みんなの議会

津別町議会 平成24年第4回定例会 2012年9月19日

乳幼児等の医療費給付事業について

2012年9月19日、津別町議会の一般質問で、茂呂竹裕子議員が「乳幼児等の医療費給付事業について」質問し、町長 佐藤多一が答弁しました。

質問者
茂呂竹裕子 議員
答弁者
町長 佐藤多一

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 3番 茂呂竹裕子

〔登壇〕 ただいま議長のお許しをいただきましたので、通告のとおり一般質問させていただきます。まず最初に、乳幼児等の医療費給付事業についてです。津別町は平成 22 年度から医療費の無料化を中学生まで拡大しました。当時は佐呂間町が中学生の入院のみ無料化している状況でしたが、津別町が通院も含めて無料化し先進的な施策となりました。今では管内 15 町村のうち半数以上に広がっており、中学生までの無料化がスタンダードになりつつあります。住民満足度調査を見ると、この部分はほかの調査項目の中でも「満足」、「おおむね満足」が約 80%と圧倒的に多く、意見、提言の中でも助かる、継続してほしい、当然など、中には高校生まで拡大してほしいという要望も複数ありました。また、給付方法についても改善を求める声が何件かあります。そこでお尋ねしますけれども、乳幼児の医療費は、現在初診時一部負担金、医科では 580 円、歯科510 円を窓口で支払わなければなりません。廃止を求める意見があることから完全無料化ができないかお尋ねします。町内には小児科や耳鼻科、眼科、皮膚科など子どもがよくかかる病気の専門病院はありません。多くは北見市や美幌町など町外医療機関で受診せざるを得ないのが実態です。窓口での一時立て替えと給付を受けるための手続きが必要なことから、窓口での負担改善を求めるご意見、それから労力的負担、金銭的負担を軽減するために償還払いを改められないか伺います。3つ目は、乳幼児等医療費給付事業は全国的に広がっており、北海道でも小学生ま― 37 ―では 83 市町村、中学3年生までが入院が 76 市町村、通院 64 市町村と、小中ほとんど同数になりつつあります。オホーツク管内では 15 町村のうち中学生まで無料化が入院が 10、通院が8で 53%に増えております。また、高校生までの拡大は道内では入院が10 市町村、通院8市町村となっており、まだまだ少数ではありますが徐々に広がってきています。オホーツク管内では雄武町が高校生まで拡大しています。このような状況から我が町も高校生までの無料化を検討する時期にきているのではないかと思いますが、お考えを伺いたいと思います。次に、新生児のお祝いについてですが、町長はKニットのベビー服を贈っていますが、認定こども園等アンケートによれば、「良かった」、「ほかのものが良かった」と評価は半々で、必ずしも喜ばれていないことがわかりました。理由については、使える期間が短い、記念にも取っておけないなど具体的に書かれております。個々の好みや必要性が異なることから見直しを図ってはどうでしょうか。次に、高齢者の施設について、津別町の第5期高齢者保健福祉計画・介護保険事業計画によれば、平成 23 年6月 30 日現在の高齢者状況は、同居世帯が 406、夫婦世帯539、独居世帯 553、入院施設入所等 156 人というふうになっております。介護保険認定率を見ますと同居は 14%、夫婦世帯 6.6%、独居 33.5%となっており家族がいる世帯の認定率は低くなっております。一方、地域住民の動向を見ますと、ひとり暮らしの高齢者は、高齢化の進行や病気などで家事が思うようにできなくなればホームヘルパーのサービスを受け、それで足りなくなれば施設に入るか子どもさんに引き取られてこの地を去っていくということが一般的ではないかと思います。また、近くに子どもさんがいてもケアハウスや福祉寮に入居される方も多く目にするところです。高齢化がますます進行している中で高齢者施設が不足しています。津別の福祉施設は特別養護老人ホーム、ケアハウス、老人福祉寮、グループホームがありますが、いずれも満床で待機者も多く、ひとり暮らしが困難になった高齢者はすぐにでも入りたいが入れない現状にあります。高齢者がこの町で安心して暮らしていくために多様なニーズに応じた住居の確保は喫緊の課題です。津別町は小規模多機能型居宅介護事業所を民力で開設すべく、この 10 月公募を行うようですけれども、まだ介護がいらない高齢者のための老人福祉寮の要望が町民の中に多いと聞いています。福祉寮は過去には 16 室― 38 ―ありましたが改修して8室になり入居者が半分になりました。現在待機者もいるということですが、今後のますますの需要が見込まれる中で、この福祉寮の増設をできないか伺います。以上、よろしくお願いいたします。

答弁 町長 佐藤多一

それでは茂呂竹議員さんのご質問にお答えしたいというふうに思います。まず1番目の乳幼児等医療費についてであります。この中で3点ご質問がございました。まず1点目の初診時一部負担金をやめて全額助成できないかという点でございますけれども、今津別町と同様に乳幼児等医療費を中学生の入院、通院まで拡大している管内の町村の中で、初診時一部負担金も含めて全額助成をしている町村というのは5町村ございます。津別町の平成 24 年度の乳幼児等医療費の実績なのですけれども、これは総額で 742 万 8,192 円ということになっておりまして、この金額のうち道の基準による補助対象経費というのは 328 万 6,536 円でありまして、この補助対象経費に対する道補助金が 159 万 3,000 円ということになっております。自己負担であります初診時一部負担金につきましては、今1件当たり医科のほうで 580 円、歯科のほうで 510 円というふうに聞いておりまして、昨年度のこの初診時一部負担金の総額ですけれども、95 万 2,590 円というふうになっているそうでありまして、そのほとんどが通院分というふうになっております。こういう実情にまずございます。2つ目の給付の方法を償還払いから現物支給にできないかということでありますけれども、町外の病院を受診した場合は3割の医療費を一時病院に立替払をいたしまし― 39 ―て、その領収書をもって役場で申請手続きを行いまして給付を受けるという償還払い方式をとっております。町内の病院の場合につきましては、初診時一部負担金のみ病院の窓口で支払いまして、それ以外の費用につきましては病院から直接役場に請求されている状況になっております。小児科がない津別町の場合、美幌や北見の小児科を受診するということが多くなってございまして、これを現物給付にするということになりますと町外の各病院との協議が必要になってまいります。乳幼児等医療費助成制度につきましては、各それぞれの市町村でそれぞれの制度をもって異なっておりまして、病院の窓口でそれを市町村ごとに対応していくということは非常に難しいというふうにいわれております。そういったことから、全道のほとんどの市町村が償還払いの方式を現在とっているということでございます。町としましては、町内以外の病院は従来どおり償還払いの方式にならざるを得ないというふうに判断しているところでございます。次に、高校生までの無料化を検討できないかということでありますけれども、高校生まで拡大している全道の市町村は9市町村ありまして、管内では議員おっしゃっておりましたとおり本年度から雄武町が高校生の入院、通院まで拡大したところでございます。仮に高校生まで対象の範囲を拡大した場合、対象者は現在の人数で 160 人増えることになります。平成 23 年度における中学生のみの支給状況につきましては、対象者が 149 人に対しまして約 118 万 6,000 円でありまして、1人当たり 7,960 円というふうになっております。高校生の受診率を中学生の約9割として対象者数から算出いたしますと約 114 万 6,000 円の負担が見込まれることになってございます。こういう状況になってございます。そこで昨年実施しました住民満足度調査におきましては乳幼児等医療費制度について「満足」と、それから「おおむね満足」と、この二つを合わせますと約8割の方が年齢層を問わずに良い評価をしております。しかし一方では「子どもだけ優先して不満」だとか、あるいは「小学校入学までで良いのではないか」と、あるいは「安心して子どもをつくる環境づくりが先ではないか」というようなご意見もあったところでございます。こうしたことを先ほどの初診時一部負担金をやめて全額助成も含め、それから高校生までの無料化、こういったことを考えていきますと、これは初診時一部負担金につきましては子育て支援という視点から今後検討― 40 ―することとしたいと、この初診時一時負担金については検討してまいりたいというふうに考えているところでございます。それから2つ目の新生児の祝い品についてですけれども、平成 22 年度に「新生児誕生祝品支給要綱」というものを制定いたしまして、町内の縫製工場のKニットで生産されました新生児服を同じく町内で生産された経木の箱に入れまして私のメッセージを添えて贈呈いたしまして、健やかな成長を祈念するとともに祝意を表してきたところでございます。これまでの実績についてですけれども、平成 22 年度につきましては34 人で 15 万 7,500 円、平成 23 年度につきましては 18 人で8万 2,215 円、そして今年、今年度ですけれども 24 年度は9月 14 日現在ですけれども 10 人でありまして、今年度末には3月末にはこれが 28 人になる予定でございます。したがいまして来年度末までの分を含めますと3年間で 80 人に贈呈するということになるかと思います。現在の服等の在庫の状況なのですけれども、新生児服は今役場に8着ありまして、工場には 52着ございます。合わせて 60 着でありますけれども、先ほど言いましたようにこれから生まれる子たちもおりますので来年度末には、これが 40 着程度になるのではないかというふうに思われます。木箱につきましては役場に今 18 箱ありまして、業者のほうには在庫はない状態になっております。今回実施しました認定こども園、子育て支援センターに関するアンケートを見ますと「良かった」というのが 10 人、それから「他のものが良かった」というのが9人ということで賛否が拮抗しているのですけれども、他のものが良かったというその他のものの内容は実に様々でございます。したがいまして現段階ではこれは贈るときにお話ししたかと思いますけれども、津別で生まれた子には津別でつくられたものを贈ると。また、工場の生産を後押しするという観点もありますことから、しばらくは現行どおりこの形で進めていきたいというふうに考えているところでございます。それから最後の高齢者施設の整備についてです。御承知のように今津別町の高齢者の施設につきましては、老人福祉寮が今8室、そしてケアハウスが 30 人の定員、グループホームが 18 人の定員、特別養護老人ホームが 50 人の定員ということになっております。このうち老人福祉寮については今現在満室の状態で、ケアハウスについても同じく満室でありますけれども、このケアハウスにつきましては今単身者 23 人、夫婦― 41 ―世帯5組、こういった待機者がいるというふうに聞いているところでございます。ひとり暮らしなどの高齢者世帯の増加に伴いまして薬の確認やちょっとした困りごとの相談、あるいは食事の用意などを心配する高齢者が増えていることが予想されておりまして、「見守り」「相談」「食事」のつきました住宅の確保が必要になっているところでございます。このため、こういう状況を承知した上で第5期津別町高齢者保健福祉計画・介護保険事業計画がつくられまして、住まいの確保を図るため本年 10 月から小規模多機能型居宅介護事業所の整備事業者の公募をこれから開始するところでございます。あわせて障がい者と高齢者を対象にしました「共生型住宅の提案につきましても併設住宅として公募の中に加えておりまして、順調に公募業者が現れて工事が行われますれば平成 26 年4月に開始が見込まれるところでございます。仮に公募事業者がいなかった場合、支援策の見直しやあるいは公設民営などの手法などもこれから検討していかなければならないのではないかというふうに考えているところでございます。それから、先ほどご質問の中で老人福祉寮8室ということで 16 室が8室というお話がありましたけれども、これは最初 12 室でありまして、それを8室にいたしました。また、高齢者施設の中には今お話しはしていませんでしたが、本町と旭町にそれぞれひとり暮らしのお年寄りが入れるようにということで本町に1棟3戸、それから旭町に2棟6戸、合わせて9戸の住宅を確保して、これも今満室の状態というふうになっていることを付け加えさせていただきたいと思います。よろしくお願いいたします。

質問 3番 茂呂竹裕子

今町長にそれぞれお答えいただきました。まず乳児の医療費の一部負担金は検討するというようなご答弁だったと思いますけれども、私議員になってから検討するということはやらないことだというふうに前にいらした課長さんから聞いておりまして、今は検討するということは検討してやっていくという方向なのかなというふうに今受けとめましたけれども、これは是非受けとめていただきたいというふうに思います。一部負担金をやめて全額助成している町村が結構増えています。私の調べたところでも全額負担しているのは5町村か6町村かもしれないです。それから入院のみというところが2町あるのですけども、そこも全額負担にしていま― 42 ―す。拡大部分のところでは、いろんな小学生から高校生までということでいろいろあるのですけれども、やはり乳幼児の一時負担というのは私は廃止をされてしかるべきかなというふうに思っていますので、よろしくお願いします。それから給付方法についてもお答えいただいたのですけど、やはり以前から町民の若いお母さんたちの中から、こういうなんとかならないかと、償還払いというのが大変面倒だし、小さな子どもを連れて役場の窓口に行って手続きするのは大変だという話も聞いていたところでした。そういうところを是非何とかと思ったのですが、やはり相手があるということで病院がそういう手続きを受けてくれるかどうかということで問題があるというようなことなのですね。でも、この償還払いにしていないところの町があるのかどうか私の資料ではちょっと読み取れないので、お聞きしたいなというふうに思います。とりあえずそこのところでお願いします。

答弁 町長 佐藤多一

乳幼児医療の初診時一部負担金、乳幼児医療費の関係ですけれども、これは拡大して決めるときに一部負担金ぐらいは払ってもらいましょうということで協議をさせていただいて決めたものですから、それはある意味では覆すような形になるものですから、ですから検討させていただけませんかということでお話をしておりまして。方向性としては一部負担金も出せる方向で考えていきたいなというふうに思いますけれども、また所管の委員会ともご協議させていただければなというふうに考えているところです。それから償還払いは面倒かというふうに思いますけれども、逆に病院のほうも各町村ごとにやるということになると非常に面倒なことになってまいりまして、なかなか理解は得られないのではないかなというふうに思っています。聞いている範囲ではやっているところも確かにございまして、西興部のほうでは遠軽の厚生病院についてしていただいているということで、ほかのところ、村内の病院と厚生病院のみということで町外では1つの病院があるというふうに聞いています。それから雄武町のほうも町外の病院があるようですけれども、これは道の基準分だけということで限定しているようでございまして、その上乗せ分については、またその分の領収書を出すという― 43 ―ような形になって、非常にそれもまた煩雑なことになっていくのではないのかなというふうに思いまして、これはなかなか実現するにはかなり難しいのかなというふうに思いまして、そこのところはお母さんたちにご理解をいただければなというふうに思っているところです。以上です。

質問 3番 茂呂竹裕子

初診時一部負担金については、いい方向でなくしていく方向で検討していっていただけるということなので、是非その方向でお願いしたいと思います。私も、この道の小学校入学前まで以外に中学生までに拡大するときに、当時の課長から一部負担金いただきますよという話を聞いたのです。そのときはそうですねと言って賛成してしまいました。ただ、うちの津別町の後から新たにこの2年間で増えているところは、大方が全額負担というような形でやられているということで進化しているというか、制度そのものを進化されている形で行われているというふうに思うものですから、こういうところでは津別町が一番って私思っていましたが、ちょっとやられたかなというふうに、ちょっとがっかりだなというふうに思っているところなのです。乳幼児の償還払いについてはわからないわけではないのです。私もどこか例えば日赤あたりを指定して、そこにかかれば全額町が負担しますよという形にすればそのあたりがいいのかなというふうに思っていたのですが、しかし今総合病院としてすべての科目があるというのは北見の日赤ぐらいだと思うのです。ですからそのあたりで合意が得られれば、そういうことになるといいなと思っているのですが、あと美幌町なんかも、いろんな皮膚科だとか小児科とかいろいろありますけれども、やはり最後は北見の小児科にかかるというのがうちの子どもたちもいて、そんな感じを持っていますけれども、なかなか償還払いとなると働いている人たちが昼休みに手続きに来るというような形になります。そうすると書類が不備だとかなんだとかと何日も通わなくちゃいけないというような、そういう悩みがあるのではないかというふうに思っています。なかなか労力を負担する人たちは、子育てを両方合わせて忙しいし大変なんだろうというふうに思うものですから、そこらへんを何とか今後とも続けていっていた― 44 ―だけないかというふうに思いますが、お考えを伺いたいと思います。

答弁 町長 佐藤多一

乳児医療の部分につきまして、初診時一部負担金につきましては、また所管の委員会ともご相談させていただきたいというふうに考えております。それから償還払いは、これはやはり市町村のそもそもの制度が皆さんまちまちなものですから、それを各病院がいろんなところにかかる状況があります。そこそこの病院で全部津別町の場合はこれ、美幌町の場合はこれ、あるいは遠軽の子どもにはこの制度でということで、全部各市町村の制度を覚えた上で請求行為をしなくちゃならないとうことになると、これは病院としてはなかなかやりづいらいことだというふうに思いますので、これ町外の病院につきましては難しいという判断をしております。なお、町の病院につきましては、これは全部病院から町のほうに直接請求をしていただいておりますので、その手間は省けておりますので、町外の病院につきましては相手があることですので、これはご了解いただければというふうに思います。領収書さえ持って来ればそれで事足りますんで、そんなことで了解していただきたいというふうに思います。

質問 3番 茂呂竹裕子

償還払いのほうはちょっと難しいということで、今後これは国が制度として行えばこういうようなこともなくなるのかなというふうに思いますけれども、今のところは各自治体の努力で無理をして無料化を行っているというようなところなので、今はちょっと難しいのかなということで了承したいと思います。次、高校生までの無料化なのですけれども、全道的にも全国的にも少しずつ広がりつつあるというのが高校生までの無料化です。管内では先ほどから出ています雄武町が今年から入院、通院まで拡大をしたということですが、先ほど1回目のご答弁の中では、満足度調査では8割の人が年齢層を問わず評価をしているということであるけれども、しかし一方では「子どもだけ優先していて不満」だとか、「小学校入学まででいいのでは」とか、「安心して子どもをつくれる環境づくりが先」などの意見があるということで、高校生までの無料化は難しいというような答弁として受け取らせていただきましたけれども、やっぱり町民の中には、この制度そのものがどこからきていて、― 45 ―自分たちの医療費が上がるのではないかとか、保険料が上がるのではないかとかというようなご心配も私もアンケートで読ませていただきましたけれども、そういう何というか子どもが増えれば高齢者のほうが高くなるとか、そういう制度でもないので、中には高齢者も無料化してほしいというか何件かありましたけれども、やはりそういう対抗するようなことではないというふうに思っています。やはり高齢者は厳しい経済状況があってそういうご意見もあるのはわかりますし、例えば子どもをつくれる環境づくりが先なんていうようなご意見は、たまごが先かにわとりが先かというような話で、無料化というのは子育てを支援する環境の一環だということでご理解いただけるのではないかというふうに思います。ただ、高校生まで増やしていいのかということはあると思いますけれども、全国では非常に増えつつあって、道内では入院に対して 10 市町村、通院については8市町村という拡大がされています。それから北海道ではありませんけれども、何県かは 20 歳まで無料というような県もあります。ですから、これはそこそこの自治体の政策というか考え方というか、そこが問題になってくるのではないかというふうに思います。子育ては次に篠原さんも子育てのことで質問されるようですけれども、子育てというのは一部やればいいとか、ここまでやればいいということではないと思っています。ここで生まれた子どもが高校生までここで過ごしていくというような観点から見ると、やはり私は高校生まで拡大して、津別の町に住んでくださいというようなメッセージになればいいなというふうに思っています。このことについてお考えを伺いたいと思います。

答弁 町長 佐藤多一

拡大することによって家庭は非常に助かってくるというのは確かにあるかと思いますけれども、高校生まで伸ばすということについてはどうかなというふうに考えております。この名前そのものを見ても乳幼児等医療費なのです。この等というのは果たして高校生まで入っていくものなのかというふうに考えると、これは多分乳幼児等というのは学校に入る前、あるいはせいぜい言って小学校というようなイメージだと思うのです。そこを中学生まで拡大してきたわけですけれども、更に高校生までということになると、この名称はちょっと私は合わないのではないかなというふうに思っています。それは別な形になっていくものではないのかなという― 46 ―ふうに考えておりまして、最大できるのは、この制度の中で大きくとらえて私としては中学生のところまで無料化ということで、子育てのお手伝いを行政としてもしていきたいというふうに考えておりますので、よろしくお願いいたします。

質問 3番 茂呂竹裕子

名称のことが言われると乳幼児等というところが、等が拡大する一つの根拠になってきていると思います。よその自治体ではどういうふうに名称をつけているかあまり聞いた事がないのですが、ほとんどが乳幼児等医療費の無料化の中の高校生ということになっていると思います。徐々に高校生まで拡大が進んできているということはご認識いただきたいなというふうに思いますし、今後体制から見て高校生が無料化が増えてきた場合は、またご検討いただきたいということで、お願いしたいなというふうに思います。これに対しては御答弁は先ほど聞きましたのでいいです。新生児の祝い品についてなのですが、町長さんがKニットのベビー服をお祝いにベビー服を持ってご自身で新生児のお祝いに行きたいということで大変心のこもった津別町ならではの制度かなというふうに思っています。それはそれでいいことだし続けていただきたいというふうに思っています。子育て支援センター、認定こども園のアンケートを見ますと、やはり御答弁にもありましたように半々ぐらい、現金がいいとか、商品券がいいとか、あるいはごみ袋がほしいとか、木のおもちゃというのも何件かありましたけれども、やはりベビー服というのは使える期間というか、赤ん坊が外出するときに着るかどうかというような、そういうベビー服だと思います。今の若い人たちはそれぞれ好みもありますし、好きなメーカーもありますし、いろいろだと思うのです。ですから、ここまでなんというか、してくれるということであれば、じゃあ違うものというようなお考えなんじゃないかなというふうに思うのですけれども、やはり贈り物というのはもらってうれしい物が私はやっぱり一番じゃないかなというふうに思います。もらってうれしいのは現金だったり商品券だったりするのかなというふうに思うのですけれども、好みの問題、値段の問題いろいろあると思うのですけれども、半数の人はベビー服をいただいて良かったと言っていますので、それはそれでいいのかと思いますけれども、しかし数が先ほどの御答弁では要するに在庫があま― 47 ―りないと、そんなに長くは続かないのではないかというふうに思いました。それで津別で生まれた子に津別でつくられているものを贈るということも私は賛成ですし、工場生産の後押しをするということもやぶさかではありませんが、やはりもらい手の意向というのをやっぱり少し大事にしていっていただいたらというか、あげるんだからいいだろうというのではなくて、もらってうれしいものをあげたらいいかなというふうに思いますので、そのあたりの町長さんのお考えを伺いたいと思います。

答弁 町長 佐藤多一

先ほど言いましたように、これもらってうれしかったという方とほかのものがよかったなという方が 10 対9ということで、そのほかのものという中で現金がいいだとか、おむつがいいとかいろいろあるものですから、そこがばらばらなものですから、皆さんそれぞれに何点か用意してチョイスするというのも一つの方法なのかもしれないのですけれども、やはり私としてはここの町、津別町というのをやっぱり強調したいという思いもありまして、かえって箱の中に入れる用紙にも津別でつくられたものをプレゼントしますというふうなことを書き添えているわけですけれども、渡しているときは皆さん全部津別なのですねとか、いろんな声を掛けていただいて、喜んでいただいているというふうに判断しているところです。ベビー服も実はちゃんと子供服メーカーのロゴを入れて売りますと、それこそ札幌の大丸等々にも売り場がありますけれども1万円近いのです。それぐらいの実は品質のいいものでありまして、そのマークをつけるわけにはいきませんので、別な形でKニットさんが対応していただいてかなりお安くいただいているという状況がありまして、それと経木の箱もつくる会社が津別では2社ございますので、これも 30 というのが一つのロットになっておりますので、30 ずつ注文するということになっておりますので今在庫が18 ありますけれども、次注文するときには年度末で服は 40 残りますから箱が 18 で、そしてまた箱を頼むときは 30 頼まなければなりませんので、そういう形でしばらく続いていくような形になります。この箱も交互につくってもらっています、2社のうち。30 が終われば次の別な会社に 30 つくってもらうということで、できるだけ町の産業にもほんのわずかですけれども貢献するような形を、何かをやるときにいろいろ複合的に考えながら進めているところでございますので、これは是非ご理解いただいて、そ― 48 ―してまた満足度調査もありますけれども、2年に一遍ずつやっていくということになっておりますので、そういった中でも傾向を見ながら判断していきたいなというふうに考えています。行政というのはAという考え方とBという考え方が必ず出てきます。もちろんCもDもありますけれども、それらを総合的に考えて政策をつくっていくというのが私どもの仕事なものですから、そういった面では今まだ現状のとおり進んでいくのが良いのではないかなというふうに考えておりますので、ご理解いただければというふうに思います。

質問 3番 茂呂竹裕子

新生児のお祝い、やっぱり始めたばっかりというか、あまり経過もしていないということで、こちらの段取りというのもあるのもよくわかります。確かにそういう段取りもありますし、お願いしている会社のご都合だとか無理いってつくっていただいているというのもあるのかもしれません。このまましばらくは続けていきたいということですが、やはり満足度調査などでご判断いただけるということなので、そのようにお願いしたいと思います。次に、高齢者の施設についてなのですが、1回目の質問で言いましたとおり独居世帯が 553 世帯あるというふうに出ていました。平成 23 年6月 30 日現在ということで出ていましたけれども、やはり一番問題になってくるのは、ここの人たちではないかというふうに思います。介護の認定率を見ても、みてくれる家族がいないから介護保険を使わざるを得ないというか、介護サービスを受けているというようなことで、それ以上になりますと、やはりこの地を離れてどこか空いている近隣の施設に入るとか、遠くにいる子どもさんのところに引き取られていくというのが一般的ではないかというふうに思っていますし、現に私も目にしているところです。やはりここのあたり、私小規模多機能型介護事業所ということに全然反対でないですし、是非それも早めにやっていただきたいなというふうに思っています。公募で是非手を挙げていただける方がいればいいなというふうに思っていますし、この間の委員会でも、土地だけただでお貸ししますよだけじゃなくて、何か補助金なりなんなりつけて手を挙げていただいたほうがいいんじゃないかというふうな意見もこの間言いましたけれども、これはこれでやっぱり進めていただくということはいいと思いますけれども、町民の中にや― 49 ―っぱり福祉寮がいいよねという、もちろん介護を受けなくてもいい人たちがまず福祉寮に入れてもらって、その次は特養にというような、そういう順序をお考えなのかなというふうに思いますが、うちの今福祉施設はすべてが満床で、どこにも入るあてがないということですごく不安を抱えています。福祉寮が8室になりまして、その前はちょっと空きもあったということでしたけれども、今快適な広めのきれいなお部屋になって人気が上がっているのもわかります。やっぱり私は元気なお年寄りは福祉寮にもうちょっと入っていただくということがいいのかなというふうに思って、町民の皆さんのご意見も聞きながら今日質問しているところなのですが、やはり今後居宅あるいは夫婦世帯ばかりじゃなくて、独居ばかりじゃなくて、そういう高齢者自体がどんどん増えていく状況にあって、今の状態では全く余裕がないというか不安があるというような状況だと思うのです。ちょうど 13 日の道新、皆さんもごらんになったと思いますが、幌加内で老人福祉住宅に小規模多機能をくっつけたような、こういうようなNPOが運営をしていると。NPOだけでは赤字なので町から管理料なんかをもらってやっと運営しているというような状況なのですが、やはりこういうような小さくても小刻みな、例えば本岐だとか相生とか、活汲とか、こういうようなものがあったら、その地域を離れなくていいわけですから、お金もかかりますけれども、そういう地域を離れたくないというお年寄りの思いを汲んであげられるのかなというふうに思っています。最近津別町を離れてよその市町村の施設に入られた方も最初は大変喜んでいたと、きれいなところでいいと。しかし、段々日がたつにつれて津別に帰りたいというふうにお友達に言っていると、電話がくるんだよなんていう話を、よく前から聞いている話なのです。ですから、やっぱりこの町で最後まで住み続けることができれば一番幸せなことなんじゃないかなというふうに思いますので、やっぱり食と住の確保が最低だと思うのですが、私は福祉寮のような高齢者の下宿でもいいのですけれども、食と住が満足な住居というのが喫緊の課題ではないかというふうに思っていますけど、このあたりについてご意見があれば伺いたいと思います。

答弁 町長 佐藤多一

こういった福祉寮の今お話が出ておりましたけど、人気が高い施設になっているということで、以前は御承知かと思いますけれども狭い部屋で生― 50 ―活するにはなかなか大変な状況でした。そこで、たまたま国の交付金がどんどん入る3年間ありましたので、それを活用しながら改修を行ったわけですけれども、今非常に快適な環境になったなというふうに思っています。そういうお金も使いながら先ほど言いました町有住宅も合わせて9戸お年寄り向けのをつくって随時お年寄りが暮らせるようなところを確保はしていっています。しかしまだ数的には圧倒的には少ないというのは現実でして、そこですべてがなかなか町で用意をするということは困難ですので、そういったこともあって今先ほどから出ています小規模多機能型居宅事業所にお願いをして、そういった住宅を是非つくっていただければなということで今 10 月に募集をかけるところですので、それに期待をしたいなというふうに思っているところです。それがNPOなのか社会福祉法人の資格を持っている方なのかそれはわかりませんけれども、なんとか応募していただければなと思っているのが正直な考えでございます。そういうものに対して茂呂竹議員さんも委員会でもおっしゃっていましたけれども、土地の無償貸与だけではなくてほかにも助成制度を設けたほうがということが言われておりましたけれども、現段階では全く町の助成を受けずに建てたすぐそばのほのぼのさん等もございまして、そことの兼ね合いというのも行政としては不公平のないような形を考えていかなくてはならないというふうに考えているところですけれども、仮に応募がなかった場合、また別な先ほど言いましたようなことも考えて行かざるを得ないというふうに思っているところです。福祉寮は今本当に快適、値段も非常にお安くなっていまして夏で3万 6,000 円ぐらい、全部食事がついています。そして冬で4万 5,000 円。これは普通あれぐらいのところでも住宅に入ってということになりますとこうはいきませんで、ケアハウスでもやっぱり 10 万以上しますし、それから、今もしこういう事業者が現れてそういう住宅を建てても北見等々の家賃等を見ますと食事が付いたりすると、やっぱり 10 万円は超えるというふうに聞いておりますので、その辺はかかる部分は増えても、かかる経費をそれなりに入られる方も考えながら入っていただくということになるかというふうに思います。あそこの土地が今公募しているところですけれども、1枚に土地がなっていまして、そこの3分の1を今無償で提供しますよということにしていますので、― 51 ―まだ残り3分の2の土地がその一片としてありますので、そこをまた同じようにしていくのか、あるいは先ほど言いましたように公設民営みたいな形態をとっていくのか、あそこをいわゆる福祉ゾーンというような考えは捨てておりませんので、そういうことを含めてお年寄りが安心して暮らせる住宅を町のほうとしても一遍にはできませんけど、いろんな方法をとりながら対策を進めていきたいというふうに考えておりますので、よろしくお願いいたします。

質問 3番 茂呂竹裕子

まだちょっと時間があるようですので、私先ほどから福祉寮、福祉寮というのは、津別の一般的なお年寄りは年金が低いということで、全国的に見ても国民年金の平均は4万5、6千円というような話も聞いてまして、例えばケアハウスにみんなが入れるか、空いても入れるかといえばなかなか入れない。今おっしゃったように小規模多機能も近隣のを見ると 10 万ぐらいかかると。それであれば国民年金の人たちは入られないというふうに思います。ほかに方法が取れる人は入れるのかもしれませんけども、自分の年金で暮らしていきたいと思う人は行き場がないというふうに思うのです。それで津別町のような低所得の多い人たちについては、やはり福祉寮という町も大分持ち出しもあるのでしょうけれども、この金額で入れるということが非常に町民の中に人気がある秘訣というか、要因なんだと思っています。やはり小規模も私は反対もありません。様々なニーズにお金を持っている人はケアハウスでも小規模でも行ったらいいと思いますけれども、そこに入れない人たちをどうするかというのが、やっぱり町政ではないかと思うのです。民間もいいのですけれども、民間になるとやはり採算とか、そういうことが重要になってきて、例えば仮に開所したとしても採算が合わなければやっぱり町がまた支援をするとか、撤退するとかということになってしまうと本当に年金の少ないお年寄りの行き場がなくなるというふうに思いますので、そこら辺を是非ご勘案いただければというふうに思います。

答弁 町長 佐藤多一

6月の議会で予算を補正していただきました。住民参加型の高齢者生活支援と推進事業というのをさせていただきました。ここは今モデル地区として相生と柏町、ここの 65 歳以上の全世帯の訪問聞き取りを今始めているところでご― 52 ―ざいますけれども、こういったところでどういう実態、状況にあって、そして何をすべきかということを住民との意見交換やシンポジウムということもこれから計画されておりますので、そういう実情の中でやらなくてはならないこと、あるいはやるべきことというのは少しずつ見えてくるのではないかなというふうに思います。ものが建って議員がおっしゃるようにそれなりのお金を持っている方はそこで対応できるかというふうに思いますけれども、そうでない部分をどのような形でサポートしていくのかということが、それが当然これから検討しなくてはならない課題だというふうに思いますので、そういったことに今道の支援も受けて調査事業が始まっておりますので、実態を明らかにして対応策をまた皆さんで考えていくようなことを進めていきたいというふうに思いますので、よろしくお願いいたします。

出典:津別町議会 平成24年第4回定例会 2012年9月19日 議事録 PDF(37ページ) 間違いを知らせる