みんなの議会

津別町議会 令和3年第2回定例会 2021年3月19日

不登校等の生徒に対する動画の配信等について

2021年3月19日、津別町議会の一般質問で、篠原眞稚子議員が「不登校等の生徒に対する動画の配信等について」質問し、教育長 宮管玲が答弁しました。

質問者
篠原眞稚子 議員
答弁者
教育長 宮管玲

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 1番 篠原眞稚子

〔登壇〕 ただいま議長のお許しをいただきましたので、先に通告した件につきお尋ねいたします。GIGAスクール構想は、児童・生徒向け1人1台の端末、高速通信ネットワークを一体的に整備し、多様な子どもたちを誰1人とり残すことなく、公正に個別最適化された創造性を育む教育を全国の学校で持続的に実現させる構想であるというふうに提示されています。情報活用能力の育成と、それから教科指導等におけるICTの活用、それから校務の情報化等がこれに盛り込まれているというふうに書かれておりました。そこで学校現場で導入されている、タブレットを使うということなんですけども、どのように活用をしていくのかが1点。2点目は、授業中のトラブル、ソフト面とかハード面とかそれぞれあるかと思いますが、どのように対応されようとしているのか。3点目としてICT専門支援員の配置、今年度の新年度予算にも若干出ていたかと思いますが、その対応についてお聞きします。4番目には、不登校等の生徒に対する動画の配信等について、どのような考えをお持ちであるかという点についてお尋ねしたいと思いますので、どうぞよろしくお願いいたします。

答弁 教育長 宮管玲(教育長は2022年3月まで)

それでは、小中学校のGIGAスクール構想の進捗状況について、まず、学校現場で導入されているタブレットをどのように活用を進めていくのかについてのご質問にお答えいたします。現在、学校では既に導入されているタブレット端末を使用し、日常の授業の中で、インターネットを用いてさまざまな情報を収集・整理・分析する主体的な調べ学習、自他の発表や演技を録画し、それを視聴しながら批正しあう振り返り学習、模範演技の動画視聴、アプリを使った計算等の反復練習に積極的に活用しております。また、特別支援学級では特性に応じて視覚からの情報を取り入れた学習が効果的であり、小中学校とも積極的に活用しております。今後は、芸能教科での活用や離れた場所と教室をつなぐ遠隔授業の検討など、道教委が作成したICT活用授業指針やICT活用授業デザイン編を参考にしながら校内研修を推進し、できることから着実に活用の幅を広げる教育実践を支援してまいりたいと考えております。二つ目の、授業中の回線環境のトラブルや子どもたちの操作に関するトラブルをご心配いただいてのご質問についてお答えいたします。まず、回線環境のトラブルについては、各学校とも今年度既に高速大容量の通信ネットワーク整備が完了しましたので、大きなトラブルの可能性は低いと想定しています。子どもたちの操作に関するトラブルで想定されるのは、小学校低学年の導入時においてですが、操作画面を大型テレビで視覚化することや、少人数グループ指導に複数の教職員が支援に参加するなど、指導方法や指導形態を工夫することで解決できるものと考えております。三つ目の、ICT専門支援員の配置についてのご質問ですが、GIGAスクールサポーター配置支援事業を活用して専門知識のある事業者をサポーターに委託し、導入機器の仕様、管理等のマニュアル作成、活用事例などの整理を進めております。来年度につきましては、実際の活用の幅を広げていくために、学校での課題や活用方法なども適宜相談できる体制整備を考えております。最後に、不登校生徒に対する動画の配信についてお答えいたします。2019 年の文部科学省の通知「不登校児童生徒への支援のあり方」において、学校に登校するという結果のみを目指すのではなく、家庭教育も含めた多様な学びの場を提供する重要性が明記されたところです。オンライン学習も選択肢の一つであり、授業― 14 ―動画の視聴やインターネットなどを使った学習についても校長が内容を踏まえた上で出席扱いも可能とされています。ですが、不登校の子どもの状況はさまざまであり、まずはゆっくり休み、元気を取り戻すことが必要な子どもも多く、授業の動画配信等のオンライン学習がかえって追い詰めてしまうことも懸念されます。一方で、家庭での規則正しい生活リズムを取り戻すことが必要な子どももおりますので、本人や保護者の声に耳を傾け、それぞれの心身の状況に応じた対応について、授業動画の配信やオンライン会議システムの活用も視野に、慎重に検討することが望ましいと考えております。以上、答弁といたします。

質問 1番 篠原眞稚子

〔登壇〕 1点目のところなのですが、1人1台というふうな文科省の計画に基づいて、今、配布されるような状況ですが、津別町におきましては既に1人1台ということではないのですが、子どもたちには、もう利用した学習がなされているとの報告だったわけですけども、今後に向けてなんですが、もう既に1人1台を家庭に持ち帰るような使用の方法を取っている、道内はちょっとわからないのですが、この間読んだ本の中には、そんなふうに進んでいるところもあり、今、教育長が言われた中では、いろんな分野で使われているというようなことはお聞きしたわけですけども、1人1台ということになると、やはり学校、あるいは放課後の時間帯でも自由に調べることができたり、そんなことも計画の中には含まれているのかなというふうに思うのですけども、3月末までには1人1台の端末が子どもたちに当たると言うのでしょうか、それで渡されたものをどのように使われていくのか、あるいは保管をするのか、家庭にはまだまだ持ち帰るには時間がかかるのか、その辺の見通しについてお尋ねします。

答弁 教育長 宮管玲(教育長は2022年3月まで)

端末についてですけれども、1人1台これはあなたのですよという形でお渡しする使用の仕方までは、まだ制度設計しておりません。とりあえず、まず1人1台自由に使える学校にその枚数が整備されると、今後どう使っていくかも含めて検討課題だというふうに考えております。― 15 ―家庭への持ち帰りですけれども、この部分もまずは学校の中でどのように使えるのかということに限定して、ルールですとか使い方を検討していこうという段階であるというふうにご理解いただければと思います。

質問 1番 篠原眞稚子

〔登壇〕 タブレットが1人1台分がありますというような段階で、今後、本当にこれは私のものということで全てその子が管理をしていくというようなことには今のところはなっていないということなんですが、これだと在校生に応じて増えたり減ったりというのは、その都度、新年度に今度の例えば新入児童が大幅に増えたというときには、その都度、町の予算で購入をするというような見通しで進んでいくということなのかどうか確認したいと思います。

答弁 教育長 宮管玲(教育長は2022年3月まで)

〔登壇〕 将来的に1人1台をこれは私専用のものですよという形で小学1年生から中学3年生まで使うということになったとしても、また台数を学校で保管するにしても、いずれにせよ人数の増減に対応しなければいけませんので、新入学児や生徒が多ければ、その前年度にそれを見越して調達していくという計画を立てていきたいと考えております。

質問 1番 篠原眞稚子

〔登壇〕 順次、生徒の動向により揃えていくというようなことですので、これも多分ずっと使えるというものではなく、ある程度くると更新をしていくということになりますが、今はコロナ禍でもあったりして文科省の力の入れぐあいが違って、全部早目に補助金を出しますとかそういうような流れになっているかと思いますけども、今そろえたものというのが、ちょっと先の話ですけど、どれぐらい子どもたちが自由に使って更新の時期を迎えるものであるのかというようなことを予測しているのであればお聞きし、なければ、それはその都度考えていくのかなというふうに判断をしたいと思いますので、よろしくお願いします。

答弁 教育長 宮管玲(教育長は2022年3月まで)

タブレット端末ですけれども、おおむね更新時期は5年というふうにイメージしております。議員が今ご指摘いただいたように、GIGAスク― 16 ―ール構想の前倒しで国のほうで予算づけはしてくれていますが、一気に枚数が学校にそろいました。ところが、その後の更新時期もどこの学校も皆同じ時期に更新時期がきますので、その予算について不透明なところがあります。そういった課題も重々あるということで、順次、更新の計画等も含めて課題はたくさんあると認識しております。

質問 1番 篠原眞稚子

〔登壇〕 どれぐらいのものかというのと、一斉だと、当初どこもここもということでそろわないんじゃないかという話もあったように思いましたので、独自の計画を作成しておいて、当たらないことがないように、この期間だけは一気にやれたけども、その更新時期の時にはそうでなくなるというのは子どもたちにとってはちょっと不公平になるのかなと思いますし、これは何というか個人別というようなことでの学習というのにすごく期待されているのかなと思っています。個々人の今の能力というか学力というか、もちろんその子の使い方も個人差があるのだろうと思いますけども、これを調べていく中で見たのですが、それなりのソフトがあって学習ができたり、あるいは吹きこぼれというらしいのですが、すごく学年よりもものすごく進んだ能力のある子等にも活用できて、それぞれの可能性を最大限に引き伸ばすことができるというような素晴らしいうたい文句が出ていて、これは、どっちにもいいのかなと思いますけど、半面やっぱりアナログというか、従来の対面でのということも忘れないようにしてほしいという注意書きもあって、なるほどなかなか一方の今進んでいるところにドッと目が向いてしまって、そうでないところがおろそかになったら、またそれはそれで問題なのかなというところを感じました。今、これから進んでいくことなのであまり差のないというか、もう既にオンライン学習をやっていたりとか、このコロナ禍の中では、そういう設備ができていないところは単なる休校期間中、先生がつくった紙のプリントを持ち帰りで学習したところもあれば、オンライン授業を進めている私立なんかの学校もたくさんあって、スタートの時点でだいぶん差がついてしまっているのかなというような、北海道の事例があまりないので、それから管内でも津別町と同じようなことかなとしか捉えていなかったのですけども、いろんな住む地域でもネット環境なんかが違うと子どもたちに差が出てくるのかなと― 17 ―いうふうな一方では感じたところですので、いろんな情報を瞬時にとらまえ、そして子どもたちには、あまり見劣りのしないような形での活用をしていただければと思います。2点目のは、ちょっとこれは自分のレベルで心配した質問だったかなというふうなことで、トラブルはあまり想定しなくてもいいというような答弁の内容であったかなと思いました。これは私自身がオンラインとかZOOMで授業というか講和を聞くときに、なかなか自分のところのネット環境がよろしくなくてうまくいかなかった体験も何回かしたものですから、もちろん物が違うということをすっかり忘れていて、子どもたちが慌ててしまうんじゃないか、みんなと同じような画面にまで行けない、そういうふうになったときに教室には先生が1人か2人か3人かもしれないのですけども、そういうふうになったときの対応というような、全くの取り越し苦労だったかもしれないのですけれども、いろんなことが予測されるので、子どもたちが瞬時に両方のトラブルで立ち止まってしまうとか、そんなふうにならないような工夫というか目配りというか、そういうものがされればこの問題については 先ほどの 教育長の提案で理解をしました。まだ何かありましたらよろしくお願いします。

答弁 教育長 宮管玲(教育長は2022年3月まで)

本町では、4年前から小学校の特別支援学級への導入を皮切りに次の年度はグループに1台、次の年度は2人3人で1台、次の年度は2人に1台というように順次導入をしてきました。その中でも小学生の段階から2人ペアで教えあったり、話し合いながら操作させてまいりました。そのような手法の指導の積み重ねがありますので、子どもたち、本当に低学年の導入時に、先ほどお話ししたように手厚いサポートで行えば、すんなりと子どもたちは慣れ親しんでいくだろうなと感じております。また、今の子どもたちは、家庭でもどこでもそうなんですけどもタブレット端末、今スマートフォンも含めて、幼い時から使い慣れていて見事に使いこなしますし、失敗を恐れませんし、失敗したら戻ればいいだけですから、そういった意味では、子どもたちのたくましく現代を生きているというイメージを持っております。― 18 ―

質問 1番 篠原眞稚子

〔登壇〕 大分、ジェネレーションというか自分の年齢と自分のレベルで質問項目に入れたのかなと思いちょっとお恥ずかしい話だったのですけども、今1人1台というようにとらわれて、いろんな情報が流れてきていますけども、津別町においては既に何年か前から特別支援学級で子どもたちのそれぞれの能力に応じた活用がなされているということなので、さらに今後また新しいというか、新入児童が入学してきますので、我々が心配するようなことではないのは、恐れないというのも大人のほうがいろんな先を心配して触れないでいるのですけども、子どもはやっぱりそういうところが全然違って、きっと飲み込みも早いし、いろんな形と可能性が芽生えてくるのではないか。今、子どもたちの将来の仕事や何かも我々の時代とは全然違ってカタカナの職業ばかりで、そういうようなことで、それって何って、今回、質問するときの町のかわら版を見てふと感じたのですけども、GIGAスクールだとか次の質問もそうなんですが、割と耳で入ってきて、日本語訳すると、ちょっといずいというか、漢字だけを見るとどうなのかなというような時代にもなってきているので、コロナ禍がいいほうにというか、違った形で一気に進んできたんだなということを実感しました。今、三つ目のことなんですが、支援員についての予算、支援員を配置するための費用にも補助金が出るようなことも出ていました。今年度はどの程度にするのか金額がそんなに大きくなかったので、それで十分なのかどうかというようなことと、現状サポーターというか支援員になられる方は、どのような勤務形態というか、そんなふうなことを考えておられるのか、お聞きしたいと思います。

答弁 教育長 宮管玲(教育長は2022年3月まで)

先ほども1回目の答弁の中でお話ししましたように、専門知識のある業者のサポートを得ていきたいと思っています。そんなにたくさんの予算ではありませんので、学校の学習支援員のように毎日常勤で学校に駐在してサポートにあたるという体制ではありません。学校に行くことは要請があれば検討するわけでありますけれども、それこそ電話で相談をしたり、リモートで相談をしたり、そんなような形で指導支援を受けていくという形を想定しております。常駐の学習支援員と― 19 ―いう形ではありませんのでご理解をお願いしたいと思います。

質問 1番 篠原眞稚子

〔登壇〕 なかなかいろんな分野での専門家の方にお願いするというようなことは、私たちの住んでいる町ではなかなか容易に見つからないという状況でもあり、ただ今年度予算に三十数万円というのが出ていて、専門職の人をどの程度使ってこのぐらいなのか、ちょっと安いのかなと、専門職の人にお支払いするのはどうなのかなというふうなことがあったのが一つと、それと今お話にもありましたように、必ずしも来て対面で指導を受けるということではなく、今電話であったり、それからリモートであったりとか、いろんな方法を講ずるというようなお話でしたので、やっぱりここもサポーターの人がいることによって安心して先生方も授業というか、タブレットを使った授業ができるという安心感のためにもサポーターはいますよというのをきちっと位置づけて、何というか、こういう体制が整っていますということをお知らせしたらよろしいのではないかと思います。先生方の中にも得意な人と、どうもこういうのが苦手というような方もいらっしゃるのではないかと思います。新しいことが次々くると、結構不安になったりするので、大丈夫ですよ、サポーターもいますというか、校内でもそういう研修の体制というのでしょうか、そういうのがとれていますよというのが、非常に働いている先生方にとっては大きな安心につながるのではないかと思いますので、その辺のところをよろしくお願いしたいと思います。ありましたらよろしくお願いしたいと思います。

答弁 教育長 宮管玲(教育長は2022年3月まで)

ICTのサポーターですけれども、あくまでも生徒に対する支援ではなくて、教職員に対しての支援というふうにご理解いただければと思います。先生方のICTに関する関心、それから使い方についてもやっぱり差があるのは実態でありますが、これまでも学校の教員の中で専門的知識のある、また得意とする教師が中心となって校内研修を進めてまいりましたが、推進する教職員に対しての専門的なアドバイス、推進していく人間もいろいろやっていく中で、いろいろな疑問です― 20 ―とか課題が出てくるわけですから、そういったものを解決するためのサポーターという使い方が一つ、それと議員がご指摘のように、ちょっとまだうまくいかないなという先生方に対してもサポートをしてもらえる、そのような役割の人間というふうに考えております。常駐ではありませんけれども、十分に活用してまいりたいと考えております。

質問 1番 篠原眞稚子

〔登壇〕今、GIGAスクールの導入にあたっていろいろ質問をさせていただきました。実際に本格的というか、既に予想の部分が津別町においてはあるということなので、ちょっと1人が1人ずつというふうになると、何か今すぐにでも使えて、自由に使えるのではないかという錯覚を起こすようなものもあるのかなというふうに思いますけども、この後やっぱりその使い方とか、将来、家庭にということになるのであれば、そのための正しい使用の仕方というか、そんなようなことを子どもたちにも、それから父兄あてにも、今度こういうことになって新しい指導要領が 2020 年から変わった中で、こういうものをどんどん活用していこうという流れになっているようですが、そういうようなことで、たくさんの情報が瞬時に入って来る、その使い方等についても折に触れて学習する場みたいなものがあったほうがいいのではないかと思いますので、その辺のところを次に向けて、何か構想の導入にあたって学校の生徒・児童にはこんなようなところに気をつけてもらっているとか、細かなことですけども、こんなふうになってきているので、家庭ではこういうことに対して注意をしてほしいとか、そんなような具体的なお話があればいいかなと思いますので、その辺のところも酌み取っていただければと思います。

答弁 教育長 宮管玲(教育長は2022年3月まで)

これまでのように、どのように活用できるかという部分をどんどん進めていくことが必要だと考えておりますし、活用していく中で、子どもたち、それから学校としてルールをどうしていくかということも、しっかり検討していかなければならないというふうに考えております。また小学校と中学校との連携という部分では、小学校ではよくて中学校ではよくないという部分があっても困りますので、小中連続した、一貫したルールづくりですとか使い方というものをしっかり設計― 21 ―していかなければならないと思っております。また、保護者等に使い方の部分、活用方法ですとかルールですとかマナーですとか、そういったものも情報提供して協力していただきたいというふうに考えております。

出典:津別町議会 令和3年第2回定例会 2021年3月19日 議事録 PDF(13ページ) 間違いを知らせる