洞爺湖町議会 令和7年9月会議 2025年9月11日
自治体ファンドについて
2025年9月11日、洞爺湖町議会の一般質問で、板垣正人議員が「自治体ファンドについて」質問し、企画財政課長 藤岡孝弘、町長 下道英明が答えました。
- 聞いた人
- 板垣正人 議員
- 答えた人
- 企画財政課長 藤岡孝弘、町長 下道英明
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
議員の質問 11番 板垣正人
次に3番目、自治体ファンドについてということで質問させていただきました。これですね、今回、私は公明党所属なのですけれども、参議院選挙の中で、公明党の今回の、何ていうか公約というか、その中で政府系ファンドの設置をするというようなことがよくありました。政府系ファンドって要するに国のお金を利用して、基金だと使われてないようなお金を利用してファンドを創設して、基金運用していくというようなことなのですけれども、それを聞いたとき、私はこれ、うちの町もできるよねと勝手に思ったのですよね。ところが、いろいろ聞いていくと、うちは実はやっていたという話で、金額が私的にはその金額がちょっと少ないのではないかなと思うのです。ということは、今うちの町の基金は大体中身、細かいところも入れて幾らあるのかちょっとお聞きしたいと思います。
町の答え 企画財政課長 藤岡孝弘
現在、洞爺湖町が保有している基金残高につきましては、令和6年度末でいきますと、ちょっと端数を切りますけど、33億9,900万円。これにプラスして、備荒資金組合の6億ということで、合わせて40億程度と基金残高がございます。以上です。
議員の質問 11番 板垣正人
その基金というのは、何かのためにということでそれぞれ目的があってそれを置いてあるわけですよね。聞くところによると、うちの町は今1億で始めて、今4億ぐらいの投資をしているということなのですけれども、それは本当にローリスクローリターンというか、もう全然元本が割れないような形の中で少しずつ増やしていくみたいな格好だと思うのですが。それをやるには、やはりもともとの元金が少し大きくなければ、リターンもあまりないと思うので、ただ基金というのは40億ぐらいですか、全体の。私は有珠山が噴火したとき、いろんなもう財政が大変だ、大変だと言っていた、たしか、8億だとか10億切っていたのですよね。この20年の間で4倍というか、ぐらい増えてきたということで、大変すばらしいことなのですけど。だけど、ただ今日、議会でも話はありますが、結局財源だとかなんとかという話になりますよ。こういう質問すると必ず、いろんな話すると。そこで、例えば今の基金を例えばもっと増やして、例えばそれで運用していって、次の町のために使えるようなお金を獲得するとか、財源をつくるとかという考え方で私も話しているのですけど、その辺どうなものか。それともう一つが、大体今の4億ぐらいの基金でやっていて、運用していて、大体年間でどのぐらいの運用益があるのか、それをお聞きしたいと思います。
町の答え 企画財政課長 藤岡孝弘
ただいま議員のほうからご提案がございました自治体ファンド基金の運用についてでございますけれども、洞爺湖町における自治体ファンドと言われる考え方につきましては、まず財政の健全性を確保しつつ、地域の活性化や、持続可能なまちづくりを推進する上で、運用するに当たって、そこで生まれるその運用益というのですかね。それは一般財源として、非常に重要な財源であると考えております。今、洞爺湖町でも既にやっているとご紹介いただきましたけれども、洞爺湖町におきましては今から4年前、令和3年の8月に、今言われたような考え方に基づきまして、町が保有する基金の運用について洞爺湖町資金運用基準という、これは内規で、訓令で町として定めております。この考え方に基づきまして、現在基金を運用しているところです。この策定しました基準年度の令和3年度に、まず1億円を債券で運用しております。それから令和5年、2年前も1億。それから今年度2億、合わせて4億円を債券による運用基金運用をしております。基金の運用益につきましては、650万円程度、ちょっと端数を入れると651万円が1年間での基金運用益として見込んでいるところです。この基準をつくった令和3年度の年は、それまでは基金は100%町内の金融機関にただ定期として積むだけということで、当時は1億預けても、子供の小遣い銭にもならない程度で何千円とかというような超低金利のときに、やはりそれではいけないのではないかということで、会計管理者と当時協議いたしまして、このような基準を設けて。基金の有効な運用について、すぐ使う目的ではない基金については、ある程度、債権だとか、そのような形で運用、ただ運用するに当たっては、ハイリスクハイリターン、いわゆるギャンブル性の高いものというのは、これは地方自治法上禁止されておりますので。あくまでも元本が保証された上で、利回りのよい債券による運用ということで、現在、この考え方に基づいて4億円を運用しているところでございます。以上です。
議員の質問 11番 板垣正人
今、基金の中身聞きました。やっていてすばらしいことだと私は個人的に思いますし、こういう形でないと少しでも、今ふるさと納税も少しずつ頑張っていただいて、去年で3億ですか。今年はそれ以上いくのではないかというような予想もされているみたいですけれども。そういう形の中で、むしろよく町長がいう、要するに稼げる行政とかとよく言うけど、町の例えば税収なんかもやはり、人口も減ってきているし、だんだんやはり税収は減る一方ではないのかなって思いますし、だからその部分でも何かの町民要望とかいろんなものがあれば、必ずお金が必要だと。そういう部分でこういうものを運用して少しでも、ただ預けたままで、ただただ預かっていますよというだけでお金も、それを運用するお金も同じお金ですから、運用されても絶対いいと私は思います。昔の当時の利息がね、高いときはまた別の話かもしれないけど、今ほとんどゼロに近いみたいなことがずっと続いておりますので、やはり運用益というのは大事なことではないかなと思います。それで、私は金額をもっと増やしたらいいのではないかと思う。運用益というか、基金、要するに、元本が割れないような、本当に確実なようなものしか運用されていないのであれば、またそういうふうに自治体の法律でそうやって決まっているのであれば、そういう形の中でやはり少しでも、ふだん本当に使われないだろうなというような基金を利用して増やして、運用益を少しでも上げた方がいいのではないかなと、私は個人的に思いますけど、その辺はいかがですか。
町の答え 企画財政課長 藤岡孝弘
先ほど、4億を基金のほうから運用しているとご紹介させていただきましたけれども、その令和3年の1億、債券を購入した際は、これの発行元が地方公共団体金融機構という地方自治体のお金を貸し付ける公的な金融機関の債権を1億購入しました。このときの原資は減債基金、町が保有している基金の中で減債基金というのが1億あったのですけれども、これがまず、この基金の目的というのは、起債、公債費の繰上償還だとかのために備えている基金だったのですけれども、これは将来的に見ても繰上償還する町の借金は今のところないということで、この減債基金のほうを債券運用を手始めというか、一番最初にさせていただきました。それから、令和5年度の1億につきましては、これは株式会社東京電力の債券を購入いたしました。保有期間は10年ということですけど、これは原資が合併地域振興基金。今年度購入した2億につきまして、これもそれぞれ、みんなの基金から1億、それから財政調整基金から1億と、原資としております。もっと増やしたほうがいいのではないかというお話ありましたけれども、これは基金にはそれぞれ特定目的基金ですとか、やはり基金の積立ての目的、この基金の趣旨というのはそれぞれやはりその事業に充当するだとか、使い道、使途が特定されている基金も中には多くございますので。あとは噴火災害に備えるために、やはり財政調整基金は取崩しがないよう現在努めておりますけれども、これはいつ何どき災害があるか分かりませんので、これに備えるためにも、やはりある程度現金、すぐに動かせる現金というのもある程度保有しなければならないというような中で、現在4億を運用していますけれども。今後も、検討は続けてまいりますけれども、今議員がおっしゃっていただいたような考えの下、運用できる債券があればさらに運用してまいりたいとは考えておりますので、よろしくお願いしたいと思います。以上です。
議員の質問 11番 板垣正人
大体分かりました。これから、そういう基金が少しでも使えるものが出てくるとすれば増やしていくということだと思います。なくせとは言いませんけど、本当にさっき言ったように今のやつで大体650万ぐらい、1年間で。もし倍になったら1,300万ぐらいですよね、運用益が。今のままでいったとすれば。だから、やはり基金が多分大きくなるので、それは少しずつでも増やしていけるようになったほうが、私は個人的にいいと思います。それでは、最後に町長の意見、考え方をお聞きして終わりたいと思います。
町の答え 町長 下道英明
今、議員のほうからございました、いわゆる資金運用ということだと思いますけれども、洞爺湖町、本町におきましては既に洞爺湖町資金運用基準というのを設けている中で、先ほど課長から、重複いたしますが、今、電力債のほうで運用させていただいているところでございます。そういった面で、やはり自治体の財政事情の効率化という点と、今やっと金利が、今までは金利がない世の中だったのですけれども、これから金利がある世の中になってきた中で、やはり使ってないお金、例えば4年前ですと、某金融機関にただ預けていると。なんか人質として、言い方ちょっと変ですけれども、預けていて、ほとんどスズメの涙だったのが、それから変えていこうということで。私ももともと証券会社におりましたので、8年ほどいて、そういった運用のポートフォリオの中で、株式投資とかというのはさすがに自治体には向いてないと思うのですが、この債券運用については、これから金利ができて金利が上昇していく中では、やはりある程度そういった資金運用について、金利で、お金でお金を稼いでもらうと。そういったこともこの自治体経営の中では大事だと思います。ただ、元本保証ということをまず大前提として担当のほうと調整しながら、今しかるべきポートフォリオという、ちょっと専門用語ですが、分散投資をさせていただくところでございます。議員からご提案がありましたように、しっかりと進めていって、本来ですと例えば4億円だったのが、今4億円預けていますけれども、以前だったら本当に数万円もしなかった。それが、今は六百数十万まで利息がついていますので。これから恐らく金利のほうも上がっていくでしょうから、そういった点では、これからも金利状況、金融情勢を十分注意しながら町としての資産運用に努めてまいりたいと思います。以上でございます。
議員の質問 11番 板垣正人
私がこの質問したのは、議員になったときから、要するに町で、自主財源確保ということで、随分細かい話ですけれども、例えば広報に広告載せるとかね。回覧板のやつ、広告を載せて少しでも収入にしたらいいのではないのとかずっと言い続けてきたほうです。だからこういうことにちょっと気になったのもありますけど、今の町長の答弁のとおりやっていただければいいと思いますので、よろしくお願いします。それでは終わります。