みんなの議会

津別町議会 令和5年第6回定例会 2023年9月14日

暑さ対策について

2023年9月14日、津別町議会の一般質問で、高橋剛議員が「暑さ対策について」質問し、町長 佐藤多一、教育長 近野幸彦が答弁しました。

質問者
高橋剛 議員
答弁者
町長 佐藤多一、教育長 近野幸彦

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 8番 高橋剛

〔登壇〕 議長より発言のお許しをいただきましたので、先に通告をさせていただきました件につきまして、質問をはじめさせていただければと思います。質問事項は、暑さ対策についてでございます。津別町の今年の夏は、暑さが非常に厳しく、36 度に達する日もあるなど、まさに命の危険が伴う日々が続きました。気温の上昇は、産業や観光など、あらゆる分野に影響を及ぼします。特に、住民の健康に及ぼす影響は大きく、クーリングシェルター(冷房設備があり暑さから逃れる施設)を設置する自治体も増えております。津別町におきましてもクーリングシェルターの利用を呼びかけるチラシが病院に置かれておりました。また、学校におきましても、暑さにより短縮授業の実施や休校など、各自治体において児童生徒を守る施策が実施されました。このような状況を踏まえまして、次のことをお伺いしたいと思います。一つ目、津別町でのクーリングシェルター利用の呼びかけは、いつからどの施設を対象に行われたのか。二つ目、来年以降、熱中症対策として、早い段階からクーリングシェルターを実施し、町民に呼びかけるべきなのではないかと考えますが、町の見解はどうでしょうか。三つ目、小学校、中学校での児童生徒への暑さに対する指導はどのようなものか、教えていただければと思います。四つ目、暑さによる休校などの基準(マニュアル)というものはあるのかどうかお伺いをしたいと思います。

答弁 町長 佐藤多一

それでは、ご質問に対しまして①と②について、私のほうから答弁させていただきます。はじめに、本町でのクーリングシェルター利用呼びかけの時期と、対象施設についてですが、しっかりとしたクーリングシェルター事業は行っておりませんでしたが、例年にない猛暑が続いたことから、高齢者に対する熱中症対策として緊急の対応が必― 53 ―要であると考え、8月 24 日に保健福祉課を中心に、エアコンのついている公共施設を所管する課と協議を行い、さんさん館、図書館、役場庁舎、中央公民館内旧図書室について、外出時の一時休憩所として利用できる施設としてチラシを作成し、周知したところです。次に、来年以降の対応についてですが、今回は急遽の対応だったことから、町民に十分周知する暇がありませんでした。広報車等での周知も検討しましたが、猛暑のため外出の自粛を促す国からの要請がテレビ等でも行われている中、在宅者に広報車からの声が聞き取れないだろうことも考慮し、高齢者が通う津別病院にチラシとポスターを置かせていただき、あわせて町民への周知としたところです。来年以降も暑い夏になると想定されますので、もう少し早い時期から広報等により暑さ対策全般の周知をしてまいる考えでありますので、よろしくお願いいたします。

答弁 教育長 近野幸彦

続きまして、学校関係の③、④については私から答弁させていただきます。小学校、中学校での児童生徒への暑さに対する指導についてですが、小学校においては、今回の猛暑の中、必要な対策は講じましたが、ほとんどの教室にエアコンが設置されておりますので、「しっかりと睡眠、朝食をとること」「水筒を持ち込み、多めの水分をとること」「まっすぐ下校すること」等の暑さに対する一般的な指導を行っております。また、中学校においては、特別教室等、エアコンがない教室もありますので、エアコンを設置している教室のみで授業を行い、そのほかにも必要な対策は講じましたが、暑さに対する特別な指導は行っておりません。次に、暑さに対する休校などの特別な基準(マニュアル)はあるのかという点ですが、津別町独自の基準(マニュアル)等はありませんが、道教委作成の危機管理マニュアル(熱中症編)や道教委からの通知、チラシ等に基づき対応しております。今回の他市町村の臨時休校等の取り扱いは、「熱中症警戒アラート」が発表されたことによるものが大きいと思いますが、「熱中症警戒アラート」は、熱中症の危険性が極めて高くなることが予想される場合に気象庁と環境省が合同で発表するものであり、― 54 ―津別町の各学校においては、エアコンを設置しておりますので、臨時休校等の対応は必要ないものと判断したところです。なお、各学校においては、熱中症計により暑さ指数を計測できますので、体育授業等などにおいては、この指数をもって判断しております。

質問 8番 高橋剛

〔登壇〕 今回、質問をさせていただくのは暑さ対策についてということなんですけれども、9月に入りまして、朝晩中心に少し涼しくなってきたのかなという気もいたしますけれども、おとといも最高気温が 30 度を超えるということで、まだまだ暑くて、今年は町民の方と会うたびに、皆さんもそうかもしれませんが「いや、暑いね」とみんなでそういう話を延々としているという、本当に暑い夏でございました。ただ、それだけ全国的に暑いものですから、暑さ対策でいろいろ自治体が施策を打ち出していたりすることもあって、この暑さ対策というのは、一つの施策のトレンドになっているのかなと感じるところもございます。自治体の中には、この暑さを逆手にとってというか、自分の自治体の中に涼しい所があったりとかすると、そこを観光ですとか、あとは移住、定住に結びつけているそういう自治体もよくテレビ等で拝見させていただいて、なるほどなと思うところもたくさんあるわけなんですけれども、今ちょうどたまたまですが、前に佐藤委員が移住、定住の人の流れのお話をされていましたけれども、こういったことでも結びつけているという自治体もあったりして、先ほども言いましたけど、一つのトレンドになっているところもあるのかなと、そのように考えます。ですけれども、我が津別町の町民は、やはりこれだけの熱さ、36 度を超え 37 度近い暑さというのは、なかなか慣れておりませんので、やはり町として一番重要なのは、町民の健康をいかに守っていくかというところがやはり一番重要なのかなと思います。先ほど質問させていただきまして、ご答弁いただいて、さらに質問させていただければと思うのですが、まずその前に、前提として町民に被害がなかったのかどうか先にお伺いできればと思いますけれども、今シーズン、熱中症により搬送された町民というのはいらっしゃるのかどうか、データがあれば教えていただければと思います。

答弁 町長 佐藤多一

熱中症により搬送された町民はいるのかということでございます。この間、6月から9月、現在まで救急の出動件数がありますけれども、そのうち熱中症、これ後で診断が出てわかりますので、運ぶ時はわかりませんけれども、9月に入った分は高齢者が1人いるんですけれども、これは熱中症なのかどうなのかというのはまだ聞いておりませんのでわかりませんけれども、要は6月から9月の現在まで 17 件出動しております。その中で熱中症と後ほどわかった方は6人ということになります。そういう状況になっております。高齢者がほとんどという状況でありますけれども、ここで注目したいのは、熱中症ということで診断を受けた方が6人ですけれども、脱水症という方が9人そのほかにいるんです。水分をしっかりとっていなかったという方のほうが圧倒的に多くて、そういった意味で1回目のご質問の時に来年以降クーリングシェルターというご質問でございますけれども、暑さ全般の水分補給というのがいかに大事かということが、今回よく承知できましたので、その辺についても、しっかりPRをしていきたいというふうに考えております。

質問 8番 高橋剛

〔登壇〕 やはり、どうしても高齢者を中心に、さすがにこれだけ暑いと出てしまうんだなということで、町長のご答弁でもございましたけれども、今回は暑さ対策ということで通知をさせていただいているんですけれども、脱水症の方も9名もいらっしゃるということで、やはりこれは住民の健康を考えたときに、本当に、今年はもうさすがに大丈夫かなと思うんですけれども、来年以降はちょっと考えていかなければならない状態なのだなということを、今、改めて思ったところでございます。それでは、先ほど最初に質問させていただいた項目につき、追加でお伺いできればと思うんですけれども、1番で、いつから、どの施設でということでお聞きさせていただいて、4カ所でということでお伺いをしたところです。このクーリングシェルターというのは、エアコンがない方ですとか、そういったような方には非常に効果があるのではないかなと考えてはおりますが、まず、このクーリングシェルターを実は津別町がやっているというのは、私自身も全然知らなくて、それで、ほかの町で美幌町と、この辺だと網走市さんとかがやっているんですけれども、そちらのことはニュー― 56 ―スというか新聞記事等にもなっていたのですが、津別での活動というのが一切知らされていなくて、私自身も津別町の活動を知ったのは、個人的に腰が悪いものですから、ブロック注射を打ちに津別病院に通っておりまして、それの会計のときにふと横を見たら、会計の横にポスターというか告知がありまして、暑い時には、この施設を使ってくださいみたいな告知が出ていまして、1番下を見ると津別町役場保健福祉課と書いてありまして、津別町でもやっているんだなと、その時初めてわかりました。それでやってらっしゃるその場所というのを見させていただくと、図書館、さんさん館、役場、中央公民館ということで、中央公民館以外は、役場もさんさん館も図書館も、ほぼこの辺、役場を中心とした大通から、ここの役場庁舎ぐらいの所に三つの施設が全てあるというような状態で、非常に場所としては使い勝手が悪いんじゃないかなと思います。それで実は、ほかの例えば地域の方、本岐ですとか相生ですとか、そういう地域の方の中には、やはりちょっと利用する場所が遠いと、できれば普段使っている会館であったりとか、老人クラブで使われているようなそういった場所ですとか、そういったような所にエアコンを設置していただければ、もっと有効に使えるのではないかという声が上がっているというのをお聞きしております。そこで質問なんですけれども、来年以降、設置する場所というのは増やすお考えがないのか、もしくは先ほども言いました津別の町内でも同じくちょっと外れればかなり使い勝手が悪いので、老人クラブ等で使っているそういう施設にクーリングシェルターを設置する考えがないのか、町の考えを教えていただければと思います。

答弁 町長 佐藤多一

確かに、この周辺に集中しているんですけれども、7月からようやく使えるようになった図書館もあります。ですから、それまでは去年はなかったということで、逆に1個今年は増えているという状況にあります。大分、室外機があちこちでつき始めている、車で通っても、これだけ暑い年、今年は異常でしたけれども、これは今年に始まった話ではなくて、かなり前から始まっていますので、エアコンの普及というのは相当進んでいるんだなというふうに認識しています。ただ、そうではないところもありますので、今回、津別病院さんに置かせていただきましたけれども、その前の段階には、既に高齢のお年寄りのところは、当然、担当課として心― 57 ―配を第一にしますので、居宅介護支援センター、あるいは包括支援センターが担当していますひとり暮らしの高齢者に対しまして、電話でクーラーをしっかりつけていますかとか、あるいは扇風機をこういうふうに使用していますかというような確認をやってきております。なかなか電話で難しいなというところは、直接訪問もして、そういうことをやっている中で、その担当したお年寄りの中には、先ほどの救急車で搬送された方はいないというふうに聞いておりますけれども、まず、そういうことをやって、そして大体お年寄りが薬や何かを取りに行く病院にはとりあえず置いていこうということで、ここで涼めますよというお話をしたわけですけれども、それで十分かというと、やはりもう少し踏み込んだ取り組みが必要だろうなというふうに考えているところです。そこで議員がお話になりました、本岐や活汲や、あるいは相生の、そこでクーラーをもっていない方、あるいはサロン等で何か催し物をやる時に、クーラーがそれはないよりあったほうがいいに決まっていますので、その点検をしながら、するかどうかについては予算編成の中で検討していきたいと思っております。

質問 8番 高橋剛

〔登壇〕 休憩前にご提案させていただいて、町長のほうからも検討するということでご答弁いただきましたので、ぜひともよろしくお願いしたいなと思うところでございます。続きまして、2番のご答弁に関連いたしまして、広報の仕方についても少しお話をさせていただければと思います。今回、私この質問をするにあたりまして、近隣でやっております美幌町と網走市さんのほうに取材をさせていただきました。それでいろんなお話を担当者のほうから聞― 58 ―かせていただいたのですけれども、広報に関して言えば、実は美幌町と網走市は全く同じことをされておりまして、一つがホームページ、一つがSNSで、もう一つが広報車で回ったということでお話をされておりました。効果のほどはというと、これは美幌の担当者の方がおっしゃっていましたけど、やはりホームページですとかSNSで情報を回しても、来ていただきたい高齢者の方には、なかなかこの情報が届かず、来ていただくのが難しかったと、そこで車で回ったところ、その声を聞いてというか、広報車の声を聞いて来ましたという方が結構いらっしゃいましたというお話をされておりました。実はこれ網走市も全く同じ反応でございまして、先にやった日付ですけども、美幌町は3日間、8月 23 日、24 日、26 日で、網走市は8月4日、23 日、24 日、26 日の4日間やられているんですけれども、網走市は、最初はホームページとSNSだけだったんだけれども、人がなかなか集まらないと、そこで広報車を 24 日から回したところ、24 日、26 日に関していえば、その広報車の声を聞いて集まりましたという方が結構いらっしゃいましたと、そういうような担当のお話でございました。ちなみに、厳密ではないのですけれども、美幌町はクーリングシェルターに集まったのが約20 名、網走市は、こちらは延べなんですけれども大体 100 名の方がクーリングシェルターに集まったということで、それぐらいの成果が出されたということでございます。ひるがえってみて、津別町の広報は時間もないですし、あとは国からの自粛要請も出ていたということでと先ほどご答弁いただきましたけれども、これはこれで一理あると思うのです。暑い中、外に長時間出て、わざわざ遠くに行くというのは得策ではないと考えるという考え方も一つあると思うんです。ですけれども、先ほども言いましたけれども、クーリングシェルターをやっていること自体を町民が認識をしていない状態で、じゃあ一番波及効果といいますか、あるのは何だろうと考えたときに、やはり広報車ではなかったのかなと、ですから、来年以降は広報車の活用も考えていただきたいなと思います。そこでなんですけれども、だったら、どういう広報の仕方がいいんだろうなと、いろいろ考えてはみたのですが、例えばなんですけれども、5月、6月とかの早い段階で、町民の方に広報等で去年は暑かったですよねと、それで実はこういう取り組みを津別町でもやっていますと、その折には、例えば広報車を回しますので、その声を聞― 59 ―かれたら、こういったような、やっている場所をご案内しますので、その時にはぜひ利用してくださいと先に情報を早い段階で流しておいて、いざとなったら先ほどもほかの町でやはり一番効果が高かったのが広報車ということですので、ホームページ、それからSNS、それから広報車ということで町民の利用を促すというような形が私はいいのではないかなと思いました。そこで質問させていただきますけれども、今、私のこれ一つのアイディアとしてお話をさせていただきましたけれども、町として何かやり方を考えていらっしゃることがあれば、教えていただきたいと思います。また、町で何かそういうことがあれば教えていただきたいと思いますけれども、考えていらっしゃることがあれば、お願いいたします。

答弁 町長 佐藤多一

来年に向けては、ホームページとかSNSというのは当然どこの町もやることだと思いますので、それは当然、取り組みの範囲の中に入ってくるというふうに思います。広報車につきましては、いろいろこれまで広報車が聞こえないとか、回っていても全然だめだというようなお話もまた一方で承っているところですけれども、やっぱりしないよりはしたほうがいいというふうに思いますので、それも次回は進めたいと思います。当然、皆さん全戸に配布されるのは広報なわけですから、それを読んでいただくということが前提なのですけれども、一番大事なことかなというふうに思います。これはクーリングシェルターというのは、その時期になってきてからとり急いでやるというのもあるんですけれども、そもそもそういうものがあるということを、町民の皆さんにクーラーを特に持っていない方が知っていればいいことなんです。知っていれば、自分でそこに避難することもできるしということですので、特に季節を選ぶ必要もないかなというふうに思います。ですから、そういうものが暑くて大変な時、あるいは寒くて大変な時もあるかというふうに思います。それは暖房が入っている所も新たにできていますので、ずっと朝までということにはなりませんけれども、そういう所の公共施設があるということを、まず知っていただくということを町民の皆さんにお知らせしていきたいなと思います。

質問 8番 高橋剛

〔登壇〕 これに関しても、ぜひともお願いしたいとご要望をさせていただければと思いますので、よろしくお願いしたいと思います。ここでもう一つ、ほかの自治体の例から、確認というか要望というかをさせていただければなと思うのですが、それは今年、津別町がかなり暑くなったのが急であったということで、ここまでのことを誰も想定をしていなかったということで、役場の横の連携というのがやはりちょっと弱かったのかなという気は見ていてしております。これ美幌町さんは、危機対策課、ここが旗振り役というかになっていまして、これは、暑さは災害という位置づけなのですかということでお伺いしたのですけれども、クーリングシェルターを設置する場所が避難所という位置づけになっているので、ここがやりましたということでお話をされておりました。網走市は、同じような津別と似ているというか、例えば高齢者に関しては保健福祉を担当するところが安否確認を行い、そして中心となって旗振り役をやったのが市民活動推進課というところがやったそうでございまして、ここは何を担当しているかというと、やはりクーリングシェルターを設置するのがコミュニティセンターに設置をするということで、そのコミュニティセンターを担当されている市民活動推進課というところが旗振り役となり、そして先ほどのお話をさせていただいた広報車、こちらのほうは危機管理を対策する課が連携して、それぞれの自治体で横のつながりを強くしてクーリングシェルターという一つの町の事業をやっていると、そのような形でおっしゃっておりました。津別も来年以降は、ぜひともどこが旗振り役になるか、中心になるかというのはなかなか、大体いろんなところを見ていると2パターンに分かれていて、人の命、健康を守るという考え方で、例えば津別でいいますと保健福祉課が中心になるような形と、あとは一番多いのかなと思うのは、やはりこれは災害であるという捉え方をして災害対策、例えば津別ですと防災危機管理の中橋さんのところかなと思うんですけれども、そういうところが中心、旗振り役となって、先ほども言いました、じゃあ老人福祉はどうするんだ、あとは学校のほうはどうするんだ、広報のほうはどうするんだ、場所の設置はどうするんだということでやっていると。来年以降は津別も同じような、今年以上に強い体制でぜひ臨んでいただきたいなと思います。それと、津別町の一つの特徴というか、利用できるとしたら、私、建設課でやられ― 61 ―ている花バスがもしかしたら行きと帰りの人の足になってくれないかなというのもあったりして、そういったようなことも連携をとって、花バスとかでしたら必ず図書館の前とかそういう所も全部病院とかにもとまりますので、クーリングシェルターを使うんだったら使っていけるのではないかなと思いますので、ぜひそういうところも人の足も考えていただいて、連携を密にして来年はやっていただきたいなと思いますけれども、町の考えがあればお伺いしたいと思います。

答弁 町長 佐藤多一

今の部分、担当の部分については、先ほど申し上げましたとおり、やはり一番心配したのが高齢化率の高い町ですので、お年寄りに影響がないように、大丈夫かなということで、そこを中心にものを進めていったということであります。しかし、これだけ暑さが 30 日以上も続くということになってくると、これは子どもからお年寄りまで全ての人に関わる問題であります。ましてやこういった時に、もしかして災害が起きたときに避難所に行ってもクーラーがないというようなことになると、暖房のことはよくいわれていたので、そういうふうになったらどうするんだとありますけれども、これだけ暑い日が続く中で災害が起きると、かなり厳しい状態になってきますので、それらについては、どこがどうしていくかというのは、そういったところを調整するために役場内に政策調整会議というのが設けられていますので、そこで調整しながら来年向かって進んでいきたいと思います。

質問 8番 高橋剛

〔登壇〕 来年に向けて、ぜひともよろしくお願いしたいと思います。また、学校につきましても何問か追加で質問をさせていただければと思います。今年は山形県の米沢市のほうで女子中学生 13 歳の女児ですけれども、部活帰りに、北海道ですと伊達市で小学校2年生の女の子ということで、8歳の子ですけれども、それぞれ体育の授業で倒れまして、その後に死亡ということで、どちらも熱中症とみられる症状で搬送された後に亡くなってしまうという大変痛ましい事故が起きました。新聞の一節を借りますと、「最近の暑さは異常、子どもたちをどう守るかは大人が背負う重大な責務」だと、そのような一言が書いてございました。前にもお話をさせてい― 62 ―ただいたかと思いますが、やはり学校というのは子どもたちにとって一番安全な場所でなくてはならないと、そのようにも思っておりますので、追加で何問か質問をさせていただければと思いますが、先ほどと同じで恐縮ですけれども、学校内で熱中症等によって具合が悪くなった生徒さんというのは、今年はいらっしゃるのか、いらっしゃらないのか、わかっていればお答えいただければと思います。

答弁 教育長 近野幸彦

熱中症といわれるところまでいった子どもはいないと聞いておりますけど、多少いろいろな状況で具合が悪くなって保健室へ行くということは多々あると思いますので、そこまで完全に熱中症ということはないと聞いております。

質問 8番 高橋剛

〔登壇〕 はっきり熱中症というお子さんがいらっしゃらなかったというのは、これは朗報だと思いますし、よかったなと思います。津別の小中学校の冷房設備に関していえば、津別はコロナの臨時交付金を使う際に整備をされました。これに関しては、当時の教育委員会の課長であった千葉課長が非常にご尽力されたとお伺いをしております。私はこれ先見の明があったと思っております。今になってみれば、やっつけておいてよかったよねという話だと思っております。これなぜならば、ほかの自治体の例を見てみるとわかるのですけれども、北海道全体でいうと16%ぐらい、公立高校で冷房が進んでいるのが 20%はないと思うんです。ほかの例としては、北見市さん、先日まで選挙をやっていたんですけれども、辻市長が再選されましたけれども、選挙の演説の記事を見ましたけれども、「北見市の小中学校は冷房の設備の普及が進んでいない、私が次の市長に再任されたら、ぜひとも進めたい」というお話がございました。また、これは旭川市の今津市長も旭川の小中学校の冷房の進捗率は 16.1%だそうです。「16.1%なので、今年の夏の暑さはやはり異常なので、子どもたちが勉強できないと、これを進めるために冷房を進めていきたいと、ただし概算で見積ったところ、10 億円ぐらいかかるので予算を確保する」というような定例会見でのお話がございました。このように進んでいなかったりするところがたくさんございまして、先ほど美幌と網走のお話をさせていただきましたけれども、美幌町も8月23 日臨時休校になっております。網走はそういう措置はとらなかったということでお― 63 ―伺いはしているんですけれども、津別は快適に子どもたちが勉強できたというのは、今年は何といってもエアコンの整備がされていたからであります。これに関していえば本当にありがたいことだなと思っております。ただ先ほどのご答弁で少し気になるのですけれども、例えば中学校において特別教室ですとか、エアコンがない教室もあるので、エアコンを設置している教室のみで授業を行っているということもございましたけれども、これは体育館とかはどうなっているのでしょうか。体育館も冷房はないのか、それとエアコンを設置している教室でのみ行って、特別教室は授業をやっていないということですが、それで影響はあるのかないのかあればお答えいただければと思います。

答弁 教育長 近野幸彦

〔登壇〕 小学校については、コロナの交付金もありましたけれども、長寿命化工事の関係で、コロナ交付金で 14 台、長寿命化工事で 20 台だったので、もともとあったのと合わせて 35 台ということで、中学校の場合は臨時交付金だけだったので、そこで 11 台つけて、もともと3台あって 14 台ということで、その分、11 台だけでも 1,100 万何がしというお金がかかっていますので、学校としても全てつけるのはちょっと難しいなということで遠慮した部分もあったと思うんですけど、若干、特別教室についていない部屋があります。あと、体育館についても、つけるとなると何千万円単位から億単位ぐらいまでかかるので、小中ほかの学校もそうだと思うんですけど、体育館に冷房というのはなかなかつけるのが難しいということで、ついておりません。影響というか、暑い日というか、たまたま今年は1カ月ぐらい暑いのが続きましたけども、例年ですとそこまで毎日毎日1カ月続くというのは少ないと思うんです。そこまでほかの教室を代替えで使うと、特別教室の中でもエアコンがついている部屋もありますので、そういった部屋を代替えに使うということで十分対応できたなと思いますけれども、教育委員会側としては、できれば全ての部屋にエアコンをつけたいとは思っていますけども、今後はお金の相談で徐々につけていくのか、財政側と相談しながら進めていきたいと考えております。

質問 8番 高橋剛

〔登壇〕 さらにここから整備も進めていっていただければなと、そのように思います。一つ教えていただければと思うのですが、今のお話ですと、体育館はかなりつけるのが難しいということなんですが、例えば、この夏の暑い時期に当然外で体育の授業をするという話にはならないと思いますし、体育館もかなり暑いと思うんですが、体育に関しては影響ないのでしょうか。例えば今どのような形で進めているというのがあれば、教えていただければと思うんですが。

答弁 教育長 近野幸彦

〔登壇〕 小学校においては、今、特にプール授業を中心にやっていまして、少しの間、プールまで歩くことになるんですけど、時間が短いということで、終わった後、寒いよりは暖かいほうが帰ってくる間も体のためにはいいのかなということもいろいろありながら、この本当に暑い時はプール授業を中心にやっておりまして、中学校の場合は小学校と違って、それなりに体もできていますので、特別暑くない限りは体育館でも授業はできますし、そうでない、この間のような熱い場合には全て保健体育の時間、教室内の勉強に切り替えたということで対応しております。

質問 8番 高橋剛

〔登壇〕 それでは施設の話も少しお伺いできればと思うんですが、授業とはちょっと違うんですけれども、教育委員会の所管で児童館も所管になっていたかなと思います。子どもたちの流れというか様子を見ていますと、中央公民館にいる子も結構いたりもしますけれども、先ほどもクーリングシェルターの一つの施設として中央公民館も指定されていますし、中央公民館はエアコン入っていたなというのはあるんですが、児童館、こちらのほうは冷房設備はどうなっているのか教えていただければと思います。

答弁 教育長 近野幸彦

児童館についても、コロナの交付金で6台ほど設置していただきまして、フロア的な所にはついていないですけど、全ての教室についておりますので、涼しい状態で皆さん過ごしていると思っています。― 65 ―

質問 8番 高橋剛

〔登壇〕 それでは、教育委員会に最後にお答えいただければと思うんですが、今回クーリングシェルターに図書館の利用があったかなと思うんですけれども、クーリングシェルター、今回の運動といいますかだけではなくて、例えば涼を求めにということで、今回クーリングシェルターもやったということで、それによって利用者の変化というのは図書館についてはありましたでしょうか。といいますのは、4カ所ほど先ほどもでていたんですけれども、例えば役場とかさんさん館とか、正直、役場とかさんさん館とか中央公民館に何時間もいるというのは、ちょっとあまりイメージがわかないんですよね。長時間エアコンのある所にいれる施設となると、正直、図書館ぐらいしかないのではないかなと、図書館でしたら本もたくさんありますし、雑誌その他もありますので、そういったようなことを考えれば何時間いても、ほかの人の目も気にすることもなくいれる施設なのかなと思いますので、利用できるとしたら、やはり一番はここかなと思うんですけれども、利用者の変化等というのがあれば、わかれば教えていただきたいと思います。

答弁 教育長 近野幸彦

7月にオープンして、当初は意外と中高生で勉強しに来てくれる子が多いなということで思っていたのですけど、徐々に高齢者の方にも浸透してきて、暑くなってからは結構来られている方が多くなってきているようです。ただ、ちょっとまだ本を読まなければ図書館へ行っちゃいけないと思っている人が結構いると思うので、これからいろいろ図書だより等、ほかのいろいろな宣伝できる場所で、本を読まなくても来てもいいんですよと、休む場所でいいんですよということで宣伝して、なるべく多くの人に利用していただきたいと思っています。

質問 8番 高橋剛

〔登壇〕 今おっしゃるとおりだと思うんです。それが一つの町がつくった新しい建物の意義の一つだと思うんです。図書館をつくったからといって、図書のそのことだけではなくて、人々がキャッチフレーズにもありますけれども集う一つの場所として図書館が利用されて、それで涼を求めて熱中症にもならないようにするような場所になっていくということが、すごく重要なことで、それは建物― 66 ―の一つの意義だと思いますので、それはぜひとも町民の方に知らせていただいて、宣伝していただければと思います。最後に、町長から一言あれば終わりたいかなと思うんですけれども、先ほど冒頭にもお話はさせていただきましたけれども、今、この暑さは基本的に敵なんですけれども、暑さ自体はうまくすれば薬にもなるということで、移住だったりとか定住だったりとか、涼しい所を観光に結びつけたりだとかそういうこともあります、実際に。ですけれども、例えばですが、やはりこの暑さは危険だということで、これは一つの狛江市の例ですけれども、エアコンの購入費に5万円の助成をしているところもあったりします。ただこれもなかなか難しくて、じゃあどこに線を引くかとか、誰を対象にするかって、なかなか難しかったりもします。ですけれども繰り返しになりますが、うまく暑さは避けつつ、健康は守りつつ、それでいて町の美味しいところだけいただくような、いろんなアイディアもこれからでてくるかなと思います。そういうときに私のお願いとしましては、町は柔軟に考えていただいて、ぜひともいい方向に町民を導いていただければなと、そのように思いますので、来年以降もどうなるかわからないですが、暑くなればぜひお願いしたいなと思いまして、私の一般質問を終わらせていただければなと思います。町長から一言あればお願いいたします。

答弁 町長 佐藤多一

おそらく、こういう暑さというのはこれからも続くのだろうと思います。国連のグテーレス事務総長がニュースで出ていましたので、お聞きになったかと思いますけれども、「地球温暖化の時代はもう終わった、そして今は地球沸騰の時代が来た」というお話をされていましたけれども、まさしくそういう状況になってきているんだろうなと思います。そこで温暖化を食い止めるために、いろんな政策が打たれているんですけれども、見ている範囲、必ずしも有効に効いているというのは世界的にそんな感じもしないわけですけれども、そういう中でこれからもこういう厳しい時代、気候変動というのは続いていくのだろうなというふうに受け止めているところです。ちょうど来月号の広報に、町長日記に「長く暑い夏」というテーマにして担当課の― 67 ―ほうに既に原稿を送ってあるんですけれども、その後、高橋議員からご質問が来るというのがわかりまして、この後に書くのであれば締め切りもありますので、やり取りした部分を追加して入れたいなというふうに思いましたけれど、そういうふうには今回なりませんでしたけれども、そこで書かせていただいた中に、もう一つの視点として地球の温度が 0.5 度上がると武力衝突の危険率が 10%から 20%上がっていくというそういう研究もされているようです。ですから地球の温暖化と戦争というのが何か因果関係があるようなそういうことも一方では研究されているようですので、脱水症だとか、熱中症だとか、そういうことだけではなくて、もう少し広い目でまた見ていく必要もあるのかなというふうにも思っているところです。ちらっと出ていましたエアコンの設置補助等については、これは少し慎重に考えなくちゃいけないというふうに思いますし、やるとしても、どういう範囲でだとか、既に続々と購入されている様子が伺えますので、その方たちからすれば、もうちょっと待っていればよかったなみたいな話になってくると、やはりまた不信感等々も出てまいりますので、どういう形がいいのかというのは検討させていただきたいと思います。以上です。

出典:津別町議会 令和5年第6回定例会 2023年9月14日 議事録 PDF(53ページ) 間違いを知らせる