりませんが、そういうものを特定の一店舗ないしは少数店舗というところの使用のみに限定されるということが考えられるのですが、その部分は問題ないのかどうかお聞きしたいと思います。

答弁 住民企画課長 加藤端陽(住民企画課長は2025年3月まで)

まさしく今、議員がおっしゃったところがウィークポイントというかネックになるような部分にもなります。当然、町が発行するポイントであれば、多くの所で使用できなければそれは全く意味がないというふうに考えています。ですので、例えばうまくエゾカポイントのシステムが普及しなかった場合は、なかなか町がその少数の店舗のためにポイントを発行するような形態になっては、これはどちらにしても、あまりエゾカの普及にもならないですし、各種自治体ポイントの普及にもつながらないのかなと考えております。ある意味、そういう意味ではセットで考えなければならないことだと考えています。ただ小清水のように、逆手にとって一気に町がどんと1人 5,000 ポイント配布しました。それによって今、カードが普及したという逆のパターンもありますので、そういうのも含めて、あの時はコロナ交付金を使われたようですので、今そういう交付金はないですので、ただ何となく、そういう普及に向けた町としてもポイントをどういうふうに発行するかは、まだ今後の検討になりますけれども、一種の起爆剤となるようなことも考えなければならないのかなと思っております。

再質問 2番 渡邊直樹

〔登壇〕 小清水町の話ですと逆手という発想がありましたが、ある意味、町民がそのポイントをある程度受けるために多くのカードを保有した中から加盟店が増えていったというようなイメージかと思うんですが、そこだと、先ほどありました逆手という話がありましたが、やはり丁寧に商工会を含めて加盟店を増やしていくという努力がまず先になければ、当然、コロナの交付金も今あてにでき― 22 ―ない状態ですので、そういうことを町がどんと行えるかどうかは疑問視されるところですが、ぜひ確かに結果的に小清水町を見た場合、そういう動きがあったようには見えるのですが、そこはやはり丁寧に行政としては進めていただきたいというふうに思います。その上で、もう一つの懸念点についてお聞きしたいと思います。連携したポイント制度を始めた場合、町から先ほどありましたように付与するポイントが自由にそのカードの中に入るわけですから、町外店舗で利用されるということが想像できるかと思うんですが、そのことについて町のほうとしては今連携の中でどのようにお考えになっているのかお聞きしたいと思います。

答弁 住民企画課長 加藤端陽(住民企画課長は2025年3月まで)

まさしく自治体独自のポイントではなくて、いわゆる加盟店なら全国どこでも使えるようなポイントになってしまうというところはあろうかと思います。その部分に関しては、ちょっとまだ詰めの話をしていないんですけども、なかなかやっぱり町内だけに限定するようなことは難しいというふうに聞いております。町が発行したポイントについて。ある意味逆もあるんですけども、仮に地域エゾカ、津別エゾカカードができた場合、例えば津別町外に住んでいる方にそのカードを持っていただくと、その方が普段の買い物でポイントを貯めたとした場合、そのポイントの一部、ポイントに応じて一部町のほうに還元されるという仕組みもありますので、津別に縁があるような方などに所有してもらえると、その分、地域の還元につながるということも事実でございます。ただ、この辺の割合といいますか、なかなか読めないところがございますので、カード運営会社とちょっとその部分のデータがあれば共有しながら検討をしたいと思っております。

再質問 2番 渡邊直樹

〔登壇〕 聞けば聞くほどというか、話せば話すほどというか、さまざまな町の付与していくポイント、いわゆる先ほど私も公金という位置づけをしましたが、そういうものがどういう動きになるのかということが、やっぱりこの連携の中で重要なことなのかなというふうに思います。― 23 ―今の時代ですから、ここで使っちゃだめとか、ここは行けないとかということは難しいと思いますし、それはあくまでも利用する側の便利さも求められるところであります。ただ、やはり先ほどありましたように、町のさまざまな業界と連携を深めていただいて、そういうものが浸透していく中で、そういうものは進めていかないと、やはりまた新たな亀裂というか問題というものが生まれますので、十分その辺は町として配慮していただきたいと思います。その中で、答弁の中に他の連携町の取り組みも参考にしているという話がありましたが、エゾカポイント事業に、今、津別町が検討しているようなさまざまないろんなポイント事業をあわせて、連携している事例は多くあるのかお聞きしたいと思います。

答弁 住民企画課長 加藤端野

答えを言うなら、ありますというのが現状、私どもが知るところでございます。新聞報道にもあったんですけど、江差がカードを始めた時に、確か町のちょっとしたイベント、ふれあいプラザとか町のイベントに参加しただけで 100 ポイントついたとか、そういう報道があったんですけど、町としても、ただイベントに参加するというよりは、例えば植樹祭とか、道路クリーン作戦とか、少し公益に資するようなものに参加した場合、付与できるといいのかなと思っているところでございます。あと、すみません、先ほどの質問でちょっと一点思い出したように付け加えますと、確かカード運営会社と話した時に、小清水町で発行したポイントの9割以上は町内で消費されているというデータがあるということを聞いております。

再質問 2番 渡邊直樹

〔登壇〕 最後になると思いますが、先ほど来、前段で話した健康ポイントの導入については、町も進めるような方向で検討しているということで、健康づくりのきっかけ、継続、習慣という効果を狙い、若い世代から関心をもっていただきまして、そのほかの多くの世代で健康づくりに取り組む意識づけができれば、大きな目標である健康寿命を延ばす大きな効果となると思います。また、後半でお話ししましたドラッグストアとの連携については、カードの問題に対するいろいろな課題が今後あるのかなというふうに思いますので、例えば今、既存― 24 ―の介護予防ポイントのように、健康ポイントもそのタイミングという話はありましたが、そこがうまく回れば、その軌道でいけると思いますが、いろんな課題の中でそういう速やかな移行が難しいのであれば、やはり今の行われているポイントのように担当課としては大変苦慮すると思いますが、独自ポイントとして健康ポイントに取り組んでいただきたいというふうに私は強く要望したいと思います。また、ドラッグストアとのポイント事業の連携についても、今、先ほど、開始したという話はありましたが、商工会や各事業所と慎重に丁寧な協議の上で、町として先ほど公金というような言葉も使いましたが、その使い道の話もありますので、協議の上で十分慎重に進めていただきたいということを申し添えて私の質問を終わりたいと思いますが、町長から最後一言いただきたいと思います。

答弁 町長 佐藤多一

このご質問の内容は、ポイント制度を通して目的は町民の健康を守っていくというか、できるだけ特定健診を受けてもらって自分の健康に気を付けてもらいたいということが趣旨だというふうに認識しております。たまたま今、エゾカポイントの話になっておりますけれども、この部分については先ほど課長からも答弁ありましたけれども、商工会としては事務局というものは受けることはできないけれども、これからサツドラさんが津別に来ていろんな説明会を開くんですよね、その部分の商店に対する案内だとか、それは商工会でさせていただきますというお話を聞いておりますので、そういうところに多くの店を経営されている方たちに来ていただいて、そのことによって町にどんなメリットがあるのかというのをよく聞いていただいて、そして入っていただければなというふうに、そして地域を全体として盛り上げていくと、今、幾つか事例も他町村の話が出ていましたけれども、すぐすっとできるところもあれば、何年かかかってやっている所もいろいろありますので、それはその地域、地域のやはりものの考え方や特性というのがあると思いますので、それを受けた中で進めていく形になるかなと思います。町としては、せっかくそういう形でドラッグストアさんが来ますので、そこと連携できれば、健康ポイントのみならずいろんなものが一緒になってくることによって、使う方にとっても非常に利便性が高まってきますので、そういう使う方の立場という― 25 ―のも重視して進めてまいりたいなというふうに思っているところです。それから最後になりますけれども、実は、この健康ポイントというのは健康増進のための一つのツールというふうに考えています。もっと大事なことというのは逆に言いますと、特定健診の非常に 70%とか 80%、高い町村、うちは今ようやく 30%の状態ですけれども何が違うのかというと、保健師の数が圧倒的に違うんですよね。そこにやっぱり人的なフェイストゥーフェイスができるスタッフが多くいるところほど受診率が高いというのは、それははっきり表れています。そういうことも私も道の町村会のほうの理事になったものですから、いろんな情報が入ってきて非常に参考になるんですけれども、これはやっぱりすごいなというふうに思いまして、実は来年度に向けて、今年のうちに保健師を少し増やそうと思いまして採用試験を7月と9月に実施しました。いずれも応募ゼロでした。こういう状況で、やはり田舎にはなかなか来ていただけないというのは、それもまた現実の状況です。来年度に向けてほかの部分の一般職も含めて再度また保健師の募集を行いたいと考えておりますけれども、できる限りポイント制度も進めてまいりますけれども、そういう人的な配置というのもしっかり進めてまいりたいと考えているところです。

出典:津別町議会 令和6年第5回定例会 2024年9月19日 議事録 PDF(11ページ) 間違いを知らせる