みんなの議会

津別町議会 令和2年第9回定例会 2020年12月16日

複合商業施設等整備計画について

2020年12月16日、津別町議会の一般質問で、山内彬議員が「複合商業施設等整備計画について」質問し、町長 佐藤多一、住民企画課長補佐 加藤端陽が答弁しました。

質問者
山内彬 議員
答弁者
町長 佐藤多一、住民企画課長補佐 加藤端陽

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

件名は、議員が最初の質問で述べた言葉から取ったものです。

質問 7番 山内彬

〔登壇〕 ただいま議長から発言のお許しをいただきましたので、先に通告の案件につきまして質問をさせていただきたいと思います。現在、進めております複合商業施設等整備計画につきまして、3点ほど質問をさせていただきたいと思います。市街地総合再生基本計画に基づき、これまで「まちづくり懇談会」「複合庁舎建設等調査特別委員会」「市街地総合再生基本計画推進協議会」と協議をそれぞれ重ねてきたところでございます。その上で次の質問をさせていただきたいと思います。一つ目、コミュニティ施設と商業施設を一体的に建設する計画案により、開発事業者も公募により決まっております。次に進むべき重要なドラッグストア誘致で計画を進め、協議を進めておりましたが、ご存じのとおり、この件については頓挫をしております。早急に市街地総合再生基本計画自体を見直すべきではないか。二つ目につきまして、開発事業者アルファコートが、ドラッグストアの誘致をすることが事業者選定のプロポーザルの最重要とするところであったのではないかと思います。それが誘致ができないということになれば、開発事業者アルファコートに事業を託す意味がないのではないかと、今後どのように考えているのかお伺いしたいと思います。3点目でございますが、これまで、先ほど申し上げたいろんな「まちづくり懇談会」― 11 ―含めて説明をしてきた基本的な事業計画自体が次々と変わり、町民はもとより、この関係者を含めて混乱しているところでございます。現状での町民アンケートを実施すべきではないかと思いますが、これについて考え方をお伺いしたいと思います。

答弁 町長 佐藤多一

それでは、複合商業施設等整備計画について3点ご質問がございましたので、お答え申し上げたいと思います。はじめに、ドラッグストアの進出が決まらない中、計画の見直しが必要ではとのご質問でございますけれども、これまでも複合庁舎建設等調査特別委員会をはじめ、全戸配布のまちなか再生事業の解説冊子におきましても、「市街地総合再生基本計画」は、国土交通省の補助事業である優良建築物等整備事業を前提として策定したものであるとお伝えしてきたところであります。この計画には、コミュニティ整備地区へのドラッグストアの誘致は、目指すべき目標として記載しており、現在のところ誘致の可否が見えないのは事実ですが、そのことにより計画を見直すのではなく、まずはドラッグストア側の協議を重ね、できるだけ早期に結論が得られるよう進めているところです。仮に出店がかなわなかった場合は、次にどのような整備を行うべきか議論し、整備方針を練り上げていくことになると考えております。次に、アルファコート社との今後の関係についてでありますが、プロポーザルの審査項目は 19 項目であり、そのうちの一つに民間事業者の事業参加の確実性について評価する項目がありますが、ドラッグストアが誘致できなかったことをもって、事業から退いてもらうということにはならないと考えております。開発事業者が最初から誘致の努力をしていないのであれば別でありますけれども、本町の現状に鑑み、ドラッグストア側が出店のリスクが高いと判断されたものであります。そうした中、現在、1社が出店協議に対応していただいており、この事業を進めるにあたって、整理すべき最優先事項としていますのでご理解をお願いしたいと思います。次に、3点目でありますけれども、町民アンケートを再度実施することについてでありますけれども、現在の事業の進捗は、確かにドラッグストア出店の結論に時間を― 12 ―要しており、当初予定していた補助事業を変更せざるを得ないと判断しているところです。しかし、町の中核となる場所の利便性を高め、買い物環境を整え、賑わいを向上させるという、事業本来の目的が変わったわけではありません。現在実施している事業自体は、まちなか再生基本計画策定時のアンケートをもとに計画を立て行っているものであり、第6次総合計画策定時のアンケートにおいても、町外に移り住みたい理由として「日常生活の買い物が不便」が、64.8%と最も多く、町の取り組みに対する満足度では、日常の買い物環境に 60.6%が不満と答え、これに対する取り組みの重要度でも 67.1%が重要であると答えています。また、自由記述の中でも、ドラッグストアの出店や町外に行かなくても済む環境づくりについて多く記載されていたところです。また、この総合計画策定時のアンケートは、小中学生にも実施しており、津別町に住み続けたい、いずれは戻って住みたいと回答した児童・生徒は 46.5%にとどまり、住みたくない理由として「買い物が不便」が3分の2を占め最も多い結果でした。さらに、昨年 11 月に実施しました住民満足度調査では、まちなか再生事業の推進について 61%の方が、満足、おおむね満足として、2年前の前回調査の 44.2%を大きく上回りました。意見の記述においても、主に買い物環境改善に期待する声が多く、逆に 16.4%だった不満・やや不満の意見の方からも、現状の買い物環境への不満の声が寄せられていました。まちなか再生についてのアンケートは、計画策定時に行われたもの1回ですが、先の各種アンケート調査や、まちづくり懇談会などで意見を汲み上げる機会をもって進めてきたところであり、今後、計画の変更や修正を加えるべきところは、市街地区総合再生基本計画推進協議会での議論を経て進めてまいる考えでありますので、よろしくお願いいたします。

質問 7番 山内彬

〔登壇〕 お答えいただいたところなんですけども、町長の基本的な考えを今お答えいただいたのですが、冒頭、私がまちづくり懇談会、これまでこの関係について5回開催しております。推進協議会については2回開催されております。議会として特別委員会、庁舎問題を含めて 31 回この議論を重ねてきたところ― 13 ―であります。特に、まちなか再生の我々の受け止めとしては、やはり新しい大型店舗を町に誘致をするということがこの計画の最重要課題であったかと思います。スーパーマーケットは農協の仮店舗で営業をしている方が、そのまま移行するということは当初から説明を受けているところです。そこで、この最近の 11 月 17 日、まちづくり懇談会で町のほうから説明があって、住民の方からそれぞれ意見をいただいたことは承知されているかと思います。そこの意見も含めて、最近は、町民の方の津別町の現状も含めて、意識含めて考え方が変わってきているのではないかと。そこで町が考えていた大手のドラッグストア2社については出店できないと、それについては収益性だとか将来性のことについて述べております。特に人口の問題と、いわゆる家賃がゼロでも赤字だと。それをもって出店できないという理由だと思います。今、お答えいただいた最後に残っているドラッグストアのほうについても、おそらく考え方は同じだと思います。赤字になるところにわざわざ出店するということはないと思います。そこで、このドラッグストアがおそらく協議をこれからして、結論を見てから整備方針云々というふうにお答えいただいておりますけども、まず、このまちなか再生基本整備計画については、国交省の補助事業、優良建築物等整備事業を前提としたと今お答えいただいているとおり、これを前提として計画がつくられているんです。それで、次の民間開発事業者についても公募をすると、そういうことになっております。それが期限切れをもって、当初、計画の国交省の補助事業に対応できないと。次の段階の総務省の地方創生拠点整備交付金事業へ移行したいというふうに今変えてきております。やはり最初に、こういう国交省の計画でいきたいということを、まちづくり懇談会含めてこれまで説明してきて、急に変わったと。そういうことからすると、この整備計画自体が、基本的に損なわれているということから、私が申し上げているのは、これを見直して、やはり現状で考えて早急にこの結論を出して計画を進めなければならないのに、これをいまだに、いつまでもこだわっているということが理解できないと。そういうことで再度お伺いしたいのですが、このドラッグストアと協議を重ねるのですけども、いつまでにこれを相手側から回答をもらって、次の段階に進めるのか、これについてお伺いしたいと思います。― 14 ―

答弁 町長 佐藤多一

最初に、議員もお話しされていました言葉そのままで言えば、ドラッグストアとの協議が頓挫したのではないかということでありますけれども、頓挫ではなくて協議中であるということでありますので、そこのところは認識していただきたいと思います。これから出店されるかどうかについては、現段階ではまだわかりませんけれども、協議をしているという状況であり、頓挫はまだしておりません。するかもしれませんけれども、そのような状態になっております。それから、ドラッグストアとの今後の協議なんですけれども、実は、この後、渡邊議員さんのご質問とも随分関連してくる項目がたくさんありまして、そちらのほうでもお答えしようと思っていたわけなんですけれども、一応今日が 16 日で、明後日の 18日に担当者レベルでドラッグストア、サツドラさんの担当者の方と、私どもの担当部署がWEB会議をやることになっております。そういった中で、社長を含めて、来られたのが先月の 11 日ですので、ほぼ1カ月ちょっとになります。その中でサツドラさん側もいろいろ検討を重ねてきた内容があるかと思います。それの中で、これはまちづくり懇談会等の中でもお話をしておりますけれども、サッポロドラッグさんの場合は、単にドラッグストアということではなくて、さまざまな事業を展開しておりますので、そのことが教育分野だとか、いろんな部分についていろんな取り組みがありますので、そういった何か包括的な何か協議をすると言いますか、包括的な例えば提携をするだとか、そういった中で、さらに津別の未来の中でドラッグストアがあるないとか、そういうレベルの問題ではなくて、もう一歩進んだ未来に向かっていく助けになってもらえるのかなということも懇談会の中でお話をしてきたところでありますので、それが例えばどんなものかというのは、具体的にこれから話がいよいよされていくということでありますので、それを明後日、まずは見ていきたいというふうに考えているところです。それから補助事業の関係についても、これは国交省をベースに進めてまいりましたけども、ドラッグストアさんの出店によって形態が変わってまいりますので、それによって今年の事業として申請するということは、もう期限が過ぎておりますので無理であるということで判断をしたわけであります。― 15 ―そこで、できれば最終的な、あまり延ばしていくと、議員もご承知のとおり最後に壊す建物というのが旧農協の建物になってまいります。この間も壁の補修事業をやっていましたけれども、昭和 38 年に建設したもので、今、下のスーパーのみの営業ということになっておりますので、だんだん老朽化が著しくなってきていると。そこをこれから3年も4年も置いておくというのは、ちょっと厳しい状態だというふうにも思いますので、そこのところも目安に入れていくと、少し別な補助事業も活用できるのであれば、それも活用してやっていきたいということで、今、道のほうからも紹介をされている総務省の拠点整備を使われてはどうですかということでもありますので、建て付けが変わってまいりますけれども、そういうことも頭に入れながら進めていくことになるかと思いますけれども、まずは、今ドラッグストアさんと協議中でありますので、すぐ間近に会議が設定されておりますので、その様子を見ながら進めてまいりたいと思っております。

質問 7番 山内彬

〔登壇〕 残ったドラッグストアさんと協議を重ねるということで、これは前から伺っていますけども、そこで、まず大型店舗だけの出店では、今協議を重ねているドラッグストアさんは、おそらくそれだけでは来ないというふうに思います。そのことは特別委員会でも話を聞いておりますけども。そこで、この協議をする中で、この賃貸料について、この協議の中に入れて話し合われるのか、それについてお伺いしたいと思います。

答弁 町長 佐藤多一

賃貸料そのものがまだ決まっていませんので、お答えについては、どれぐらいのものになっていくかというのは想定でお話をすると、それがそういうものだというふうに受け止められると困りますので、それはこれからの話し合いの中で、どんな提案がされてくるのかというのもありますし、その提案に町として受け入れられるものなのかどうかというのもまた判断しなければならないと思います。

質問 7番 山内彬

〔登壇〕 町長の答え、腹に何も持っていないのであればいたし方ないと思うのですけども、先日の 31 回の特別委員会の資料の中に、この問題に― 16 ―ついて町の今後の対応については、出店の可否については店舗使用料が決まらないと結論が出せないので、というふうに町は説明をされているんです。そこまで議会の特別委員会に出しているということは、それなりの町としてのある程度の腹があるのではないかということで今お聞きしたのですけども、何もないのか、持っているのか、それあたりについて再度お伺いしたいと思います。これは重要な問題なんです、全く考えていないのか、相手の出方を見て考えるのか、そこらあたりの考え方について再度お伺いしたいと思います。

答弁 町長 佐藤多一

ちょうどその時の委員会は、美幌のPCR検査の記者会見があって席を外しておりましたので、後ほど担当のほうからこの後説明させていただきますけれども、いずれにしてもドラッグストアだけの問題ではなくて、地元のスーパーも入ってまいりますので、そことの関連だとかもあります。ですから、それは十分これから協議をしながら、そして建物によって先ほども言いましたとおり国交省の優建事業を使うことによって、事業者に3分の1の助成が入ってくるという、それをベースにしたものの建て方と、もし町が総務省といいますか、内閣府の地域創生の拠点整備交付金を使うということになれば、町が建てるようなことになってくるかと思います。そうなれば当然、建設コストも大きく変わってきますので、当然、それに対する使用料・家賃の問題も大分変わってくると思います。ですから、この場で幾らになるということは、金額的なものは申し上げられませんけれども、いずれにいたしても家賃はいただくことになると考えております。

答弁 住民企画課長補佐 加藤端陽(住民企画課長補佐は2022年3月まで)

家賃・使用料の関係ですけども、まさしく 18 日の協議で、私どもからも投げかけようとしているのが店舗の規模が過去に会長や社長との話でも、どれぐらいになるかということが、向こうもまだ決めかねているというところもありまして、まずその辺ははっきりしていかないと、幾らぐらいが想定できるという話もできないので、まずは明後日の協議では、どういう規模を想定しているのかということを、しっかりと向こうのほうに、これはメールで既に投げかけておりますので、その辺の返答をいただきましたら、そこからまた建設費を引いて、これぐ― 17 ―らいの想定ということは向こうと協議していく中で提示していきたいと考えております。

質問 7番 山内彬

〔登壇〕 町長はこだわりを持って、アンケートを含めて、住民の意向はドラッグストアが欲しいということは常々発言されておりますけども、町長に聞きたいのですけども、津別町にドラッグストアが欲しいという住民の意向の中で、その必要性というのか、町長は医薬品なのか、化粧品なのか、生活用品なのか、そこら辺りのウエイトというか、それあたりどういうふうに考えているのか、今聞くのは少しおかしいのですけども、どこに比重を置いて町長はドラッグストアを誘致したいのか、これあたりの考え方について再度お伺いしたいと思います。

答弁 町長 佐藤多一

ドラッグストアに何を置いてほしいかというのは、ちょっと私のほうでは、こういうもの、こういうものというのは、普通は初めて見るものではありませんので、隣町だとか隣の市に行けば実際に幾つもあります。そういったものをイメージするのは当然だと思いますし、また町民の方もアンケートの中で書き込んでいるのは、その実態を見ているから、それが津別にもあってほしいなというふうなことが出ていると思うので、中に何を置いていくかというのは、それは出店する側のほうが、この町にはこういうものを置くといいのではないかということが当然計画されてくるのではないかというふうに思うところです。私のほうで、何度もドラッグストアのことをこだわっているようにおっしゃっておられますけれども、これはやはり、どのアンケートを見ても、そういうことが書き込まれているのです。例えば1回目の答弁でもお話ししましたとおり、総合計画の時も小学生・中学生のアンケート、小学生は4年生・5年生・6年生を対象にしていますけれども、それから中学校の1年生から3年生、これはいずれも学校の協力も得て100%の子どもたちはこれに回答していただいています。そういった中に買い物環境のところもありますけれども、例えば小学校のところでは、買い物をする場所がないから、いちいち北見や美幌に行かなければいけないだとか、あるいは、津別では基本、必要最低限の物しか売っていないので、もっとコンビニやスーパーに品物を置いてほ― 18 ―しいだとか書かれていますし、また中学校のほうでは、ちゃんとしたスーパーがないだとか、イオンが欲しいとか、デパートが欲しいだとか、それから買い物とは関係ありませんけれども、あいさつをしても返してくれない人がたまにいるだとか、歩道にごみが捨ててあると、あいさつをしてくれない人がいるというようなこともいろいろ書かれていて、多くの子どもたちが買い物環境を望んでいるわけです。このほかにも実は毎年、平成 28 年から津別に転入される方、それから転出される方、その方たちに戸籍の窓口でアンケートをとっています。これは協力していただける方のみ書いていただいているのですけれども、ほとんどの方が協力していただいています。その中で出てくるのが、買い物環境が不便であるとか、あるいはドラッグストアが欲しいだとか、そういったことが具体的に出てきたりしています。買い物環境が悪いので、お隣の北見市に移りますというようなことも書かれたりしているわけですけれども、転入・転出される圧倒的な方たちというのは、ほとんど北見です。札幌に行ったりとか他の市町村、あるいは道外に行く方もおりますけれども、やはり数字を見ている限りにおいては、北見から転入してきて、転出は北見へということが非常に多くなっています。そこに大きく買い物環境というのがクローズアップされてきていますので、やはり普通に第6次の総合計画でもズバッと書いてありましたけれども、町民からの意見の中でスーパーとドラッグストアとニコットが欲しいと、この三つが欲しいという書き方をはっきり書いておられる方もおります。そういうものは皆さんにもお配りしておりますので、目を通しているかというふうに思いますので、それらさまざまなことを相対的に見ながら、やはり求めているものはこういうものなんだなということで、そして計画をつくって今、一歩一歩進めているという状況ですけれども、ドラッグストアの部分については、ちょっとなかなかそう簡単には前へ進めないなという状況ではありますけれども、結果を待って、おそらくドラッグストアを誘致するということは最初で最後の仕事になるのではないかなと、津別町にとってそういうふうにも感じておりますので、この先、10 年先とか 20 年先の買い物環境も見据えて対応していくべきではないかなというふうに思うところです。

質問 7番 山内彬

〔登壇〕 先ほど、町長には家賃はもらうという考え方でと― 19 ―いうお答えをいただいております。町の姿勢としては、家賃をいただくというのはいいのですけども、これまでのいきさつを見ると、多分そういうことは難しいだろうと考えられます。そこで、18 日含めてこれから協議をされるようなのですけども、この家賃の補填を町が面倒を見るということになったら、ドラッグストアには遠慮してもらうという形にするべきではないかなと思います。ということは、津別町の人口のこれからの推移を見ると、10 年で 1,000 人減ると、20 年で 2,000 人減ると、今、町長は 10 年、20 年先という話をしたんですけれども、人口が減って 3,500 人に 10 年後になると。最終的に 2,400 人台がずっと続くと思いますが、そうした時に誘致して、果たしてこの人口減を見た中で、店舗がそのまま津別にとどまって営業するということは考えづらいと。ということは、民間ですから、都合が悪くなったら撤退とすると。やはり、きちっと頭に置いて、厳しいかもしれませんけども、やはり町として毅然として、将来、町民に負担がかからないような形で進めるべきではないかと思いますので、これをお願いしておきたいと思います。次に、2番目の問題でございますが、公募で開発事業者が一応決まったということなんですけども、この前提条件として、この公募の要項だとか、いろんな要求水準を含めて、その時、町として示しているのかドラッグストア誘致と、民間事業者がすべきだというふうに示して公募で開発事業者が出てきたと。そうした中で、先ほど努力はしているというようにお答えしていただいておりますが、もう公募で決まって1回目の協議会含めて出たときに、ドラッグストア2社から断られたと、もう一つについても町から動いていただけなければなかなか難しいという白旗を挙げて、開発事業者が町に泣きついたというか、そういう形できたのではないかと。そうすると、この公募した時の前提条件がなんだったのかと、そういうことであれば全部なし崩しで開発事業者と事業を進めるということになるのではないかと。そういうことからすると、この今回の開発事業者、アルファコートをいろんな意味で最初の考えと大きく異なると。1点については、このドラッグストアの問題、今度、国交省の補助から総務省の補助事業に変わるということは、民間事業者がやらないでいいと、事業主体にならないでいいと、今度、津別町が事業主体でやるということになると、なおさらこの開発― 20 ―事業者がやる、関わる必要性が全くないということになるのではないかと思いますので、それあたりについて考えをお聞きしたいと思います。

答弁 住民企画課長補佐 加藤端陽(住民企画課長補佐は2022年3月まで)

まず前段の家賃の関係だったんですけれども、町から支援はしませんということは、もう先方には伝えております。使用料もしっかりいただくという話で、今後使用料を決めていきましょうという段階ということでご承知おきください。あと誘致の関係ですけど、ちょっと順番がなかなか外部から見ていると、そういうふうに思われるのは当然だと思います。公募をして結構すぐの段階で、やっぱりドラッグストアは来られませんということで、町に泣きついてきたというよりは、逆に町がドラッグストアの可能性を追求するのであれば、町から直接言うという手もありますという形でアドバイスをいただいたという状況で、今、9月に初めて会長とお会いして、今、協議も継続しているという状態でございます。ですのでドラッグストアの誘致というのは、もう2年前にテナントリーシングという町のほうでドラッグストア各社に出店の可能性を聞いた時に、唯一1社が条件さえ合えば可能性はありますという回答で、なかなかこれは町としても難しいなというのは認識をしていたところでございます。ただ可能性がないということではないので、プロポの中で誘致の努力をしてくださいという形で各社に投げかけたわけで、それでプロポーザルの公募は実際5月に行いましたけども、それ以前に新聞等でも報道されていましたので、興味を持っている会社は既に動いていたという経緯があって、その時点では、津別町にはまだ出店の可能性はあったという形で2社応募がありまして、2社とも可能性があるという形で応募をしてきていただいたわけでございます。ちょっと時期的には、プロポーザルで決まったぐらいに、先方から、やはりちょっと難しいということで報告を受けて、もっともっと前から多分水面下では動いていたということで話を聞いております。補助事業が国交省のものに変わっていくということに関しまして、そうなりますと町が施工主といいますか事業主体ということになりますけども、我々が特別委員会の中でもご説明申し上げましたけども、重視したいのは、そういう津別町の現状をしっかりと調べて、ここに合う建物という形でご提案をいただいたプロポーザルの案、そ― 21 ―の案をもって、今回のアルファコートさんという形で進めているわけですので、それを一つの要因といいますか、ドラッグストアが誘致できなくなった、これは町でも想定をできていたことですので、それをもって退いてもらうことにはならないのかなと。補助事業が変わって民が施工主じゃなくなるという点も、逆を言えば、我々としても開発事業者さん側に対しては、町が事業主体となって単なる請け負いのような形になるけども、事業としては遂行できるでしょうかという形で打診して、その辺に関しましては、アルファコート側からも了承をいただいているという形ですので、案は案として、これを生かしながら協議会でどういう形の整備がいいかということは話し合っていきながら、アルファコートさんに今後も協議会の資料づくりを含めてお願いをしていきたいというふうな進めで考えてございます。

質問 7番 山内彬

〔登壇〕 この開発事業者の選定の時の考え方についても、町のほうも十分承知しておりますし、私どももこのあたりは承知しております。先ほどお話したとおり、この審査の結果、決まったのですけども、それから変わったということを私は申し上げているのです。重要なところが、もう二つも変わってしまったら、この開発事業者をこのまま町がつながりを持って事業をするということはおかしいのではないかということを申し上げています。最初のプランでは、全然参考にするのはいいのですけども、全く変わると思います。やはりそれあたりをきちんと整理しなければ、何があるか、つながりがあるようなことを言いますけども、その審査の時点の部分が変わってしまえば、当然、普通は白紙に戻ると思うのですけども、そこで聞きたいのは、もし町と開発事業者のつながりをもって、次の仕事をどういうふうに開発事業者とする、いろんなことを考えられると思いますけども、どういうことをするのか考えがあればお伺いしたいと思います。

答弁 住民企画課長補佐 加藤端陽(住民企画課長補佐は2022年3月まで)

開発事業者と次のステップという話でしたけども、特別委員会の中でも申し上げましたけども、今、町としては、協議会とかの議案とか資料づくりはお願いしておりまして、それ以降は実質的に契約とかという段階なのかなとは思うのですけども、アルファコートさんも設計と施工の設計事務所登録と― 22 ―建設業登録をもっておりますので、アルファコートさんに対して設計・施工の一貫契約のような形でいくのか、ちょっと今までそういう事例はございませんけども、そういうのがすんなりいくのかなという形で設計と施工を同時にやっていただくような形で考えております。ただ施工といいましても、実際アルファコートさんが作業員を抱えているわけではございませんので、提案のあったとおり地元の事業者を使うという形では進めていただくことは既に提案の中でございますので、そのとおりにやっていただくという形で進めてまいりたいと考えております。

質問 7番 山内彬

アルファコートの会社自体の営業をされている部分を見たんですけども、主に建物の管理が主な仕事だというふうにホームページで参考まで見たのですけども、町が考えているつながりをもって進めるということは、加藤補佐が言われた部分もありますけども、やはりこの開発事業者が、施設が完成した後、運営もやるというふうに出ております。運営の最大の大きな部分は商業施設のドラッグストアの部分、それとスーパーもありますけども、そこを、みずから施設をコミュニティスペースは町に売却して、商業施設はみずからが持って運営・管理をするということで進めてきたかと思います。その部分が、ドラッグストアが来ないとすれば全くそれは崩れると。先ほど言ったように、みずからどこまで努力したかはわかりませんけども、これあたりの開発事業者が手を挙げて名乗り出てきたのですけども、それあたり、もう最初からある程度わかっていたのではないかなというふうに私は推測しております。そこにパスをすれば何かつながりを持って津別と仕事ができるというような疑いもあるのですけども、なぜかというと、その開発事業者に町が丸投げしてやるということを町の関係企業を含めてどうなるのかと、そういうところまで考えざるを得ないというふうに思います。町は安くできればそれに越したことはないと考えているかと思いますが、やはり、それあたり町として説明責任があるのではないかということを思っております。今後やるのであれば、きちんと誠意を持って関係企業、町民含めて、こうだからこうだと、やはりそういうものをきちんと説明すべきではないかと思います。そういうことをお願い申し上げて、次の3番目のことについてお伺いしたいと思い― 23 ―ます。この問題につきましては、町長は常日ごろ、ドラッグストアの要望が1番多いと、33%だと、数字的にはそういうふうに出て説明をしておりますけども、このアンケートをとった時点と、現在の津別町の現状は変わっていると思います。それをこのアンケートをとったことを、平成 29 年8月にこのアンケートをやっているんです。現在、ご存知のとおりニコットが進出した、先ほど来、言っているドラッグストアも頓挫しつつあると、そういう住民は、今まで何を説明して何を聞いてとおそらく相当な混乱を招いておりますし、町に対する不信もあると思います。そこで明確にするのであれば、今の時点の町民の意向がどうなっているのか、きちっとした形で調査して、今後、進めるにあたって、それをもとにして進めるということが正しいのではないかなということで、先ほどの答弁では元のアンケートを大事にして進めたいという考え方もありますけども、町民のもとの考え方と変わってきたのは、私もいろいろニコットを利用されている人だとか住民の声を聞いていますけども、変わったと言うのです。薬以外はほとんどもうニコットで間に合うと、先ほど町長に聞いたのですけども、ドラッグストアをなぜ呼ぶかというと、医薬品なのか何なのかと聞いたのは、そこなんです。医薬品以外はニコットでほとんど間に合うと。ほとんどツルハだとか近隣の美幌だとか、サツドラも同じですけども、日用品雑貨だとかそういうものは、もう店舗面積の大幅な比率を占めていると。それで津別のレベルで言えば、ニコットの進出でそれあたりの意識が変わったのではないかなというふうに思いますので、この辺り、正確な今こういうふうに変わってきたことを踏まえてアンケートをとるべきではないかなと思いますので、再度お伺いしたいと思います。

答弁 町長 佐藤多一

まず今のアンケートの前に、加藤補佐ともお話しした件なんですけれども、アルファコートさんは、今の置かれている状態というのは、町が審査委員会を設けて、そこでいろいろ議論をして、町民の方も入っていただいて、それから有識者にも入っていただいての審査結果、2社のうち1社選ばれたのがアルファコートさんということで、今、優先権を持っているという状態なんです。契約をしているわけでもありませんので、その先。ドラッグストアが出る、出ないによって形態が変わってきますので、優建事業でいくとなれば、1年延ばす方法もあります。1年延― 24 ―ばして、今年は申請できなかったけれども、もしドラッグストアが入ってくるということになれば、同じ形態で来年、国交省に申請すればいいじゃないかと。でもそれをやっていくと、先ほどのJAさんの建物の問題等にも係ってきますので、どんどん延ばしていってもいいものなのかということもやっぱり一方では考えないとならないと思います。ですから今、内閣府の補助金を使ってやれるものならやっていったほうがいいのかなという考えでおりますけれども、これは協議会の中で、やっぱり意見集約をして、もしかすると1年待ってでもやはりそういう形で進めるべきじゃないかというご意見の方ももしかするといるかもしれませんし、そこは、いろいろ現実の材料はしっかりこちらも整えて、そして協議をさせていただくということになると思いますので、よろしくお願いしたいと思います。それからアンケートは、逆に言えばニコットさんに来ていただいたのは本当によかったなと。町でも起業の補助金を出していますので、そして買い物環境がよくなったのは事実だと思います。レジのところで私もおばあちゃんや何かに「町長、よかった」という話も承っているところでありますけれども、じゃあこれがあれば 10 年先、20 年先もいいのですかということになると、そうともならないと思うのです。今、ここ 10年の中で、どれぐらいの町内のお店だとか、さまざまなものが廃業になっていくかということも、やっぱりつかんでいるところもありますし、そういったものから見ていくと、やはり今やれる時にしっかりやっていかないと、当然、撤退するというのは民間企業ですから、あり得る話ですけれども、同じく今ある地元の店も撤退ではなくて廃業するということも当然出てきます。それらをやっぱり眺めた上で、買い物環境をどうしていくかということになってくるのではないかと思います。議員のほうでアンケートと大分言われるわけなんですけれども、そのもう一つは、やはり今年から始まった総合計画があるのです。この中でも、その中に触れているんです。それでいけば、第3章になると思いますけれども、第3章は生活基盤・環境保全なんです。その大きなテーマは、選ばれる安心・快適なまちづくりなんです。ですから、よそからも来てほしいし、それから、ここで生活している人たちもここで生活することを選んでくれるというのには、今度、個別にさまざまな 10 年後こうなってほしいというのが項目ごとにずっと書いてあるのです。それを目指して、町としては総合計画をもとにして、― 25 ―そしてその後、さまざまそれに付随する個別計画が出てくるわけでありますけれども、大もとの総合計画のところと連動しながら調整を進めていくというのは、これは基本の基本だというふうに思っていますので、それでいくと当然ここにも買い物環境のことがかなり書かれています。将来 10 年先はこうすべきだというのが、そういったことも踏まえて、改めてここでアンケートをとるということではなくて、さまざまなアンケートの集約の中で今、計画がつくられて、今年からスタートしていますので、それに向かって進んで行くというのは筋ではないのかなというふうに考えております。

質問 7番 山内彬

先ほど来、言っておりますけども、まちなか再生基本計画をつくる段階で、平成 29 年の8月にアンケートを町長はとっております。それに基づいて今進めております。それが、その時点とやはりかなり変わってきたと。それはもう町長も意識していると思います。町民もそういうふうに変わってきているということから、現時点でのこの関係についてアンケートをとるべきではないかなと。そうすれば町長も胸を張って、結果が出ればそれに基づいて事業を進めることができるのではないですか。何か、もう先ほども言っていますけども混乱していると、そういうことで押し切ってやるのか、すっきりした形で進めるのか、それをやってほしいというふうに申し上げております。だから、ドラッグストアが将来とも町の負担なしで来るのなら全然何も申し上げないです。来てくださいと。心配しているのは、町の負担が生ずることが比率的に言えばもう 80%から 90%に近づいていると。そして人口が減っていくと財政も厳しくなると。そこで町が無理して誘致して負担が出てくるということは、非常に将来、重荷になるということを申し上げているのです。ですから、それあたりを次の世代に残さないようにやるべきではないかということで、止めるものであるなら止める、きちっとそういうことで整理をして、この事業を進めるべきではないかと、そういうふうに申し上げておりますので、それあたりを踏まえて、ぜひとも賢明なる事業見直しだとか、事業計画を立てて、ぜひともこの事業について成功させていただきたいと、そういうお願いを申し上げて終わりたいと思います。

答弁 町長 佐藤多一

買い物環境は、昨年の8月からよくなったと思います。それは、すごくよくなったかというとそうではないと思うんです。皆さん求めるものがまたいろいろ世代によって必要とするものも違ってきますし、高齢者になれば、それほど多くのものを求めようということにもなりませんので、消費が盛んな世代と、それからそうでない世代を含めて全体を見ながら考えていかなくてはならないと思います。そういう中で、町の負担というのもありますけれども、これまでも起業の促進の支援をやってきています。これは以前からも高瀬町長の時代も4年ぐらいずっと続けてきて、そして議員もご承知のとおり木材会社があった大通の所に郵便局ができたりとか、そば屋さんができたりとか、セイコーマートができたりとか、用品店ができたりとか、あの一帯がすっかり変わっていったのです。それと同じように、今度もう少し町の中心部も形成を変えていこうということで、そして選ばれる町になっていこうと。住みにくい所に買い物環境や医療関係だとかさまざま、あるいは子育て環境だとかが不便な所にわざわざ人が来ていただけるということはあり得ないと思いますので、そういうものは場合によっては皆さんとの協議の中で支援するものは支援する、それを負担というのか支援というのかというのはあります。それはこの地域社会を継続していくための必要なお金だということで皆さんと認識が共通になれば、それは使うべきお金じゃないかなと思いますし、そのために積み立ててきたお金もあるわけですので、そこら辺も踏まえながら対応してまいりたいと考えているところです。以上です。

出典:津別町議会 令和2年第9回定例会 2020年12月16日 議事録 PDF(11ページ) 間違いを知らせる