みんなの議会

津別町議会 令和3年第7回定例会 2021年9月16日

新型コロナウイルス感染症対策について

2021年9月16日、津別町議会の一般質問で、佐藤久哉議員が「新型コロナウイルス感染症対策について」質問し、町長 佐藤多一が答弁しました。

質問者
佐藤久哉 議員
答弁者
町長 佐藤多一

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 7番 佐藤久哉

〔登壇〕 議長のお許しをいただきましたので、先の通告どおり一般質問を行います。まず1点目、新型コロナウイルス感染症対策についてお伺いいたします。1点目、新型コロナウイルス感染症対策として緊急事態宣言が発令された際に、公― 44 ―共施設の休館等は、どのような判断基準で開閉を決めているのかお聞きしたいと思います。2点目、町内でクラスターが発生した場合どのように対応する考えなのか、お聞かせいただきたいと思います。3点目、ワクチン接種は新型コロナウイルス感染症に対し有効な予防策と考えるが、今後、3回目のワクチン接種をどのように考えているのかお聞きしたいと思います。以上、3点よろしくお願いいたします。

答弁 町長 佐藤多一

それでは、新型コロナウイルス感染症対策についてお答えを申し上げます。はじめに、緊急事態宣言が発令された際の公共施設の休館等の判断基準についてですが、現在、北海道に緊急事態宣言が発令されており、本町は「一般措置区域」とされており、公共施設に関する休館の判断は、「市町村立施設は感染状況や施設の目的を踏まえて、順次休館等を検討する。」とされております。前回、5月 16 日から6月 20 日の緊急事態宣言時では、名称は異なりますが「措置区域」とされ、公立施設の取り扱いは今回と同様であり、管内的にはほぼ休館または町民限定という対応でした。本町は近隣市町からの人の流れを考慮しつつ、営業に影響のある「道の駅あいおい」「森の健康館」「体験交流施設」のほか、家庭に風呂のない町民の方を考慮した公衆浴場を除き休館としたところです。今回の宣言下では、北見地域定住自立圏形成協定の構成町4町で協議を行い、町民の福祉と健康を守りながらも新型コロナウイルスと共存するライフスタイルへの転換も必要であるという考え方から、感染対策を徹底し、施設によっては一部制限しつつ基本的には開館することといたしましたが、今後の感染状況等によっては適宜対応していく考えであります。次に、町内でクラスターが発生した場合の対応についてですが、基本的には、北見保健所が対応するため、町としては、保健所の指示に基づき行動することになります。これまでの他市町村の例を見ますと、福祉施設などにおいては保健所の職員が常駐し― 45 ―て対応し、学校や会社などもそれぞれ保健所の指示に基づいて対応しています。次に、3回目のワクチン接種についてですが、大臣発言やマスコミ報道により、早ければ 10 月末から医療従事者を中心に3回目の接種が開始されるとの情報もありますが、現在のところこれに関する国からの正式な通知等はありません。今後、具体的な内容が示された場合は、集団接種の経験を生かし、津別病院の協力を得ながら実施することになると考えておりますので、よろしくお願いいたします。

質問 7番 佐藤久哉

〔登壇〕 まず1点目の公共施設の休館等についてでございますが、5月の際は、答弁にありましたように3カ所を除いて施設を閉鎖したということで、今回につきましては、同じ措置地域という名前で緊急事態宣言ですけども、閉鎖しないという判断をしたということで、町民の方から聞かれるのは、いったいどういう基準で判断しているんだとか、それから、先に考え方を示してもらえないのかという話も聞かされます。今日の行政報告や、ただいまの答弁でいただいたとおり定住自立圏の1市4町のうち、北見市はちょっと規模が違うこともあり、多分4町の間でいろいろ話し合って決めていると思うんですけども、そこで、ある程度、感染症の蔓延状況にもよると思いますけれども、その時々、自治体がどういう理由で判断したのかということも皆さんにお知らせしていくべきだと思いますし、それから、ある程度緊急事態になったら、こういう考えで公共施設を開閉するんだということを町民の皆さんに話し合ったものを一度公開してみたほうが私はいいのではないかなというふうに思います。昔、情報公開制度というのが出来上がった時、当然、職務上知らせてはいけないようなもの以外は、町長と町民が同じだけの情報を共有していることが情報公開だというお話を講演でお話しいただいたことがあります。こうした行政同士の中でいろんな話し合いをして、それが差し支えないものであれば、できるだけ町民の方に公開していくような形をとるのが私はいいのではないかなと思っています。ある雑誌で、町長が公共施設を休館にすると、ゲートボール場やパークゴルフ場を町民に限って開けてほしいと、ソーシャルディスタンスもとれているということで、ただ、そういうことをすると、子どもたちが部活を我慢しているのに、高齢者だけ特別扱いするのかといったような不満も出るというふうに雑誌の中でコメントされてい― 46 ―ます。そうしたことで平等になるように、公平性を保てるようにということで全て休館しているということなんでしょうけれども、そうしたことをきちんと町民の皆さんに聞いてもらうことが町の考え方に納得していただける早道なのではないかなと思います。町長に考えがあればお聞かせいただきたいと思います。

答弁 町長 佐藤多一

最初の宣言の時は、やはり、これ以上どんどん広がっていくと大変だということで国のほうの方針、今回もそうなんですけれども、1行だけなんです。公共施設の部分について国のほうで書かれているのが、これはホームページからリンクしていけば、それはどんな表現をしているかというのはおわかりかというふうに思いますけれども、そこで、やはり前回と今回では、よく報道等でも要綱も含めて慣れという言葉が随分出てきます。最初のうち、そういう形でしっかり全部なるべく休館ということで進めてきたわけでありますけれども、やはり近隣町の状況や対応がそれぞれ異なっている状況の中で、どこかでやはりそれぞれの町の思いみたいなものもありますので、今回については、美幌町さんが中心となって、ちょっと皆さんの意見も聞いてみましょうということで北見市は市ですので感染状況もあまりよくありませんでしたので、4町の中で話し合いをして、やはり住民の方たちから相当開けてほしいと要望が随分出ているということもあって、一定、やはりこれだけ長く続くと考慮をしなくてはならないのかなということで感染対策を今までもしておりましたけれども、どこから来た人なのかも含めて、ちゃんと住所・氏名・電話番号だとか、そういうものを書いてもらって利用していただくということに徹底していこうということで今も進めているところです。そうしたことが、実は津別のホームページでもちょっとわかりにくかったものですから、ほかの町村の例を見ると、どの施設がどうなっているのかというのは一覧ですぐぱっと見られる、そういうのに変えていこうということで、今はそういうふうになっておりますけれども、そこにそういう経過も含めて長々とではなくて一定のそこに至った町としての考え方、それも含めて書いたほうがわかりやすいかなというふうに思いますので、そのようなこともこれから検討させていただきたいと思います。― 47 ―

質問 7番 佐藤久哉

〔登壇〕 ぜひそのようにしていただきたいと思いますが、公共施設等の閉鎖でも経済循環というか、営業のことを考えると、例えば公共施設の中に入っているさんさん館のカフェや、それからネイチャーセンターの中のNPO森つべつのカフェそういったところも、やはり、もし利用する人がいるのであれば開けてあげるような形をとっていかなければならないのかなと。そういうような個別の判断をしなければいけないものもあると思います。それから公共施設がもし閉鎖になっても、図書館は1回目は急だったのですけども、次の時はきちんと間に日にちをとってくれたり、電話で貸し出しをしてくれたりと、緊急事態宣言になれば巣ごもりということですから、そうした読書の対応をしてもらったということで、ありがたかったという声も聞こえてきました。やっぱり町民の方の意見、声を受け止めて、やれる対応はしていくということで、その辺はよかったなというふうに思っているのですけども、今後ともコロナ感染症については、現在も猛威を振るっているわけですから、ぜひ柔軟な対応、そしてコロナが町の中に広がらないように今後とも行政を進めていただきたいというふうに思います。二つ目に関してでありますが、当然、保健所の指導のもとに行うわけですけれども、現在、全国で 165 万人ぐらいの感染者が出たわけです。北海道については6万人にも届こうというところであります。昨日付けでオホーツク管内で見ますと 941 人で、昨日こそゼロですけれども、ここ3・4週間の間は大体週に 50 人から 60 人の感染者が出ています。振興局が手配している宿泊療養施設が北見にありますけれども、確か収容人員は 55 名です。毎週 50 名ぐらい出て、全員が重症患者というわけじゃないですけれども、そうすると隔離期間2週間と考えると収容施設だけでは足りなくて自宅待機だとか、それぞれの町村で待機させなければいけない場合が出てくると思うのですけれども、そうした場合、何か対応策があるのか、それからクラスターの中で斜里町のこども園でクラスターが発生しました。それは当然親子ともに、こども園の場合は子どもというわけにはいかないので、親と一緒に隔離すると思うんですけれども、私どもが新聞で読んだだけで内容を詳しくわかっておりません。町長は馬場町長とは親しいので、その内容についてもし聞いていて、どのような対応をしたのかもしわかれ― 48 ―ば教えていただきたいと思います。

答弁 町長 佐藤多一

詳しく事細かくは聞いておりませんけれども、やはり同じように斜里町さんの場合も数がどんどん増えていきましたので、そこは保健所の職員がいますけれども、そこが来て的確な指示を出しているというふうに聞いています。大空町さんでも同じようなケースがあったというのは聞いておりますけれども、いずれにしても町独自で抗体検査だとか、あるいはPCR検査とか、そういうものをできるものではありませんので、そこは、いつ誰と会って、どういうふうになったかという経路をずっと保健所が調べていきますので、それに対してうちのほうでも5月に職員1名が罹患しましたけれども、それらについても逐次保健所のほうから連絡が入っています。本人からも、こういうふうに保健所から連絡がありましたということで、それに従っていますということで、それが派生しないように、ウイルスが広がっていかないように、こちらのほうもそれに対応した形で、ちょっと休んでもらうだとか、周りのほうにも様子を見てもらうだとか、そういうようなことも含めて対応してきているところです。あとは隔離施設の今オホーツク管内は北見市にありますけれども、これは道が対応するようになっておりますので、市町村の会議の中で振興局長からこのようなことでいついつに記者発表をしますと、北見市さんの施設ということでホテルを借り上げてやりますということで、事前にお知らせしてくれることになっています。今、そういう形で進んでいますけれども、そこには道職員も張り付いて、ずっと毎日点検をしながらやっています。これは町ではちょっと独自ではできませんので、まさしくオホーツク圏の中の全体の動きを見ていくのは振興局長ですので、そこが道と判断をして、例えばもう一つホテルを増やすだとか、そういう形になっていくというふうに聞いております。

質問 7番 佐藤久哉

〔登壇〕 ウイルスの感染状況ですけれども、ワクチンの接種が進んで、なおかつ、なかなか感染が収まらないということで、また緊急事態宣言されたわけですけれども、津別町は幸いにワクチンに関しましては、行政報告にありましたとおり、現在 87%で、新たに 80 人の予約があるということであれば、おそらく― 49 ―89%から1回目の接種率が 90%ですから、2回目打っていない人が終わらせてくれれば 91%ぐらいまで登って、なかなかいい数字が出ると思いますけれども、それでもやはり感染の脅威は去っていないというふうに思っております。ここ1週間ぐらいはちょっと落ち着きましたけれども、それまでオホーツク管内は、いまだかつてない感染者がずっと続いていたと思います。やはり、まだそのすぐそばに感染危機があるんだということを十分自覚していかなければいけないのかなと思っております。ちょっと聞き忘れたのですけれども、もし津別病院でクラスターが発生して、病院がどのような対応になるかわからないのですけども、もし津別町民が通常の病院にかかる、コロナじゃなくて普通の病気で治療に通うとき、そこが閉鎖されるような可能性があるのか、なった場合、近隣町村の病院の応援を仰ぐことができるのかどうか、ここを教えていただきたいと思います。

答弁 町長 佐藤多一

具体的にそういうことを検討したことはないですけど、これまでの例でいけば、当然、津別は美幌医師会に所属していますので、例えば、そこがもし逆に美幌の国保病院がそういう状態になっただとか、津別病院がそういう状態になったということになれば、一時的にはおそらく美幌医師会の中で協力し合いながら対応をとっていくんだろうというふうに思いますけれども、病院とかそういう状態になれば、厚生労働省のほうからも対応チームが派遣されることになると思います。初期のころ、北見のクラスターが発生したときにも、保健所のほうに厚生労働省の特別班が来て対応しておりましたので、状況によって、そういう道段階になるのか、国段階になるのか、あるいは管内の保健所、ここでいけば北見地区になるのか、そういうところの動きが当然出てくると思いますので、それに対して市町村、津別町なら津別町として、その指示に従うような形になっていきますし、こういうことを協力してほしいという具体的なことが出れば、それに対応していくという形になると思います。

質問 7番 佐藤久哉

〔登壇〕 大体わかりました。もちろん国というか保健所等の指示に従って動いていくわけですけれども、本当にこれだけクラスターが発生すると、職員の数、対応が足りるのかという心配も出てまいります。決してワクチン接種― 50 ―が終わったからといって安心できる状況ではないと思います。ブレイクスルー感染という言葉もあるぐらいでして、やはり2回接種してもまだまだ危ないということで、三つ目の質問ですけれども、今のところ本当にちょっと担当大臣の口から漏れたという程度ですけれども、実際に海外では3回目のワクチンの接種が有効とされていますし、日本でも、東京の港区や広島で医療従事者が3回目のワクチンを独断で接種してネットでたたかれていましたけれども、やはり医療従事者の方は当然効果が増すということがわかっているわけです。中和抗体という感染を防ぐ力のある抗体が2回接種によって体にもたらされる抗体数が非常に増えるということで、ただ、増えた抗体数が3カ月後ぐらいには4分の1ぐらいに落ちるらしいのですけれども、抗体数が落ちたからといって、かかりやすくなるとかそういうことではないのですけども、3回目を接種すると、その中和抗体が2回目の時の5倍から 11 倍になるというような実証的実験も行われたということが先日、今回ちょっと来られなくなったのですけれど池上さんのテレビでやっておりました。やはり3回目の効果というのは、海外でも実証されているように、疑いのないところですので、勝手に津別町だけ3回目のワクチンを手に入れて打つということは今のルール上できないと思いますけども、ぜひ3回目に向かって声を上げていっていただいて、まだ2回目も国民全員が打っていない状況の中で、やはりそれは難しいことなのかもしれませんけれども、やっぱり津別町の町民の健康や安全を守るという意味では、ぜひ3回目に向かって声を出していっていただきたいなと考えますが、いかがでしょう。

答弁 町長 佐藤多一

議員のおっしゃることはわかるのですけれども、やはり町長という公的な立場でいくと、答えられる医学的な専門的な知見を私自身はもっているわけではありませんので、これは厚生労働省の中に、ちゃんとした専門、研究スタッフがおりますので、そして尾身さんなんかもしょっちゅうテレビに出てきますけれども、そういうところで決められたことは、今度、国の方針として各都道府県を通じて市町村にも方針が出されてくると思います。それに基づいて3回目というのが出てきた場合については、それに従って、まずはワクチンがちゃんと届いてもらわなくては、やるにしてもできませんので、町独自にワクチンを輸入するなんてことはできません― 51 ―ので、そこの方針がしっかり決まり次第、今回の集団接種と同様に、3回目が決まればそれに向けてまた粛々と準備を進めて、そして実施に移っていくというふうにしたいと考えております。

出典:津別町議会 令和3年第7回定例会 2021年9月16日 議事録 PDF(44ページ) 間違いを知らせる