津別町議会 平成29年第2回定例会 2017年3月21日
語学教育について
2017年3月21日、津別町議会の一般質問で、佐藤久哉議員が「語学教育について」質問し、教育長 宮管玲が答弁しました。
- 質問者
- 佐藤久哉 議員
- 答弁者
- 教育長 宮管玲
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 9番 佐藤久哉
続きまして、次の質問に入ります。語学教育についてであります。文章を読み取る能力を向上させることは、国語ばかりでなく、他の教化の学習にも良い影響を及ぼすものと思います。読書の時間や、ブックスタートの拡充を図ってみてはどうでしょうか。また、親子で1冊の本を読み、感想を語り合うような親子の絆を深め、家庭教育の力を付ける取り組みを行ってみてはどうでしょうか。お答え願いたいと思います。
答弁 教育長 宮管玲(教育長は2022年3月まで)
〔登壇〕 それでは、読む力を身に付ける教育の推進についてのご質問にお答えいたします。読む力を含め、すべての学習の基礎となる国語の学力をつけるためには、本町の小学校、中学校が努力している授業改善への支援、それと家庭・地域・学校における読書活動をはじめとする言語環境の整備、特に、家庭への支援が重要と考えております。小学校6年生、中学校3年生を対象に、毎年4月に実施している全国学力学習状況調査の過去5年間の傾向を分析したところ、小学生の課題は国語が苦手な子が多いこ― 22 ―と。中学生は、ゲームやスマホに費やす時間が長いこと。共通して家庭学習の時間が短く、読書の習慣がないことが見えてきました。魅力的なゲーム等を全くやめさせることはできませんから、子どものいるご家庭にはゲーム等の時間を少しだけ読書活動に振り向けてもらうよう、学校とも強く連携して4と6のつく日は家庭でも本を「よむ日」の取り組みを呼びかけ、協力を依頼してまいります。学校での読書の時間につきましては、小学校、中学校とも朝自習・朝学習の時間を日課表に位置づけておりますので、その中で一斉朝読書に取り組んでおりますし、中央公民館図書室から小学校への移動図書の冊数、それから回数増も検討しているところです。出産後の9カ月健診の際に絵本をプレゼントするブックスタートにつきましても、新年度は、新生児誕生祝品支給に合わせるよう時期を早めます。もちろん、これまでどおり9カ月健診の際にも絵本のプレゼントを行い、翌年は1歳半、2歳、3歳と乳幼児健診のたびに絵本のプレゼントを重ねる予定でおります。子育てにおいて、親が我が子に言葉を語りかける絵本の読み聞かせは、幼い子どもの言語能力や豊かな心を育む有効な手段となりますので、絵本のプレゼントを重ねることで、若い親世代の子育てを支援してまいります。なお、議員に提案していただきました、親子で1冊の本を読み、感想を語り合うといった読書活動は、読書が既に生活の一部となっている家庭において、だんらんの中で実践可能と思われますので、中央公民館図書室が開催している図書まつり等の参考にさせていただきたいと考えております。
質問 9番 佐藤久哉
〔登壇〕 お答えありがとうございます。教育長の行政教育方針を読ませていただきまして、このようなお答えになるのではないかなとちょっと想像しておりましたが、私も考えを一にするものでありまして、このような形で進んでいけばいいなというふうに考えております。ただ、読む力を身につけるということは、本当に国語の力を上げるばかりではなく、数学、理科、社会、そういった教科に対しても勉強時間の短縮を図れる、読む力がつくということは早く知識を読み取る能力ができるということで、そうしたことを考えると、子どもたちに効率的な勉強をさせてあげられるということで、ぜひ読む力を身― 23 ―につけてほしいと思っております。私事ですが、家業が本屋ですので小さいころから親と同じ本を読んで、その感想を語り合うということは私の家ではよくあることでした。そのときに自分が親がかつてこの本を読んでこんなことを考えたんだということを聞いて、すごく感動した思いがあります。そうした意味からでも親子の絆を深めていく、家庭での親子の絆を深めていくという意味でも、こうした親子が同じ本を読む、同じ時間を共有するということは大変家庭の中でもよいことではないかなというふうに思います。よく家庭の教育力アップには、親の教育が必要で親教育プログラムといったようなものも取りざたされておりますけれども、私は、そうした親が勉強するばかりでなく、親が身につけているものを子どもに伝えていく機会をつくることが、これからの教育の中では大事なのではないかなというふうに思いますが、教育長はどう考えているかお聞かせいただきたいと思います。
答弁 教育長 宮管玲(教育長は2022年3月まで)
家庭は、すべての教育の出発点でありますし、家庭の自主性を尊重しつつ、さまざまな子育ての支援をしてまいりたいと思います。親が子どもたちに、自分の子どもに言葉を語り、いろいろなことを伝えていく、これはもう本当に基本中の基本であります。今も昔も変わらずに、これからもそういった語りかけ、言葉のシャワーを子どもたちにたくさん浴びせて大事に育てる、そういった取り組みを充分に進めていきたいというふうに考えております。
質問 9番 佐藤久哉
〔登壇〕 続きまして、英語教育の強化についてお伺いしたいと思います。英語は世界中で一番使われている言語であり、これを習得することは子どもたちの将来に大きな可能性をもたらすことになると考えます。また、大学受験等においても大きなアドバンテージとなります。イベントで英語に触れあう催しを組み込んでみたり、幼児教育と連携を図りながら英語教育の強化を図ってはどうかと思いますが、考えをお聞きしたいと思います。
答弁 教育長 宮管玲(教育長は2022年3月まで)
英語教育の強化についてのご質問にお答えいたします。現在、小学校5・6年生については週に1単位時間、学級担任と英語指導教員のリー・ジョンソン氏との協働指導により英語活動を実施しております。英語活動には教科書もなく、評価もなく、中学校段階の文法等の外国語教育を単に前倒しするのではなく、あくまでも体験的に「聞くこと」「話すこと」を通して英語の音声や表現に慣れ親しませることをねらいに進めております。外国語指導教員は小学校3・4年生の総合的な学習の時間での国際理解の学習や、小学校1・2年生の生活科の時間での英語遊びにも携わっておりますし、月に1回程度はこども園の要請を受けて活動に携わっております。外国語指導教員の英語の発音を遊びの感覚で幼少期からまねることで、英語や外国人に対して大人が持つような抵抗感もなく、英語学習への関心意欲が高まっていることを高く評価しております。このように本町の子どもたちは、毎週1回ないし数回、外国語指導教員とふれあい、英語に慣れ親しんできているところですので、子どもたちの意欲がさらに高まるよう、今後も充実してまいります。外国語指導教員は津別高校へも週に2回程度訪問し、通常の英語授業への協力だけでなく、ニュージーランド研修への英会話指導も実施しております。津別高校振興対策の一つである英語検討受験料の半額補助とともに、津別高校生の英語力の向上に貢献してくれております。加えて、本年度から新たに開設します長期休業期間中の公設学習塾においては、英語検定受験のための個別指導も可能であり、成果に大きな期待を寄せるところであります。夏期講習の成果を検証し、本町の魅力ある教育施策の一つとして英語教育の充実を検討してまいります。なお、英語に触れあうイベントの開催につきましては、外国語指導教員のほかに町内在住の英語の堪能な方、その他中国語等の外国語の会話ができる方を社会教育人材バンク「マナピープル」に登録することを検討してまいりたいと考えておりますし、幼児教育との連携につきましても、外国語指導教員の担当授業を調整し、こども園からの要請に十分に応えることができるよう努めてまいりたいと考えます。
質問 9番 佐藤久哉
〔登壇〕 今教育長の答弁を聞いていて、津別はつながっているなと思いました。こども園の園長にも伺ってまいりましたけれども、もう既にALTがこども園に来て英語の楽しさを教えているということで、幼児から小学校、中学校、英語教育に力を入れ、最後にはそれを試すニュージーランドへの派遣というものも津別の町はやっております。確かに、よその町よりは少しいいのかなと思いますけども、私は津別町に行くと中学生になったらもう英語しゃべれるんだって、そのぐらいの町にしたいなというふうに思っているんですよ。英語ができるということは、先ほども話しましたとおり、大人になって非常に子どもたちのアドバンテージになります。であれば、もう、よその町では本当にかなわないぐらい津別の英語教育はすごいというふうに言ってもらえるような形をとれればいいなと思っています。具体的には、先ほどお話もありました英語の授業の進め方以外にも、津別町にいる英語をしゃべれる人材をどんどん使って、子どもたちが英語にふれあう時間を多くしていくことがいいのではないかなというふうに思っております。昨年の 12 月 21 日に中教審の答申がまとまりまして、2020 年度より実施される新学習指導要領の中では、英語は小学校3年生から習うことになり、5年生から専科の先生が付くことになります。中学校に至っては 2021 年からですが基本的に英語で授業をするという考え方で、国の考え方も非常に今後英語については話せる、聞き取れるということを重視した教育にシフトしていくことが考えられます。そうしたものを先き取りして、ぜひ津別町でも英語の教育の強化を考えていただきたいと思いますが、教育長何か最後にあればお願いいたします。
答弁 教育長 宮管玲(教育長は2022年3月まで)
今議員がお話ししてくださったように、平成 32 年、2020 年でありますが、小学校5・6年生は教科としての外国語が週に2時間実施になるというようになります。また、今小学校5・6年生が実施している外国語活動が週1時間3・4年生で実施するというふうに前倒しされていきます。そこで、大事にしていかなきゃならないなと考えていることは、外国語活動は先ほども言いましたように、聞く、話すということに限定して子どもたちの意欲を高めてまいりました。ここで教科となってくると、教科書を使い、評価をし、さらに書く、読むという活動が加わって― 26 ―まいります。そうなりますと、どうしても苦手な子どもたちが増えてくることが心配されてくるところであります。そこで大事なのは、子どもたちの意欲、わかる喜びと意欲を高める事業の充実ということが大事になってくると思います。今、小学校も中学校も子どもたちの力を付けるために授業の改善、充実ということに取り組んでおります。その部分、教育委員会としましても支援をして、英語も含めて子どもたちの学ぶ意欲を高める授業づくりを応援してまいりたいというふうに考えています。
質問 9番 佐藤久哉
〔登壇〕 すみません、もう一言です。英語教育に力を入れるのは一番私がいいと考えているのは、実は英語はアメリカに行けば3歳の子どもがしゃべっております。理解力が大変難しいというわけではありません。数学なんかと違って壁にぶち当たることがなく、英語教育の強化の強みでありますので、合わせて申し添えておきますが、ぜひ今後とも英語の教育の、国の考え方に合わせた進め方で強化をしていただければと思いまして、最後にお願いして終わりたいと思います。