津別町議会 平成24年第3回定例会 2012年6月26日
(1)町営住宅について/(2)住民満足度調査の結果について
2012年6月26日、津別町議会の一般質問で、茂呂竹裕子議員が「町営住宅について」「住民満足度調査の結果について」について質問し、町長 佐藤多一、建設課長 江草智行が答弁しました。
- 質問者
- 茂呂竹裕子 議員
- 答弁者
- 町長 佐藤多一、建設課長 江草智行
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
議員が最初の質問で述べた件名は 2 件あります。1回の登壇で続けて質問しており、議事録の中に件名ごとの区切りが無いため、1件の中に並べています。件名は議員の発言から取ったものです。
質問 3番 茂呂竹裕子
〔登壇〕 ただいま議長のお許しを得ましたので、さきに通告の2項目4点について質問させていただきます。まず第1点目、町営住宅についてです。共和第2団地など、築 30 年を越えている住宅の改修計画はどのようになっているかお尋ねします。また、住人の要望はどのような方法で集約しているのか。住宅料の減免制度、徴収猶予などの制度は住民に周知されているかお聞きします。2項目目、住民満足度調査の結果についてです。昨年行った住民満足度調査の結果が報告されましたが、どのように受け止められ、今後の町政にどう生かされるのかお聞きしたいと思います。以上、よろしくお願いいたします。
答弁 町長 佐藤多一
〔登壇〕 それでは茂呂竹議員さんのご質問にお答えしたいというふうに思います。まず、大きな1番目の町営住宅についてであります。共和第2団地など築 30 年を超えている住宅の改修計画はどうなっているかということでございます。平成 24 年の4月1日現在で、町営住宅数は 17 団地 121 棟 350 戸で、このうち木造及び簡易耐火構造住宅で耐用年数 30 年を超えているもの、これは 10 団地 64 棟 235 戸でありまして 67%を占めているところです。こうしたことから平成 21 年3月に津別町における住宅行政の充実と老朽化が著しい公営住宅の改善等を推進するために津別町住生活基本計画を策定いたしまして、「歩いて暮らせる木の住まいづくり」を目指すこととしたところでございます。この基本計画に基づきまして平成 23 年3月に平成 32 年までの 10 年間を計画期間としました安全で快適な住まいを長きにわたって確保するために修繕、改善、建て替えなどの公営住宅等の活用手法を定めまして、長期的な維持管理を実現することを目的としました「津別町公営住宅等長寿命化計画」を策定したところでございます。現在これにより各団地について用途廃止をするもの、維持管理をするもの、建て替えをするもの、個別改善をするものに分類いたしまして今順次工事を進めていると― 13 ―ころでございます。次に、入居者の要望把握の方法についてでありますけれども、町営住宅の設置及び管理に関する条例におきまして、「町営住宅管理員の職務を補助させるため町営住宅管理人を置くことができる」としているところです。これによりまして、平成 18 年度まで各団地に町営住宅管理人を置きまして、家賃を決めるために毎年実施されています収入調査申告書の配付や回収のほか、入居者と連絡をとりながら修繕要望などを集約して町に報告していたところでございます。しかし、修繕要望等は次第に町に直接伝える入居者が多くなってきましたことから、収入調査申告書の配付と回収は、個人情報の保護の観点から町から直接入居者に郵送し、本人が町に提出するということになったため、管理人の役割が次第に薄れていきまして、また慢性的な担い手不足が続いていたところでございます。加えて報償費の検討事項もありまして、御承知の「自主自立まちづくり推進計画」により公営住宅管理人を廃止することとなったところでございます。現在町に対する修繕要望は、年間 120 件から 140 件ほどありまして、入居者が直接電話で申し出るケースがほとんどで、その都度対応を行っているところでございます。ちょうど1年前のこの6月議会におきまして、篠原議員さんの一般質問に対しまして、管理人制度の復活について検討したいということで答弁をいたしたところでありますが、担い手の確保の困難性など状況は変化していません。そのため、今後公営住宅の集約やまちなかへの移転が進む中で更に検討を進めていきたいというふうに考えているところでございます。3番目の減免や徴収猶予などの制度の住民周知についてでありますけれども、現在の公営住宅の家賃は公営住宅法に定められた算出方式を用いまして入居者の収入申告に基づき家賃の額を決定する応能応益家賃制度となっているところです。家賃の減免等については、公営住宅法と町営住宅の設置及び管理に関する条例に規定があり、病気や災害、失職などにより申告した収入が著しく減少した場合や、想像もし得なかった大きな支出を余儀なくされるなどして前年度の収入を基にした家賃では不適当と判断されるような特別な事情がある場合に適用しているところでございます。この件に対する一般的なPRは特に行っておりませんが、入居時におきまして本人が提出する請書にそのことが記載されておりまして担当者からも説明を行っております。また、― 14 ―毎年家賃を決定するための公営住宅収入認定通知書にも同様の記載を行っております。従って入居者につきましては、毎年減免や徴収猶予について目に触れることになりますが、今後は町営住宅収入認定書の送付の際に添付いたしますカガミにも付記するような形で取り進めていきたいというふうに思いますので、よろしくお願いいたします。次に、大きな2番目の住民満足度調査の結果について、どのように考えるかということであります。一つ目は、まず調査結果の概要でございますけれども、昨年 11 月に実施いたしまして、無作為で 20 歳以上 1,589 票の調査票を配布いたしまして 579 票が回収されました。回収率は 36.4%でありました。回答者の属性につきましては 50 歳以上が 57.7%を占めておりまして、人口比率に準じて高年齢者層からの回答率が高かったという状況になっています。居住意向につきましては、「住み続けたい」、「しばらく住んでみたい」が 70%近い結果となりました。21 項目にわたる満足度調査項目については、「満足」、「おおむね満足」が 50%を超えるものが 19 項目ありました。「不満」、「やや不満」の比較については 20 項目で「満足」、「おおむね満足」が上回りました。また、わからないが1割を超える回答が 17 項目あり、うち7項目で2割を超える「わからない」という結果が出たところです。意見・提言につきましては、各項目で延べ2,341 件の記述がありました。公表については詳細な分析結果は記載せず、数値の結果と代表される意見を集約して報告書として作成いたしまして6月の広報と一緒に全戸配布したところです。さらにホームページには調査項目の年代別集計結果も加えて公表しているところでございます。そこで、調査結果を受けまして、調査方法及び調査内容等の調査自体の検証につきましては、次回の調査を設計する段階で抽出条件、施策の選択、さらに重要度や幸福度といった項目の検討を行うこととしたいというふうに考えているところです。各項目ごとの結果につきましては、統一した検証方法等は示さず、各課、各職員で検討することとしているところです。特に多数の意見、提言につきましては、個別の情報がわからないようにした上で、すべてを議会議員に配付するとともに、職員全員が見ることができるようにしておりまして、すでに職員に対しては意見、提言を踏まえて事務を行うよう指示をしているところでございます。なお、調査結果としてほとんどの項目で「満足」、「おおむね満足」が多数を示す結果となりましたが、多くの意見や提― 15 ―言を寄せられていること、「わからない」が多い結果など、満足度だけで町政に対する町民の満足度を判断するには不十分でもあるというふうにも考えているところでございます。最後に、今後の活用についてでありますけれども、各項目の結果とともに町民から寄せられた数多くの意見や提言につきまして分析しながら、また誤解が生じているともいえる状況も踏まえながら取り組んでいる施策の見直しや新規事業の企画など予算や事業の展開の参考としていきたいというふうに考えています。特に情報の提供の必要性が多くの項目で意見として出されておりまして施策自体が「わからない」とする結果とともに、町民が望むものの一つと考えられるところでございます。電子媒体が有効な手段となりつつも不慣れな町民も多いことから、伝達方法も含めた有効な広報・広聴システムの確立が課題というふうにも考えているところです。また、アンケート自体に対する肯定的意見が多く寄せられ、調査の必要性を改めて認識させられたところでありまして、情報の発信と意見の聴取という双方向でのやり取りとして今後も二年ごとを目安に継続した調査を行いながら町政への重要な資料として活用を図っていきたいといふうに考えているところでございますので、よろしくお願いいたします。
質問 3番 茂呂竹裕子
ただいまそれぞれご答弁いただきましたので、まず町営住宅について質問させていただきます。今のご答弁の中では、計画的に用途廃止や長寿命化などを図っていくというようなお話でしたけれども、私の住む共和第2団地は、本当に築 29 年から 30 年を越えている住宅が 34 戸あるのです。その中でも、国道沿いにブロック建ての公営住宅が8戸と木造モルタルが2戸ありますが、その奥のほうに 24 戸の木造モルタルだろうと思われる公営住宅があるのですが、さきに建てられたのか半分くらいの公住の方が、この冬本当に寒かったのだと。いろいろ対策はしていると。発砲スチロールというのですか、をベランダに入れたり、窓に入れたり、そして自分たちは防寒ズボンをはいて家の中にいたのだけれども、寒くてストーブから離れられないというような話なのです。どうしてなのかというふうに聞いたのですが、ベランダから風が入ってくるというので― 16 ―す。御存じのように 30 年前というと今と全然工法が違いまして、ベランダはアルミサッシの薄い下から風がピューピュー入っているような、そういうベランダなものですから、高齢者も多く入っているということもありまして、非常に寒いということが訴えられました。それから、豊永の元教員住宅に入ってられる方も、私もたまに行くのですけれども本当に寒いです。あれは、私ちょっとどれくらいたっているかわからないのですけれども、彼女は入居当時からいろいろ対策はしているのだけれども、とにかく天井から冷たい風が降りてくるというのです。それで、ストーブの前から本当に離れられないのだというふうなことを聞いています。どちらにしましても、こういう長寿命化計画に入っているのか入っていないのか。そして、共和第2団地は、あと 15年後ぐらいに建て替えの予定だというふうに聞いているのですけれども、しかし、あと 15 年待たせるのか待たせないのか。高齢者が終の棲家というふうにするのだろうなと思われる人が何人もいらっしゃる中で、それを今後我慢させるのか、あるいはそういうことに思いをはせて修繕などをする必要があるというふうに考えるのか。両方含めてお考えをお伺いしたいと思います。
答弁 町長 佐藤多一
お答えしたいと思います。今茂呂竹議員さんから特に自治会長もされております所のお話ですけれども、実は皆さんにもお配りしておりますこの津別町公営住宅長寿命化計画というのがあります。これに、どこの団地をいつどういうふうにしていくかというのが順次 32 年までの計画を載せているところでございます。これでいきますと、あまりにも津別町の公営住宅が古くなっておりますので、基本計画を策定したのは 21 年の3月に策定しましたけれども、当然その前から準備を進めてコンサルも含めて検討を加えてきたところでございますけれども、それで計画が遅過ぎるという部分も確かにあったかというふうに思いますけれども、とはいえ順次やっていかなければ、なかなか一遍にやるわけにはいきませんので、進んでいかないということで、まずは計画をしっかり立てて、それに基づいて進めていこうということで、今グループ分けもいたしまして、特に老朽化している風呂のない所も含めまして、これが今やっている最中ですけれども旭町団地、これは昭和 35 年、36 年に建てているのです。相当古い建物でして、その次西町、ここの公営住宅は昭和 30 年、34 年に建設し― 17 ―たものです。緑町も昭和 30 年ということで、本岐も昭和 36 年、一部 40 年台にも建てておりますけれども、そして高栄団地も 40 年台というようなことで、ここをまず順次改修、あるいは建て替えを進めていこうというふうに考えておりまして、今茂呂竹議員さんがおっしゃられました共和の第2につきましては、それ以降の状況になります。共和の第2でいきますと昭和 53 年から 58 年にかけて建てられたものですので、その前の先ほどの 30 年台の所からまずは今順次進めているというところでございます。ちなみに、この共和の第2の所でいきますと、今おっしゃられました 34 戸ございますけれども、これは今平成 32 年度の 10 年間で長寿命化計画で直していく分には実は入っておりませんで、その後の構想期間というのをつくっておりますけれども、その後のまた 10 年の中で進めていこうというふうに考えております。それでいきますと平成 33 年から平成 42 年までの間が構想期間ということになっておりまして、この共和の第2団地 34 戸につきましては、平成 32 年までの間は維持管理をするという計画です。そして、構想期間に入りまして、平成 38 年から 42 年にかけまして移転建て替えをしていくというふうな考えで今計画を立てているところですので、中間で若干見直しも出てくるかと思いますけれども、とりあえずは古い所からまずは順次進めていきたいというふうに考えているところです。また、その間、先ほど言いましたように維持管理をするということで考えておりますので、先ほど言いましたように 120 から 140件の毎年修繕要望等も出ておりますので、それらの中にも恐らく入っているかというふうに思いますので、できることを対応しながら進めてまいりたいというふうに考えておりますので、よろしくお願いいたします。
質問 3番 茂呂竹裕子
今計画の中身をお伺いしましたけれども、年間の要望に入っているかどうかということは、ちょっと私もお聞きしていないのでわかりません。入っているというふうになれば、私ももうこれ以上言うことはないのですが、とりあえず防寒対策をしてあげてほしいと。要望者が結構いらっしゃいます。私は数名の方からお聞きしました。ですので、ぜひ何というのですか部分的な改修で済むことだろうというふうに思いますので、ベランダをそっくり今どきのベランダに取り替えていただくなどしていたければ、もうこれ以上言うことはありません。しかし、国土交通― 18 ―省なんかの事業主体、公営住宅法第 21 条なんかも私読ませていただきましたけれども、やはり町が大家さんですので事業主体ということになるのでしょうが、やっぱり国土交通省の省令で定める付帯施設というところに多分入るのだろうというふうに思います。そこのあたりで修繕する必要が生じているというふうにご理解いただければ、しなくてはならないのだろうというふうに思っていますので、そのあたりよろしくお願いしたいと思います。次に、住人の要望はどのように集約しているかということについては、個々が、一人一人がその都度役場に連絡していると。これは住民の方からも聞きました。対応してもらっていますというようなことがありました。雨漏りだとか水道管が破裂したとか、そういう緊急性のあるものはすぐ対応していただいているというふうにお聞きしましたけれども、やはり物置の床が抜けたとか、そういうものはなかなか難しいなと。なかなかすぐやってもらえないというような苦情もありましたし、玄関の踏み石がなぜか基礎のほうにものすごく傾いているのです。場所によって違うのですが、児童公園というのですか、遊園地というのですか、南側のほうはそうもなっていないのですが、北側のほうはほとんど踏み石がかしがっているのです。土台のほうにかしがっていて、ドア出て、すぐそこに踏み石があるものですから、あれは危険だし、高齢者なんかは多分自分の力ではどうにもならないだろうというふうに見てまいりました。私はそのことと、それから今気になっているのは国道側にあるブロックの公営住宅、そこの塗料が剥げて非常にみすぼらしい形になってます。あれもちょっとなんとかならないのかなというふうに思って見てまいりました。そういった細々した、あるいはそして個人の力ではどうにもならないようなことに対しては、ぜひ対応していただきたいなというふうに思います。140 件というような大量の要望があるようですが、どういうふうにそれにきちんと対応しているかどうかということがやっぱり問題になると思います。言ったけれども予算がないとか、できないとか、断られたという話もよく聞きます。その困り度というか、入居者の困っている条件とか、そういうものもやっぱり親身になってお聞きいただければというふうに思ってますので、係の人たちはいろいろご苦労はあると思うのですけれども、住民に寄り添った考え方というのですか、その立場に立って考えていただければというふうに思います。そのことで、公営住宅― 19 ―法設置条例私も見せていただきましたけれども、確か 31 条で管理人の報償金の規定があるのです。これがあるということは、そのうち復活するのかなというふうに思っていましたが、いろんな受け手の事情なんかでとか、あるいは個人情報の問題などで必要なくなったというか、できなくなったというのが妥当なのかもしれませんが、そういうことで置かないのであれば、やはり公営住宅の窓口の所で、やはり親身に取り組んでいただきたいというふうに思います。これについて心がけなどありましたらご答弁ください。
答弁 町長 佐藤多一
個別の修繕要望につきましては、ちょっと私も現場を見ておりませんので、恐らく共和だけではなくてたくさんありますので、そういった所で担当の所が押さえている部分があると思います。大がかりな改修、それから簡単にできるもの様々あるかというふうに思いますけれども、それは現場のほうでしっかり状況を対応しながら改修するものは改修していくということで基本計画にのっとりまして進めていきたいというふうに思います。それから、管理人はこれは置くことができるという規定になっておりまして、今は平成 18 年の合併絡みの関係もありまして置かないことになりました。今も置いてはいないわけですけれども、引き続いて置くかどうかというのは、なお検討させていただきたいというふうに思います。なかなか個人としてやっかいな仕事もありまして、結構やはり文句を言われる側になってまいりますので、わかったやってやるというふうなことにはなかなか難しいところもあるのかなというふうに思います。それらも踏まえて、様子を見ながら進めていきたいというふうに思いますけれども、とりあえずは、やるべきところは建設課の中にそういう担当の部署がありますので、そこが中心となって進めていきたいというふうに考えておりますので、よろしくお願いいたします。
質問 3番 茂呂竹裕子
ご答弁はよくわかりました。それから次の住宅料の減免制度についてなのですが、徴収猶予も含めて制度があるということは私も承知しております。係の方にお聞きしますと、過去には1件あったのだけれどもこのところはないと。そういう減免制度の申請者がないのか、却下されて受けられない人ばかりなの― 20 ―かわからないのですが、ないというふうに聞きました。どこもそうなのでしょうが、公営住宅本当に高齢化しておりまして、長い療養生活あるいは重い病気で入退院を繰り返したあげく亡くなられるというようなことがここ1、2年すごく増えております。ご苦労されているのだろうなということで、こういう制度があるのを知っているかいというふうに聞きましたら、知らないということなのです。これは、本人が申請するというか、制度があって申請すればいいというようなことがわからないというような、そういう制度があったのかいというような話なのです。あるのだったら私も利用したかったわという話もあって、やっぱりそうなんだなというふうに思っていました。確かに、最初の答弁のようにいろいろ細かい字で書かれてはいたのでしょうけれども、なかなかそれが浸透しないというのが悩みだと思います。それは共通の悩みだというふうに思います、どの課でもそうだと思いますが。こういう制度、本当に恐らく何人もの方ではないだろうというふうには思いますけれども、1件もないということでは、やっぱり何か問題があるのじゃないかというふうに思いました。周知されているのかという質問に対しては周知はしているというようなご答弁だと思いますけれども、であれば申請書は何件が上がったのかどうか、ここのところをちょっとお聞きしたいと思います。そして、その申請書が上げられて、どのような理由で却下されたのかというようなことがあればお聞きしたいと思います。
答弁 建設課長 江草智行(建設課長は2014年3月まで)
ただいま茂呂竹議員からありました申請の件数でございますが、今手元にその件数の資料をお持ちしていませんので、何件というふうにはお答えできませんが、過去には確かに申請はあります。ただ、その申請の仕方なのですが、今の公営住宅法の家賃の関係で言いますと所得に基づいて計算をされます。所得の階層によりましてそれぞれの家賃が決まるということになっておりますので、こういうふうに特別な理由がありまして減免をする、あるいは猶予をするというケースのほかに、もう一度その方の収入が長期にわたって減額するような、低くなるような場合は所得を再計算して階層を下げて料金を定めし直すということがございます。そういうケースは何件かございます。例えば、先ほど言いました長期入院もありますし、もう一つ多いのは、収入というのは、扶養の家族が増えると自動的に所得が減ります。― 21 ―そうなると階層が落ちて使用料が安くなるというケースがありますので、例えばお子さんが生まれたというときは、これはもうずっと所得が減ることになりますので、この方はずっと家賃の階層でずっと落ちるということで、そういう場合は年度途中であっても再計算をし直して家賃を減額するということを行っております。そういう点まで含めますと年に1、2件はあるということになります。ただ、今言ったように短期的に収入が落ちて、そしてその期間減額をする、あるいは猶予をするというような場合は、極めてこの制度が今の公営住宅の制度は先ほど町長が言いましたとおりに応能応益という形でやっています。所得を基本に金額を決めているということから、そういうふうに所得階層が落ちたときには下の料金に移るという形で対応することが多い。ですから、例えば短期的に本当に働き手が病気で入院して収入がなくなって1か月か2か月でもとに戻るというようなケースは極めてまれということなので、そういう点からいいますと減額、それから猶予という状況はないということでございます。以上です。
質問 3番 茂呂竹裕子
私もどういう場合に減免されるのか、基準がどのようなものなのかというぐらいなことは少しわかっているつもりなのです。ただ、私算数が弱くて計算式があるのですけれども、それともともとの個々の所得が幾らなのかというのが特定できないものですから、なかなか私のところでは計算できないなというふうに思います。しかし、例えば、6年も7年も8年も自宅療養から入院療養などを世帯主がずっとされていて、あげく亡くなられたとか、がんの奥様が1年、2年のがんの間に札幌の医大に入院して手術を何回もして戻って来て亡くなられたとか、そういうようなケースが最近本当に増えて目につくのです。そういう人たちの所得階層というのは下がらないと思うのです。先ほど課長が説明されたというようなことには多分入らないのだろうと。医療費が要するにものすごく一時的に1年なり2年なり医療費が増えたということで、減免の対象になるというふうに私は素直に読めば、減免の対象になるなというふうに思うものですから、そういったことに対する減免制度を、その該当者の方たちが御存じかどうなのかということが私は問題があるかなというふうに思うのです。知っていれば役場に相談に行くというようなことになると思いますけ― 22 ―れども、知らないばっかりにずっと家賃安いからということで払い続けてきたということなのだろうと思います。見ても申請だとか何だとか大変やっかいな手続きもありますし、そういうことで面倒だとかもともと知らなかったというのが実態なのかなというふうに私は押さえました。そういうことが知っていれば何らかの形でSOSを出すのだろうというふうに思うのですが、そこのあたりが私はちょっと問題かなというふうに思ったのです。療養費が払えなくて役場に相談に行ったのだよという話も聞きました。だけど、そういう家賃の問題までは相談できなかったというようなことでした。今このついでに言いますけども、津別町は毎年「津別町のしごと」ということでこのような冊子を配っていますけれども、これ見てください。これ、ちょっと雄武の議員さんからそれいいからくださいと言って送ってもらったのですが、暮らしの支援情報というのを冊子にして全戸配布しているのですって、毎年。おおよそ町が行っている予防接種だとか、精神障がい者のサービスだとか、あらゆるサービスについて、水道の減免だとか、教育では補助金だとか、そういった町民の暮らしに本当に役立つ行政をまとめて配布しているというのです。私これを見てすべてが入っているかどうかわかりません。よその町のことですから。しかし、こういうものがあれば、うちの町は町民にどんなサービスをしてくれるのか、あるいは、隣で困っていれば、こういうサービスがあるのじゃない、行ってみたらというようなことの話題になるというか助けになると思うのです。これ私1冊町長さんにおあげしたいと思って2冊送ってもらったのですけれど、これ本当に私うちの町は私いい町だと思っているのです。いろんなことをやっていて。ただ、知られていないという部分もあって残念だなというふうに常々思ってますので、これをぜひやっていただければ大分違うのではないかと思います。これあとで町長さんにお渡ししたいと思います。そういった意味で、知らないから助けてもらえないというようなことがないようにしていただければというふうに思います。このことで何かありますか。
答弁 町長 佐藤多一
公営住宅の入居の関係から全体的なお話にもなったところですけれども、1回目の答弁でもお話ししましたように最初に入居される方には、月々― 23 ―の家賃は災害や病気にかかったとき、収入が減ったときなどに減額、減免の徴収を猶予することができます。この場合は、入居者の申請が必要ですということで、こういうものを入居する際に出していただくときに、それは担当のほうからもご説明しているのですけれども、そして毎年毎年収入調査があるということで、そちらにも同種のようなものが書かれているわけですけれども、やはりこういう収入を調べるものを送るときに、やっぱりこういうふうにつける、大きな鏡に大きな字でこういうことがありませんかというようなことも大きく書いてやることによって公営住宅の部分については対応できるのかなというふうにも思っているところです。それから、暮らしの支援情報ということで1冊いただけるということですので、これは…すみません、いただきます。雄武町さんの各種支援制度一覧ということでカラーできれいに出ておりますので、これも子育ての部分では、1枚物で出ているのを私も見ているところです。それから、町のママップの会という人たちが立派な物をつくって、それを母子手帳交付のときに渡したりしているところですけれども、今の「津別町のしごと」ももう少し今までの流れでずっときていますけれども、記述する内容だとか、そういったものも含めて検討したいなというふうに思っていたところですので、そこに組み合わせるか、あるいはこれはこれとして1冊で雄武町さんのように支援情報として出していくか、これはちょっと検討させていただいて、これは知ってもらうことは質問にありました住民満足度調査の関係もありますので、いろんなことをまず知らないという部分がやはり出ておりましたので、それに対する知らせる方法をいろんなパターンで考えていかなくちゃならないというふうに思っていますので、こういったものも非常に有効な手段になるのかなというふうに思っていますので、ぜひ検討させていただきたいというふうに思います。以上です。
質問 3番 茂呂竹裕子
是非そのようにお願いしたいなというふうに思います。町民の皆さんにとって行政というのは、極端に言うと自分たちにどれだけのサービスがやられるかというようなことだと思うのですよね。篠原さんの後の満足度調査の中にも出てきますので、これ以上私も言いませんが、次に移らせていただきます。― 24 ―住民満足度調査の結果、先ほど町長1回目の答弁いただいたのですが、私ここで言いたいことは、まちづくり懇談会では出てこなかったような意見、提言というのがすごくたくさん出していただいたということです。これは町民の皆さんが真摯にアンケートに答えていただいたということで、それは評価されるべき問題だなというふうに思います。中の項目については、それぞれあったと思います。しかし、多くは満足、おおむね満足というのが多かったというふうに思いますが、ただ一つ、満足に不満もあったのがさんさん館でした。これは、私たちもさんざんあれが建つ前には議論もして、そしてつくった建物だったのですが、町の人たちはやっぱりこれ以上箱物はいらないとか、維持費はどうするのだとかというような財政的な懸念を示されているような問題もありましたけれども、意見、提言がどの項目よりも上回って 202 件もあったということで、これはその中で活性化になるとか期待するという肯定派は私数えてみましたら 11.4%、いろいろ書き方あるので前後あるかもしれませんが肯定派は 11%から 12%だろうというふうに、要望も書かれた方を肯定派に入れても 25%程度で4分の1ということなのです。圧倒的に批判が多かったと。こういうことはやっぱり町長さんもお受け止めになるべきではないかというふうに思います。こういった批判、それから満足しているよというようなこういうものは、今後の行政にも生かされていくというふうに先ほどご答弁いただきましたので、これ以上は私はもう何も言うことはありません。篠原さんにあとやっていただきたいなというふうに思いますので、これで終わりたいと思います。どうもありがとうございました。
答弁 町長 佐藤多一
まちづくり懇談会でなかなか出てこないような意見が、それを意識的に考えて更に町民の皆さんの意見を是非聞いてみたいということで、いろんなパターンの一つとして更にこれを始めたということです。まちづくり懇談会はまちづくり懇談会でまた双方向で、そこで意見の話し合いができますので、それはそれで言った、答えた、そして何回もそれを繰り返されるという良さがありますので、それはこれからも続けていきたいなというふうに思ってます。そしてこのやっぱり満足度調査ということが初めてやりましたけれども、実に 2,000 を超えるようなご意見等い― 25 ―ただきましたので、これは非常によかったなというふうに思っています。ただ、何といいますかお答えをいただいたのは三十数パーセントということで、逆に言えば 63%ぐらいの人が回答していないということになります。何というのですかサイレントマジョリティーとでも言うのでしょうか、それはもういいんだ、それで十分だというふうに思っている人もいるのかもしれませんし、言ってもだめだというふうに思っている人もいるのかもしれませんし、あえて出す必要はないよという立場上というようなふうに思っている人、いろんな方がいるかというふうに思いますけれども、出てきた意見は非常にたくさんありますので、一つ一つ政策、それからまちづくりに反映できるものを入れながら進んでいきたいなというふうに思っています。それとさんさん館は、これは時期的に 11 月の調査ということもあって、その後御承知のようにいろんなイベントが繰り返えされたりとか、それから二つほど賞をいただいたりとか、そういう外からの評価も非常に高くなっているのも事実です。今日はちょっと私も行けなかったのですけれども、ラジオ体操毎日6月1日からやっていますけれども、今日はなんかびっくりするような人が集まって、天気も良かったのだと思いますけれども来ていたというお話も伺ってます。そういったことで、あそこがなければ、そのまま営業していない病院と倉庫があったという所で、そのままにしておいていいかどうかというふうに考えていくと、やはりシャッター街化していく中心市街地の活性化という中では、やはり自分としては必要な建物であるという認識を持っておりますので、これをどんどん活用していただきながら人々がそこに集まりながら会話を交わして町のことを考えていただく、そして自分も楽しんでいただくということを是非そういう形で使っていただきたいなというふうに思いますし、そういう仕掛けも必要になってくるだろうと思います。ですから、2年後にまた調査をするときに、ここがどんなふうなことになっているか、ちょっと楽しみに期待をしたいなというふうに考えておりますので、よろしくお願いいたします。