みんなの議会

津別町議会 令和3年第7回定例会 2021年9月16日

福祉政策における生活移動支援の助成について

2021年9月16日、津別町議会の一般質問で、佐藤久哉議員が「福祉政策における生活移動支援の助成について」質問し、町長 佐藤多一が答弁しました。

質問者
佐藤久哉 議員
答弁者
町長 佐藤多一

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 7番 佐藤久哉

〔登壇〕 二つ目の質問に移らせていただきます。福祉政策における生活移動支援の助成についてをお尋ねしたいと思います。12 月3日より、かねてからの懸案事項であった市街地巡回バス事業がスタートします。乗車料金については1回 200 円で、往復で乗れば1日 400 円となり、週2回の利用で1カ月 3,200 円と結構な負担になります。一方、町が行っている福祉政策の中で 70 歳以上の高齢者へのバス無料券配布がありますが、対象者のうち交付を受ける方が 50%前後であり、実際に使用される方はその20%程度です。対象者の中には町外へのアクセスはあまり必要ないが、町内の移動は多いという方もいるのではないかと思います。そこで、無料バス券の配布を北見バスと市街地巡回バスどちらかの選択制にすることは考えられないでしょうか。担当課は違うと思いますが、どちらも生活移動支援を旨とする事業であり、特に市街地巡回バス事業については新規事業であり、住民への事業の認知度向上や利用増への後押しとなると考えますが、町長の考えを伺います。

答弁 町長 佐藤多一

それでは、続きまして福祉政策における生活移動支援の助成についてお答えしたいと思います。現在、実施しています 70 歳以上の高齢者へのバス無料券の配布を、北見バスと新規事業としてスタートする市街地巡回バスの選択制にすることについてでありますけれども、現在のバス無料券の利用状況は議員ご指摘のとおりでありまして、交付数が伸びない理由としては「元気なうちは自家用車で移動する」という声のとおりであると考えます。また、「冬だけ利用する」「とりあえずもらっておく」という声も聞いているところです。本年 12 月から運行を予定しているコミュニティバスの巡回路線と運賃につきまして― 52 ―は、北見バス、津別ハイヤー、町バス、混乗スクールバス、福祉有償運送とのバランスを考えまして、法定の協議会において合意決定されたものであります。運賃につきましては、回数券の交付などの意見も出されたところですが、まずは1年ほどの利用状況を踏まえ、そして今後、協議会において運行経路なども含めた改善見直しがされていくものと思います。この協議の中で選択制の導入についても議論していただくよう要請していきたいと考えておりますので、よろしくお願いいたします。

質問 7番 佐藤久哉

〔登壇〕 高齢者へのバスの無料券につきましては、大体対象者が平成 30 年から令和2年までのデータですと 1,850 人前後で、交付枚数も 900 枚前後ということで、50%近いというところで行われていて、実質それが 20%ということは、高齢者の中で1割ぐらいの方の利用ということであれば、もっと利用してもらえる方法はないかと考えたときに、先ほどのような理由で今回の巡回バスの無料券を考えついて今日町長に提案いたしました。私もちょっと拙速だといえば私のアイディアは拙速だと思うんですけれども、でも私、今日、この質問をどうしてもしたかったのは、これから住民サービスはやっぱり選べるサービスって必要なんじゃないのかなと。要するに住民にとって無料バス券の配布というのはありがたいことです。でも使わない人は何もありがたくないのです。だから、ありがたい無料バス券の交付を何かもっと広げて、両方は受けられないけれども、片方こちらのサービスを受けられるよというのは、これからの行政の中でいろんな場面が出てくるんじゃないかなと。ほかの福祉のサービスや、例えば生涯スポーツのサービス何かでも、この講座を受けるときに補助はもらえるけども、二つはだめだと、例えば講座三つのうち選んで一つの講座には補助金を出しますとか、だから皆さん1番自分に役に立つ講座を選んで講座を受けてくださいとか、そういうのは選択制で可能ですよね、同じようにサービスというのも、これからは、こうした選択性をその事業によっては考えていくべきではないかなというふうに思って、今回、提案してみました。検討していただけるというか、そういう答弁ですので、私もこれ以上突っ込むところもないのですけども、やはり住民の方に聞いてみると、そういうのがあったら面白いよねとは言っていただいたので、ぜひこうしたことを検討していただきたいと思い― 53 ―ます。現在、町は1年間に 36 枚のバスの無料券を配布しています。それに対して、もしまちなかの巡回バスの無料券を出しても、とっても金額的には追いつかないのですけども、それでもこっちがもし自分にとって有効な巡回バスであって、その券がもらえるのであれば、私は町外に行かないからという方は現実に私お話を伺った中でもいらっしゃいました。そんな一人や二人のサンプルデータで政策を決定することはできないと思いますので、これからバスが運行されて、いろいろなデータが出てくると思いますけど、その中でぜひ片隅にとめておいていただいて、こうしたことを検討していただければと考えますので、よろしくお願いいたします。

答弁 町長 佐藤多一

無料バス券、確かにここ3年見ても 1,800 人ぐらいの対象者がいるんですけれども、実際に交付を受けている方というのは 900 人ぐらいです。利用されている枚数でいけば約3割弱というような状況になっています。私も去年これをもらいました。風呂の入浴券をもらいに行ったときに、町長、今年からこれももらえますといって、70 歳の券をもらったのですけど、36 枚もらって1回だけ使ってみました。それは、どんな人たちがどこからどうやって乗るのかと、見てこようと思って津別の豊永の車庫の所からずっと北見の駅まで乗ってみたのですけども、そこそこ乗っているもんだなという印象を受けたのと、それから北上辺りに行くと北見の方がどんどんどんどん入ってくるという実情も見て、やはり、ここは北見バスは赤字路線ですから北見市さんが赤字の部分の半分を受け持っていただいている理由も何かわかるような、かなり北見の方も利用されていますので、そういうことなんだなと見てきたところです。立場上、やはり何回も使うとなると町の負担、今度町が払うことになりますので、それもどうなのかなと、無収入になればまた使わせてもらおうと思いますけれども、そういうこと、いったんは見てきましたけれども、こういうように、私のように 36 枚のうち1枚だけ使わせてもらって、あと残っているという状態ですので、きっとたくさんそういう方がいるんだろうなと、自分の車を運転できますから、皆さん利便性含めてそちらのほうを選択するんだろうなというふうに思います。― 54 ―ただ、年々動きが厳しくなってきますので、こういう選択性というのも一定必要なのかなというふうにも思います。ただ、予算もやっぱり、じゃあ財源どこから持ってくるかというのを今の使用枚数をどんどん上げれば3割ぐらいの方が使用ということなんですけども、決算を見ても大体 900 万円予算を立てていて、800 万円ぐらいの決算になっています。これがどんどん利用が増えれば2倍、3倍、4倍となってくると、当然、それに対応するような財源もどこかで確保していかなくてはなりませんので、さまざまな部分含めて考えていきたいというふうに思いますし、基本はやはり、できればなるべく町民の方の利便性を高めていくというふうに考えております。為国アドバイザーも言っていましたけれども、公共交通というのはドアツードアまでのものではありませんということで、基本的に行政として、ここまでは最低限対応しなくてはだめだよと、そういうルールの上で成り立っていくものだから、それ以上先ということになれば、それは公共とはなかなか言い切れないんじゃないかというお話しも伺っていますので、今後どういう結論になるかちょっとわかりませんけれども、法定の協議会がありますので、そこで1年もたてば当然チェック、前回はどうだったろうかということが出てくると思いますので、それにあわせて検討の材料にもなっていくのではないかなというふうに思いますので、担当を含めて協議をさせていただければと思います。

質問 7番 佐藤久哉

〔登壇〕 これは福祉政策の生活移動支援ということで私質問をしていますので、あまりこっちへ立ち入るとまずいと思うんですけども、今回の巡回バスというのは、福祉政策の中にも関連するように、絶対に必要な事業で、例え利用が少なくてもなくしてはいけない事業、将来的になくしてはいけない事業だと思っているのです。ですから必ず成功してもらわなきゃいけないというか、必ず継続していかなければいけない事業だというふうに私は考えています。そうなると、やっぱりある程度の利用の裏付けがないと事業として継続していくことが大変になってくると、それは使えば使うほど予算は上がっていきます。しかし、やっぱり住民の福祉のために、こうしたところで無料バス券が大いに活用されて利用度が認知されて、バス― 55 ―券だけで収まらず、実際にお金を払って乗ることもあるかもしれませんけども、そうした高齢者を含めていろんな交通弱者というか、移動手段のない方に対してのいろんな手助けになるような施策として、きっちり残していくために、ぜひこうした認知度向上や、利用度の向上を考えて検討いただければと思いますので、よろしくお願いいたします。もし答弁があればお願いします。

答弁 町長 佐藤多一

よく聞かれる言葉で、他町村でいろいろ検討してバスを走らせてみたのだけれども、全然乗ってくれないんだという話もよく聞こえてくることもあります。そういうことになると存続というのはかなり厳しくなりますけれども、現実にはお困りの方というのもいるのも事実ですし、多分これからも増えていくだろうと思いますので、一定の利便性は何とか確保していきたいなというふうに考えておりますので、よろしくお願いいたします。

出典:津別町議会 令和3年第7回定例会 2021年9月16日 議事録 PDF(52ページ) 間違いを知らせる