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津別町議会 平成31年第7回定例会 2019年9月12日

営農用水の整備について

2019年9月12日、津別町議会の一般質問で、村田政義議員が「営農用水の整備について」質問し、町長 佐藤多一、建設課長 石川篤が答弁しました。

質問者
村田政義 議員
答弁者
町長 佐藤多一、建設課長 石川篤

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

件名は質問の本文をもとに当サイトで付けたものです

質問 3番 村田政義

〔登壇〕 議長のお許しをいただきましたので、先に通告いたしました項目についてお聞きしたいと思います。昨年の 12 月議会においても質問をさせていただきました。その際、営農用水についてでありますが、非常に人口減少や節水の意識の向上、もろもろの問題が無くなりまして、設置しても可能というお話をいただいたところであります。しかし、残念ながらまだ設置に至っていないというのが現状であります。とりわけ今年の気候の中でも、非常に除草をする際に設置されていない所についても苦慮されたみたいで、しかし地域としては、設置に向けて動き出しているのは事実でありますけども、しかし、その中でまだ何点か疑問を持っている、そういう形の中で戸惑いをもっている中で、設置になかなか今のところ踏み切れないということもありまして、非常に申し訳ないのでありますが、再度この関係について質問をさせていただいたところであります。先ほど言いましたように、設置可能ということであります。問題は、昨年の 12 月の回答の中でも、大昭地区に設置されているタンクの上、いわゆる大昭地区から相生までの水量については十分可能とされておりますが、そのタンクの下の部分、そこのところに非常に戸数が密集しております。大昭地区は 16 軒の戸数がありますけども、タ― 94 ―ンクから下の戸数が 14 軒というふうになっております。そのうち1軒は既に設置されておりますから、また1軒については農業でありませんので、現在、本当に営農用水を必要とする戸数が酪農・畑作を合わせて大体 12 軒になります。そういったことで、1回に使用するタンクの水量についてもいろいろ異なりますけども、大体1日の水量がどれだけ可能なのか、まずそのことをお聞かせいただきたいと思いますので、よろしくお願いしたいと思います。

答弁 町長 佐藤多一

営農用水の整備について、一つ目のご質問として営農用水に対応できる1日の水量についてであります。相生水源の水利権は日 320 立方メートルで、浄水場の処理能力は日 250 立方メートルとなっております。この簡易水道事業の認可取得にあたりましては、人口と使用水量を算定して決定したものでありますけども、現在は人口減少、節水意識の向上などによりまして、夏場のピーク時においても日 200 立方メートルほどで、5分の1ほどの余裕があるという状況になっております。以上です。

質問 3番 村田政義

〔登壇〕 今の説明の中で、250 立方メートルのうち5分の1ほどの余裕があるという状況で、大体 50 立方メートルぐらいは余裕があるという理解でいいのかお願いします。

答弁 建設課長 石川篤(建設課長は2020年3月まで)

今の質問でございますけども、浄水場の処理能力は 250トン、それで夏場のピークにおいても使用水量は1日 200 トンですから、差し引き 50トン、最大 50 トンは使用可能というふうに判断しております。

質問 3番 村田政義

〔登壇〕 1日の使用が大体 50 トンということで今回答いただきました。とりわけ消毒が必要な作物は玉ネギ、馬鈴薯が一番多く使われるというふうに言われております。そのほかにもいろいろな作物についても消毒をするわけですけども、現状から言えば玉ネギ農家、あの地区については3軒ありますが、1軒に― 95 ―ついては既についていますから、それと2軒玉ネギ農家があるという状況であります。また、馬鈴薯についても酪農を経営しながらの馬鈴薯栽培とかで、3軒から4軒馬鈴薯をつくっているという状況でありますから、とりわけそこのところに必要な取水となれば、大体1回のタンクに、1軒が1日除草するとしたら、大体1回のタンクに約3トンというふうに聞かされております。それぞれ畑の面積にもよりますけども、大体1日に6回から7回、そうなると大体1軒で約 20 トン近い水が使われるという形になります。そういうことからすれば、非常に軒数からいっても非常に不足するのではないかというところが一つ心配しております。あわせて津別には、何箇所か未給水地域がございます。まだまだ営農用水がついていない地域もたくさんあります。水道が完備されていない関係で、私どもの地域においてもそういう箇所がございまして、その地区においても、やはり玉ネギとか馬鈴薯をつくっています。もし大昭地区に設置されれば、うちらも使いたいんだという話がされておりますから、そうなればかなりの量が必要となるのですが、そういったことからすれば十分な対応はできないのではないかという考えにもなりますが、この辺についてはどうでしょうか。

答弁 町長 佐藤多一

これは二つ目のご質問ということでよろしいでしょうか。

質問 3番 村田政義

設置の箇所の2点目です。水量の問題ですから、まだ1点目ということでちょっと私は考えたのですが。

答弁 町長 佐藤多一

2点目のそういう要望があるということで、1軒で 30 トンぐらい必要になってくるというお話でありましたけれども、そうすると先ほど申しましたとおり余裕としては 50 トンありますけども、そういった中で、設置可能な設置個所、それぞれつけたいという思いもあるでしょうから、そういう関係のご質問だと思います。大昭地区に営農用の散水塔を設置した場合、大昭配水池より先になるため、相生、布川地区に水量不足や圧力減少の問題は生じません。また、配水管も 150 ミリが布設されていますことから、設置数にもよりますけれども新たに配水本管からの取り出しによる設置であれば、水量不足や圧量減少の問題は起こらないと思われます。しかし、配水管折損漏水を監視するため、瞬間流量を計測する流量計が設置されてお― 96 ―りまして、1時間に 20 立方メートルを超過すると警報が発報されるため、設置にあたりましては事前に設置予定数や位置などを相談されまして、使用水量等を把握し推理計算を行いまして、警報設定値の変更を行っても問題がないと判断されれば要望にお応えできるかなと思います。

質問 3番 村田政義

〔登壇〕 すみません、2番にもちょっと入ってしまったのですが、2点目の設置可能な箇所の数でありますけども、前回の説明の中では、それぞれ地域の方から話されているのは2基から3基ということで、話がされています。ただそうは言っても、やはり個人的にもつけたいということもあったりして、なかなか進んでいないのかなという認識もしておりますが、設置の数についても、ぜひこの後、十分地域の方と協議をしていただき、その辺についても説明をしながら設置に向けて取り組んでいただければならないのではないかと考えておりますけども、いずれにしても今言ったように1時間に 20 トン、これが処理されると、要するに警報機が鳴るということですよね。ですから、そうなれば、やはり1日に使用水量が限られてしまうことになれば、十分水が対応しきれないのではないかと思うのですが、それについてもう一度、担当のほうからでもいいですからお聞かせください。

答弁 建設課長 石川篤(建設課長は2020年3月まで)

今の設定は1時間に 20 トンを超えると警報が発令されるという形になっております。異常水量という形で警報が発令されますけども、ですから例えば給水塔を設置する数、またはその口径の太さによって、いろいろ水の推理計算をしなければならない。ですから、それが決まらないと具体的に何トンまで大丈夫ですよとか、それは申し訳ありませんが今の段階では申し上げられないということであります。

答弁 町長 佐藤多一

まず基本的には、人間が生活するための飲み水を確保するための事業として設定されたものでありまして、たまたま今人口減少だとかそういったもので余剰が出てきているので、その範囲の中で使うことはできますよということでありまして、これは営農用水のサイドからバーッといくと足りないに決まっているわ― 97 ―けでして、そうではなくて余ったものを活用できるかといわれれば、それは余っている部分は活用できると思いますということで前回の時も伝えておりますので、そこのところから外れると、話がちょっとかみ合わなくなってくるかなと思います。

質問 3番 村田政義

〔登壇〕 今町長が言ったのは、私も重々承知した上ですけども、ただ、やっぱり営農用水というのは、農家にとっても大変重要なものでありますから、消毒する期間を損なうと作物に大きな影響を与えるということで、そういう心配もあることから言わせていただいているということで、基本は、私たちが暮らす上での重要なものであると。そこを重視しなければならないということは私も十分承知しているところであります。いずれにしても設置可能な数についても、なかなか地域の中でも十分そこのところがかみ合わない部分もあるみたいですから、ぜひこの後、設置に向けて地域の方と協議をしながら進めていただければなと思います。次3点目に入らせていただきますが、恐らくこの質問についても、また町長からおしかりを受ける部分があるのかなということで、それを覚悟してちょっと質問させていただきたいと思います。先ほど水量についても説明を受けました。50 トンという説明であります。しかし残念ながら、1日の使用料からしたら不足しているということも明らかになりました。それで、少しでも水量を確保するために分水はできないかということです。いわゆるタンクの取水する手前ぐらいからタンクを新しくもう1本そこから分離して、そして営農用水の確保だけをすることによって生活用水も十分確保できるのではないかということもちょっと想定をしたところでありますが、その辺について可能かどうか、無理であれば無理でかまいませんけれども、その辺についてお聞かせ願いたいと思います。

答弁 町長 佐藤多一

水量を確保するための分水についてでありますけれども、先にお答えいたしましたとおり簡易水道事業の配水管布設の目的については、生活用飲用水の供給であります。簡易水道事業において営農用水の設置や水量を確保するために、新たに配水管を布設することはできないと判断しているところであります。また、大昭配水池の設置目的として配水本管の減圧がありまして、水道管の設計保持― 98 ―圧力が 0.75 メガパスカルということになっておりまして、それを超えない範囲で減圧しなければなりません。そのことから、大昭配水池の手前から管を取り出して水量を確保することは技術的にも無理がありますということで、これは技術担当のほうから聞いているところでありますので、ご理解のほどよろしくお願いしたいと思います。

質問 3番 村田政義

〔登壇〕 無理だという話であります。正直言って、なぜここまで質問させていただいているかというと、やっぱり今環境問題、要するに川からのくみ上げとか、沢からのくみ上げとか、これは非常に厳しくなっています。そうすると、水を確保するために大変な苦労をしているというのが実態です。だから、そういったことからして何とか営農用水の確保というのは、今確かに、飲む水や生活用水が重視されますけども、そういったところも含めて、今後農家の消毒に対する水量の確保というものも、これからの課題として検討していかなければならないということで考えられますが、それについていかがでしょうか。

答弁 町長 佐藤多一

理解はできるところです。ただ、これは簡易水道事業という本来の目的がありますので、そこから余剰分は利活用できるというふうにお答えします。それ以上のことはできませんので、であれば別な方法を考えるしかないということになります。それでいけば他の町村でもやっているようなダムをつくるだとか、そういうようなことにもなっていきますし、それから今津別町でいけば、東岡の地区も非常に水量が厳しい状況になって、あそこは、これから大きな牧場もできるような形になって、そのためにそれを道営事業で進めようということで、調査がどこからどんなふうに水が確保できるのかということも含めて、実際の調査が終わって、そして工事に入っていくということで、半分ほどの道費の補助もありますので、それらを今進めようとしているところでありますけれども、そういう本格的なことをやらなければ、問題の解決というのにはならないと思います。ですから今あの地区で今すぐやれるとすれば、余った部分の有効利用ということはできますよということでありますので、ご理解いただきたいと思います。

質問 3番 村田政義

〔登壇〕 今言われることは十分承知をいたしました。いずれにしても、この後、それぞれの地域において十分議論がされると思いますけども、ぜひ今のような、行政としての考え方を地域に十分伝えながら対応して、一日も早い設置に向けての対応をお願いしたいと考えております。いずれにしても、設置に向けては個人が経費を全部負担することでありますから、あまり行政としての関わりは薄いのかなと思うけども、しかし地域としては、そういったところを含めてかなり悩みを持っておりますから、それに対する手助けも行政の仕事というふうに私自身も感じておりますから、ぜひそういったところを含めて取り組みをお願いしたいと思います。最後4番、これもちょっと言いづらい話なのです。設置に対する補助事業についてであります。確かに水道用水については、今までの条例からして、これは全部簡易水道の設置については条例の中で設置する者が負担するとなっており、当然これは個人負担という形になります。そうはいっても個人の支出が大きくなるために、できれば個人負担を軽減するために何とかならないだろうかという話もされております。今いろいろな補助事業・制度、過疎化の事業等も含めてありますけども、もし、そういったところに係る補助事業があるとすれば、そういったところもぜひ応援していただければと思うところで質問をさせていただいておりますので、この関係について再度お聞きしたいと思います。

答弁 町長 佐藤多一

余剰分の活用については可能ですということでありまして、ただ、それを設置する場合は自己負担になりますということで、それまでに既に設置された方もそのようなことでやっておりますので、ここから助成をしますということは非常にアンバランスな状況になってきますので、それはちょっと難しいなと思います。先ほども申し上げましたとおり、そうではなくて本格的にやろうとすれば、清里町の緑ダムだとか、美幌町の古梅ダムだとか、ああいった所がしっかり水をためて確保していくということになりますけれども、津別町においては先ほど申し上げましたとおり、東岡のようなやり方もありますので、これは同じ牛飼いさんですから、小さな町― 100 ―ですから情報はしっかり入っていると思いますし、農協もそういうことは十分知っていると思いますので、本格的に進めようということになれば、そういう農業サイドのほうから、いろんな動きも出てくるのではないかなと思っていますので、そのときはまた今度は道との協議だとか、さまざまなことが出てまいります。町の負担も当然今後出てまいりますので、また皆さんと進める形になるとすれば協議をさせていただくことになると思います。

質問 3番 村田政義

〔登壇〕 経費の関係については、かなり今までの状況からすればアンバランスも生じて厳しいという状況であります。しかし、それぞれの地域においても、設置するにしてもかなり年数が経っています。それから、それをいろいろな補助制度、例えば過疎対策とかいろんな部分で補助事業がありますから、もし、その中に該当するものがあればということでお聞きしておりますので、なければ仕方ないのですが。この辺については、農協さんのほうにもそういう制度があるのかどうかも聞いているようでありますけども、なかなかまだ具体的な回答はいただいていないみたいなので、そことの連携を取りながら、ぜひこの関係についても、もしあるとすれば、お願いしたいということの部分でありますので、ぜひよろしくお願い申し上げまして私の質問を終わらせていただきます。

出典:津別町議会 平成31年第7回定例会 2019年9月12日 議事録 PDF(94ページ) 間違いを知らせる