津別町議会 平成27年第3回定例会 2015年3月11日
津別町の現在までの取り組みの実態と、今後について
2015年3月11日、津別町議会の一般質問で、篠原眞稚子議員が「津別町の現在までの取り組みの実態と、今後について」質問し、教育長 林伸行が答弁しました。
- 質問者
- 篠原眞稚子 議員
- 答弁者
- 教育長 林伸行
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
件名は、議員が最初の質問で述べた言葉から取ったものです。
質問 9番 篠原眞稚子
〔登壇〕 ただいま議長のお許しをいただきましたので、先に通告した件につきお尋ねしたいと思います。まず最初に、通学合宿のことなのですけども、子どもたちの生活体験を豊かにすると同時に、地域の大人の参画を得て実施することにより、地域の教育力を高める活動として取り組まれている通学合宿の効果に注目し、家庭における望ましい生活習慣を定着、それを支える子どもを核としたぬくもりのある地域コミュニティの再生を図るなどの目的で実施されていると思います。津別町の現在までの取り組みの実態と、今後についてお尋ねをしたいと思います。よろしくお願いいたします。
答弁 教育長 林伸行(教育長は2016年3月まで)
それでは、教育行政の1点目、通学合宿の実態と今後の取り組みについて、どのように考えているかということについてお答えいたします。通学合宿は、北海道では平成 13 年度に2市町が取り組み、津別町が実施した平成 19年度は 28 市町村、それから現在は 50 を超える市町村が実施しています。― 47 ―冒頭、ご質問の趣旨説明にもありましたように、この通学合宿は地域の公民館等を宿泊施設として2泊から1週間程度の期間、年齢の異なる児童が共同生活をしながら学校に通う事業で、子どもたちに規則正しい生活習慣を身につけさせるとともに、仲間と協力しながら日常生活に必要な生活能力を収得させるというようなことを目的として実施しているものであります。本町の通学合宿の実績といいますか、実態といたしましては、4年生から6年生を対象として平成 19 年度の2泊3日、参加者3名に始まり、以後 24 年度まで3泊4日の日程で1回あたり5名から 10 名程度の参加で実施し、25 年度から2回実施、今年度も9月と 11 月に2泊3日と4泊5日の2回実施しています。この事業を実施するもう一つの目的は、通学合宿という事業をとおして地域の大人やボランティア仲間がつながり合い、子どもたちに積極的にかかわる機会をつくる中で、地域全体で子どもを育む意識を高めていただきたいということにあることから、この事業の実施にあたっては、本町の社会教育人材バンク「まなぴぃ~ぷる」の会員や高校生ボランティアの「ひまわり」、そういった方に協力いただいているところであります。今後につきましては、参加した子どもからは炊事や掃除など、これまでできなかったことができるようになったことがうれしいとか、あるいは保護者からも後片付けができるようになった、自分のことは自分でやれるようになったというような声も届いていることから、新年度では、さらに合宿期間の延長や回数の増、さらには通学合宿事業を支えていただく町民ボランティアの拡大を目指していきたいというふうに考えておりますので、取り組みにご理解をいただきますようよろしくお願いいたします。
質問 9番 篠原眞稚子
〔登壇〕 今答弁資料の中にも 19 年から実施をしている、最初一人からというのが出ていたのですが、道教委がこの効果というのですか合宿、通学合宿にすごく効果が上がったというようなことを踏まえて、23 年から去年ぐらいまでモデル事業としてあちらこちらでというか実施をされ、私たちの前回の総務委員会でも通学合宿をしている所の様子を聞いてまいりました。そのときには、津別町でもしているというのは薄々というか感じてはいたのですが、当時どんなふうに周知さ― 48 ―れているのかわからなくて、やっているんだなというようなことで、やっぱり知らせ方というか、みんなが来ても、定員があるのかどうかわからないのですけども、今度は例えば津別町に在住している4年生から6年生までだったとすれば、ほかの活汲だとか、あるいは本岐の子どもたちにも、そういう事業内容を周知をしてお誘いをしていたのかどうか、細かなことですけど、それをまず一つと、もう一つは、答弁の中にもあったのですが、ボランティアの方の手伝いも得ているというようなお話もあったのですか、ちょっとそこのところだけ先に聞きたいと思います。
答弁 教育長 林伸行(教育長は2016年3月まで)
まず、最初にご質問ありました道教委等は効果があるようだということで、取り組み町村を順次増やしているということでありましたけども、津別町もこのモデル事業にはなっていませんけども、普及町ということで 26 年度、今年度普及町の一つとして道教委の職員に派遣してもらって一緒に事業を進めて行くというようなことでやっています。それから、この事業を津別だけじゃなくて活汲、本岐の子どもにも周知しているのかというようなことですけども、基本的には「学び場」の登録の子どもたち、ここを中心にしてやってきているということで、そこに活汲、本岐の子どもが登録していれば当然それを知るというようなことになりますし、それからかかわりの部分でいきますと社会教育団体だとか、あるいは「まなぴぃ~ぷる」の団体等に対して通学合宿事業にご協力のお願いということで、例えば夜間レクでの体験事業の開催とか、夕食調理のサポートだとか、あるいはご家庭のお風呂に入れてもらえないかだとか、というようなことについての協力を呼びかけるというようなことをやっているところであります。ちょっと2点目のところをちょっと聞き漏らしましたので、再度すみませんがご質問お願いしたいと思います。
質問 9番 篠原眞稚子
〔登壇〕 19 年のときは3人ということだったわけですし、それから事業として予算書とか、そういうところにも上がってこなくて、どういう範囲でやられているのかということがわからなくて、対象者の人に十分伝わればそ― 49 ―れでいいということなのかもしれないのですけども、ずっと読んでいくと今回の教育行政方針の中の社会教育少年期みたいなところに「アソビバ」ってカタカナで書いてあったような気がするのですけども、ですからアソビバに登録をされていなかったら対象にならなかったのかなというふうに、ちょっと細かいのですけど1問だからまずちょっとその辺のところ教えてください。
答弁 教育長 林伸行(教育長は2016年3月まで)
対象は小学校4年生から6年生ということにしていますので、アソビバの子どもたちには当然声をかけていますけども、学校にも声をかけてそこで参加者を募っているということでご理解いただければというふうに思います。
質問 9番 篠原眞稚子
〔登壇〕 この事業を開催するにつれて参加者も多くなってきているし、それから2泊3日だとか4泊5日だとか長く、それと1年間に何回か実施をされているということなので、やはり生活習慣とか、そういうようなことがすごく今問題になっている中では、いやいや参加されても困るのかもしれないのですけども、そんなに貴重な体験であって、そして参加された方のアンケート調査何かを見ると、子どもも帰って来てから様子が変わるほどの効果も上がっているということであれば、そういうようなものを関係者も含めて、やはり何かのときに出していただけると皆でそこにかかわる、それから先生方だとか、そういう「まなぴぃ~ぷる」に所属している人だとか特定の人だけにしていくと、だんだんいろいろ活動できる人が少なくなってきているように思うのです。仕事でやる人はいいのですけどボランティアなんかの場合は、ですからできるだけ広めていかないと必要な人が足りなくなってしまうんじゃないかというようなちょっと懸念がありますので、それと小さなところなので、かかわることによってお互いに顔が見える、子どもたちの何というか、よく言う地域の教育力みたいなことも上がってくるのではないかというふうに思いますので、子どもたちに呼びかけ、多くの人に参加してもらうことと、あわせて協力できる大人のほうへの関心だとか、呼びかけも今後していっていただければなというふうに思っています。今年度新しくまたするにあたって、何か去年とは違った方法で考えていることがあれば教えていただきたいと思います。― 50 ―
答弁 教育長 林伸行(教育長は2016年3月まで)
この事業の周知の仕方、それから事業実施後の実績あるいは参加者の声、そういったものをもう少しきちっと広めたらいいんじゃないかということでありますので、社教だよりを出しておりますので、それを通じて少し詳しく出せればなというふうに思っています。私は、この事業を教育長になってから非常にいいというふうに感じていまして、担当になってから回数をちょっと増やしました。26 年度も2回やっていますけど 27 年度に向けては、できれば3回やりたいなというふうに思っています。ただ、長い期間ばかりのプログラムを組むと、ここでゲーム、それからウォークマンだとか、そういったものを禁止していますので、そこら辺のところかなりの制約を受ける、それから長い期間だと、最初は我慢できても2日目、3日目ぐらいからやっぱり我慢ができなくなるだとかという、そういったところがまた、そこを乗り越えて自立だとか、そういったことにつながっていくんだろうなというふうに思うのですけれども、お試しのような形で今2泊と4泊をやっていますので、例えば2泊のところをもう一つ増やすだとか、あるいは1泊を増やすだとかというようなところで、そういう家庭を離れてみて親のありがたみだとか家族のありがたみ、大切さ、そういったことを感じてもらうとか、あるいはそういう不都合な中にも仲間と一緒に何かをやり遂げるだとか、そういったこと、あるいは自分でできるようになったという、そういう自立心みたいな、そういった自信みたいなものを、その中でもってもらえればいいのかなというふうに思っていますので、今お話あったように私としては広げていきたいなというふうに思っています。したがいまして回数、それからプログラムのメニューといたしましては、これは家庭の教育力の向上にもつながる事業だというふうに考えておりますので、親子が参加できるプログラム、それから親を対象としたプログラム、そういったものについてもこの事業とかかわりを持つ中で広げられれば、またこれ以外にも広げる機会があればそういった取り組みもしていきたいなというふうに考えています。いずれにしても道も非常に推奨していますし、私もいい事業だなというふうに思っておりますので、今後も広げていきたい、あるいは充実させていきたいという考え方― 51 ―で取り組んでいきたいというふうに思っています。
質問 9番 篠原眞稚子
〔登壇〕 今家庭に帰っての生活の様子とか、長くなるとゲームだとかそういうものに日々しているので何となくそこへ行きたくないみたいな声も、もしかしたらあるのかなというふうに思いますが、この通学合宿のことで先進ということでないのですけども、始めた所のとか2、3ちょっと調べたのですが、やっぱりあの、そうどうかわからないのですけど長い、1週間ぐらいしていると効果があるように印象としては受けたので、確かに窮屈になるから嫌だということもあるのかもしれないのですけど、そういうことではこれからなかなか生きていけないぞみたいなこともありながら、ちょっと修業の場でもあるというふうに考えて、ぜひなんというか5日間はそういう普段の生活とは違うんだというようなこともあわせながら子どもたちに話をし、そして地域で育つ子どもたちは大人も責任があるんだということを考え合わせ、手伝える人を増やしていくという中で、特定の人にやっぱり負担がかからないような形で今後も進めていっていただければというふうに思いますので、ぜひこの事業はよろしくお願いしたいと思います。
答弁 教育長 林伸行(教育長は2016年3月まで)
確かに期間が長ければそれだけ効果があるのかなというふうに思いますけども、参加したお子さんの親からは、合宿後今やっている日数でも、合宿から帰ってくると生活習慣が身に付いたようだとか、あるいは時間、約束を守れるようになったとか、あるいはあいさつや後片付け、そういったものもごく普通にできるようになったという、そういう評価をいただいておりますので、さらにそういったいいところを伸ばせるように工夫していきたいなというふうに思っています。行く行くは、今おっしゃるように1週間ぐらいのメニューで、やっぱり自分の中に閉じこもっているとなかなかその期間過ごせない、やっぱりどこかで自分のカラーを出さなければならないというようなことが出てくることも、またそれも一つ自分の殻を破る成長につながるのかなというふうに思いますので、そういった機会もつくっていければなというふうに思っています。あとこの事業、やっぱり長くなればそれだけ担当者の負担だとか、そういう小人数― 52 ―だといろんな面での負担が大きいので、今議員おっしゃるとおりできるだけこの事業に多くの方にかかわっていただけるような、そんなことも目を向けながら取り組んでいきたいというふうに考えているところです。よろしくお願いいたします。
質問 9番 篠原眞稚子
〔登壇〕 大体様子わかりました。ただ、夏休み期間中だとか考えれば大学生が、津別町にもたくさん帰省する大学生がいるのかなというふうに思います。新十津川で聞いたときにも、やっぱり近隣の大学生がボランティアでかかわっているというようなお話もありましたので、やっぱり担当とか一部の人だけでやっていくとなかなか大変なのかなというふうに思いますので、期間何かも考え、そしてここに住んでいた大学生が夏に帰って来たときにちょっと手伝っていただければ、なおいいのかなというふうに思いますので、ただ、これは決めつけるわけにいきませんので、先ほどの話を膨らませていきながら、道ではこれからもっていうふうに思っているのだけども、モデル事業は何か 26 年で終わりということみたいに書かれていたかなというふうに思うのですが、津別町は引き続きやっていくために今の点を含めて何かあればお願いし、なければ次に移りたいと思います。
答弁 教育長 林伸行(教育長は2016年3月まで)
人材の活用というか協力者の関係ですけども、今現在も「まなぴぃ~ぷる」の個人、団体の会員によって、そばうち体験だとか天体観測、それから高校生ボランティアの「ひまわり」によって夕食のサポート、それから生活面の指導、それからJAの青年部に収穫の体験にかかわってもらうとか、あるいは文化団体のダンスサークルのほうにダンスの体験を実践してもらうだとか、あるいは山鳴太鼓に太鼓の指導をしてもらうだとか、あるいは食事面で栄養教諭による調理指導もしてもらうとかというようなことで、今現在もかなりの人数にかかわってもらってはいるのですけども、そこに泊まる人というふうになるとちょっと限定されますので、そういったことも含めて広げていければなというふうに考えているところです。いずれにしても道の補助ある、なしにかかわらず先ほど申し上げましたとおり非常に効果の高い事業だというふうに思っておりますので、さらに拡充していきたいというふうに思っています。― 53 ―