津別町議会 平成23年第5回定例会 2011年6月28日
役場組織機構の職制職務等のあり方について
2011年6月28日、津別町議会の一般質問で、谷川忠雄議員が「役場組織機構の職制職務等のあり方について」質問し、町長 佐藤多一が答弁しました。
- 質問者
- 谷川忠雄 議員
- 答弁者
- 町長 佐藤多一
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
件名は質問の本文をもとに当サイトで付けたものです
質問 2番 谷川忠雄
〔登壇〕 それでは、先に通告の質問を町民の声を踏まえ、1点に絞り提言を含め質問しますので、簡潔かつ前向きな答弁をお願いいたします。まず、一つ目ですけども、役場組織機構の職制職務等のあり方はということで要旨― 52 ―を説明いたします。現在の行政機構は、近年のグループ制の導入に伴い、主幹、主査制に移行をしたが、特に課内に主査が多数在籍し、町民の側から見れば、各主査の担当業務がわからなく、親近感等がわかないとの声が聞かれます。この新職制は、庁内向けの職制の傾向が強く、町民視点に立ったわかりやすい職制とは言い難いと思える。また、グループ制といっても内部的には担当は決まっている実態にある。もって職員配置一覧表の主査氏名の後ろに括弧書きで、所管業務を明示すべきと考えるが、町民サイドの目線に立って検討をいただきたい。なお、グループ制移行による成果や検証で、特筆点は何があるか聞きたい。まず1点目、従前の課・係制との特別な違い。2点目、主幹・主査制の役職ポストが、従前の課長補佐だとか係長という職名違って、町民がどの立場の人に話ししているかわかりづらいというふうな話があります。3点目、広報に主幹の担当業務を載せるべきでないかというふうなことでございます。4点目、担当の職務責任があいまいになっていなかどうか。最後5点目ですけれども、最近の事務の遺漏やミスプリ等がたびたび出ていると。新職制による影響がないかどうかお聞きをいたしたいと思います。よろしくお願いします。
答弁 町長 佐藤多一
〔登壇〕 それでは、谷川議員さんからご質問のありました件についてお答えしたいというふうに思います。まず、各グループの主査の業務がわかりにくいと。職員配置一覧表の名前の後ろに担当業務名を入れるなど、わかるようにしてほしいということでございますが、毎年広報5月号で担当者名を、また「津別町のしごと」には各課が所管している業務名を記載しているところでございますけれども、ご指摘の内容を踏まえまして新年度に向けて、誰が何を担当しているかについて主なものをわかりやすくお知らせできるよう工夫してまいりたいというふうに思います。あわせて、現在は役場を訪れた方が迷わず用を済ませたいというところに行けるように、課の名称看板とともに番号札を表示していますけれども、さらにわかりやすい表示や案内方法について検討することとい― 53 ―たしたいと思いますが、入り口正面の職員に尋ねていただくことが本当であれば一番いいことでありまして、それでいきますとすぐにどこへ行けばいいというのがわかります。また、迷っているふうであれば、職員のほうから声を掛けるようにしていきたいというふに考えているところでございます。それから、グループ制と従前の課・係制との特別な相違点についてということでございますけれども、現在のグループ制は、平成 20 年度から取り入れた制度で4年目に入っています。以前の係制は、係長が係ごとに定めた事務分掌に基づきまして係員を指揮して仕事を進める縦割り型の体系でした。このメリットは、担当がはっきりしており職務の一貫性が保ちやすいという反面、係の壁が高くてセクショナリズムになりやすいというデメリットもあったところでございます。一方、グループ制は、行政が担う事務事業を各課及び各グループに振り分け、そこに配置された職員が相互に協力補完し合いながら全体で仕事を進めていくという横型の体系であります。このメリットは係間の壁が取り払われ、業務の繁閑調整や職員の総戦力化が図られるという反面、職員がお互いに協力しながら仕事を進めていく意識が持てなければ制度のよさが発揮できないというデメリットがあります。しかし、この間の定員管理計画に基づく職員削減や、当分の間、年平均で6人を超える定年退職者が続くことを考慮しますと、早晩現行の縦割りによる行政機構では組織を維持することは難しく、グループ内での職務補完など職員の総力化を図らなければ事務処理が困難になるとして導入を図ったところであり、道庁も含めまして多くの市町村がこの形態を採用しているところでございます。現在これまでの取り組み状況を検証し、さらに効率的、機能的な組織とするため庁内の検討会議を中心に検討しているところでございます。次に、主幹・主査制役職ポストの立場が町民にはわかりづらいということで、旧来の課長補佐、係長との比較ということでございますけれども、グループ制における主幹の役割は、グループのリーダー、総括として課内の業務を配置された職員に分担し、業務を効率的に進めていくことを担っています。必要によりグループの一員として実務を担当するほか、課長を補佐する役も担っているところです。また、主査職は、グループで所管する業務のうち、割り当てられた事務事業について担当者として業務を推進します。あわせて業務の円滑な推進のため、部下の職員に指示指導を行うなどの― 54 ―役を担っているところです。従来の係長は文字どおり係の長でありましたが、主査は一つのグループで複数同格の職員がいる場合に使う係長級の役職名という意味でございます。広報にも主幹の担当業務を掲載すべきではないかという点でございますが、主幹はグループの代表であり、個々の業務を担っているわけではありませんが、グループが所管する主な業務の名称を付すこと等について、新年度に向けて検討してまいりたいというふうに考えているところです。次に、担当の職務責任があいまいではないかという点でございますが、係制は責任、権限の帰属が比較的はっきりしていましたが、グループ制はグループ内に同格の主査が複数いることから、責任の所在に対する意識が薄れがちになる傾向があります。本来グループ制は、職員個々が責任を持って担当する業務に取り組んでいく仕組みでありますことから、機会あるごとに意識改革を促してまいりたいと思います。最後に、最近は、事務の遺漏、ミスプリが多発しており、新職制の影響、弊害はないかということでございますが、どんな組織に改革しようと、どんなに職員が減りましても法令等に従い職務を遂行するという基本姿勢を踏まえ、適正に職務を執行することは行政の基本でございます。そのため、平成 21 年度に作成しました事務処理ミス防止対応方針に基づきまして、ミスの発生防止に努めているところですが、いまだ事務処理ミスが発生していることから、緊張感を持って業務にあたるよう取り組んでまいりますので、よろしくお願いしたいというふうに思います。
質問 2番 谷川忠雄
何点かお話をしますけども、前段に今回から答弁書の配付があったということで、非常に従前から比較しますと内容的にも非常にわかりやすくて、総論的にはいい改善がなされたかなというふうに思っております。それで、グループの主査制の職員配置の関係ですけども、役所はいずれにしても町民のためにある職場ですので、町民の目線に立って、この辺についても十分また留意をしながら内部検討に加えて考えていただきたいというふに思います。それと、グループ制と従前との比較の関係なのですけども、一人の人間の能力といいますか、所掌業務については、いずれにしてもどういうふうな形をとっても限界があると。細かく分けていきますと担任業務は、それぞれやっぱり専任に分かれていくの― 55 ―かなというふうな感じがするのですけれども、現状では改善の兆候がなんか見えていないような気がいたします。それらについて、もろもろ内部的なご苦労もあるというふうには思うのですけども、この辺を含めて本当の名実ともに総力戦ができるように十分この辺も対応をいただきたい。それと関連して、道庁の話も出ていましたけども、道庁は言ってみれば住民の末端行政とは違いまして中間的な役所でございます。だから、末端の市町村とは当然、職制、職務等が違うのは当然かなというふうに思いますので、この辺はあんまり私としては参考にならないのかなと。やっぱり、末端行政をいかに住民が利用しやすくて、親しみやすくて、顔が見えるかというふうなとこが一番大事かなというふうに思います。それと、主査制と主幹制の問題ですけども、主査もざっと数えたら 50 人おります。職員の半数ぐらいが主査かなというふうな感じするのですけれども、これは従来の比較としますと、どうしてもやっぱり内部向けの役職名的な色彩が強くて、我々でさえ、ある程度の年数がたつと、誰がどの部署を担当しているのか本当にわからないような形になってきていますから、住民はそれ以上かなというふうな実感がありますので、この辺も含めて検討をお願いしたいなというふうに思います。それと、担当の職務責任の関係ですけども、担当がピタッと係制みたいに決まっていない形なものですから、責任の所在といいますか担当が分散すると、もたれ合いというか、そんな形で無責任になる心配もあるのかなというふうな気持ちを持っていますけども、この辺についても現状を十分分析しながら検討をされたらいいかなというふうに思います。最後、ミスプリの関係等については、町長もおっしゃいましたように謝罪等も何回か以上は聞いていますけども、なんかあまり減っていないような感じがするものですから、いい意味でこの辺については警鐘をしておきたいというふうに思います。終わります。
答弁 町長 佐藤多一
グループ制は、今 23 年度ですので、20 年から始まりまして、もうすぐ3年半になるかなというふうに思いますけれども、それなりにやはり浸透し― 56 ―て、役場の中では 20 年から比べると浸透してきているというふうに考えています。これ、道の話も私のほうからも言いましたけど、道も含めてと言いましたように、この近隣の町村でも相当数もう既にこの制度、津別町に先んじていろんなところがやっておりまして、特に美幌町さんはもう早々とやっております。広域で事務組合をつくっていますが、消防のほうも昨年から津別のほうもグループ制を導入したということで、順調にグループ制は進んできているかというふうに思いますけれども、一方で、改善しなくちゃならない部分というのも、この間たくさん検討委員会が開かれまして、デメリットの部分、あるいはいい部分ももちろんあります。いい部分があるからやろうとしているわけですけれども、それは一つ一つまた解決させていただきたいなというふうに考えているところです。これは、グループ制になっても、どのグループ、何々グループ、何々グループと分かれていますけれども、そこのグループは、どの仕事を担当するのかというのは事務分掌の中できちっと決まっていまして、細かな分掌が事務分掌、分け方がされていますので、それをそのグループみんなでやるのだというようなことでありますけれども、そこの中では主に担当するところはあなただよと、こちらのほうの担当はあなただよということで、それはグループのリーダーが総括しながら進めているという内容でございますので、よろしくお願いしたいというふうに思います。できれば、この秋ぐらいまでには、その検討委員会から答申をもらいまして、そして来年の4月には、それに基づいた機構改革も進めたいというふうに考えておりまして、今ある課の体制をもう少し縮小しながら、なおかつ課によっては人数のばらつきが、これ例えば会計課とか議会とか、そこはもうやむを得ない話ですけれども、ほかを見ていきますと、やはり相当なばらつきがございますので、これも平準化できるところはしていくということも一つの考え方として、そうしていくと、これぐらいの課が必要ではないかというようなものも含めて、提案を私のほうに出してもらうことになっておりますので、それをまた皆さんのほうにも時期がきましたらお話をさせていただいて、そして当然課の設置条例とか、そういったものにも関連してまいりますので、できれば例えば 12 月議会だとか、そういうところで議案の提案ができるような方向に持っていきたいなというふうに思っているところです。― 57 ―あと、なかなかこれは新人の方がたくさん増えてきていまして、顔が見えるようにということでもありますけれども、これはやっぱり来るたびに、その都度会ってもらって名前を覚えていただくということでお願いしたいなというふうに思います。津別の場合、幾ら役場が人数が多いところとはいえ、市や大きいところに比べますと3階も4階建てもあるところでもありませんので、せいぜい2階建てのところの行ったり来たりの話でありますし、場所によっては定年退職者を総合窓口につけたりとか、あるいは自治会の方を回り順で総合窓口の担当にしたりしているところもあるというふうに講演で聞いたこともございますけれども、それも一つの方法ではないのかなというふうに思いますけれども、要は看板掛けるのですけれども、それを見てずっとわかるまでじっと目で追って探すのではなくて、気軽に役場に入って来たら、この用事で来たのだけれどもどこへ行けばいいということで言ってもらえば、すぐ対応できると思いますので、表示はいたしますが、そういう方向になっていくとお互いに声も掛け合って話もできるようになりますので、そういうほうも一緒に進めていきたいというふうに思いますので、よろしくお願いします。そして、ミスプリ等々、ぽろっぽろっと出てくるものですから、これは本当に大変申し訳ないというふうに思っています。また、出ないようにしっかりまた心して再チェックをしっかりしていきたいというふうに思いますので、よろしくお願いいたします。
質問 2番 谷川忠雄
町長の丁寧なお答えで、意向についても十分そしゃく、検討いただけるというふうな形をお聞きしました。来年、新体制といいますか、新職制等含めて住民評価が得られるように期待をしまして質問は終わりたいというふうに思います。