みんなの議会

津別町議会 平成22年第10回定例会 2010年12月16日

(1)TPP参加反対の取り組みについて/(2)各種予防ワクチンの接種について

2010年12月16日、津別町議会の一般質問で、茂呂竹裕子議員が「TPP参加反対の取り組みについて」「各種予防ワクチンの接種について」について質問し、町長 佐藤多一が答弁しました。

質問者
茂呂竹裕子 議員
答弁者
町長 佐藤多一

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

議員が最初の質問で述べた件名は 2 件あります。1回の登壇で続けて質問しており、議事録の中に件名ごとの区切りが無いため、1件の中に並べています。件名は議員の発言から取ったものです。

質問 3番 茂呂竹裕子

〔登壇〕 議長のお許しをいただきましたので、かねて通告の3点について質問させていただきます。まず一つ目ですが、TPP参加反対の取り組みについてなのですが、菅政権は去る 11 月9日、環太平洋戦略的経済連携協定、いわゆるTPPについて関係国との協議を開始すると突然言われて、包括的経済連携に関する基本方針を閣議決定しました。TPPは、皆さん御存じのとおり関税を原則撤廃し、農産物の完全自由化を進めるものであり、日本農業と地域経済に深刻な打撃となるものです。先ほど町長の行政報告にもありましたが、11 月の 27 日、網走で 1,500人の参加する集会が持たれました。しかし、参加者はオホーツク管内全域からでしたので、津別町からは 46 人と報告されましたが本当に限定的なものでした。TPPに参加すると、その影響額は日本全体では 4.5 兆円、食料自給率は 14%― 33 ―になる。また、雇用は 17 万 3,000 人、農家戸数が3万 3,000 戸が減少し、農業ばかりではなく関連産業や林業、漁業、金融などにも大きな影響が出てくる。地域経済や社会の崩壊につながる場合もあると懸念されています。津別町への影響は、農業産出額だけで農家戸数の約7割にあたる 152 戸に影響があり、34.2億円というふうに試算されております。しかし、この町の特産である主要農産物は小麦、ビート、澱原の馬鈴しょ、牛肉、乳製品が含まれております。関連する農協や運送業、加工食品業への影響は例外品目を認めているFTAやEPAを上回る津別町の経済は、壊滅的打撃を受けることが必至です。過疎に悩む地域崩壊にとどめを刺すTPPへの参加阻止に住民を上げての取り組みが必要ではないでしょうか。町民の暮らし、豊かな環境を守るためにTPP参加反対、農業を守れと政府に明確な意思表示が必要と考えますが、町長の御所見を伺います。次に、各種予防ワクチンの接種についてです。今年の3月議会で子宮頸がん予防のワクチンの無料接種について、また6月議会では子宮頸がん、ヒブワクチン、小児用肺炎球菌ワクチンについて公費助成を求める質問をいたしました。町長は、ほかのワクチンも含めて、新年度に向け具体的に検討すると答弁されておりました。12 月4日の道新によりますと、道は3種類のワクチン接種について接種を受ける人への助成を新たに始める市町村に対して事業費の半分を補助する。本年度と来年度の2か年の措置で、これにより対象者の接種を促す。国からの交付金を活用して補助をする市町村には原則的に接種費用を全額助成するよう求めるという報道がありました。このとおりであれば、我が町にとって絶好のチャンスではないか、来年度を待たずに実施する用意はあるのか伺います。3番目ですが、こども園の開設についてです。津別町が平成 26 年度に開設をするというこども園ですが、現行保育制度と異なる新たな新制度です。報道によりますと、新制度のこども園は、制度としてはまだ固まっていないために、保育料を払えない恐れのある子どもや、手のかかる3歳未満児や特別支援の子どもを受け入れてもらえないのではないかとか、こども園の保育料は全国一律の公定価格をもとに自治体が決めるというふうになっていますが、保育単価が大幅に上がるのではないかなど、中身が不透明ゆえに不安があるとされています。その上、政府には財源の見通しもまだ立っておらず、この制度が本当にできるのか懐疑的な見方もあるようです。政府は幼稚園経営者や保育労働者、保護者等の反対に遭い、こども園1本に集約できないため従来の保育所や幼稚園を認めざるを得ないような状況にありますし、3歳未満の子どもの受け入れを条件に含めないというふうに、責任を負わせないというコメントもあるようです。しかし、津別町の保育所は今老朽化し、建てかえの時期を向かえ、町長は― 34 ―2期目の公約で、こども園の開設を内外にPRしています。こども園は現行の保育制度から見て後退させてはならないし、現行を上回る保育環境、保育内容が期待されます。こども園はまた幼稚園と合体し、保育を要さない子どもも受け入れたり、調理場の設置、あるいは園舎の規模も大きくしなければなりません。現在の保育所は、園庭は狭く駐車場もなく、子育て支援センターを併設するとなればかなりひろい場所の確保は必要だと考えますが、こども園にするとして保育に対する町の責任、経営の主体、建設予定地、財源の見通しなどをお聞きしたいと思います。よろしくお願いします。

答弁 町長 佐藤多一

〔登壇〕 それでは、茂呂竹議員からの3点のご質問についてお答え申し上げたいというふうに思います。まず、TPPの反対行動の関係でございます。内容的には茂呂竹議員さんがおっしゃられたとおりでございますので、この説明については省かせていただきます。津別町の農業に与える影響額も今農家戸数で 152 戸、そして農業産出額では 34 億 2,000 万円というふうに、これ私どもの産業課で試算した数字でございますけれども、非常に大きな数字になってございます。これが進めば町としても相当な打撃を受けるというのは間違えない状態になってございます。これまで津別町の対応につきましては、11 月の 12 日に札幌市民ホールで開催されました地域社会のあり方等を問う道民総決起大会、ここにTPPの関連で参加してございます。それから、議員もおっしゃられました 11 月 27 日には網走市で開催のオホーツク総決起集会、これにも参加してございます。そして先般 11月 29 日に臨時議会におきまして、意見書の提出決議をいただいたところでございます。こういったことで進めているところでございます。情報によりますと12 月の6日からニュージーランドで開催の第4回9か国会合、ここへの日本としてオブザーバー参加を要望したそうですけれども、これが拒否されたというようなことも聞いてございます。今後の政府の動きについても十分注意していかなければならないのかなというふうに思っております。町の今後の取り組みですけれども、今のところ町独自としての単独行動は検討してはおりません。計画はしておりません。12 月1日にNHKホールで、東京で全国町村長大会が開催されまして、そこで全町村長が明確にこのTPPに反対するという決議を行ったところでございます。その中の一つの津別町ということにもなってございますけれども、今後さらに国、道あるいは管内の動きが、さまざま来年の6月が想定されておりますけれども、それまでの間の中に幾つか出てくるのではないかなというふうに考えておりますけれども、そういった取り組みも見なが― 35 ―ら農協、農業委員会、そういったところとも協議をしながら、やるべきときが来ましたら対応を進めていきたいというふうに考えておりますので、よろしくお願いしたいと思います。それから、各種予防ワクチンの接種の関係でございます。議員もおっしゃられましたように、これまで私の答弁といたしましては、国の方針、あるいは他の市町村の動向も少し見させてくださいということ。ただ、命と健康を守るという観点から、事業としては町としていろいろあって優先順位はありますけども、そういった観点からして、新年度で何とか方向付けをしていきたいというふうにお答えしておりまして、実は新年度に町独自で3つのうちの1つのヒブワクチンの予防接種を予定したいというふうに考えておりましたけれども、国の動きが御承知のように円高デフレ対応のための緊急総合経済対策ということで補正予算が成立をいたしました。これを今度都道府県で基金を設置して、そこから市や町に交付されるということになりまして、平成 22 年と 23 年度の2か年ということです。22 年は間もなく3か月ほどで終了しますけれども、補助率が国が2分の1、市町村が2分の1ということであります。この2年間ということですけれども、聞きますと、この3種類の予防接種というのは、平成 24年度からは一般のいろいろ今やっています予防接種、その中に組み込まれていくということでございますので、それまでの間の 22、23 の対応というふうにされているようでございます。そこで、こういった動きを受けまして町の対応でございますけれども、今から準備を始めていきますと、大体来年の2月1日ぐらいをめどにいたしまして、そこから3種類の予防ワクチンの接種事業を開始していきたいなというふうに考えているところです。いろいろ国からの範囲がありますけれども、町としては子宮頸がんワクチンの部分につきましては、これは国のほうでは中学1年生から高校1年生までというふうにしておりますけれども、高校2年生ですと、まだ3回の可能性が残っておりますので、ひとつ高校2年生まで拡大して行いたいというふうに考えています。ですから高校2年生の部分は補助対象外になりますけれども、そんな形で補助以外の部分は、すべて町のほうで全額補助していきたいということで、個人負担はなしということで進めていきたいというふうに考えているところです。そういう形でいきますと、まずは今年度 22 年度で予算が必要になってまいります。そこで、今年度の予算の関係ですけれども、試算をいたしましたところ子宮頸がんワクチン、これは中学1年生から一つ拡大した高校2年生までを対象にいたしますと 137人おりまして、おおむね大体全部が受けるというふうには恐らくならないのかなというふうに聞いておりますので、8割をとりあえず見まして、大体平均の単価を1万 5,000 円というふうに見まして 165 万円ほど子宮頸がんの予算が必要かなというふうに思います。それから、ヒブワクチンについてはゼロ歳から― 36 ―4歳までということで、乳幼児を対象として最大4回ということですけども 148人おりまして、これも既にされている方等々もあるようですので、6割というふうに見まして単価が 7,000 円ということでいきますと 63 万円。それから小児用肺炎球菌ワクチン、これもヒブワクチンと対象、回数も同じですけれども、これも 148 人の同じく6割ということで、これは単価が1万円というふうに見ますと 90 万円ということで、合わせますと 318 万円ということになります。プラス、これにお知らせパンフというものが必要になってきますので、若干これに上乗せが必要かなというふうに思います。これに対する交付金、先ほどの都道府県に基金を設置してそこから交付される部分については、今の費用に対して 139 万円ほどというふうに見てございますので、差し引いた分は町の持ち出しというふうになろうかと思いますけれども、これは次の補正予算、今回ではありませんけれども、次の予算のときに提出をさせていただきたいというふうに考えておりますので、よろしくお願いしたいと思います。それから、こども園の関係ですけれども、現在も認定こども園制度というのがございまして、これは文科省と厚生労働省が協議して定める国の指針、これを参酌しまして各都道府県の知事が条例で定めるというふうになってございます。これは就学前の子どもに幼児教育と保育を一体的に提供する施設というふうになっておりまして、保護者が働いている、働いていない、そういったことにかかわらず受け入れるというふうな施設でございます。加えて地域における子育て支援もあわせて行うということで、すべての子育て家庭に相談活動だとか、あるいは親子の集いの場所、こういったものを提供していくということになっています。現在の認定保育園のタイプは4タイプがございまして、一つは幼保連携型といわれる部分で、認可保育所と認可幼稚園とが連携して運営していくタイプのもの。それから、幼稚園型といわれるものは認可幼稚園が保育に欠けている子を受けて入れていくということ。それから、逆に保育所型というのは、認可保育所が保育所に欠けている以外の子どもも受け入れていくというタイプのものでして、それで最後の4つ目は地方裁量型ということで幼稚園、保育所どちらも認可もない施設が認定こども園として機能を果たせるようにというふうなことで、この4タイプがありますが、これは文科省と厚生労働省の両省からの認可が必要という形になっております。こういうタイプのものが今全国で 532 か所あるということで、道内では 32 か所というふうに聞いているところです。こういう現在の認定こども園を今新しい政権がさらに検討しております。その内容について若干お話をいたしますと、平成 25 年の4月をスタートというふうに考えているようでして、子ども・子育て新システムというのを策定中でございます。これは5つほど考えがありまして、1つ目には 10 年後に幼稚園と保育所を廃止してこども園1本にするというのが当初案でありましたけ― 37 ―れども、幼稚園制度の廃止というのは、日本の教育を根底から覆すという部分だとか、あるいは保育の事業主体が市町村から各施設になりまして、問題が起きたら責任の所在がわからなくなると、こういったことが幼稚園あるいは保育所の側から意見がいろいろ出ています。そういう1本化するという最初の案がございましたけれども、今2番目には幼稚園型、それから保育所型、あるいは幼保一体型のこども園を認めるというようなことで、個々の施設が幼稚園や保育所というふうに、こども園というのではなくて幼稚園、保育所を名乗ってもいいですよというようなことも2つ目には検討されていると。3つ目には、幼稚園と保育所と並行する形でこども園を設けるということも検討されていると。それから4つ目には、幅広い概念のこども園をつくって、幼稚園と保育所、あるいは幼保一体型の施設を含めていくというようなことも検討されているというふうに聞いています。最後に5つ目には、保育所だけを 10 年後にこども園に一本化するというようなことも検討されておりますけれども、今、どのタイプになっていくのかというのはちょっとまだわかりませんけれども、聞いている範囲では2番目か3番目が濃厚ではないかというようなことも耳に入っている状態でございます。議員がおっしゃられました問題点、やはりたくさんありまして、入園に際して保護者と施設側が直接契約をするという方式を導入するという方針でございますけれども、現行、幼稚園は保護者と施設側の直接契約ですし、保育所は市町村に保育の実施義務を児童福祉法で規定しているところです。保育に欠ける子どもの入所先については、保護者の希望をもとに市町村が決定して保育所はこれを否定することはできないと、拒否するこはできないというふうになってございます。市町村の関与をなくした場合、入園が断られるのではないかと。子どもに例えば障がいがある子どもが、保育に手間がかかるからということで断られたりとか、あるいは親の収入が不安定なので保育料の納付が心配だというようなことで断られるというような懸念も考えられるということで、この部分については市町村が施設側への指導、あるいは保護者の支援、そういったことをできる仕組みを含めるべきではないかということで、今検討が進められているということでございます。あと幾つか実際に今度津別につくる場合ですけれども、建設の財源につきましては、これも今つくろうと思えば、それこそ今年でもゴーサインが出れば今の制度でつくれるわけなのですけれども、先ほどの 25 年の4月からスタートする新たな制度でいきますと、どういう財源になっていくのかというのは、まだ幾ら幾らということは詳細がまだわかりません。ただ、もし今の制度を利用してつくるということになれば、これは北海道安心こども基金というところから認定こども園の施設整備費というのが出されることになっていまして、補助対象額の2分の1が補助されることになっています。津別の場合、総合計画づくりの中のワークショップでいろ― 38 ―いろ、その分野のお話も出ていまして、仮に、認定こども園の子どもの数、子どもの数によって補助対象額が変わってまいりますので、仮に 120 人というふうに想定しますと、120 人の場合は補助対象額は1億 7,000 万円ということになりまして、これの2分の1ですから、8,500 万円の補助金ということになっております。ですから、額としては相当低い内容になっています。ただ、今年から、ここのこども園については過疎債の対象になるということが新たに加わってまいりました。それと、今年の 10 月1日に施行されました公共建築物等における木材の促進に関する法律というのができまして、これを使ってやることも可能なのかどうなのか、そうするとまたそれを木材でつくらなくてはなりませんけれども、これは林野庁の予算になりますけれども、そういったものの取り扱いも今後つくる上で可能であれば、これは有利なほうにもっていくのも一つの手ではないかなというふうに考えているところです。今後の町の進め方ですけれども、御承知のように乳幼児の数が非常に少なくなってきておりまして、保育所も老朽化が進んでいるということでございます。このままずっと放っておくというふうにはなりませんので、どんな機能を持ったこども園にするかということ、津別に合った形というのですか、これを調査、研究するチームを新年度で立ち上げたいというふうに考えているところでして、そこで課題の整理を一つ一つ整理していこうというふうに考えていまして、その課題としては保育所の統合問題も入ってまいりますし、それから建設予定場所、それから今経営している幼稚園側の意向の問題もあります。それから、運営主体をどうするかというようなさまざまございますので、これらにつきまして調査、研究チームで少し時間をかけて研究をいたして、ところどころ中間報告等が出れば、また所管の委員会で検討状況を皆さんにお伝えして、いろいろ議論して協議をしながら進めてまいりたいというふうに考えておりますので、よろしくお願いしたいと思います。以上でございます。

質問 3番 茂呂竹裕子

ただいまご答弁いただきました。TPPの問題については、町長のおっしゃるとおり様子を見ながら必要なときにということで私は了解したいと思いますけれども、しかし、数年前にオーストラリアとのFTAのEPAのお話があったときは、どこの町も私は隣の町の決起集会にも行って参りましたし、津別のここでの決起集会にも行って参りましたし、多分、自治会をとおして町が署名活動もしたと思うのです。そういう記憶があるのですけれども、今回のTPPは、FTAやEPAを上回る大きな影響があるということなので、やはり集会も必要だと思いますし、何らかのアクションを起こすべきではないかと。これは全町に係る問題であり、町長さんの今回の公約で― 39 ―「美しくて、美味しいまち」それの根底に係る問題ではないかというふうに思いますので、そのあたりを弾力的に時期をとらえてアクションを起こしていただきたいと思いますし、私も政党として今署名活動に取り組んでいるところですので、皆さんのご協力もお願いしたいと思います。それから、予防接種のことなのですが、実は、2月から実施予定されるということで、それは大変よかったなというふうに思いますし、この1年間ずっとこの問題取り上げてきた者としては報われたなというふうに思うのですが、実は、半年ほど前に、あるお母さんから、私と同じ世代の方からなのですが、娘さんが子宮頸がんにかかってワクチンで予防できるのだったのだねということだったのです。それでもう恥ずかしいとか、そういうことを抜きにして、よその町でもワクチン打って、補助が出て始まっているから津別町はどうなってるのですかと聞かれたのです。もう我が子はそういうふうになってしまったけれども、ほかの若い人たちにそんな悲しい思いをさせないためにもワクチンの補助をするように署名でもしようと思っているのということでお話がありました。私も町長さんが新年度にそういうお考えもあるようですので、ちょっとお待ちくださいねと言っていたのですが、今日のご答弁を聞きまして早速その方にもご報告したいと思っています。先ほど町長さんの答弁に 24 年度以降は法定という、今やられている法定接種のほうに移行するのだろうというお話でしたので、その点は本当に長い間、地方議会、地方の市町村も努力してきた結果だと思いますし、婦人団体なんかがずっと運動してきた結果だというふうに思っていますので、ぜひ国が責任を持つという方向で続けていくべきだなというふうに思っているものですから、よかったなというふうに思っています。次のこども園なのですが、先ほど町長さんのこれは新たに新しい施設をつくるということでは、本当に慎重に研究を重ねてやっていただければというふうに思います。いろいろなタイプのこども園が想定はされているようなのですが、やっぱり津別の子どもの状況や、親たちのニーズなんかも研究会を立ち上げて、どういうことをするかということを研究するのだというふうにおっしゃっていましたけれども、どういうタイプのこども園をつくるかによっても内容が違ってくると思うのですけども、やはり今若い人たちは、私らの世代とは全然子どもの保育に対する考え方が違うと思うのです。若いお父さん、お母さんたちのニーズをきちっと吸い上げるような形で、最初からその計画の研究会の立ち上げのところから計画に反映できるようにしていただければというふうに思っておりますので、よろしくお願いします。

答弁 町長 佐藤多一

TPPの関係ですけれども、そのようなことで動きが出てきましたら、こうしながら進めていきたいというふうに思います。EPA― 40 ―のお話もありましたけれども、このときもそういった一連の動きの中で署名もみんなで取り組もうということで津別町としても取り組みを進めた経過がございますので、そういったものが出次第、積極的にかかわっていきたいというふうに思います。ちなみに、今おっしゃいました日豪EPAのときの署名活動2回やっていまして、これは平成 19 年の2月に約1回目は 4,000 人ほど津別町内で集まっております。それから2回目は年明けの 20 年の1月にやりまして、このときは 3,500 人ほどの署名が集まっておりますので、そして日豪EPAの交渉の影響と暮らしを考える町民集会というのもこのとき開催してございますので、こういったことが一つの参考例としてなるかと思いますけれども、進めてまいりたいというふうに考えております。それからワクチンの関係ですけれども、これも前の答弁では国等の方向を見ながらというお話をしましたけれども、これは前の答弁でもお話しましたように、道議会の中でも船橋議員さんが質問されて、知事さんが考えたいというのが出ていましたので、恐らく6月議会あたりにはこちらのほうも出せるのではないかなというような見通しも立って考えもあったものですから、新年度ということで動向を見てというお話をさせていただきましたけれども、先立ってこういうふうに動きが出てきましたので、このような形で今年度から進めてまいりたいなというふうに思っています。定期予防接種につきましては、24 年からそういうふうになるということですけれども、今行っている部分については地方交付税の中に、担当のほうに聞きますとそれなりの計算はされているのですけれども、今度は恐らくこの3種類のワクチンも定期になれば交付税の中に入ってくるのだろうというふうに見ておりますけれども、そんなようなことで 24 年からは一般化されればなというふうに、今度は交付税に幾ら入っても町として全額出すというような形になってくるかと思います。ちなみに、子宮頸がんのワクチンは保健師さんに聞きますとものすごく痛い注射だそうです。筋肉注射で、ちょっとなかなか耐えるのが大変らしいという話も聞いておりましたけれども、そんなようなことだそうです。こども園の関係につきましては、これはまずは法律的なものだとか、そういう国の動きだとか、そういったものは担当課のほうで十分チェックをしながら進めていきたいと思いますけれども、まず、保育所と幼稚園という異なったところが今津別町の町で一緒になろうとした場合、お互いにやっている環境が違いますので、まず現場の意見、認識を一致させるということが重要だというふうに思いますし、保育所のほうは社会福祉協議会に委託をして、ある程度のことは町としても承知しておりますけれども、幼稚園のほうはほとんどわからない状態ですので、そういった子どもの内容、日々のことが十分承知しておりませんので、そういう現場の幼稚園教諭の方、そして保育士の方、ここがやっぱ― 41 ―り初めて同じテーブルについて、いろんな大変さだとか、やり方だとかというのをまず話し合う、そして制度的なものも学んでいくと。そしてよそで実際にやっているところも見て来るというようなことで、一つ一つ進んでいけばなというふうに思います。土地の関係は、やはりかなり広いものを要求されるというふうに思いますので、今町が所有している大きな広い土地というのはケアハウスの後ろしかありませんけれども、そこにするか、あるいは別なところにできるだけ町中のほうでご協力願えないかどうかということの交渉だとか、それはその後またイメージが固まってきましたら私も含めてお願いに上がったりすることもあるかと思いますけれども、当面はそういうまずは研究チームを立ち上げて進めていきたいというふうに考えておりますので、よろしくお願いいたします。

出典:津別町議会 平成22年第10回定例会 2010年12月16日 議事録 PDF(33ページ) 間違いを知らせる