津別町議会 平成31年第10回定例会 2019年12月19日
津別町の取り組みについて
2019年12月19日、津別町議会の一般質問で、小林教行議員が「津別町の取り組みについて」質問し、町長 佐藤多一、教育長 宮管玲が答弁しました。
- 質問者
- 小林教行 議員
- 答弁者
- 町長 佐藤多一、教育長 宮管玲
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 2番 小林教行
次の質問に入りたいと思います。18 年度から始まり、20 年度からさらに強化されることとなりました保険者機能強化推進交付金の制度内容と、津別町の取り組みについて伺いたいと思います。
答弁 町長 佐藤多一
保険者機能強化推進交付金の内容と取り組みについてお話をさせていただきます。この制度につきましては、平成 29 年に地域包括ケアシステムの強化のための介護保険法等の一部を改正する法律によりまして、高齢者の自立支援・重度化防止等に向けた保険者の取り組み、保険者というのは津別町ですけれども、その取り組みや、都道府県による保険者支援の取り組みが全国で実施されるよう制度化されたものでして、市町村や都道府県の介護予防に対する取り組みについて、指標を設定して達成状況を把握した上で交付金を交付するというものであります。この交付金の制度が昨年の平成 30 年度に創設されたところであります。来年度は今年度予算の2倍となる 400 億円が計上される見通しでありまして、成果を上げた自治体に手厚く配分するという内容― 14 ―になっております。津別町では、平成 30 年度から令和2年度の第7期介護保険事業計画の期間中に、この交付金の効果が発揮され、自立支援・重度化防止等に関する取り組みが、現在、地域支援事業で取り組んでいるすべての事業に関連するものといたしまして、具体的な検討を行うこととしているところであります。介護予防は、小さい時から健康づくりも含めまして、一人一人が健康を意識して、早め早めに取り組んでいけるような、そういったことを進めていきたいと考えております。
質問 2番 小林教行
〔登壇〕 今お答えいただきました、この制度、来年度予算が全国をとおしてですけれども2倍の 400 億円になるとのことですが、その対象は成果をあげた自治体に手厚く配分されるとのことでしたけれども、津別町は 30 年度まだ確定しておりませんけれども、31 年度に比べ補助金の金額がこの制度によって上がるのか、下がるのか、難しい判断かとは思いますが、どのように分析されているか伺いたいと思います。
答弁 町長 佐藤多一
具体的な金額については、平成 30 年度に始まりまして、そのとき津別町が受けた補助金というのは 96 万 8,000 円です。そう大きな金額ではないのですけども、今年度、内示を受けている額というのは 72 万 2,000 円という状況であります。予算的には令和2年度は 200 億円から 400 億円になるということでありますけれども、しかし、こういうやり方がいいのかということが新聞でもいろいろ出ていますし、町村長の集まりの中でも言われています。競わせるということが、本来こういうことになじむのかどうなのかということに疑問を感じると。達成できなかったところは、補助金はあげないよというような形にも見えてくるものですから、そういうことでいいのだろうかということは正直不審を感じる部分があります。そもそも今回 10月から消費税がアップになりました。これは本来、社会保障に充てるべきお金だと認識しておりましたけれども、いざスタートしていくと、買い物のポイントだとか、そういったものにどんどん資金が使われていくというか、もちろん社会保障の部分に回― 15 ―ってくるのですけれども、そういった本来の、なぜ消費税を上げるのかというところに立ち戻っていただきたいなというのが本音であります。その中で、こういう制度を設けなくても、きちんとそういう社会保障が市町村、あるいは都道府県の中にも行きわたって、そしてそれぞれが独自の地域実情に合わせた取り組みをしていくということが保障されてしかるべきではないのかなというふうに思っています。
質問 2番 小林教行
〔登壇〕 今お答えいただきました介護予防の交付金についてですけども、やはりやっている自治体、やれない人というのも中には出てくると思います。そのやれない人に対して、その人たちが介護予防をしないから自分たちの保険料が高いんだということにならないように、この制度を上手に活用していっていただきたいと思います。また、交付金の獲得自体が目的化することのないように取り組みの充実、効果の検証を行うよう、今年から始めて、先ほども言いましたけども来年よくなるというものでもありませんので、数字だけがひとり歩きすることのないように留意いただきたいと思います。そして介護予防で一番大切なことは、町民が幸せになるということであります。仏教には生老病死という言葉があります。人間だれしも生まれてきたからには、いずれ死を迎えます。その間に老いたり病にあったり逃れることのできない苦しみがあります。これはお釈迦様の時代からかわらないものであります。だれしも老いたくて老いるわけでもないし、病にかかりたくてかかるわけでもありません。人のお世話にかかることもあるでしょう。食べ物や医療の発達により平均寿命が飛躍的に延びました。今後は、さまざまな事業をとおして健康寿命を延ばすことが可能であり肝要であります。先に町長に小さい時から健康づくりが大切だということを先にお答えいただきましたけれども、学校教育、社会教育ともに連携し、健康に対する意識づけを強化し、継続して周知して、町民の健康寿命が延びる、その分幸福度が上がる、その結果、保険料が維持または下がるというように取り組んでいただければと述べさせていただきまして、この件について終わりたいと思います。最後にお言葉があれば伺いたいと思います。― 16 ―
答弁 町長 佐藤多一
おっしゃるとおりだと思います。法話を伺ったというような感じでありますけれども、本当にそのような形で津別町としても頑張ってまいりたいと思います。
質問 2番 小林教行
〔登壇〕 二つ目の質問に移らせていただきます。小学校の授業時間についてであります。2020 年度から導入される新学習指導要領では、英語とプログラミングの授業が追加されます。現在でも授業時間の確保にさまざま対策を講じているが苦慮していると聞いております。そこで1点目、今年はインフルエンザが早い段階から蔓延し、小学校1年生から5年生まで学級閉鎖となり 20 単位以上の授業が行えない事態となりました。今回のようにインフルエンザの蔓延などで学級閉鎖になった場合の授業時間の確保はどのように行っていくのか伺いたいと思います。
答弁 教育長 宮管玲(教育長は2022年3月まで)
それでは一つ目のご質問でありますインフルエンザの蔓延等で学級閉鎖になった場合の授業時数の確保はどのように行っているのかについてお答えいたします。各学年の教科、道徳、総合的な学習の時間及び学級活動の時間は、授業日が年間 35週以上にわたって行われることを前提に、すべての小学校、中学校に共通する年間標準時数として、学校教育法施行規則及び学習指導要領に示されております。新学習指導要領に基づき次年度からは高学年において 35 単位時間増え、年間 1,015 単位時間となります。市町村立学校は、年度当初に各市町村の定める学校管理規則に基づき、校長の責任において自校の教育課程を編成いたしますが、その際に、暴風雪や台風等の自然災害やインフルエンザ等の流行性疾患による学級閉鎖等の不測の事態が発生することを想定し、年間二百数日の授業日の中で標準指導時数を下回ることのないように余剰時数― 17 ―を加えた教育課程を編成いたします。したがいまして、今回のようなインフルエンザによる学級閉鎖措置を行っても、その分の欠課時数を学級閉鎖あけに上乗せして実施するなどの対応を講じることなく、通常の日課で再開しております。
質問 2番 小林教行
〔登壇〕 今お答えいただきました暴風雪や台風などの不測の事態ですけども、このように先に対策をとっているということでありました。ですけれども今回のことでますます余裕をもっているとのことでしたけれども、余裕はなくなったのかなと感じるところであります。今年から運動会や学芸会を午前中のみの開催にし、授業時間を捻出してきたと伺っております。運動会と学芸会のPTAの反応につきましては、やはり、たくさんやってくらたらそれは楽しい、うれしいけれども授業にかえられるものでもないということで、もろ手を振って了解ではないですけども時代の流れということで了承されたのかなというような印象を受けました。また来年度からは、さらに高学年で 35 単位増えるとのお答えでした。さらなる余剰時間が必要になってくると思われますが、その対策はどのように行っていくのか伺いたいと思います。例えば、ほかの都道府県ですと夏休みの短縮を行うといった対策をとっているところもございます。どのように対応をとっていくのか伺いたいと思います。
答弁 教育長 宮管玲(教育長は2022年3月まで)
授業時数の確保の方法でありますけれども、各学校長といろいろ話をいたします。その中で、これまで今議員のお話の中にありましたように、学校行事を見直して時間を生み出す方法、それから学校行事以外、家庭訪問ですとか、これまで学校で行ってきているさまざまな活動について見直しをかけることで授業時間を確保する方法を選択して進めてきているところであります。今後も行事の精選といいますけれども、そういった形で進めていきたいというように校長のほうから話を受けておりますので、その方向でまた次年度も計画を立てていくことになろうかと思います。― 18 ―なお、長期休業日を減らすであるとか、1単位時間、小学校であると 45 分、中学校であれば 50 分、これを 40 分の授業にして7時間授業で計画をする学校ですとか、いろいろな工夫が全国各地で報告されております。そういったものも情報を収集しながらいろいろ考えているところであります。
質問 2番 小林教行
〔登壇〕 さまざまな対策をとられているということでございました。一つ、やはり先ほど申しました夏休みを減らすといった自治体の中に、話し合いが十分でなくて、結局、保護者、教員側と話し合いが十分ではなくて、その施策が上手くいかなかったという事例も伺っております。やはり学校側、保護者とも十分に話し合いの場を求めるよう教育委員会として指導していただきたいと考えております。