みんなの議会

津別町議会 平成31年第7回定例会 2019年9月12日

津別町起業等振興の見直しについて

2019年9月12日、津別町議会の一般質問で、山内彬議員が「津別町起業等振興の見直しについて」質問し、町長 佐藤多一、産業振興課長補佐 迫田久が答弁しました。

質問者
山内彬 議員
答弁者
町長 佐藤多一、産業振興課長補佐 迫田久

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 7番 山内彬

〔登壇〕 次に移ります。二つ目の質問で、津別町起業等振興の見直しについてお伺いしたいと思います。現在ある津別町起業等振興促進条例第2条第1号に掲げる集合住宅の住戸数、いわゆるそこで条件としているのは、4戸以― 89 ―上の共同住宅または長屋とありますけども、この4戸以上を2戸以上に下げて、条件をそこの部分に移して2戸の場合は世帯用の3LDKにという条件を付した見直しを図るべきではないかと。この一つの理由としては、町の空き家対策含めてやっておられますけども、解体した後の用地を有効利用するためにも、ある程度の4戸建ての部分でしたら広い面積を要するものですから、比較的小さな敷地面積でも建てられる住宅を町として見直し条例の中で検討すべきではないかなと思いますが、お伺いをしたいと思います。

答弁 町長 佐藤多一

津別町起業等振興の見直しについてであります。津別町起業等振興促進条例につきましては、町内において事業活動を行う者に助成をいたしまして、起業の促進及び企業活動の支援による産業の振興及び雇用の促進を図ることを目的としておりまして、平成 28 年度から令和元年度までの4年間を期限として実施しているところであります。ご質問の集合住宅建設に対する助成につきましては、制度当初から「1棟4戸以上」で制度設計し、これまで平成 26 年度と平成 27 年度に各1棟6戸が建設されたところであります。集合住宅建設補助につきましては、町で充足できない分を民の力を借りて行おうとするものでありまして、特に、単身者向けの住宅が不足していたことから、これに対応することを想定したものであります。なお「1棟4戸以上」とした理由につきましては、事業効果と採算性を考慮したことによるものであります。ご質問の3LDKにつきましては、ニーズがあるとのお考えのもと3LDK1棟4戸の建設は初期投資が多額になることから、3LDK以上の建設に限り1棟2戸とする見直しを行ってはどうかとのご提案であると考えます。起業等振興促進条例につきましては今年度が期限となっておりますので、需要はどの程度見込めるのか、家賃設定はどの程度になるかなど、まずは実情と建築関係者の考えについて調査をしてみたいと思っておりますので、よろしくお願いいたします。

質問 7番 山内彬

〔登壇〕 これまで実績がございますけども、この条例については、時限立法で今年度で終わりですけども、多分延長するのではないかと思いま― 90 ―すので、その時点で、これあたり含めてぜひ見直しを図って、いわゆる起業がしやすいように一つお願いをしたいと思います。それでは次の3項目の質問に移らせていただきたいと思います。エゾシカ肉の有効活用による地域ブランド化についてという質問でございます。ご存知のとおり津別町はエゾシカの被害含めて多いところで、毎年それなりの捕獲をされております。エゾシカ肉処理施設認証制度が平成 27 年 12 月に創設されて 28 年 10 月から運用が始まっていると。この制度につきましては、エゾシカ肉の有効活用という一つの目的をもって認証制度をもった処理施設がそれなりの流通でエゾシカの有効利用を図るというものだというふうに理解しております。道内に 14 カ所、実は認証制度を受けた施設がございます。網走管内オホーツク振興局管内では知床1カ所しかないというふうに承知しております。エゾシカは捕獲してから1時間以内に処理施設に運ばなければならないということになっており、知床まで運ぶということは非常に困難です。近隣の阿寒町もありますけども、そこも1時間以上かかります。そういうことから津別町の新しい食の文化、ブランドを目指したものをぜひ町として取り組んでもらいたいという観点から、認証制度の施設を誘致してはどうかということについてお伺いをしたいと思います。

答弁 町長 佐藤多一

これは捕獲頭数の推移だとかご質問の中にありますけれども、エゾシカの処理はどうするかというのは…

質問 7番 山内彬

それも含めて。

答弁 町長 佐藤多一

わかりました。エゾシカ肉の有効活用による地域ブランド化についてということのご質問であります。この質問に二つほどありますけども、津別町の捕獲頭数の推移ということで過去5年間、捕獲頭数についてでありますけども平成 26 年が 919 頭、平成 27 年 781 頭、平成28 年 420 頭、平成 29 年 395 頭、平成 30 年は 547 頭ということで年々減少してきたところですけれども、昨年度は少し増加している傾向にあります。ちなみに被害額につきましては平成7年の2億 1,500 万円をピークにいたしまして、平成 30 年度は 1,900万円までに減少してきているところであります。― 91 ―捕獲されたエゾシカの処理につきましては、津別町におきましては最上の旧焼却施設におきまして微生物による分解処理を行っているところでありますけれども、捕獲者が有効利用を目的としまして近隣の加工処理場に搬入する個体が年々増加いたしまして、平成 26 年は 14 頭だったものが平成 30 年には 133 頭となっております。また一方、個人消費につきましては、平成 26 年が 540 頭だったものが、平成 30 年には 178 頭と大幅に減少しているところであります。今後、エゾシカによる農業被害の抑制と捕獲頭数の推移を注視しながら、ブランドとして世に出すための捕獲の方法、捕獲後の処理、販路の確保などについて近隣施設の状況を把握したいと思いますけれども、実際にはだれがどのように採算ベースに乗せて行うかを考えると、そう簡単なものではないのかなと感じているところであります。以上です。

質問 7番 山内彬

〔登壇〕 捕獲頭数を含めてお答えいただきましたけども、実際にやられている町は、処理施設を誘致して取り組んでいると。多分、この問題については町のほうも早くから勉強はされてきたと思いますけども、難しい面が実際あるのは事実です。ただ、津別がこれから観光振興を進めるにあたって、本州含めていろんなところから津別町を訪れたときに、食について考えるべきではないかと。私も6月の一般質問で食含めて質問させていただきましたけども、ある程度可能性があるのであれば難しい面はあるにしても取り組むべきではないかと思いますので、鋭意消極的になるのではなく、ある程度、これあたり実用化に向けて検討すべきではないかと思いますので、お伺いしたいのと、実際、個人消費はどのようにされているのか、それあたりについてお伺いしたいと思います。

答弁 産業振興課長補佐 迫田久(産業振興課長補佐は2021年3月まで)

私のほうから今実際に個人消費とはどのような形で行われているのかというご質問だったかと思います。その部分についてお答えしたいと思います。まず、津別町におけるエゾシカの捕獲した処理方法でございますが、まずエゾシカを捕獲いたしまして、そのときに一定程度のルールに基づいて写真をとってきてもら― 92 ―うわけでございますが、その写真をもとに個人が食べたのか、個人的にどこかにあげたりとかというものが個人処理という形で町のほうでは押さえております。その結果、先ほど町長がお答えいたしました最上のクリーンセンターに持って来るものにつきましては残渣と皮、頭、耳、骨というふうなものです。それが、先ほど町長が答弁したとおり平成 30 年におきましては自家処理という形で 178 頭ということになっております。そのほかに有効処理という形のものでございますけども、それにつきましては捕獲したときに写真、その写真の個体のまま最上のクリーンセンターのところでもう一度確認をさせていただきまして、それから捕獲者が有効活用という形で近隣の施設に持って行くというものが有効利用という流れになっております。以上です。

答弁 町長 佐藤多一

ブランド化をする上で、津別にもつくろうという意味ではなかったのですけども、以前、船橋の青年交流協会の方たちが津別にお見えになったときに、シカ肉が食べたいというものですから、それではということで、すぐ食べられるところというと、阿寒のグリーンファームや赤いベレーに行くと食べられると。結構値段がするのですけども、それに合わせてあそこは建設会社が養鹿をしていますので、大体 500 頭ぐらい飼っています。それと処理施設、屠殺所も含めてもって全部一連のものをもっているわけですので、そこは見学もさせていただきました。なかなか鮮度が要求されますので、即肉にして持って行くという、すぐそばに食べられるところがあるということで、非常に流れとしては立派にやられているなというのを見てきました。先ほど議員がおっしゃられたとおり、道内に 14 カ所あるわけなのですけども、ほとんどが建設会社、精肉店、不動産会社こういったところがここを経営しておられます。そういった点からすれば、ここに町がやるということはなかなか厳しい状態にあると思いますので、そういったことが一定の補助もあるようです。そこでそれを例えば地元の建設会社だとか、あるいは精肉店だとか、そういったところでやれないかどうかということは機会があればお尋ねすることもできるのかなと思います。なお今、オホーツク圏活性化期成会を御存じかと思いますけども、毎年、中央に対して要望活動を7月の末ぐらいに行っております。その中で、農林水産部門でいくと、― 93 ―農水省のほうにエゾシカによる農作物被害減少対策の推進についてということで、これも農水省のほうにうかがうわけなのですけれども、その中の一つに解体処理加工施設及びシカを打つための射撃場も整備促進のため補助金に加えて特別交付税措置による負担軽減が必要ですということで、要望もしているところでありますので、これらについても一緒に推進して、要望が通る、通らないはありますけれども、また引き続いて要望させていただきたいと思います。いずれにいたしましても、今例えばまちづくり会社でやるということになっても、今とりかかっている仕事がかなりの部分ありますので、そういったところを含めていくと、このエゾシカの処理、そして有効活用というところまでにはなかなかそう簡単にいくものではないのかなと思っております。議員が関わっておられます、でてこいランドのほうにも精肉店さんがおられますので、事業の中で取り組めないかも含めて検討していただければと思います。

出典:津別町議会 平成31年第7回定例会 2019年9月12日 議事録 PDF(89ページ) 間違いを知らせる