みんなの議会

津別町議会 平成29年第6回定例会 2017年9月24日

高校生医療費無料への助成制度の拡大について

2017年9月24日、津別町議会の一般質問で、渡邊直樹議員が「高校生医療費無料への助成制度の拡大について」質問し、町長 佐藤多一が答弁しました。

質問者
渡邊直樹 議員
答弁者
町長 佐藤多一

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

件名は、議員が最初の質問で述べた言葉から取ったものです。

質問 6番 渡邊直樹

〔登壇〕 先ほどに引き続きまして二つ目の質問に移らせていただきます。子育て支援政策並びに人口流出対策を考えたその上での高校生医療費無料への助成制度の拡大について質問いたします。津別町は、平成 22 年4月より中学生以下の医療費、通院、入院、初診料を除きまして助成を行ってきました。平成 27 年からは所得制限を撤廃しまして、これまで該当しない方にも助成が広がりました。今、各自治体が独自の助成制度を導入する動きが加速している現在、高校生まで医療費の助成を拡大できないかお伺いいたします。

答弁 町長 佐藤多一

高校生まで医療費無料の助成拡大についてお答えしたいと思います。本町では少子高齢化の一環としまして、平成 21 年度まで0歳から6歳までと小学生の入院について初診時一部負担金を除き、医療費の全額を助成してきましたが、平成 22 年度に町独自の助成策として、入院・通院の区別なく中学生まで医療費の無料化を拡大しました。だだ、この時点においては、対象世帯の扶養親族の数に応じた所得制限を設けていたところであります。その後、他の市町村においても本町と同様、またはそれを上回る医療費の助成がされていったことから、平成 27 年8月診療分の医療費より、受給者世帯の所得制限を撤廃しまして、自費による診療分や食事代など保険の適用外を除きまして中学生までの医療費の全額補助を行うこととして今日に至っているところであります。これに対して国は、医療費助成はいわゆるコンビニ受診を招く恐れがあるとして、独自に助成する市町村に対し、療養給付費等負担金を減額していますが、全国町村会等の強い要望を受け、厚生労働省は、来年、平成 30 年度以降、未就学児童に対する助成に限り負担金を減額しない方針を示しているところであります。道内では過去3年間で 24 市町村が通院費の助成対象を中学生まで拡大し、さらに 40市町村が高校生まで助成対象範囲を広げています。これによりまして現在、道内で中学生までを助成対象としている市町村は 125、高校生までを対象としている市町村は54 となっています。本町は比較的早く医療費の無償化に取り組んできましたが、道内の状況を踏まえまして、これ以外に実施している子育て支援とのバランスを俯瞰しながら検討してまいりたいと考えていますので、よろしくお願いいたします。

質問 6番 渡邊直樹

〔登壇〕 ありがとうございます。いろんな数字が出て、かなり見ないとわからないところも出てくるかとは思うのですが、子どもの医療費の現状について、全道 179 市町村で現在、小学生以下という部分で区切れば 136 市町村、全体の 75%を超えております。津別町は中学生までですが、ここ3年間で町長のお話しにもありましたとおり、中学生までの助成を拡大した市町村が 24 市町村、その中に網走市、訓子府町、大空町が含まれております。そこがいわゆる津別に並んだという― 64 ―意味合いのところでございます。さらにいいますと、ここ3年間で高校生までの助成を広げましたのが今町長お話しにありました 40 市町村でございます。清里町、滝上町、興部町、西興部村、池田町、本別町、陸別町、40 市町村あるので割愛しますが、近隣の市町村も始められている施策でございます。これによりまして中学生までの助成対象、いわゆる津別と並んでいる市町村が全道 179 市町村のうち 71 市町村でございます。並びに高校生まで助成を拡大した市町村は先ほど町長がお話しになりました 54 市町村でございます。そのところを加味しまして小学校に上がる前までの未就学児を補助しているところが 43、小学校6年生までを含めた中で助成しているのが 11、中学校まで、津別と同じですが並んでいるところが 71、そして高校まで広げたところが 54 ということになってございます。この現状を受けまして町長のご意見あればお聞かせください。

答弁 町長 佐藤多一

数字の実態はそのとおりだというふうに思います。問題は、これ以上、もちろんこれ以降の議員の皆さんからもいろいろ、さまざまな額のアップ要望だとか、すべきじゃないかという項目がさまざまあります。それをどう見ていくかということですよね。それにどれぐらいのお金がかかるのかということ抜きになかなか決定することは難しいというふうに判断しています。その中で、議員もご承知のとおり、今年3回目の住民満足度調査をやります。そこには過去の2回の例を見てもさまざまな書き込みが項目ごとにあります。その中に子育て支援に関する項目も、こんなことを町では政策的にあれこれ、あれこれとやっている部分を書きながら全体の子育ての考え方についてどう思いますかということで、多くの方は満足であるというふうなこと、あるいは満足、それからおおむね満足というところが確か7割近くあったというふうに思いますけれども、その書き込みの中で、やはり「やり過ぎだ」という言葉もたびたび出てまいります。「そこまでやる必要があるのか」と、あるいは、「もっと高齢者のほうに助成を回したほうがいいんじゃないか」と、ところがまた別な書き込みを見れば、「もう高齢者の方の支援はもう大体いいところじゃないですか、これからは子育てのほうに回すべきではないですか」とそういう意見だとか、それらはさまざま入っています。そういうところも見ながら、これはやったほうがいいのか、やらないほうがいいのか、あるいは外と同じような形で全く同じ形でやったほうがいい― 65 ―のかどうなのかということは、これからまず町のほうで考えていかなくちゃなりませんし、その後で所管の委員会にこういう考え方を町としては持ちましたけれども、どうでしょうかということで協議をさせていく場が必要になってきますので、そういう形の中で、今実態は承知しておりますので、今後の扱い方というのは住民調査、町民は言っていますよ、こういう町民がいますよ、でもそれは、こういう調査物の中である種の空期間を読んでいくというか、そういうことも一方で必要だというふうに思いますので、ここのところは調査を受けてさまざまなものを検討させていただければというふうに思います。

質問 6番 渡邊直樹

〔登壇〕 ありがとうございます。いろんなバランスを見ながら政策を行うということは私自身も存じ上げるところでございます。平成 21 年度からの中学校までの医療費の助成についても、少子化対策の一環ということで、そういう少子化対策の一環として制度がスタートしたという結果がございます。また、お金の問題についても町民というか住民にしてみると、例えばその部分でどのぐらいのお金が相対的に高齢化の福祉の問題と、例えば医療費の問題と比べる範囲ではなかなかないと思うんですよね、具体的に幾ら幾らかということで比べて討論する話ではないと思うので、あくまでも政策的な問題意識として質問している経過がございます。その部分について例えば今現状お話しあったように、子育て支援の部分も含めまして人口流出の部分もございます。例えば大きい自治体であれば対象になる児童の数も多くなり、小さい自治体のほうが進めやすいという新聞記事も見ました。その中で例えば今、中学生まで医療費助成していますが、例えばそこを3年間高校生までを含めたときに今町長がおっしゃるようなバランスという意味で、その部分の数字的な指標というのは出るのでしょうか。よろしくお願いします。

答弁 町長 佐藤多一

高校生が今 91 人ほどいるんです。津別高校だけじゃなくて、よそに通っている子たちも含めて津別に住んでいる子ですけれども、そういう人たちはどれだけ病院にかかるかというのはだれも想像がつかないというふうに思います。ですから正確な数字というのは当然出ませんけれども、今かかっている小学生なり中― 66 ―学生、仮に同じようなことだとすれば、それの1カ月平均というのを出していって、そして同じだろうと推定していけば 230 万から 240 万ぐらいがアップになってくるのかなというふうな想定はされます。これは正しい数字ではありませんけれども、あくまでも想定として、その程度はかかってくるだろうなと思います。

質問 6番 渡邊直樹

〔登壇〕 ありがとうございます。僕も担当課のほうと話をした中で、やっぱり医療費というものは変動します。当然決まった枠ではございません。その部分で私が言いたい部分は、その制度の真意というか趣旨というか目的というか、その数字が幾ら上がるからやめるとか、やめないということを抜きにして、今子育て支援ですとか移住、定住問題について町が取り組む大きな課題がある中で、中学生まで医療費の助成を比較的早い時期に進めてきた本町が、この今全道的に高校生までという医療費無料、助成が広がっていく中で、やはりいち早く取り組むべき課題ではないかなと、そういうところの問題意識でございます。全道的に見ますと先ほど来出ていますように 54 市町村が高校生までの医療費の助成をしております。近隣市町村との差別化を図る意味でも、今美幌町は小学生まで無料ということで、中学生は一部の助成に限っております。北見市はもちろん人口も多いですが小学校上がる前までの助成に偏っております。そういうふうにオホーツク管内で見ますと清里町は別にしまして比較的早い段階でそういうことを検討していけるのではないかなと。先ほど来出ています例えば妹背牛町のこれは観光パンフレットの中に入っているものでございます。観光の案内だけではなくて、こういう福祉や医療政策の充実についての項目もあり、その中で高校生までの医療費助成ということを大きくうたっております。そういう部分も含めて津別から出て行く流出する人口を防ぐだけではなくて、ほかの地域との違い、そういう部分も盛り込む中でアピールしていけば私自身も子どもを今育てている段階ではありますが、やはり子どもを産み育てる段階にあたって、やっぱり高校生まで医療費無料というイメージは、かなり大きなイメージがあると思います。私自身のときは中学校まででしたが、それでもかなりのやっぱり町としては大きな効果が期待できるのではないかなと思うのですがいかがでしょうか。

答弁 町長 佐藤多一

高校の医療費無料化に絞っていけばそういう議論になってくると思うのですけども、しかし先ほどから言っていますとおり、そちらの持っている資料というか、ある町ではそういう施策をしているし、ある町ではまた別なことをやっているわけです。ですから、例えばうちの町でいけば中学生までは無料化ですけれども、昨年の4月からは乳児の療養手当というのを月1万 5,000 円、1歳になるまで12 カ月出すわけです。こういうことはやっていない所も多いわけです。ですから、それにまた今年は 450 万ぐらいのお金を組んでいるわけですけれども、あれこれとピックアップだけして、そこだけ比較をすると進んでいる、劣っているというみたいな見方になってきますけれども、総体を見ていくと、これはかなり進んでいるなとか、大体財政上のことからいけばお金を全く抜きにしてものを考えるというわけにはいきませんので、それはどこか必ず頭に収めながら進めていかないとならないと思っていますので、そういうトータルで、ですから俯瞰という言葉を使わせていただきまして、見ながら決めていくということになるのではないかなというふうに思っています。

質問 6番 渡邊直樹

〔登壇〕 ありがとうございます。私もこの政策自体を上げるにあたって、やはりインパクトというか目玉というか、やはり医療問題で一番ぱっと目につくところという意味でいう取っかかりも確かにございました。町によっての政策の違いもありますし、津別町は先ほど来話に出ていますとおり、やはりそういうことに対して比較的管内の中で早い段階から中学生の医療費助成について進めてきた経過があり、周りの市町村が今現在そういう中で動いている中で、いち早く取り上げる問題ではないかなというところで、私自身も特別に今現状、補正予算で組んでそういうことを進めてほしいというわけではなく、現状の中でそういうことも検討していただきたいという内容でございます。そういう部分も含めまして今後、人口の流出を防ぐだけではなくて、子育てしやすい環境の整備という意味でも、この制度が取り入れられて目玉の施策になることを期待しまして私の質問は終わらせていただきます。休憩 午後 2時 16 分再開 午後 2時 30 分― 68 ―

出典:津別町議会 平成29年第6回定例会 2017年9月24日 議事録 PDF(63ページ) 間違いを知らせる